【SS】戸山香澄 美竹蘭「「ボーカルシャッフル?」」【転載】

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113件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      ※このSSは>>1が約2年前にSS速報VIPで投稿した

       戸山香澄 「「ボーカルシャッフル?」」
       https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1561738786/

       の転載です。(多少修正する予定です)

       信じてもらえるかは分かりませんが>>1は投稿者本人です。
       このSSは元サイトにて前後編形式で投稿を予定していましたが
       結局後編は投稿できず終わってしまい、
       多くのバンドリーマーがいるであろう
       このサイトでリベンジしたいと思い、転載することにしました。

      ※個人的な解釈、妄想含みます。

      ※時系列は一応「ツナグ、ソラモヨウ」「有咲の悪くない休日」より後ですが、
       各キャラの関係、呼称、一人称などに違和感を感じるかもしれません。

      ※香澄がネガティブ気味です。

      ※ギスギスしてると感じるかもしれない描写があります。

      ※かす蘭、たえかす、少しだけモカ蘭要素がありますが
      一応百合SSではありません。

      ※このSSを読み不愉快な思いをしても>>1は一切責任をとりません。


      以上のことが納得できる人のみお進みください。




      ライブハウス CiRCLE ロビー


      「「ボーカルシャッフル?」」



      「うん。Poppin’PartyとAfterglowでね」



      「それってつまり・・・私がAfterglowのギターボーカルをやって
       
           蘭ちゃんがポピパのギターボーカルをやるってことですか!?」


      「そういうこと♪」



      「すごいすごーい!楽しそう!」
      ピョンピョン


      「ちょ、香澄!落ち着いて!・・・詳しく聞かせてください」

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「えっと、この前のガールズバンドパーティで

          お客さんにアンケートを書いてもらったんだけど、

          希望要望の欄に、混成バンドをもっと見たいって書いてくれた

          人が結構いてね、オーナーに相談してみたら

          やってみたら良いんじゃないか?と了承してくれたの」


      「おお・・・そんなあっさりと・・・」



      「でも、流石に最初から全パートを入れ換えるのは

          無理があるし、下手をすれば計画倒れしかねないでしょ?」


      「まあ想像に難くないですね」



      「そこで、まずボーカルだけをシャッフルさせることにしたの

          偶然にもPoppin’PartyとAfterglowは編成も学年も一緒。

          しかもCiRCLEで二人しかいないギターボーカル!

          第一弾としてはもってこいだと思ったわけ!」


      「ちょ、ちょっと待ってください!
        
          ポピパとAfterglowじゃ方向性が・・・」


      「でもPoppin’Partyもロックな曲歌うでしょ?」



      「でも・・・」

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「シャッフルってどういう場面でやるんですか?」



      「ごめんごめん。まだ話してなかったね

          ギターボーカルを入れ替えた2つのバンドで

          CiRCLEでライブをしてほしいの

          準備期間は2ヶ月くらいかな」


      「結構長い・・・」



      「いつもと違う状況やメンバーに慣れないといけないからね

          そしてライブ当日のセットリストはみんなに任せるよ

          出来れば2週間前までには伝えてほしいな」


      「・・・まだやるって言ってませんけど?」



      「も、勿論強制じゃないよ!
          
          各バンドメンバーと話し合って決めてくれば・・・」アセアセ


      「言われなくてもそうしますよ」
      ハア

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「でも実現できたら本当に楽しそうだよね!

         あのロックでカッコいいAfterglowと・・・!!」ワクワク


      「そりゃ香澄はそうだろうけど」



      「?」



      「いや、あたしが人と話すの得意じゃないこと知ってるでしょ・・・?」



      「ポピパでも?」



      「ていうかAfterglow以外なら誰でも」



      「そっか~・・・でも大丈夫!ポピパはみんな優しいから!
        
         きっと蘭ちゃんを歓迎してくれるよ!」


      「だと良いんだけどね・・・」



      「心配性だな~」

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「香澄は不安じゃないの?たった一人で他のバンドと組むなんて」



      「楽しみのほうが勝っちゃうもん!

         同い年だしAfterglowのみんなと仲良くなりたいって思ってたんだ!」




      (・・・・・・・・ん?ちょっと待って・・・


         Afterglowって確か・・・・・・・・・・・・・・)




      「・・・香澄?」




      「・・・そっか、私がAfterglowに、かぁ・・・」
      ボソ


      「?何か言った?」



      「な、なんでもない。ただ、ちょっと不安が・・・」



      「?」



      ヴーヴーヴー


      「おっとメールが・・・」



      「・・・いけない!もうそんな時間!?

         ごめん!香澄ちゃん蘭ちゃん!詳細はメールするから!

         とりあえず受けるか受けないか決めておいてね~!」バタバタ


      「あ、ちょっと!」



      「行っちゃった・・・」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「とにかく皆と話し合うのが先だね」



      「だね。私はこれから蔵練に戻るから丁度よかったよ」



      「くら・・・なに?」



      「蔵練だよ、蔵練。有咲の家の蔵で練習するから蔵練!」



      「へ、へえ・・・」



      「蘭ちゃんはどうするの?」



      「あたし達今日はOFFだから、真っ直ぐ帰るつもり」



      「そうなんだ。
         
         ・・・ねえ、よければ蔵練来ない?」


      「え?」



      「折角だし、ポピパの練習風景を見るのはどうかなーって」



      「い、いいよ別に」



      「そうか~・・・無理強いしてごめんね」



      「・・・」



      「じゃあまたn」
      ガタ


      「・・・あ、待って香澄!」



      「ん?」



      「その、練習見るわけじゃないけどさ・・・」

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





        ~その後 市ヶ谷家 蔵~




      「みんなお待たせ~!」



      「あ、香澄ちゃん。おかえり」
      ニコ


      「思ったより早かったな」



      「そうかな。みんな何してたの?」



      「休憩中だよ。パン食べる?

          ちょうど香澄が好きな具を載せたパンがあるよ」


      「ほんと!?食べる食べる!」



      「・・・っておたえに食べられてるううううううう!?」



      「ふぁいほーふ、はんふんおこしてほいたから♪」
      スッ


      「半分って食いかけじゃねーか!」



      「わー、ありがとう♪」



      「いいのかよ!?」



      「ん~♪おいひ~♪」



      「おいひーね、香澄♪」
      ナデナデ

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「ところで、まりなさんからの呼び出しって何だったの?」



      「急に呼ばれたからって出ていったときはビックリしたよ」



      「あ、そうだったそうだった!みんなに話さないと!

         ちょっと待ってね」バタバタ


      「?」



      「ほら、いつまでそこにいるの?入ってきてよー!」

      ???<う、うるさいな!分かってるよ!


