【SS】プリーズ・バック・トゥー

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54件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:??? ID:5MDAyMjg[] 返信

      「うっ…ぐす、…うぅ…あぁ……あぁ……どうして……」

      ガクガクとどうしようなく身が震えた。

      顔を枕で覆うと視界は真っ暗になる。

      「どうして!どうして!どうして!………どうして……」

      答えを求めるが、学校のテストのように、普通には解決出来なかった。

      「それが、」

      ベッドのシーツを思思いっ切り握った。

      「それが、それが解らなかったら、意味が無いのに」

      言葉が言い終わると同時に、シーツを掴む手は力無垂れた。

      「うぅ…ひっぐ、ううぅ…うあぁ…」

      再度、枕を涙で濡らすけれど、その涙を拭いてくれるものは存在しなかった。

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:5MDAyMjg[] 返信

      誤字った……w

    • 3 名前:??? ID:5MDAyMjg[] 返信

      地の文多くなるかもだけど良いよね?
      考察は不足気味だけど良いよね?

      どうも作者です。

      書く頻度:少なめ(ガチ)

      それではいってみよう~!

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:5MDAyMjg[] 返信

      「倉田さんどうしたの?」

      「うあ、あああ…ああ…」

      「おっ!シロまたなんかやらかしたな!?」

      「ち、ちち、ちちちがうよ!」

      「それで?」

      「そ、それが……」

      「歌詞が全然進まないっ!?」

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:xMjM0MWI[] 返信

      「なんだよ~驚かすなよ~シロ~」

      「えっえ…な、何で笑ってるの??」

      「いや深刻そうな顔してるから、何かヤバそう
      なことかなと思ったら、」

      「……思ったら?」

      「平常運転じゃん!!」

      「ち、遅延発生してるよ!」

      「そんなのミクロン♪ミクロン♪」

      「あたしら、いっとけダイヤじゃん!」

      「は、はぁ…?」

      「もぉー透子ちゃんましろちゃんで遊びすぎ!」

      「はーい」

      「そ、そうだよ!透子ちゃんヒドいよ!」

      「ましろちゃんも!!」

      「へあっ!?」

      「深刻そうな顔する前に、私達に相談すれば良いでしょう?」

      「つくしちゃん……うぅ…」

      「練習しないの?」

      「ふふ、見てて面白いけどね~」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      (本当に…ほんとうに…たのしいなぁ)

      頬を緩ませた私の心は、暖かな水で満たされていくようだ。

      「ましろ~、あたし達を心配させたバツだー!」

      「私はしてないわ」

      しろちゃんの背後に回り込んだとーこちゃんは不敵な笑みを浮かべて

      しろちゃんの脇腹に指をくい込ませた

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「ちょっ!透子ちゃんヤメっ……くっふふ…ははは!ははは!と、透子ちゃん!やっ…ふふ」

      しほちゃんは身体を動かして、とーこちゃんから逃げようとするけど

      「逃がすか!このこの~」

      「キャハハハ!透子ちゃん!本当に!もう!だめぇ!」

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      結局とーこちゃんの拘束から解かれることはなく

      私もくすぐりに加わって、しろちゃんが本気で呼吸困難気味に笑い始めたところで

      つーちゃんの一喝でくすぐりタイムは終わりを告げて

      ついでに練習の時間も終わりを迎えた。

      「もっと練習が必要では?」

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「あー今日も楽しかったなぁ」

      帰り道
      一人歩を進ませる。

      シロちゃん今日も面白かったなぁとか、つーちゃんのリーダーぶりは少し、いや普通に変だっなぁとか

      一人で居るのに、頬を緩ませてしまう。人に見られたら、変って思われてしまう

      「ほ、ほら、広町さんって……普通じゃない人だからさ!」

      「あっ……ダメだダメだ」

      今日の楽しい記憶をリピートしてたら、不意に嫌な記憶が顔を出した

      まるで、忘れるな。

      とでも言うように

      「………」

      そこから私は無の気持ちのまま自宅までの帰路の道を歩いた

      アトリエに入ると私はソファに崩れるように横になった

      「わたし………は…、広町は…間違って、間違ってないよね…?」

      沈んでいく橙色の夕日に高層ビルが翳すと、アトリエは一段と暗くなった

      そんな景色をソファに横になりながら見る

      「……」

      やがて高層ビルから夕日が、顔を出して、辺り一面を橙色に染めた

      私ははその夕日の色と同じ自分の髪を背中から、手の平で梳くようとると眼前に透かして見た

      「はっ……」

      私は鼻で笑うと髪を後ろに投げて身体を横から仰向けの姿勢に変えた

      「皆は…大丈夫だよね?」

      ポツリと言うと私はゆっくりと瞼を綴じていく。

      外では名前の知らない鳥が鳴いている
      私はそれが青色の鳥だといいなあ、と思いながら意識を落としていった

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      七深ちゃん好きなので嬉しい!更新楽しみにしています

