【SS】紗夜「これは…夢…?」

TOP スレッド一覧 SS掲示板 【SS】紗夜「これは…夢…?」

25件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (日菜が…ファッションモデルをやってる…?)

      (しかも、ギターを持ってきてる…?)

      (「るんるんイケイケゴーゴー!」…?)

      (ハッ! まさか、これは夢!? 夢なの!?)

      ──!

      その時、紗夜の眉間が熱く光り始めた。

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (…ッ! な、なんなのこの感覚!?)

      (まるで…本当に現実みたいな…)

      「いたっ!」

      (手や足を動かすと…痛いッ!)

      (何? 何が起きてるの?)

      (さっきの感覚…夢だと気づいてから…なんかおかしい…)

      (この現象を何ていうのかしら…)

      ーーー
      ーー

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      「ん…いたたたた…っ」

      (どうやら、起きてしまったみたい…)

      ーーー
      ーー

      -3年B組教室-

      「白金さんはこの現象を知っていますか?」

      「……? なんでしょうか?」

      「夢の中で夢だと気づいた途端に、感覚がリアルになって手足が痛くなる…といったものなのですが…」

      「……それは、明晰夢というやつじゃないでしょうか?」

      「……明晰夢? ……とは、なんでしょうか?」

      「夢の中で夢だと気づく現象の事です。現実かのように意識や感覚が明晰になるのでこう名付けられました」

      「……はぁ。教えてくれてありがとう、白金さん」

      「ど、どういたしまして…」

      (明晰夢、ね……)

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -23時 紗夜の部屋-

      (今日もまた、明晰夢が見られるかしら…)

      (おやすみ…)

      ーーー
      ーー

      (!?)

      (わ、私がNFOの世界に入り込んでる!?)

      (前衛は…宇田川さんと白金さん……いやいや、おかしいわ)

      (普段は私と宇田川さんが前衛で白金さんが後衛のはず…!)

      (ハッ──これも夢ね!)

      ──!

      (またッ、この眉間が熱くなるような感覚…ッ!)

      (ぐっ…! 手足を動かすたびに激痛がぁ…ッ!)

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (まるで敵が目の前にいるかのような臨場感…!)

      (早く…ッ、早く動いて敵を倒さなければ…ッ!)

      (動いて…ッ、私の身体…ッ!)

      「紗夜さん何してるんですかっ! 早く攻撃してください!」

      「ど、どうしたんですか氷川さん…っ!」

      (2人の声もやたらとリアルね…でもこれは夢、これは夢……)

      ーーー
      ーー

      「ッハァー、ッハァー」

      (ヤバいわ、すごく汗を掻いてる…)

      (今、何時かしら…?)

      (…ッ!? 12時!? まだ、まだ1時間しか眠れてないじゃない…!)

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (もう一度寝ようかしら…)

      (汗を拭くのはめんどくさいし…それ…に…)

      ーーー
      ーー

      「ヤバい! この敵はヤバいって!」

      「フリージング・アイス!」

      (…!! ま、またさっきの夢!?)

      ──!

      (ぐっ…! 明晰夢になると思うように身体が動かなくなるわ…!)

      (剣を振り上げようとするだけでも一苦労…ッ! というか重いわ! この剣!)

      「紗夜さん何やってるんですか! 早く攻撃してくださいっ!」

      (う、宇田川さんが先程と同じ事を言ってる…ッ!?)

      「紗夜さん! 早く!」

      「紗夜さん呼びしないでください!」

      (…!? 口は痛みなく動かせるのね…)

      「はぁ!? 攻撃しないあなたが悪いんですよ!?」

      「こ、攻撃しようとしてます…ッ! ただ、思うように身体が動かないの! 痛いのッ!!」

      (私は何を…何故白金さんと口論しているの…? こんなことをしてる場合じゃないのに…)

      ーーー
      ーー

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -17時 CiRCLEカフェ-

      「ひ、氷川さん……」

      「……」

      (なんだかあの明晰夢を見てから凄く気まずいわ…)

      (し、白金さんに話しかけづらくなってしまった…それどころか、顔を見ることすらも嫌になってきたわ…)

      「紗夜さーん、りんりんを無視しないでくださーい」

      「…喧嘩でもしたの?」

      「あーほらほら、紗夜。何があったのかリサお姉さんに話してみて?」

      「え、えっと…」

      (え? このことを言うの? 馬鹿みたいじゃないかしら?)

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      「実は…明晰夢というものを見まして…」

      (あーーーーっ! 言っちゃったぁぁぁーーー!!)

      「明晰夢?」

      「で、それで?」

      「えっと…そこで白金さんと喧嘩してしまって……」

      (夢の中で喧嘩したから口を利けないってバカよね…現実で喧嘩したならまだしも夢って……)

      「……な、なんだそんなことだったんだ…」

      「…!!」

      (許…され、た…?)