      「???」




      「えっと、どうも・・・」
      オソルオソル


      「!?」



      「え、蘭ちゃん?」



      「へー、珍しいお客さんだね」



      「なんだ、人間か」



      「何だと思ったんだよ!?」

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「つーか、なに勝手に入れてんだよ!許可取れ!」



      「ちゃんと取ったよ!おばあちゃんから!」



      「私からも取れええええええ!!」



      「ごめん。香澄を責めないで。あたしが頼んだの」



      「え?どういうこと?」



      「実は、まりなさんにね」





              ~説明後~




      「・・・で、香澄がこれから練習に行くって聞いて

        だったら一緒にポピパの皆と話し合いたいって思ったんだ」


      「だから私が案内したの」



      「そうだったんだ」



      「にしてもボーカルシャッフルね~」



      「また突拍子も無いこと言い出したな・・・」

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      「・・・・・・」



      「おたえ?どうしたの?」





      「・・・香澄は、やりたい?」




      「・・・うん。出来ればね」





      「・・・?」



      「出来ればって?」



      「いや、その、凄く楽しい企画だとは思うんだよ?」
      アタフタ


      「・・・香澄?」



      「・・・・・・」

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「んだよ。はっきりしろよ」



      「意外だね・・・やるって即答するかと思ったのに・・・」



      「いや、やりたいよ!受けるよ!?うん!やる!」



      「お、おう」



      「やりたいんだね?だったら」





      「待って」





      「え?」



      「香澄。本当にやりたいの?」






      「う、うん!勿論だy」



      「目が泳いでる」





      「っ!」




      「香澄がキラキラドキドキしてないなら意味ない」




      「う・・・」




      「応えて。本当にやりたいの?」



      「香澄ちゃん・・・どうしたの?」



      「悪いもんでも食ったのか?」



      「有咲!」



      「じょ、冗談だって!」




      「・・・・・・・・」

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





      「・・・ねえ。CiRCLEで言ってた不安ってなに?」





      「・・・」





      「不安?」



      「なんの話だよ」



      「まりなさんからボーカルシャッフルのことを聞いた後のことだよ

        香澄は楽しそうだけど少し不安って言ってさ、

        香澄の様子がおかしいのは多分そのときから」


      「そうだったんだ」



      「香澄ちゃん。なにが不安なの・・・?」




      「・・・あー・・・いや、大したことじゃないと思いたいんだけどね」



      「・・・」

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:lNmRjN2E[] 返信

      面白くて元サイトで続き読んでしまいました
      このキャラならこう言うのか…!っていうのが凄くリアル

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      >>13
      すみません!!更新再開します!!
      読んでくれてありがとうございます!

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「ねえ蘭ちゃん」



      「?」



      「Afterglowのみんなって幼馴染だよね?」



      「そうだけど?」




      「私がね、蘭ちゃんやつぐたちと
         
          個人的に会って遊んだりするとかは問題ないと思うんだ」



      「?そりゃそーだろ。知り合いだし」



      「なにが言いたいの?」







      「・・・でもね、幼馴染みグループがほぼ全員集まってるところに、

           私みたいな他所の子が入るのはどうなのかなーと・・・」






      「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」



      「はあ?」





      「な、なに?」



      「らしく無さすぎでしょ」



      「全くもって同感」



      「そうかな・・・?」



      「うん。はっきり言ってキモい」



      「本当に香澄かてめー」



      「そこまで言う!?」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「まあキモいは冗談だけど、マジでらしくないよ

          今更気を遣うような仲じゃないでしょ」


      「私もそう思うよ」



      「驚いたな~そういうこと気にするんだね・・・」



      「驚きすぎだよ~」




      「・・・でもね、本当にらしくないよ香澄」



      「そんなに・・・?」






      「だって香澄はどんだけ突き離しても隣にいてくれたじゃん」




      「!」






      「大丈夫だって。香澄は人と仲良くなるの大得意だもん

          Afterglowでも絶対上手くいく!」



      「・・・」

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「うん!・・・それに、私は、面白いと思うんだ

          ボーカルシャッフル」


      「マジかよりみ!?」




      「うん。ちょっと不安だけど・・・

         ガールズバンドパーティみたいに他の人と

         組んでみたい、やってみたい。いつもと違う音を奏でたい」



      「香澄ちゃんもそう思ったんでしょ?」




      「りみりん・・・」




      「それに、香澄がAfterglowで

          どんな音を奏でるのかも見てみたいかな~」



      「さーや・・・おたえは?」




      「・・・香澄が乗り気ならの話だけど・・・

           良い経験になると思うんだ

          ポピパのための、なにより、香澄自身のための」

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「私の、ため?」



      「うん。そろそろ香澄は周りのバンドから学ぶのも

         ありかなって思ってたんだ。ポピパだけじゃない

         ポピパに出来ないことをやってるバンドから、ね」


      「ポピパに出来ないこと・・・」



      「ボーカルシャッフルなんて絶好の機会だよ

         音楽を間近で聞けるどころか一部になれるんだもん」


      「・・・」



      「だから、私はやってみてほしい

          香澄とギターをやれない日が増えるのは寂しいけど」


      「で、でも、蘭ちゃんのポジションに私が入ると思うと

         つぐたちは納得するのかなーって・・・」


      「うっぜーな!いつものように直球で行きゃいいだろ!」



      「でも~」

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      「・・・そのつぐみたちが香澄を邪険にすると思う?」




      「・・・?」




      「香澄はつぐみたちのことを意地悪するやつだと
        
         思ってるのかって聞いてんの」ジロ



      「お、思わないよ!

          だって、つぐもひまりちゃんも巴ちゃんも優しいもん!

          モカちゃんはよく分からないけど・・・」





      「・・・そう思ってるなら心配ないじゃん」



      「だね」



      「うん」




      「え・・・?」

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「それに、香澄言ってたじゃん


         Afterglow のみんなと仲良くなりたいって」


      「あ・・・」



      「んだよ、そんなこと言ってたのかよ!」



      「ということは、香澄の不安って・・・杞憂?」



      「それ以前だよ!無駄な時間取らせやがって~・・・」



      「え、えっと・・・ごめんなさい?」




      「ふふ」




      「?」

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「大丈夫。香澄ならきっと上手くやれるよ」




      「蘭ちゃん・・・」




      「もし香澄にひどいことする奴がいたら

          そいつの頭に拳骨喰らわしてあげる」ニコ



      「蘭ちゃん・・・ありがと~!!」
      ギュー



      「ちょ、香澄!///抱きつかないで!!///」




      「あはは。仲良いんだね♪」



      「べ、別にそういうわけじゃ・・・!///」

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「で、香澄。結論は?」






      「私は・・・私はやりたい!!

          Afterglowのみんなと演奏したい!歌いたい!

          あのカッコよくてロックなステージに立ちたい!

          新しいキラキラドキドキを見つけたい!!」



      「・・・・・・」




      「・・・・・・っ!」




      「・・・本気なんだね」



      「うん!」



      「分かった。私も賛成」



      「!」




      「いっぱい学んで影響受けて、

         一皮、二皮・・・ううん。全部剥けて脱皮して帰ってきてね」ニコ



      「うん!!約束する!!」




      「脱皮って・・・」



      「あはは・・・」

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「さて、私達ポピパは受けることにしたけど、どうする?」



      「いや待て!!私の意見も聞けよ!?」



      「有咲はやりたくないの?」



      「別にやりたくないとは言ってねー!!」



      「じゃあ別にいいじゃん」



      「つーか4対1の時点で私に拒否権ねーだろ」
      ハア


      「はい決定♪」

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「でも、どっちにしろあたしもひまり達と話し合わないと・・・

          ポピパがよくてもあたし達がダメじゃ無意味だし」


      「じゃあ私も行く!!」



      「はいはい落ち着いて。あたし達は今日OFF」



      「そうだった!じゃあ話し合える日が決まったら連絡してね!」



      「うん。分かった

          ・・・えっと、じゃあまたね」スタスタ



               バタン



      「よーし!練習始めよ!燃えてきたあああああ!!」



      「ま、待って香澄ちゃん!まだ食べ終わってないよ~」



      「あはは。じゃあもうちょっと休憩しようか」



      「うー早く弾きたい」
      ジャカジャカ


      「止まると死ぬマグロか!」



      「香澄ってお魚だったの?」



      「んなわけねーだろ!!」

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      「うーん・・・」




      「どうしたの?」



      「ボーカルシャッフルをやることが決まったとして、

          そしたらAfterglowと練習することになるわけじゃん?」


      「そうだね」



      「その日までに私に出来ることは無いかな~って」



      「ロックな曲に慣れることじゃねーか?