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「ねぇねえななみんってさ」

      やめて…

      「ん?なになに~?」

      「どうしてそんな風なの?」

      「えっ!私はいつものいつも通りの広町七深だよ~」

      「へぇ~そうなんだ~そういえばさ……」

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「そういえば七深ちゃんって」

      「おっ、どうしたの?」

      「いつも狙ってそういう感じなの?」

      「えっ…。いやあ、私は…ふ、普通だよ?」

      「……そうなんだ…。ところでさー今日……」

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「あー暇だなー今日どうしよー」

      「………」

      「あつ!広町さん!」

      「は、はい、」

      「広町さんってさ!いっつもテストで満点だしさ、運動も一位で絵画も最優秀でさ!どうやったらそうなれるの?何かやってる?」

      「わ、私はふ「普通でしょ!!」

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「っ!?」

      「そんなさー隠さなくたって良いじゃん?入学してからもう結構経つじゃん?なのにさ、いつも普通みたいに答えてて変じゃない?」

      「えっ……そ、そうかな」

      「それでさ!何やってるの?」

      「私、は……、私は……本当に…!」

      「こーら!」

      「あいて!」

      「広町さんをイジメないの!!」

      「広町さんは家で凄い勉強したり練習したりと忙しいんだから!イジメないの!」

      「…ちぇー。ごめんなさい広町さん。私も気になってたからさ。普通って答えてるけど、どうなんだろうって」

      「ううん。大丈夫だよ。ふふ」

      「じゃ私達も帰ろっか?」

      「おっいいね!帰りにさ……」

      「………」

      「………」

      「私も帰ろっか」

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「うわあああああああああ」

      ソファから飛び起きた

      「はー、はー、はー、はー、はー」

      乱れる呼吸を繰り返しながら私はふと辺りを見回すと、部屋の中は暗くなっていた

      あぁここで少し寝てしまったのかと。

      「嫌な夢だったなあ」

      ソファから降りると私はアトリエにある台所の冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、グラスに移した

      グラスを手に持ちもう一度ソファに戻ると、私は脱力しながら座った

      ゴクリと喉を数度鳴らしながら飲むと、意識は完全に覚醒した

      しかし

      「……嫌なのに……」

      先程見てしまった嫌な記憶の夢がまだ頭にある

      私の周りからどんどん人が居なくなっていく悪い夢

      夢ではない…。私の過去そのものだ

      忘れるなとでも言いたいのかな

      じっと目の前のグラスに入った水を見つめる。そこから答えなんて出るわけ無いのに、私は無意味に見つめる

      夕方の日差しを直接浴びたせいか身体が若干暑い

      「………」

      私はセーラー服を脱ごうとソファから立った

      その時、偶然アトリエにある鏡の中に自分が映った。

      「………」

      橙色の髪

      肌色の身体

      「ちょっと、ほんのちょっと違うだけで、同じなんだけどな」

      私はセーラー服を脱ぐとその鏡にセーラー服を投げて何も映らなくした。

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>10
      コメントありがとう~頑張りますっ!

      広町七深の一人称が、
      広町~
      私~
      とか2つに分かれてるのには考え、というほどでないですが考えがあるのでよろしくお願いします。