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      「なぁ〜んだ! そんな事だったのか〜! てっきり紗夜がいじめをしてるのかと〜…」

      「ひ、人聞きの悪いこと言わないでください!」

      「それならそうと言ってくれればいいのに〜! てか、明晰夢って何?」

      「感覚や意識が現実みたいな夢の事だよ……」

      「へー! あこも明晰夢見たーい!」

      「喧嘩はしちゃダメだよ〜?」

      「分かったー!」

      「全く、心配して損したわ」

      「ご、ごめんなさい…」

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -22時50分 紗夜の部屋-

      (はぁ…今日はRoseliaのみんなに心配をかけてしまったわ…)

      (もう、明晰夢はこりごり…)

      (身体は痛いし、疲れるし…)

      (それにまた口論なんてしてみてよ、たまったもんじゃない…)

      (もう明晰夢を見ませんように…)

      ーーー
      ーー

      「超絶美少女、みなとゆきなちゃんでぇ〜す☆」

      「お〜www友希那殿綺麗ですぞぉ〜☆ふひひwwwジュルリ…」

      「んぉ〜! すっごぉ〜い!」

      (…!! あ、あれはもう1人の私!?)

      (……あぁ)

      ──!

      「ぐっ…!」

      (きっとこれも、夢だと気づいてしまった…)

      (また、始まるんだわ…)

      (一歩歩くごとに痛みや痺れが走るような、苦痛が…)

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      「ねぇ…」

      「んぉ? 紗夜、どしたの?」

      (あれ? さっきのオタクみたいな今井さんはどこに行ったの?)

      (ここに居るのは、現実のような……)

      (……っ)

      (歩いても、痛く…ない?)

      「うわぁ〜い☆超絶美少女みなとゆきなたんの勇姿、見るぅ〜?」

      「湊さん、何やってるんですか…」

      (凄い…。凄いすごいスゴイ…!! 現実みたいにちゃんと痛みなく歩けてる…!!)

      「あ? 何こいつ? あたし?」

      「消えてください、邪魔です」

      (もう一人の私に触る触覚がリアルだ…それに、温度も感じる…)

      もう1人の紗夜は、煙となって消えた。

      (…!! き、消えた…!? 消えて欲しいと願って、本当に消えた!?)

      (…あぁそうか、これ…夢だもんね)

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (…夢だとまた知覚した途端に…世界が平面になって……)

      ーーー
      ーー

      (目覚めた…)

      (見慣れた天井…)

      (今日は何曜日だっけ…?)

      「おねーちゃーん!」

      「…あ?」

      「学校、遅刻しちゃうよぉ〜!」

      「…ッ!!」

      「7時…50分…あっ」

      (学校に行かなくては…)

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -23時50分 紗夜の部屋-

      (明日は休みね…)

      (好きなだけ明晰夢が見られるわ…)

      (痛みを伴わない現実みたいな夢って、最っ高じゃない!)

      (あぁヤバい、早く寝ないと…)

      ーーー
      ーー

      -8時30分-

      (ッ!!)

      (う、嘘でしょ…明晰夢が、見られなかった…!)

      (こ、こんな筈じゃない…!)

      (だってつい最近まで、連続で明晰夢を見ていたじゃない…)

      (おかしいわ…)

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:jNzY2YjJ[] 返信

      支援支援

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -数日後-

      (やはり明晰夢が見られない…)

      (なんなの? 何故? 理由は?)

      (し、白金さんに聞いてみようかしら…)

      (……いや待ちなさい私。スマホがあるでしょ?)

      (そう、先生も言ってた。人に聞く前に自分で調べろ、って)

      ーーー
      ーー

      (リアリティチェック…やってみようかしら)

      (明晰夢をもっと見たいわ…)

      (NFOをリアルで体感出来るなんて最ッ高じゃない!!)

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -更に数日後 3年B組教室-

      (なんだかたまに、ここが現実じゃないみたいな感覚に襲われて…)

      (今の私も、現実なのかしら…?)

      (ダメだ。苦しい)

      (なんなの? この感覚は)

      「ひ、氷川さん…?」

      (白金さんは、誰に向かって話しかけてるの…? まるでこれも現実じゃないみたいだわ…)

      「もう、分からない…」

      「え…?」

      紗夜は咄嗟に頭を抱え、しゃがみ込む。

      「もう、何も分からないわ…ここは現実なの? 夢なの? なんなの?」

      「えっと…体調悪いんですか?」

      (なんで私だけ一人称視点なの…? 何故私だけ…)

      (本来ならこの世界は三人称なはずなのに…)

      (私の一人称で世界が展開していくのは何故? 私は選ばれたの? なんで双子の妹にすら勝てないこの私が世界の観測者に?)

      終わりなき思索の果てに、紗夜の意識はブラックアウトした。

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (…あれ? ここはどこ?)

      (ガラスの破片が宙に浮いてる…それも無数に…)

      (空間は紫がかってて…ええっと…)

      (私は何故制服を着ているの?)

      (ここはどこなの?)

      (まさか…夢?)

      ──!

      「っ…!」

      (なんなの? ここは…)

      紗夜は自身に襲いかかるあの感覚に驚いて膝をつき、手を床につけて片方の手で頭を押さえる。

      (私は…さっきまで3Bの教室に居た筈…)

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (いけないいけない…こんなところで動揺してはいられないわ!)