          Afterglowって王道ロックバンドってイメージだし」


      「ポピパで言うとティアドロップス、Time Lapse、

          Light Delightあたりかな」


      「じゃあそのあたりを重点的に練習すれば・・・」



      「それだけじゃ不十分。あのパワフルな音を出す

          演奏も学ばなきゃ」


      「いや、さすがに時間足りないだろ」





        アーダコーダ ジャードウスル チガウソウジャナイ 




      「ロック・・・Afterglow・・・演奏・・・」



      「香澄?」



      「・・・ねえ、だったらいっそのことさ」

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



      「どう?どう?」



      「うん。悪くないんじゃないかな」



      「香澄の案にしちゃまともだな」



      「私も普通にありだと思うな」



      「そうだね。良いと思う」



      「やった!」



      「あとは、蘭ちゃんの許可が降りるかだな」



      「うん!ちょっと電話してみる!」
      ピポパ





           ~一方その頃~




      (ポピパ、結構乗り気だったな・・・

          うちも多分大丈夫だろうけど、どうなるかな)




      「・・・・・・・・・・・・・・」

    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






      (あたしは、どうしたいんだろう)





      (思えば、なんで断らなかったのかな・・・

          ・・・いや、別にどうしても嫌なわけじゃないし、

          いい勉強になるかもしれないし・・・)




      (なんでだろう・・・分からない・・・)





      (でも、だからっていい加減な理由で引き受けちゃダメだ)





      (やるからには建前なしで全力でやりたい)





      「切っ掛け、か・・・」






         ヴーヴーヴー




      (着信?香澄から?)



         ピ


      「なに?」



      『あ、繋がった!蘭ちゃん、今大丈夫?』



      「別にいいよ。どうしたの?」



      『えっと、ちょっとお願いがあって・・・』

    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




      「うんうん。今日もやまぶきベーカリーのパンは絶品ですなー」
      モグモグ


      「ん?あれは・・・」





      「・・・なら・・・・が・・・・いと・・・・」





      「蘭?電話中かー」





      「分かった・・・用意す・・・任せ・・・」





      「用意・・・?なんの話だろー?」



      「気にしないで。お互い様でしょ?」



      「・・・」



      「あはは。そんな張り切らなくてもいいって」



      「・・・」



      「うん。じゃあまたね」
      ニコ


      「・・・」



         ピッ


      「さて、どうするかな」



      「誰からだったのー?」
      ヒョコ


      「うわあ!?」

    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「ありゃりゃ本当に気付いてなかったか」



      「急に出てこないでよ!」



      「ごめんごめん。で、誰からだったの?」



      「まったく・・・香澄からだよ」



      「ふーん。用意って聞こえたけどなんのこと?」




      「・・・立ち聞きとは趣味悪いね」




      「そんなつもりは無かったんだよー信じてー」
      ヨヨヨ


      「はあ・・・もういいよ。それじゃ」



      「あれ、もう行くの?」



      「香澄からの頼まれ事したいから。

          モカはこれからバイトでしょ?じゃあね」スタスタ


      「あ、蘭」

    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      「・・・・・・」




      (・・・モカちゃん、今日は珍しく非番なんだけどなー)




      (それにしても・・・楽しそうに電話してたなあ)






      (あんな笑顔、あたし達以外にもするようになったんだ・・・)






                ~数日後~




      (結局どうしたいか決めれなかった・・・)
      ズーン


      (まずいどうしよう。適当な理由でやりたくないのに)



      (切っ掛け、切っ掛けは・・・ダメだ、無理に作っても意味が無い)



      (どうする、どうする・・・)





      「あ、蘭ちゃーん!やっほー!」
      ブンブン




      「香澄。声でかい」



      「えへへ、ごめんごめん」



      「じゃあ早速行こうよ。

          LINEで言ったけど今日の練習はCiRCLEとは別のスタジオだから」


      「りょーかい!」
      ビシッ


      (なんで朝からこんなに元気なんだろ・・・)

    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






           ~道中~




      「~♪~~♪~♪♪~」



      「上機嫌だね」



      「だってAfterglowの皆と会うの久しぶりなんだもん!」



      「そうだっけ?」



      「つぐとは商店街でときどき会うし

         巴ちゃんとは前に一緒に和太鼓やったけど

         こうやってAfterglow全員と会うのは久しぶりなんだ!」


      「あー、言われてみれば」



      「そういえば蘭ちゃんとこうやってじっくり話すことも

         そんなに無かったね~」


      「まあね。学校が違うし」



      「距離的にはそんなに離れて無いのにね」



      「きっかけが無いとね」

    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「だからね」
      クル


      「ん?」



      「あのクリスマスライブに来てくれたときは本当に嬉しかった!」



      「あ、あれはたまたま暇だったから///」



      「それでも嬉しかったんだよ!」



      「ど、どうも///」



      「あれ?もしかして照れてる?」



      「照れてない!!///」



      「あはははは!」





      (全く・・・調子狂うな・・・)





      (・・・そういえば、初めて会ったときからこんな感じだったな)





      (なんだろう。どうしても嫌いになれないというか、

          目が離せなくなるというか、気になるというか・・・)




      (はっきりとは分からないけど、)





      (香澄は、あたし達とは違う何かを持っている・・・?)

    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:2ODcwYmY[] 返信

      続きを別サイトに投稿することは覚えてましたが見つからなくて…
      心待ちにしていました。
      完結お祈りしています。
      頑張ってください。

    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      >>33
      まさか、元サイトのときから待ってくれているひとがいるとは・・・!!
      ありがとうございます!頑張ります!!

    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      「蘭ちゃん?どうしたのボーッとして」



      「え?いや、なんでもない」



      「そう?」



      「うん」



      (いけない、道案内しないと)



      「ところで、ボーカルシャッフルは

         Afterglowのみんなは受けてくれるかな?」


      「多分大丈夫だよ。みんなこういう企画好きだろうし

          特にひまりあたりが真っ先に食いつくと思う」


      「でも、この企画が実現したら

          蘭ちゃんと話す機会は減っちゃうかもね~・・・」


      「それは別にいいじゃん。あたしと話しても面白くないでしょ?」




      「そんなことないよ!!」
      ズイ!



      「!?」

    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      「蘭ちゃんと話すの楽しいよ!!

          ギターのこと、歌作りのこと、バンドのこと!

          私が出来ないこと知らないこと

          楽しそうに沢山話してくれるじゃん!!」



      「あ、あたしが、楽しそうに?」




      「そうだよ!それに、嬉しかった!

          私と同じ、ギターボーカルをやってる

          同い年の女の子がいたなんて!」



      「ま、まあこんな偶然あるんだなって思ったけど・・・」



      「それにね!」
      ズイ


      「う、うん」








      「蘭ちゃんは私の星の鼓動のこと分かってくれたもん!」








      「・・・天体観測のときのこと?」






      「うん。蘭ちゃんたちが初めてだったんだ。

          さーやまで苦笑いしてた星の鼓動を

          最初から受け入れてくれたのって」

    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






      「・・・・・・」








      「星の、鼓動・・・」








      「?」






      (そうか・・・)





      (分かった・・・

          あたしが、ボーカルシャッフルを断らなかった理由)




      「蘭ちゃん・・・?」



      「香澄、ありがとう」



      「え?」





      (やっと見つけた。切っ掛け)

    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      >>1です。
      すみません。睡魔が襲ってきたので今日はここまでにします・・・

    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd[] 返信

      めっちゃおもしろいです!