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「よっ!ななみ!おはよう!」


      「あっ!とーこちゃん!おはよ~」


      「今日さ朝から暑くね??せっかく家で日焼け止めクリーム塗ったのに、汗でとれそうだわ!しかも体育あるしマジ勘弁~」


      「おぉ!それは大変だねぇ~学校に着いたら、また塗らないとね~」


      「それな!」


      翌朝、玄関のドアを開けると、全身に夏の光線が注がれる。今日はとーこちゃんの言うように朝から夏の日射しと気温が身体に襲いかかってきた。

      「はぁ……」

      昨夕のあの嫌な夢のせいで、私は夜なかなか寝付けることが出来ず、せっかく眠れてもすぐに目が覚めてしまうのを何度も繰り返してしまっていた。

      昨晩は結局ソファに横になりながら、グラスに水を入れて、深夜の通販番組やブレイクしきれないお笑い芸人の番組をみてた。

      朝日が丁度、顔を出したところで私は疲れからか、ようやく眠れることができた。

      それでも

      「朝からこれはキツい……」

      私は学生なので、学業が本分なので、通学路へ進むことにした。そこで私はとーこちゃんに会った。




      「そういえばさ…」

      とーこちゃんは額の汗を手の甲で拭いながら言った

      「明日から夏休みじゃん!?」

      私は顔をニコリとさせた

      「そうだね~」


      「なんだよ~!ななみ~もっと盛り上がれよ!」


      「わわっわ!」

      とーこちゃんは私の肩を掴むと左右に揺らしてきた。
      睡眠不足な私からすると、少しツラかった。

      「とと!ななみ?お前マジで大丈夫?」


      「えっ?」

      ブレる視界の中、とーこちゃんが私の目を見て言った。そして目元を触られていることにも気付いた。

      「ななみ、目元にクマあるけどどうした?」


      「はっ…!?んー……ちょっと深夜に気になることがあって~」

      んーこれは私の不覚かな…。ここで、とーこちゃんにたのこと話してもなぁ…。

      とーこちゃんの目、今は広町と私…広町の方を見てるんだよね?

      「そっか…。せっかくのかわいい顔が台無しになっちゃうから、程ほどにな~」


      「わ、わかったよって…いてて!とーこちゃん!ほっぺ痛い!これこそ、せっかくのかわいい顔が台無しになっちゃうよ!」


      「え?これは顔のマッサージだし!痛さはミクロン♪ミクロン♪だって!」


      「くぅ~ギガロン!ギガロン!だよ~」

      学校に着くまで顔面マッサージは終わった。教室に着いた後は、私はHRまで睡眠不足を補うため机に突っ伏した。

      ()

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      (とーこちゃん…もしかして私が元気が無くて落ち込んでたの気付いたから、あんなことしたのかな)

      朝のHRが始まる鐘がなると、私は机から顔を離して先生の到着を待った

      やがて先生が現れると、一人一人出席を取っていく

      「広町七深」

      私の名前が呼ばれると、私は夏休み前、最後の返事をした。


      「はい!広町七深。元気です!」

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:kNmJhM2F[] 返信

      若干のシリアス系かな?
      そういうのも好きなので応援してます

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      公式でも遂に七深ちゃんの掘り下げが来ましたね!こっちのSSも楽しみにしています!

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:2MTY5NDU[] 返信

      モニカのワイワイした日常の楽しさと
      ハラハラする展開への予感があって、続きがとても楽しみです!

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>11
      >>12
      >>13
      ここ読み返すと非常に分かり辛くなっていたんで補足します。
      11番のレスは、他のレス「11、12、13」の中の時系列で1番古い時系列です。あとそれぞれの時系列の感覚は、う~ん…約半年の感覚で離れていると考えてて下さい


      分かりやすく書くと(作中の時期とは関係なくて例です。)

      11のレスが
      2019年の5月

      12のレスが
      2019年の9月

      13のレスが
      2020年の1月

      みたいな感じでお願いします。

      あと11と12と13で広町七深と話している友人、またはクラスメイトはそれぞれ別の人物で同一人物ではないので、解釈お願いします。

      何か急に設定のこと語って、Sorry!