      紗夜は立ち上がる

      (取り敢えずこの空間の調査から始めるべきね…)

      (まずは…このガラス片の調査から…)

      (………っ! こ、これは幼い頃に私と日菜が公園の砂場で遊んでるもの!?)

      (こっちのは…私がRoseliaの前のガールズバンドのメンバーと揉めてるもの…)

      (こっちのは羽沢さんとクッキーを焼いてる…こっちのはNFOの明晰夢…!)

      (何かしらこれは…私が体験してきた出来事の記憶ばかり…)

      (……そういえば、ここって歩けるのかしら? 床はないし下は宇宙空間のようなものだけど…)

      (…っ!)

      「あ、歩けた…っ!」

      (何? この声が篭る感じは? 夢だから?)

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      ーーー
      ーー

      「ん…ここは…?」

      「…っ、め、目覚めましたか…」

      (あれ? 白金さん…?)

      「あの後、氷川さんは倒れてしまったんです…」

      「そ、そうなんですか…だから保健室のベッドの上で寝てるんですね…」

      「はい…あ、あの! あと10分で六時間目の授業なんですけど…」

      「もちろん参加するわ」

      「そうですか…」

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      -23時 紗夜の部屋-

      (しかし、あの空間は妙だったわね…)

      (本当になんなの? あれ…)

      「ふぁ〜あ」

      (もう寝ましょう…)

      ーーー
      ーー

      (ん…あれ…?)

      (ここは…夢…?)

      ──!

      「ぐっ…!」

      (今まで経験してきたものよりも、断然痛い…っ!)

      (そ、それより…)

      (…この空間、昼にも見たわね…)

      (さっきは紫だったのに、今度は青くなってる…!?)

      (まあいいわ。またガラス片でも覗こうかしら…)

      (それにしてもこの空間、何もなくてつまらないわね…)

      (…夢なのだから、つまらなかったら自分でものを用意したらいいんじゃないかしら?)

      (例えば、ソファを出してみるとか…)

      ボンッ

      (……本当に出てきた…)

      (取り敢えずこれに腰掛けましょう)

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      「!?」

      (な、なんだか妙に低反発で腰が沈み込んでいくみたいだわ…!)

      (は、早く止めないと!)

      (……ふーっ。なんとか止められたー)

      (…っ! それより、ガラス片の調査をしなくては!)

      (……こ、このガラス片は……私が始めたバスケを、日菜があっという間にこなすもの…)

      (今思えばこれも良い思い出だけれど、当時はかなり憎かったわね…)

      (……あれ? なんで憎しみが、徐々に大きくなっていくの…!?)

      (あ、あぁ…まるで当時のように…!)

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:zYTM2NGV[] 返信

      (日菜が憎い日菜が憎い日菜が憎い日菜が憎い日菜が憎い日菜が憎いいぃ…っ!)

      (あぁ、思い出したわ)

      (この感覚を…!)

      (そうよ、私は元々日菜が大嫌いだったじゃない!)

      (最近腑抜けていたわ…!)

      ーーー
      ーー

      -4年前 体育館-

      (……あれっ!?)

      (な、何故私は体育館に居るのっ?)

      (まさかこれも、夢…?)

      (……!? あ、あの感覚が来ないッ!?)

      (現実なら、まだ私はベッドで寝てるはず…)

      ドンッ

      「いたっ…!」

      紗夜の身体にバスケットボールが当たる。
      1人の女子生徒が、紗夜の方に歩み寄る。

      「おい氷川ー、何ボサーッとしてんだ! さっさとパスしろ!」

      「ご、ごめんなさい…」

      (そう言えばこの人は中学の頃の同級生…袴田さん…)

      (…ッハ! な、なんでバスケットボールが当たる感覚がリアルなの!? 夢じゃないから!?)

      「おい氷川、早く立てよ」

      「す、すみません…!」

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:yNzQ3M2E[] 返信

      ほしゅ

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:yNzQ3M2E[] 返信

      保守

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:yNzQ3M2E[] 返信

      そろそろ続きを…

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:yNzQ3M2E[] 返信

      ずっと待ってるで



25件の返信スレッドを表示中
返信先: 【SS】紗夜「これは…夢…?」

本トピックは、最後の返信がついた日から 14 日後にクローズされます。


#

※投稿前に必ずご確認ください

※投稿前に「 利用規約」を必ずご確認ください

※大きく行間をあける際には、ボタンから[br](改行コード)を挿入してください

※誹謗中傷、自演、荒らし行為、煽り発言、キャラdis発言などはお控えてください

※画像を投稿される前に、「 画像のアップロードに関しての注意事項」を必ずご確認ください

※2つ以上のリンク含む投稿は、スパム判定されてしまうため、アドレス先頭のhを抜いて(https://~ → ttps://~)投稿してください


<a href="" title="" rel="" target=""> <blockquote cite=""> <code> <pre class=""> <em> <strong> <del datetime="" cite=""> <ins datetime="" cite=""> <ul> <ol start=""> <li> <img src="" border="" alt="" height="" width=""> <div class="" title="">

添付ファイル:

許可された最大のファイルサイズは、8 MB です。

他のファイルを追加する