    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      >>1です。
      お待たせしました!更新再開します!

    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





          ~その後 某スタジオ~




      「おはよう、みんな」



      「あ、きたきた!おはよう、らー・・・ん?」



      「どうしたひまり。・・・お?」



      「おはよう蘭ちゃ・・・あれ?」



      「なになにーどうしたのー・・・ほう?」





      「えへへ。おじゃましまーす!」





      「香澄ー!ひさしぶりー!珍しー!

          いつ以来だー!でもどしたの?」


      「そりゃあれだよ!

          ついに和太鼓に目覚めてアタシに弟子入りしにきたんだよ!」


      「それは巴ちゃんの願望じゃ・・・

           でも本当に珍しいね!急に来たからビックリしちゃった!」


      「悪いな香澄。このスタジオは5人用なんだ」





      「・・・あれ?もしかして、蘭ちゃん話してないの?」



      「あれ・・・?言ってなかったっけ・・・」



      「?」

    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





           ~説明後~




      「・・・というわけなんだけど」



      「なにそれ!?すごく面白そうじゃん!!」



      「だな!ワクワクするよ!」



      「楽しそうだね!」



      「へーマジっすかー」




      「ほらね?言ったでしょ?」(モカはよく分からないけど)



      「う、うん。」(モカちゃんはよく分からないけど)




      「えーっと、みんな本当にいいの?そんなあっさり」



      「こんな面白そうな話乗らないわけないよ~!」



      「私もしばらくお店のお手伝いは少な目だから大丈夫だよ」



      「アタシも問題なしだ!」



      「そっか。よかった~」
      ホッ

    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信

      おはようございます。>>1です。
      今日から外からでも投稿出来るようタブレットからも投稿します。
      そのため、>>1のIDが二つになります。
      紛らわしいですがご了承ください。

    • 44 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信




      「・・・・・・・・・・」




      「あ、ごめんね!モカちゃんの意見も聞かないとだね!」
      アセアセ


      「・・・うーん、あたしよりさー」
      クルリ





      「蘭はどうしたいのー?」



      「あたし?」



      「そりゃそーだよ。ボーカルシャッフルでしょ?

         蘭がやりたくないなら意味ないじゃん」





      「・・・」






      「あたしはやるよ」



      「ほらこう言ってるじゃ・・・え?」






      「ええ!?」






      「どうした!?何かあったか!?」



      「いつもなら渋るじゃん!」



      「即答なんて意外すぎるよ!」



      「みんなは大袈裟すぎ!!」

    • 45 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「いやいや~そりゃ驚くのも無理ないでしょー

          積極的に他バンドと絡むキャラじゃないじゃん」


      「別に大したことじゃないよ

          ポピパで色々学びたいって思っただけ」


      「えへへ、なんか嬉しいな♪

          おたえのギターとか凄く勉強になると思うよ!」


      「うん、それもそう思うけど・・・」



      「けど、なに?」



      「ううん。なんでもない」




      「とにかく、あたしはやりたい」



      「まあ、蘭がそう言うなら・・・ね?」



      「うん。なにごともチャレンジだね!」



      「で、どうすんだよモカ?」

    • 46 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「うーん、ようするにさー」
      クルリ


      「?」






      「一時的とはいえー
          香澄があたし達のギタボになるわけだよねー?」



      「う、うん」
      コク





      「・・・・・・・・・・・・・・」
      ジー





      「・・・」
      ゴク

    • 47 名前:匿名スタッフさん ID:xYjMzZWE[] 返信

      応援してます!
      アイコンに表情を付けるのってどうやってやるんですか?

    • 48 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「・・・蘭がやりたいならいいかー。よろしくー」
      ヒラヒラ


      「うん!よろしくね!」



      「ま、ほどほどに頑張りますよー」



      「もう!そんな適当な返事して~!」



      「モカ、あたし達はとっくの昔に慣れたからいいけどさ、

          香澄に迷惑かけないでよ?」



      「・・・はーい」




      「・・・・・・」






      (モカの奴・・・まさか・・・)






      「・・・考えすぎか」



      「巴ちゃん、どうかしたの?」



      「いや、なんでもない」

    • 49 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信

      >>47
      >>1です。ありがとうございます!!

      表情は名前+感情で付けることができます!!
      例えば、香澄楽とか蘭照という感じです!!

      詳細はこちらから!
      【SS】アイコン変換おためしスレ その5
      https://bang-dream-ch-bbs.com/forums/topic/86436/

    • 50 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「よし!そろそろ練習始めようか!」
      ガタッ


      「あ、待ってひまり」



      「ん?」



      「蘭ちゃん。私から言うよ」



      「なんだ?」




      「あのね。このまま練習を見学していいかな?」




      「私たちの?」



      「うん。一緒に練習する前に

           Afterglowの音楽を改めて聞いておきたいんだ」


      「なるほど。そういうことか」



      「だったら、かっこ悪い演奏は見せれないね!」



      「そうだね!頑張ろ!」



      「しょーがないなーもう」

    • 51 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「よし、じゃあ前回の」






      「ちょっと待った!いっそのことライブしようよ!」






      「ライブ?」



      「また、ひーちゃんがおかしなこと言い始めた」



      「もう!最後まで聞いてよ!

          香澄は「私たち」の音楽を聞きたいんでしょ?

          だったらリハをするのが手っ取り早くない?」


      「た、確かに!」



      「一理ある、かも?」



      「最初からそう言ってよ・・・」



      「だってリハとはちょっと違うし」



      「なんで?」



      「だって」
      クルリ




      「今日はお客さんがいるもん!ね、香澄♪」





      「え・・・私?」



      「ははは!他に誰がいるんだよ!」

    • 52 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「どうかな?やる価値はあると思うよ」



      「分かった。それでいこう」



      「しかたないなー」



      「香澄ちゃん。ちょっと待っててね」



      「う、うん」



      「セットリストどうする?」



      「前のライブのやつで良いんじゃない?」



      「ツナグ、ソラモヨウがトリだった奴だね」



      「ツグノ、コイモヨウ?」



      「違うよ~///これは私たちのムグ」

      「おっと、これ以上は秘密だよ!

          ていうか香澄がこの話を聞いちゃだめ!」


      「香澄はお客さんだからな。セットリストは内緒だ」

    • 53 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信

      >>1です。
      元が2年前のSSなので
      SS内ではツナグ、ソラモヨウはAfterglowの新曲扱いとなっています。
      ご了承下さい・・・

    • 54 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「は~い。じゃあちょっとトイレ行ってくるね」
      トトト



              バタン



      「よし、じゃあ次は・・・」



      「なんか蘭、張り切ってない?」



      「そう?」



      「うん。まるで本番前みたい」



      「そういうつぐもだけどな」



      「巴もだよ♪」



      「いや、ひまりもでしょ」



      「だって私言い出しっぺだし!」



      「全くだよ、もう」



      「と言いつつ張り切るんだよねー」



      「うるさい」






      「香澄のために」





      「・・・うるさい」





      「・・・」

    • 55 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信





          ~10分後~




      香澄<もういいかーい?