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信



      □ □ □昼休み□ □ □


      「あっ!シロこれもーらいっ!」


      「と、透子ちゃん!?」


      「あ!それ広町も欲しかった~」


      「ちょ!ちょっと透子ちゃん!昨日も先に取ったでしょ!普通に今日は遠慮でしょ!」


      「いやいや!早い者勝ちじゃん?ていうか!昼飯のおかず交換でそこまで熱くなるって!」

      「ふーすけままだまだ子供だな!ぷぷぷ」


      「くっ!ましろちゃんのおかず交換は私達の間じゃ恒例行事みたいなものでしょ!」


      ましろ落ち「(え、えぇ……確かにほぼ毎日…いや確実に毎日交換してたけど、いつの間に恒例化してたの……?)あ、あの、2人とも喧嘩は……」


      「まーまーふーすけ!ここは旦那様のご意見を聞こうじゃないか?あはは」


      「そうね!その方がゴウリ的だわ!」


      「(え?え?だ、旦那様って…誰…?)」


      「シロ?ましろちゃん?どう思う?」


      「(私か!!いや、予想はついてたけど!)え……」


      「さぁ!」


      「うぅ…どっとも……」
      「2人とも自分の欲望剥き出し過ぎよ」


      「るいさん!」


      「まったく、月ノ森女子学院の生徒として、今の2人の姿は、月ノ森の定める生徒像として逸脱しているわ」


      「うぅ…」


      「そもそもここ1ヶ月のおかず交換の1番目は桐ヶ谷さんが15回、二葉さんが5回よ。私と広町さんなんて1回も1番目どころか2番目にもなってないわ」


      「(え、えぇ?るいさんそんなこと覚えていたの?)」


      「……そ、それは…」


      「言い訳無用よ!夏は私と広町さんが1番目と2番目を優先的に選ばさせてもらうわ」


      「いえ~い~」


      「うぅ、すいませんでした(まぁ、夏休みはたまにしかお弁当もってこないって聞いてるから我慢すれば大丈夫だけど)」


      「あと明日からは夏休みで、学校はないけど週に何回かある練習では、倉田さんは以前は、『たま』にお弁当を持ってくるとはいってたけど」


      「『毎回』持ってくることに決まったわ」


      「は!?何それ聞いてない!」ガタッ


      「う、うん。実は前にるいさんが、私の苦手な教科を教えるために、私のお家に来たことがあって、」


      「はえ!?」
      「は?は?は?ルイ?お前!?おいっ!ルイ!」


      「そこでるいさんが私のお母さんにね?いつもお世話になってますって挨拶したの。その時にね」


      『つまらないものですが』って!仙台牛のお肉!をもらったの!!えへへ」


      「ッ!!!やられた!」


      「そしてね?『倉田さんはビーフシチューが好きだと聞きましたので、今回のお肉は柔らかい部位なのでビーフシチューにとても相性が良いと思います』って!!ふふ
      そしたらお母さんがもう大興奮しちゃって、最初の内は本当に良いの?ってお母さんが何度も聞いてんたんだけど、最後の方になると、初対面なのにもう仲が良い感じだったよ!」


      「それでね?お母さんが、ところでいつもお世話になってるって言ってたけど、バンドの方でこの子は役に立ってるの?逆に迷惑をかけてそうだけど大丈夫?って言ったの、そしたら」


      『バンドでは助けられるというよりかは、チームワークなので、失礼ですがそこまでお世話になってはいませんが、お昼のおかず交換で倉田さんのお母様が作る料理がとても美味しくて、恥ずかしながら毎回おかず交換をしてしまって…それでお世話になってまいす』って話をしたらお母さんが夏はお弁当毎回作るって……」


      「っ!!!るいお前ぇ!お前ぇ!」


      「あら何かしら?『今日は』あなた達からで良いわ??どうぞ」


      つくし涙「もぉ~~1番良い部分のお肉貰うねましろちゃん!」


      「ク○っ!アタシも貰ってやる!ふんだ!………ちょっと待て………………………………………………」


      「確か…前にシロと話した時…どっちかの実家のお婆さんが作ってるていう桃…………………………」
      「………」パクパク
      「……??」


      「収穫時期は確か………7月から8月って言ってたけ………………………」
      「………」ゴクゴク
      「……!!!」


      「うん!透子ちゃんよく知ってたね!桃は夏の間でそんなに多くはないけど、家に送られてきて食べるんだ!えへれ」

      「お弁当に入れて外で食べると、夏の日射しと青い空、そして涼しい木陰に入って、その桃を食べると冷たい桃が身体に染みて、きゅー!ってくるんだ!そしね」

      「お前ぇええええ!ルイぃ!マジでやりやがったなぁ!」


      「何よ?急に?」


      「何よ?急に?って?おいおいおい桃だよ桃!そんなん絶対美味いにきまってるじゃん!?」


      「ちょっと、涎が飛んでるわよ」


      「ははは。そりゃそうだよ!!シロの豊富な語彙力で桃の美味しさを説明されたら、こうなるわな!それも今夏はそんなに食べられないって分かれば、尚更だわな!!」


      「も…もも…桃」ガタガタ


      「くっ……!ク○っ!…そうか……詰みだったのか最初から……何もかも……!ク○っ!」ドサァ


      「ふ、2人とも、そ、そんなに桃を楽しみにしてたの?」


      「それなら今日家に帰ったらお婆ちゃんに今年は友達が楽しみにしてるから、いつもより多めに出来ないかって頼んでみるよ」


      「よしふーすけ今日夕食後暇?」
      「うん暇というか暇にする。あとでましろちゃん一家の好きなもの調べよう」
      「あぁところであたしの家は、肉関連だと大丈夫だけど、ご高齢の方の胃だと少し心配だからさ、ふーすけは「任せて」
      「お母さんが今朝肉以外のものあるって言ってたから、詳しく聞いてみる」


      「ふふふ」


      「……怖い…」


      「みんな~時間あとちょっとだし、食べようよ~」


      「あっ!ホントだ!少し早めに食べよう」ハムハム

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      誤字多いわ~泣泣泣
      >>19
      >>21
      ふっふふ~( ̄ー ̄)頑張りますっ!
      >>20
      公式でも来たねぇ~(*´Д`*)余裕ができたら見たいんだけど現実が………うぅ…

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>23
      後半の
      えへれ

      えへへ

      そしね

      そして

      が正しいです!

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:kNmJhM2F[] 返信

      倉田ガチ勢がおるぞ…

    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      学校で終業式後、私達はアトリエでバンド練習をした。
      るいるいが生徒会で少し遅れたけど今は、全員で音を会わせている。


      「よし!今の結構良かったんじゃね??」


      「うん!良かったと思う!」


      「でも透子ちゃんギター少し走ってなかった?」


      「そんなのミクロン!ミクロン!」


      「ミクロン!ミクロン!っじゃなーい!そこは前町から瑠唯さんに言われてたでしょ?」


      「ちぇーバレてたかー」


      「もう!」


      「ふふ、もっと練習しなきゃだねー」

      「そうだね、七深ちゃん。もっと練習していければ、私も香澄さんのようになれるかも!」

      「お、ましろちゃんがいつもより元気に、よーし私も頑張っちゃうからね!!」

      「あたしも練習を夏休みの間中メチャメチャ頑張って!ライブでマジ最高のギター演奏してやる!マジ夏休みは気合い入れる!」

      Morfonicaのバンドのレベルは、最初に比べたらかなり上達している。
      このまま行けばPoppin’PartyやAfterglowさんのような良いバンドにたどり着ける、かも
      私はクスッと声を小さく漏らした。
      このままみんなで練習を続けていけば……いつか…いつか、きっと私でも


      「違う、わね」
      「え?」

      ざわ
      心の水面に波紋が出来る。
      るいるいの言葉、短くも正確で厳しい言葉なんて今までいくらでもあった。でも今回は、それが


      「なんだよールイ、違うって、練習しなきゃ上手くなれないなんて、セオリーだろ?」


      「桐ヶ谷さん、練習するのは当然よ。」


      「うん?」


      「でも練習だけじゃ駄目だと思うの。」


      「う~ん?ルイ言ってることが……」


      「あくまで個人的な見解だから、不確定要素があるけど、」


      「??」




      「このままバンド練習や楽器の練習をしたとして、それがとてもレベルの高い域に到達したとしても






      「Morfonicaは多分、今と変わらないわ。」

    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      そ、それは、

      「そりゃあ、このままの練習だと成長しないけど、練習のレベルも成長に合わせてアゲルし!」

      そうだよね?きっとるいるいが言いたかったことって、そのことだよね?

      「………」

      るいるい……っ!

      「…………まぁ…今はその考えで良いと思うわ。」


      「なんだよーいつもの切り込み隊長は、今日は調子悪いな~」


      そのシロかクロか分からないるいるいの言葉は、私の心に消えないさざ波を起こした。


      「七深ちゃん?」


      「うっわ!?」

      肩をビクリとさせてしまい、ベースを落としそうになる。

      「ちょ!大丈夫?驚かすつもりなかったんだけど」
      「br」
      「だ、大丈夫!」

      真っ黒いBOTTOM BUMP(ばんぷちゃん)の丸く膨らんだボディを撫でると、私はため息を吐いた


      練習後
      「はい、みんな~おつかれ~」


      「おっ!ななみ!さんきゅ」


      「わぁ~これすごく甘くて、胸が爽やかになるね~」


      私はこの練習後の時間が好きだ。
      みんながそれぞれ顔に浮かべる幸せそうな笑顔に、私は疲れた心を解きほぐした。

      「そういえばさー、さっきSNS見てたんだけど!CiRCLEで!今度!」


      「何コレ……ライブ??」


      「そうそう!しかもバンド結成から約1年の経験者を中心とした感じでさ!」


      「へぇ~結構あるあるな感じだね…でもCiRCLEさんでやるってことは、色んな人たちが見に来るかも」


      「そう!そこで私たちの存在を…じゃなかった9月開催だし!夏休みのバンド練習の目標にしやすいじゃん?」


      「桐ヶ谷さんとしては、めずらしく理にかなってるわね。」


      「また余計な一言を!」


      ライブかぁ……少し緊張するけど、楽しそうだなぁ。
      練習をたくさんするってことは、たくさん皆と入れるってことだし!
      私の心はさらに弾んだ!