      「もういいよー!」




           ガチャ



      「わ~!なにこれ、ライブハウスみたい!」



      「えへへ。ちょっと照明をいじってみたんだ♪」



      「香澄!今日はお前の歓迎ライブだ!!楽しんでくれよな!!」



      「ひまりちゃん、貴女のために頑張ります!ってね♪」




      (Afterglowのみんなが、私のために・・・)
      キラキラ


      (つまり独り占めってことだよね

          ただでさえ、Afterglowのライブ見るの久しぶりなのに ・・・)



      (・・・凄いどうしようニヤけてきた・・・)
      ドキドキ


      「香澄。あくまでボーカルシャッフルのためだからね?」



      「わ、分かってます!」
      シャキッ

    • 56 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信




      「・・・でも、全力で演奏するのに変わりはないから」
      スッ



           ジャーン



      「・・・」
      スッ



      「・・・」
      スッ



      「・・・」
      スッ



      「・・・」
      スッ





      (みんなの目付きが、変わった・・・)








      「見てて、あたし達の本気」






      「・・・っ!!」
      ゾワッ




      「Scarlet Sky」

    • 57 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd[] 返信

      モカちゃんがエモいな…

    • 58 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信

      >>1です。
      おはようございます!更新再開します!
      香澄!誕生日おめでとう!!

    • 59 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信





      (すごい・・・)





      (サウンドが・・・ビリビリ響いてくる・・・!!)





      (和太鼓仕込みのパワフルなドラム。

         それに呼応するように弾むベース。

         器用さと底知れなさが滲み出るようなギター。

         リズム隊とギターを纏めて調和を作る健気なキーボード。 )



      (そして、遠くまで届くような

         力強く、でも透き通るボーカル・・・・)






      (・・・そうだ・・・これがAfterglowなんだ・・・)







      「続いて、Y.O.L.O!!!!!」

    • 60 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信





      (でも、違う・・・私が初めて見たときと全然・・・)





      (あの頃は、誰かに訴えるみたいに、叫ぶみたいな感じだった

         音を聞いてほしい、自分たちを見てほしいみたいな・・)




      (でも今は、あの頃よりも楽しそう・・・

         蘭ちゃんの笑顔も増えた気がする・・・)



      (あ、ひまりちゃんがウインクしてくれた・・・

         ファンサービス?なのかな・・・)



      (気のせい、かな?みんな私を意識してる気がする・・・)






      「最後は、あたし達の新曲。」




      「!」
      ゴクリ





      「聞いて。ツナグ、ソラモヨウ」

    • 61 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信





      (・・・・・・・・・・・・・・・・・・)





      (・・・これが、蘭ちゃんたちの・・・)





      (なんだろう、パワフルなサウンドはそのままなのに)






      (爽やかで、聞いてて凄く心地いい・・・)






      (まるで朝焼けの空みたい・・・)






      (本当に・・・凄い・・・)








      (甘かった・・・Afterglowのステージで歌いたいだなんて・・・)





      (私、とんでもないこと引き受けちゃったかも・・・)






      (今の私じゃ、とても・・・)

    • 62 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信





          ~演奏終了~




      「ふう・・・」



      「なかなか良かったな!」



      「うんうん!いい感じだったね!」



      「このくらい、よゆーですよー」



      「香澄!どうだった!?」






      「・・・・・・・・・」





      「ありゃ?」



      「おーい。香澄ー!」



      「香澄ちゃーん!」

    • 63 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「・・・はっ!!え、なに!?」
      キョロキョロ


      「なにじゃないよーもう!

          拍手が無いどころか無反応なんだもん!」プクー


      「どうしたの一体?」



      「ごめんごめん!

         その・・・聞き惚れちゃって・・・」


      「おお!そうかそうか!そんなに感動してくれたのか!」



      「えへへ。嬉しいなあ。頑張った甲斐があったよ!」



      「私たちってやっぱ凄いよ!!イエイ イエイ イエーイ!!」



      「ひまりうるさい。気持ちはわかるけど」



      「だねー」

    • 64 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信




      「香澄が黙りこんじゃうなんてねー」
      チラ



      「っ」
      ビクッ




      「ねー香澄」
      スタスタ


      「な、なに?」







      「・・・・・その顔、自覚してる顔だね」



      「・・・・・・」






      「?」



      「モカちゃん?」




      「・・・なら言うまでも無いかー」
      スタスタ



      「おいモカ。どこに行くんだよ」



      「お花摘みに行ってくるー」
      スタスタ




             クルリ




      「暫くよろしくね。臨時ギターボーカルさん」
      ガチャ





             バタン




      「・・・・・・」

    • 65 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「なんだよあいつ・・・」



      「香澄、大丈夫?」



      「・・・え、なにが?」



      「いや、気にしなくていいよっていうか・・・」



      「そうそう!モカが変なこと言うのなんていつもの事だし!」



      「悪かったな。気に障ったならアタシからガツンと・・・」



      「ううん!大丈夫大丈夫!何も気にしてないよ!」



      「ほんと?」



      「ていうか何を言ってるのか
         よく分からなかったし!あははは!」




      「・・・」




      (ねえ。香澄なんかおかしくない?)
      ヒソヒソ


      (ひまりも気付いてたか)
      ヒソヒソ


      (やっぱり変だよね・・・)
      ヒソヒソ


      (モカのせいだよきっと)
      ヒソヒソ


      (いや、そういや演奏が終わったときから・・・)
      ヒソヒソ



      「・・・はあ」
      スタスタ


      「蘭ちゃん?」

    • 66 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信




      (自覚、か・・・)




      (役不足ってことだよね・・・?)




      (やっぱり、今の私じゃ・・・)






      「ふんっ」
      ブン


      「いたっ!?」
      ポカッ


      「!?」



      「・・・」
      ポンポン


      「な、なにするの蘭ちゃん!」



      「驚いた。こんな紙でも束ねると良い音出るんだ」
      スルスル


      「へ?」

    • 67 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「はいこれ」
      バサッ



      「これって・・・Afterglow の楽譜!」




      「そ。前に香澄があたしに頼んだやつ」




      「わー、ありがとう!」



      「よかった。忘れてたらどうしようかと思った・・・」



      「そんなことしないよ~!」



      「へー、こんなの用意してたのか」




      「・・・そうか!そうだったんだ!」
      ピーン


      「え?どうしたの?」



      「えーと、えーと・・・あった、これだ!!」
      ガサゴソ


      「なんだなんだ?」



      「香澄!これもあげる!」



      「わ!CD!ライブ映像まで!?」



      「BDに焼いちゃいました♪」
      ドヤッ

    • 68 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「ひまり。急な頼みだったのにありがと」



      「なんのなんの!

          なるほどね~香澄のためだったのか~」ニヤ


      「・・・う、うん。つぐみたちと練習する前に、
       
          Afterglowの曲を自主練したいから楽譜を貸してくれないかって」


      「おー!マジか!」



      「そうか!だから、ひまりちゃんもCDやBDを?」



      「そうそう!いきなりどうしたのかと思ったよ!」



      「ごめん。

          うち、そういうこと出来るパソコンとか無いから・・・」

    • 69 名前:匿名スタッフさん ID:0MDIwMDV[] 返信



      「蘭ちゃん・・・!ひまりちゃん・・・!