      「開催時期9月って……1ヶ月とちょっとじゃない。キャンセルね。」


      「はぁ!?いけるって!新曲も披露したいし!」


      「なおさら無理ね。だってあなた今の新曲のギター2割程しか弾けないじゃない?ただの新曲じゃなくて難易度を上げた新曲よ。」


      「っ……!く……うぅ」

      あー、とーこちゃん結構気合い入ってたんだなぁ。うーん仕方ないか


      「るいるい私もとーこちゃんのギター手伝うよ」


      「………」


      「……ね?良いでしょう?」


      「はぁ……進捗は毎日みて、それで最終的に決めるわ」


      「やったあああ!」

    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「ふー」

      息を吐いてソファに寝そべる。

      さっきまで音を奏でていた部屋は、とても静かで鼻につく。

      「あーあーあー」

      何となく声を出してはみるけど、特に意味も無く音の響きはすぐに消えた。


      バンド活動は好きだ。そう。こうやって皆と何かをするのは久しぶりだ。でも

      でも怖い。いつか私の、深い所の汚い本性が、皆に知れ渡ったら…

      「七深ちゃんてさー」

      立ち上がりベースを手に適当に座る。

      「いまーそらもよー」

      ボーンボーンとベースを鳴らし、Daylightをゆっくり歌う。
      その歌声は明らかに100人が聴いたら…というよりは、歌声を一度でも聴いたら、嫌いな人などいるはずも無いくらいの魅力と、倉田ましろがまだ到達出来ていない完成度を誇っていた。

      「この…わた……わたし……でも……ゆるさ」

      しかしそこで歌うのを止めた。

      ベースを立て掛けると、私はソファにまた寝そべる。

      「まったく……しろちゃんは……」

      「………普通じゃないよ。ふふ」

      寝そべりながら足を組んでぶらぶらと揺らす。太もも同士がスリスリと擦れ合うと、私は妙なくすぐったさを感じた。

      ずっとずっと楽しいことが続きそう。私はその将来を夢見心地でみる。

      ひろまち「まだ何も掴めてないけどー」

      ワンフレーズ歌詞を飛ばして私はまた歌う。耳に入るこの歌声がいつか、耳以外に届いたら嬉しいことなのかなと足を揺らしながら。

    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信


      「…えっとさっきやったここは……こんな感じかな」

      私はネックに指の腹を這わせて、スライドをした後、右手のピッキングと、左手の指を連動させる。

      「……すっげー……」

      そんなとーこちゃんの焦がれた顔に私は、フッと息を吐いた。
      難関箇所を弾いた直後、微妙にミスってみせる。

      「あれ……?今のって?」

      「ふーやっぱり難しいね。るいるいのギターフレーズ鬼だよ~。」

      「……」

      「あれ?とーこちゃん?」

      「あ、あぁ…。うーん…。ま、ヨユーっしょ!」

      あれから2週間

      とーこちゃんのギターソロはメキメキと上達している。でもまだ、るいるいが認める水準に到達していない。
      夏空、窓の外は太陽の紫外線が、樹や春に植えた花壇にある花を殺すかのようだ。しかし、それらの葉や花びら達もまた対抗するかのように艶やかに輝いてる。

      「つーかななみマジでウマくね?」

      「いやいや~コツを偶然巧く掴んだだけだよ~」

      「にしたってさ~ウマすぎだろ!はぁ~あたしもガンガン頑張らないと…!」

      「そうだね!頑張ろ!」

      グッと胸の前に手を持ってきて、気合いを入れた。
      窓の外では、花が咲き誇っている。しかしいつまでも、というわけではなく、いつかは枯れてしまう。どれ位でだろうか?
      ライブの日まで咲いてて欲しいなぁと、私は肺から二酸化炭素を出した。

    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      引き込まれる…いつも読んでます!面白いです!

    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>31
      Thank you♡♡
      励みになります!いぇい!

    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:kY2Y2MGU[] 返信

      続きが楽しみいぃぃ‼︎

    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      ライブ前日

      「………はぁ…はぁ……。今の…今の完璧じゃね!?な!?」


      「凄いよ透子ちゃん!ついにやったね」


      「さすがだね」


      「………」

      完璧…ではあった。でもタイミングが悪い…。ライブ前日に初めて完璧な演奏が出来たでは、明日のライブでは演奏が失敗するかもしれない。

      るいるいの性格上、成功率という点で引っ掛かる。

      「……それで?るいは~?私のギター完璧だったろう~?」


      「………」


      「ま、まあまあとーこちゃん…。」
      「いいわよ!」


      「え?」
      「え?」


      「明日のライブ、新曲やりましょう。」


      「やっ……やっ……」


      「やったああああああ」

      とーこちゃんギターを肩に掛けたまま両手を上に突き上げて喜んだ。しろちゃんやつーちゃんも一緒に喜んでいる。

      「………」

      けど…。分からない。どうして。いつものるいるいなら……。

      「分からないといった顔ね。」

      そう声を掛けられ、私はゆっくり振り返る。

      るいるい、いや“八潮瑠唯”の、皐月の朔に咲く、見頃の過ぎた枯れるのを待つだけの桜の花の色をした虹彩に

      私の、卯月に咲き誇って、人を惹きつける妖しい桜の花の色をした虹彩をアクセスさせる。

      「分からない、よ?」


      「………。以前、感情に従った先に何があるか?と言ったでしょう?」


      「うん」


      「Morfonicaに入ってから、私は前よりも感情による行動は多くなったし、それ以前の人とは違って桐ヶ谷さんを筆頭に感情に従って行動を起こす人を多く見れたわ。そして…Roseliaさん等の感情に従った結果、成長した人も居たわ。」