          ここまでしてくれるなんて・・・ありがとおおお!」ギュー


      「ひゃあ!?///ちょ、ちょっと~大袈裟だよ~」



      「ひまり。ニヤけてるぞ♪」



      「うるさーい!///」



      「あはは!でも事前にやれることをやりたいだなんて

           香澄ちゃんって努力家なんだね!」


      「いやいやそんな!つぐと比べたら全然だよ~!」





      「ふふ」
      クス


      「?」



      「やっと顔を上げたね」



      「え?」




      「さっきからずっと下向いてたよ」



      「あ・・・」




      「調子が戻ってきたね♪」



      「だな。よく知ってる香澄だ」



      「まったく、この前らしくないって言ったばかりなのに」




      「少しは目が覚めた?」

    • 70 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      (そうか・・・さっき頭を叩いたのは・・・)



      (気合いを入れるために・・・)




      「花園さんと約束したんでしょ?」




      「!!」







      『いっぱい学んで影響受けて、

         一皮、二皮・・・ううん。全部剥けて脱皮して帰ってきてね』






      (・・・・・・・・・・・・・・
         
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)





      「香澄?」




      「・・・・・・・・・・・・
       
         ・・・・・・・・・・フーンッ!!」バシーンッ!!!



      「!?」




      「フンッ!フンッ!フンッ!!」
      バシッ!バシッ!バシンッ!!


      「ど、どうしたの!?急に自分の頬を叩いて・・・!」



      「ふー・・・ごめんごめん、

         ちょっと自分に渇入れてた」ジンジン


      「いや、やりすぎだろ!頬真っ赤だぞ!?」



      「女の子なんだから自分の顔は大切にして~!」



      「大丈夫!ツバつけとけば治るよ!」
      ジンジン


      「そういう問題じゃなーい!」

    • 71 名前:匿名スタッフさん ID:1NzAzZmN[] 返信



      「・・・蘭ちゃん」
      クルリ


      「な、なに?」



      「そうだよね。友達の・・・

         ううん、師匠との約束を破るなんて駄目だよね!!」


      「師匠って?」



      「た、多分花園さんのことだと思う」




      「さっきはありがとう。完全に目が覚めた」



      「・・・うん」






      「戸山香澄!脱皮します!!」




      「・・・うん!」






      「だ、脱皮?」



      「なんかアタシらだけ置いてけぼりだな・・・」

    • 72 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「みんな!」
      クルリ



      「私、Afterglowが普段どんな練習してるのか

         そもそも、どんな風に過ごしてるかもよく知らないし

         迷惑かけちゃうかもしれないけど・・・」


      「・・・」




      「でも、私頑張るから!!

         根拠なんてなにも無いけど、全力でやるから!!

         きっと、ロックでカッコいい

         Afterglowらしいギターボーカルに・・・

         蘭ちゃんみたいになるから!!だから・・・」



      「よろしくお願いします!!!」
      バッ!!!



      「か、香澄!頭上げてくれ!
          アタシらはそんな大層なもんじゃないよ!」


      「そうだよ!もっと気楽に、ね?やり辛いよ~」
      オロオロ


      「はっ!ごめん!」
      シュバッ

    • 73 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「へへ、でも嬉しいよ。

        Afterglowのことをそんな風に思ってくれてたなんてさ」


      「ロックでカッコいいか~えへへ♪」
      クネクネ


      「ありがとう香澄ちゃん!一緒にがんばろうね!」



      「ほら、見ろよ!蘭なんてさっきから照れて俯いてるぞ!」



      「別に、照れてないし!!//////」



      「あはは!」




      「まあ、それは置いておいて~・・・香澄!」




      「?」

    • 74 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「この通り、

          私たちは香澄と一緒にバンドやるのを楽しみにしてるよ!」



      「だからね、さっきみたいに身構えないでほしいな」




      「折角の機会だもん!香澄ともっと仲良くなりたいし!」




      「だから!リーダーとして一言!」






      「ようこそAfterglow へ!私たちはあなたを歓迎します!」
      スッ





      「ひまりちゃん・・・!」
      スッ



      ガシッ



      「ありがとおおおおおおおおお!!」
      ギュー!


      「ひゃあ!?///ま、また!?///」



      「巴ちゃんもー!」
      ギュー!


      「うお!?」



      「つぐもー!」
      ギュー!


      「え?え!?///」




      キャーキャー! ハズカシイヨー! アマエンボウダナー! ムネハダメ!



      (もう、安心したからって吹っ切れすぎだって・・・)




      「でも、香澄のその勢い。嫌いじゃないよ」
      クス

    • 75 名前:匿名スタッフさん ID:lNmRjN2E[] 返信

      かわいい 

    • 76 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「蘭ちゃん何か言った?」



      「う、ううん。ただの独り言」
      アセアセ


      「ウソだ~何か言ったでしょ~?」
      ズイ


      「い、言ってない///」




      「・・・ウソつきには~こうだ~!!」
      ギュギュー


      「ちょっと・・・もう!抱きつかないでってば!//////」










         ~スタジオ 廊下~





        <ギャーギャー イチャイチャ アハハハ!





      「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






      「・・・・・・ふん」

    • 77 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      ~その後 夕方 スタジオ前~



      「今日はありがとう!」



      「良いってことよ!これからよろしくな!」



      「練習の予定は決まり次第連絡するからね!」



      「楽しみにしてるよ!」



      「ありがとう!こちらこそよろしく!」






      「・・・あれ?そういえばモカちゃんは?」




      「ここにいるよー」
      ヒョコ


      「うわあ!?」



      「デジャブ?」



      「自分で言うんだ・・・」



      「モカー!急にいなくならないでよー!」



      「ごめんごめーん」



      「・・・謝る気ないでしょ」



      「割とー」



      「お前なあ・・・」



      「まあまあ二人共・・・」

    • 78 名前:匿名スタッフさん ID:iNzA2MTV[] 返信



      「・・・ていうか、いつまで肩に顎乗せてるの?重いから降りて」



      「むー酷いなーレディーに向かって重いだなんてー」





      「と、とにかくモカちゃんもこれからよろしくね!」



      「・・・はいはーい」





      「・・・」



      「どしたのともちん?」



      「・・・別に」

    • 79 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「じゃあ、今日はほんとにありがとう!次は練習で会おうね!」



      「えー!帰っちゃうの!?
         
          一緒につぐん家でケーキ食べようと思ったのにー!」


      「ご、ごめんね。また今度絶対行くから!」



      「どうしたの?用事?」



      「用事っていうか・・・」






      「早く練習したいんだよ~!Afterglowの曲!少しでもたくさん!」




      「・・・そっか。うん!それじゃ仕方ないね」




      「ごめん!せっかく誘ってくれたのに・・・」




      「ううん。香澄ちゃんが一生懸命なのが嬉しいよ!」




      「だな!成果を見せてくれよ!」
      ニカッ



      「みんな・・・」

    • 80 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「香澄」



      「ん?」






      「頑張ろうね。お互い」グッ(拳を突き出す)





      「・・・っ!うん!!」
      グッ





            コツン





      「お、いいな~!夕日の前で拳を合わせる!」



      「ちょっと写真撮っていい!?SNS映えしそう!!」
      スマホ


      「ちょっとやめてよ!///」



      「ふふ。モカちゃんが持ってる漫画みたいだね!」



      「つぐみまで・・・」





      「あはははははは!」

    • 81 名前:匿名スタッフさん ID:5YjljYWI[] 返信

      これが次回のイベストですか…

    • 82 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd[] 返信

      『朝焼けに目覚めた空が
      それぞれの決意を照らして
      新たないつも通りになる』

      なるほどね…

    • 83 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信





         ~解散後 Afterglow 帰路~




      「意外だね~ひーちゃん」



      「なにが?」



      「香澄を誘ったのをあっさり諦めたのがだよー」



      「いつもならもうちょっと粘るよな?」



      「だってさー無粋かなって思って」



      「無粋?」




      「香澄って 多分、夕日が沈んでも
        
          友達とまだ遊びたい!って強情になるタイプでしょ?」


      「わかる気がする・・・」



      「でしょ?そんな香澄が私たちとの演奏のために

          家での自主練を優先したんだよ?」


      「それで?」



      「つまり、バンド友達とのティータイムを我慢してまで

          努力したがってる香澄の邪魔をしたくないってこと!」


      「ほうほう」

    • 84 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「そこまで一生懸命になってくれてるのか・・・」



      「嬉しいよね!」



      「うん。あたしたちも負けてられないね」



      「って蘭はしばらくポピパじゃーん」





      「関係ないよ。正直不安はあるけど・・・ 」




      「どこでだっていつも通りにやるだけ。

          例えみんながいなくても、ね」


      「へへ、言うじゃねえか!」



      「こっちは任せて!香澄と一緒に5人6脚!」




      「ポピパと一緒に頑張ってね蘭ちゃん!」




      「うん。みんなもね」

    • 85 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「やれやれ~みんな張り切ってますなー」



      「他人事みたいに言わないの!

          香澄のリードギターはモカなんだからね!」


      「そうですねー」







      「・・・・・・・・・・・」







      「?」

    • 86 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「・・・モカ。リハの後に香澄に言ったあれ、どういうつもり?」




      「んー?」



      「それ、アタシからも聞きたいな」



      「どしたの二人共ー?」




      「・・・次とぼけたら本気で殴る」




      「ちょっと蘭!巴も!」



      「悪いなひまり。これだけは今日中に片を付けたいんだ」



      「右に同じ」



      「・・・分かった。でも暴力はダメだよ」



      「ひまりちゃん・・・」



      「とりあえず見守ろう、つぐ」



      「・・・うん」

    • 87 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「じゃあリーダーの許可も下りたところで、本題」







      「なんで香澄を煽った?」



      「あれ、明らかに挑発でしょ」








      「・・・香澄にはしっかりしてもらわないと困るんだよー」








      「は?」







      「仮にもあたしたちのセンターとして立つんだよ?

         技術は兎も角、それなりのメンタルは見せてもらわないとねー」

    • 88 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「だから煽ったの?」




      「一応蘭の代わりだからねー

         ギターボーカルとしての覚悟を試したわけですよ〜」



      「・・・てめえ何様のつもりだ」




      「んーモカ神様〜?」




      「この・・・!!」







      「巴っ!!!」





      「・・・っ!」





      「暴力はダメだって言ったよね?」





      「・・・ごめん」

    • 89 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「・・・モカ。スタジオでも言ったけど香澄には」



      「迷惑かけない、でしょ?分かってるよー約束する」




      「なら、いい」






      「・・・でも少しでも破ったら縁切るから」




      「っ」




      「蘭ちゃん・・・」
      オロオロ


      「大丈夫だよ、つぐ」
      ギュ

    • 90 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信




      「・・・じゃあまた明日ねー」




      「え?」




      「やまぶきベーカリーは?」







      「気分じゃなーい。じゃーねー」
      スタコラサッサ





      「!?」





      「嘘でしょ・・・?」



      「モカちゃんが練習帰りにパンを食べないなんて・・・」



      「そんなことあった今まで!?」




      「・・・らしくないな」




      「そうだよね!まさかのパンをスルーとか!」

    • 91 名前:匿名スタッフさん ID:mNDU4MGE[] 返信



      「いや、それもそうなんだけどな」



      「え?」



      「香澄への挑発といい、さっきといい 、

        飄々してて、くだらない冗談はいつものことだけど・・・」



      「あんな冗談じゃ済まないことを言うやつじゃない」




      「・・・だね」



      「たしかに、らしくない、かな」





      「・・・これはアタシの推測だけどさ、


        あいつ多分イラついてたと思う。ボーカルシャッフルの話になってから」



      「イラついてた?何に?」

    • 92 名前:匿名スタッフさん ID:yYzExZWY[] 返信




      「・・・多分、香澄に」




      「え!?」




      「いや、正確には香澄自身に対してじゃない




      「あたしの考えすぎかもしれないけどモカは・・・」






              ポツ ポツ ポツ





      「え、これって・・・雨?」




      「うそ!?さっきまで晴れてたのに~!」




      「そういえば、今朝の天気予報で

          夕方以降から雨だって言ってたような・・・」



      「マジかよ!この感じは大雨になるぞ!」




      「最悪・・・!折り畳み傘持ってない・・・!」




      「みんな!今日は解散!濡れる前に帰るよ!!」




      「了解!!

    • 93 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      この公式ではみれないヒリヒリとくるシリアスな感じ…最高です!更新楽しみにしてます!

    • 94 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






              ~その後 モカの部屋~








      「・・・・・・・・・
          ・・・・・・・・・」(寝転がって天井を見上げてる)





      「・・・・・・・・・・・・・・・・はあ」






      (みんなに、八つ当たりしちゃった・・・)





      (香澄にも、上から目線で接した・・・)






      (ほんと・・・何様なんだろ、あたし・・・)





      (醜いよな~・・・・)









      「・・・嫉妬するなんて・・・」







      (みんなに謝らなくちゃ・・・・・・・
          
           香澄にも・・・)






      「・・・・・・あたし、何やってるんだろ・・・」
      ボソ

    • 95 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






          ~その頃 香澄の部屋~





      「ゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔ・・・・」




      「難しそう・・・!!TAB譜なのにこんがらがってくる・・・!!」




      「少なくとも耳コピは無理そうだな~・・・」






      「・・・そういえばライブのBD貰ったんだっけ」





      「・・・・・・まずイメージを掴もう。練習はそこから」








           ~ノートパソコンにてBD視聴中~




      「・・・・・・・」




      (上手いな~・・・何度見ても・・・)




      (分かってたけど、年季が違うよね・・・)




      (それに・・・)






      『~♪ 』






      (やっぱり蘭ちゃん・・・)





      「カッコいいなあ・・・///」
      ウズウズ

    • 96 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

        ~その頃 1階 リビング~




      明日香「ただいまー。あれ?お姉ちゃんは?」




      戸山姉妹の母「おかえり。香澄なら少し前に

             ノートパソコン持って自室に行ったわよ」



      明日香「ノートパソコン?お姉ちゃんが?」




      母「なんかライブのBD見るから貸してって」




      明日香「?」







            ~2階 明日香の部屋~





      明日香(ほんとだ、お姉ちゃんの部屋からライブっぽい音が聞こえる)





      明日香(・・・気になる)






      ※壁に耳を当てる





      『ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!フーッ!!』





      明日香「!?」





      『蘭ちゃーん!カッコいー!!』





      明日香(お姉ちゃんがオタクみたいになってる・・・!!)

    • 97 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






           ~しばらくして 香澄の部屋~





      「いけないいけない・・・普通にライブを堪能しちゃった・・・」




      「・・・でも、なんとなくだけど、イメージは掴めたかな」





      「よし!ゆっくりでもいいから弾いてみよう!!」
      フンス







              ~1時間後~





      「はあ・・・はあ・・・・」




      (やばい予想以上にしんどい・・・)




      (指つりそう・・・一回休憩を・・・)





      「・・・だめだめ!こんなところで弱気になっちゃだめ!!」




      「紗夜先輩も言ってたじゃん!ギターが上手くなる近道なんてないって!」





      「弾こう・・・弾くしかないんだ・・・!!」

    • 98 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信






          ~さらに1時間後 明日香の部屋~





      明日香(さっきのあれは何だったんだろう・・・)




      明日香(思わず聞かなかったことにしたけど・・・)





      明日香「やっぱり気になる・・・!」





      ※再び壁に耳を当てる






      『はあ・・・やばい・・・無理・・・しんどい・・・』





      明日香(お姉ちゃんが語彙力が無いオタクみたいになってる・・・!!)