      「……」


      「今のがあなたの知りたかったことだと思うわ。広町さん。」


      「……」


      「……」






      「へぇー!るいるいも成長してるっていうことなんだね!偉いねー!るいるいは!」


      「……」


      「私も今まで以上に!頑張って成長しないと!」






      「本当に?」

      私はそこで視線を切った。視線を切った方向では、とーこちゃんとしろちゃんとつーちゃんがまだ喜んでいて、ついには目の端に涙を浮かべていた。

      そんな私は、ふと気になったことがあって頬を触る。やがて私は、なぜ友達が喜んでいるのに、せっかく目標達成したのに、祝福したり、笑顔になれないんだろうと、無表情に近い私の表情筋をさすった。

      「とーこちゃん!おめでとう!明日の演奏ワクワクするね!」

      とうこ涙「ありがとう、ななみ!ほんっと最高だよ~!」

      あぁ……私の顔って今は……きっと……

    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>33
      せ~んきゅ、せんきゅせんきゅ♡
      果たして滞りなく書けるだろうか(笑)

    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      つーかまた誤字ってて草、泣と涙間違えちゃうんだよなぁ~

    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      バンド練習を終えた服は、やはり少し汗の香りが漂う。その衣服をカゴに落として、ドアを開けた。






      ふーと、目を閉じた。
      ハンドルを回すと、シャワーからお湯が出る。お湯はそのまま頭へ注がれ、身体全体を濡らした。

      きゅっとハンドルを手前に引いて、シャワーを止める。
      ばしゃん
      そのまま浴槽へと足から入る。やがて首までお湯に掴まれると、そのまま顔を沈めて、身体全体がお湯に包まれた。

      ゴポゴポ、ゴポゴポ

      水の音が耳に入る。いつもとは違う感触の音、だけど、この閉じられた音の感じは好きだ。

      背中に少しお湯とは違う感触を感じて、底まで沈んだことが分かる。
      私はそのまま息が続く限り、ぼーっとしていた。

      胸に手を充てると、心臓の鼓動がどくん、どくんと鳴っていて、“普通”というものが確かにそこにあるといことを意味している。

      目は閉じたままだけど、深層模様が透過光の中でカウンターイルミネーションを生んでいる。
      そんな情景が瞼の裏で浮かんで、明るい記憶のバンド活動に影を落として黒く染め上げていく。

      わたしは嫌だったのかな。
      どうだったのかな。

      「ぶはー」

      ぶくぶくと泡が口から出て行く。

      桐ヶ谷透子が新曲を披露するのがいやなのか。

      八潮瑠唯のあの正論が嫌だったのか。

      肺から酸素が無くなると、身体が徐々に震えだし、背中を丸くするように縮こまったり、吊られたように反ったり。
      ジタバタと本能だけで身体が暴れていく。耳にはさっきの静かな音とは違い、足や身体が浴槽の壁や底に当たる金属音が耳に突き刺さる。
      身体が、脳が、酸素を求めている。薄れていく意識の中で、そういった本能の影響なのか、酸素が取れるわけでもないのに喉に両手を充てた。












      本当に?

      「ぶはぁっ!」
      浴槽の縁に左手を掛けて一気に身体を引き起こす。

      「はぁ……はぁ……」
      そのまま縁に両手を置いて、荒い呼吸を整えていく。


      「髪……洗わなきゃ……」
      ノズルを押してシャンプーを手に取り髪につけて、洗っていく。

      「………」




      「………」
















      「………」

    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>34
      すいませんここの瑠唯のセリフの「いいわよ!」の!について何ですがここミスです。!マークいらないです。何か瑠唯が感情を表した感ありますが、いつも通りです。はい。

    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「……うぅん……」

      目を開けるとカーテンがパタパタと揺れながら、オレンジの生地を透かしていた。壁に掛けてある時計を見ると、朝ということが分かる。それと予定の時間より大分早く起きてしまったらしい。