    • 99 名前:>>33 ID:jNjQwNGU[] 返信

      そろそろストック切れる?

    • 100 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



               ~翌日~




      「うう・・・ここがどうしても出来ない!」



      「なるほど・・・ここはこうしたほうが・・・」






              ~三日後~





      「戸山さん!また肩に力が入ってますよ!」



      「は、はいぃ!!」



      「・・・少し休憩にしましょうか」



      「はあ・・・はあ・・・

         すみません。急にギターを教えてほしいだなんて言って・・・」


      「いえ、いつも生徒会の仕事を手伝ってもらってるお礼です」
      ニコ


      「・・・紗夜せんぱーい!ぎゅ~~~~~~~~っ!」
      ギュー


      「ちょ、ちょっと戸山さん!///」






              ~一週間後~





      「蘭ちゃん。ちょっと相談が・・・」
      スマホ



      『ちょうどよかった。実はあたしも・・・』






              ~しばらくして~





      『私は、蘭ちゃん。私は、蘭ちゃん。クールでカッコいい美声で・・・』
      ジャカジャカ




      明日香「・・・病院連れて行ったほうがいいのかな?」
      カベニミミ

    • 101 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





           ~練習当日 Afterglow練習スタジオ前~






      「ついにこの日が来てしまった・・・!!」
      カチンコチン



      「なんとか、粗削りとはいえ形にはなったけど・・・どうなるのかな~・・・」





               ヴーヴーヴー



      「ん?着信・・・蘭ちゃんからだ!」




      「も、もしもし!」




      『おはよう。香澄』




      「お、おはようございます!」




      『・・・どうしたの?』




      「ごめん・・・これからAfterglowとの練習で緊張してて・・・」




      『練習なのに緊張してどうするの・・・』




      「うぐ・・・!」
      グサ

    • 102 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




      『大丈夫だよ。あたしたちの曲、弾けるようにはなったんでしょ?』




      「・・・え?なんで知ってるの?」




      『日菜さんから聞いた。多分紗夜さんが話したんだと思う』




      「紗夜先輩が・・・?」




      『香澄の努力を凄く褒めてたって言ってたよ』




      「そ、そうなんだ・・・///」




      『大丈夫。今日から香澄はしばらくAfterglowのギターボーカルなんだから

        堂々としていればいいんだよ。努力は絶対裏切らないから』



      「蘭ちゃん・・・」



           . . .
      『みんなも、そう言ってるよ』



      「え?」

    • 103 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      『はい』




      『おはよう香澄ー!聞こえるー?』



      「さーや!?」



      『香澄ちゃん!頑張ってね!』



      『ウジウジすんなよー!らしくねーから!』



      『あれ?さっきみたいに心配だって言わないの?』



      『い、言ってねー!!////』



      「みんなまで!?ど、どうして!?」




      『ふふ。実はあたしたちも今から練習なんだ。もう蔵の中だよ』



      「そうだったんだ・・・」

    • 104 名前:匿名スタッフさん ID:mMjNkYTh[] 返信

      アフロはリズムギターも本当難しいですよね…
      SSめちゃくちゃ面白いです!応援しています!

    • 105 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信



      『香澄』



      「おたえ?」



      『大丈夫。今の香澄はさなぎ級だから』



      「・・・」



      『脱皮の準備はしてきた!あとは羽化だけ!』



      「・・・うん!!頑張るよ!!」





      『いや、脱皮と羽化はちげーだろ』



      『有咲~空気読みなよ~』



      『いや、だっておかしいだろ!?』



      『ご、ごめんね香澄ちゃん!気にしないでね!』



      『え?私か!?私が悪いのか!?』

    • 106 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




             ギャーギャー



      『・・・えっと、ポピパっていつもこんな感じなの?』



      「あはははは!そうだよ!」



      『緊張、取れたみたいだね』
      ニコ


      「うん!ありがとう蘭ちゃん!みんな!行ってくる!」



      『どういたしまして。・・・ちょっと有咲、いい加減落ち着きなって

           ・・・ごめん。後ろの騒ぎ抑えるから切るね!それじゃ!』




              プツ






      「・・・ありがとう」

    • 107 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信





      「よし!」
      グッ







      「戸山香澄!今日からお世話になります!!」
      ビシッ







                              つづく

    • 108 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信




           ~あとがきという名の言い訳~



      Q、なんで前編の投稿し直しだけでこんなに時間かかった?

      A、色々と他にもやることがありまして・・・


      Q、香澄のメンタル弱すぎない?

      A、ちょっとやり過ぎたかなとは思ってます・・・


      Q、香澄の語彙力高すぎない?

      A、ポピパの歌詞を見る限り、実は高いんじゃないかなーって・・・


      Q、有咲が香澄に、蘭を蔵に入れたことを怒ったのはなんで?
        蘭はエリア会話で流星堂に来たことあるでしょ?

      A、流星堂はあくまでお店。裏にある蔵は完全に敷地なのでNGだと思います。
        >>1の記憶が正しければですが・・・


      Q、本当に元サイトの投稿者本人?

      A、本人です!!


      Q、今度こそ完結するの?

      A、約束します!!!!



      ・・・と、言い訳をすればキリがありませんが、
      初めて読んでくれた方、元サイトの方から読んでくれてる方、
      如何でしたでしょうか?せめて皆様の暇つぶしになれば幸いです・・・

      上でも書きましたが、今度こそ後編を書ききり完結させます!!
      元サイトで待ってくれてた人を裏切った分、より良いSSを書けるよう頑張ります!!

      書くのが遅すぎて待たせてしまうこともあるかもしれませんが
      今度こそ絶対に完結させます!!!

      それでは!

    • 109 名前:匿名スタッフさん ID:1ZWQxNWZ[] 返信

      ついに追いつきましたね!
      このサイトは2週間でスレが落ちてしまうので
      ちょっとずつでも投稿していってもらえると嬉しい

    • 110 名前:匿名スタッフさん ID:3Mjc3NDQ[] 返信

      >>109
      >>1です。
      ありがとうございます!!
      自分に出来るペースで頑張ります・・・!!

    • 111 名前:匿名スタッフさん ID:1NTVmNjM[] 返信

      責任感強すぎると逆に進まなくなるかもしれないので
      適度に力抜いて続けてもらえればと

    • 112 名前:匿名スタッフさん ID:zNGMxZGU[] 返信

      >>111
      >>1です。
      ありがとうございます。無理せず頑張ります!

    • 113 名前:匿名スタッフさん ID:kYmE0ZDB[] 返信

      保守

    • 114 名前:匿名スタッフさん ID:0ZTRmYmI[] 返信

      ほしゅ
      細かいことなんて全然へーきへーきっ!
      続きめちゃくちゃ楽しみにしてます!



113件の返信スレッドを表示中
返信先: 【SS】戸山香澄 美竹蘭「「ボーカルシャッフル?」」【転載】

本トピックは、最後の返信がついた日から 14 日後にクローズされます。


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