      カーテンを横に引くと、陽は昇っているけど街はまだまだ静かだった。でもちょっとしたら喧騒は来るだろう。

      「……ふぁあ……」

      陽射しにあくびを浴びせると、カーテンを閉めてベット…ではなくソファに座った。

      テレビを点けると、ニュースキャスターとアナウンサーが和気藹々とスポーツについて何やら会話を交わしている。

      「平和だねぇ~」

      これからライブという激しさが顔を出して大暴れするのに、目の前のテレビは剣呑とは逆の雰囲気を醸し出している。

      「よいしょ」

      アトリエの冷蔵庫へと向かう。何か良い物あったような…。

      「あっ!これこれ~」

      冷蔵庫の奥から、赤いプリンを取り出した。

      「唐辛子のプリン!絶対おいしいよね~。これは~次のトレンド間違いなしだね~。とーこちゃんに教えよ~」

      私はポスンッ!とソファに沈み込むと、スプーンでプリンの表面3mmを掠めとるようにとった。

      広町はこういうやり方なのだ

      胸中で謎の告白をすると、私は口に入れた。

      「~~~~~ッッ!」

      舌をプリンが包み込んでその感触を楽しむと共に、唐辛子特有の味が舌を敏感にすると同時に、プリンが次々と泡のように弾けて、辛さが敏感になった舌を突き刺す。

      「(~~~~~~~~ッ!!!かき氷とはまた違った痛みが頭を刺激してきて、イイ!)」

      9月の朝、落ち着いた気温になったとはいえ、私の身体は熱くなっていった。額に手を当てると汗が出てるのに気付く。

      「何だか今日は、やっぱり良い日になりそうだよ~」

      唐辛子プリンを完食し終えた私、イヤホンを耳に差して自分の世界に入っていく。

    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:iMjM0YTN[] 返信

      唐辛子プリン…どこで売ってるんだ

    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:iY2MxZTM[] 返信

      >>7
      しほちゃんと関係ない、たぶんw

      小説面白かったっす!頑張ってください!

    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      AM09:00

      朝日がしっかり昇り、街を照らすようになって、まだ時間もあまり経ってない中、私は一人ソファでうたた寝しかけた時、がらららーんと鈴が鳴り、玄関のドアが開いた。

      「~~っ!!七深ィ!今日ライブだぞ!ライブ!…あっおはよ!」


      「…とーこちゃんテンションたかい、ねぇ?」

      あれ地球に太陽って2つあったけ?というか明るくて眩しいなぁ。

      冗談を胸中で吐くと、私はよいしょと立ち上がった。

      「ちょっと着替えてくるから~とーこちゃんテキトーに座っておいて~」


      「オッケー」

      うぅ~いよいよかぁ~
      チュニックのボタンを上から、ポツポツと外してしてく。

      そのまま肩を片方ずつずらして、チュニックをパサリと床に落とした。

      恰好そのまま、タンスの前まで歩きながら、背中に手を回した。

      カチリ

      チュニックのように床には落とさず、タンスの横にあるカゴ入れた。

      「それだと夜キツくね??フリーダムの方が好みかな」


      「 わたし、こっち派だから。ふふふ」

      タンスの中から取った衣類を、クローゼットまで歩きながら器用に身体を一周させて、また背中で

      カチリ

      「とーこちゃん今日の服のコンセプトは?」


      「挑戦と……成功かな?」


      「ふーん」


      「おいおい!もっと突っ込めよ!」


      「ふふふ」

      クローゼットの中から、イイ感じの服を取ると私はその場で着替えた。



      □ □ □



      「あっ、とーこ何か食べる?唐辛子プリンあるよ?」


      「唐辛子プリン?………じゃあ食べる、?」


      「というか何だソレ!あはははは、うはは!うはは」


      「はい、あーん」


      「え?」

      とーこちゃんが口を開けて笑ってるその口に私は唐辛子プリンを入れた。

      「(ふっふふー、唐辛子プリンこれ本当においしいんだよね~。とーこちゃんもそう思うよね?)」


















      「ああああああああああああああああああああああああああ」






      「あれ?」

    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「ごきげんよう…」


      「あ~!しろちゃんごきげんよう!」


      「うぅ~緊張して、夜あんまり眠れなかった……」


      「大丈夫だって!」


      「で、でも~」


      「がららららら」


      「あっ」
      「あれ、透子ちゃん?もう来てたんだ?」


      「あはは…そうなんだよ~、し、しろちゃん。ソファに座ったら??」


      「え、うん」


      「(ふー何とかとーこちゃんが食べた唐辛子プリンを隠蔽することが出来た。)」

      さてと
      冷蔵庫を開けられたら、唐辛子プリン見つかっちゃうし隠そうっと、

      私は冷蔵庫の前まで歩き扉を開けると、 唐辛子プリンをそっと奥に置いた。

      「はぁ……」


      「またため息~?しろちゃんしっかりぃ」


      「も、もし本番中にマママ……」


      「じょうだん?」


      「マイクロフォン落としたらどうしよう……」


      「しろちゃん普段マイクロフォンなんて言わないでしょう?」


      「いや、ほら、普段使ってるモノに対して略称じゃなくて正式名称を使うと、何か敬意を払ってる感じがして、運が向いてきそうっていうか…」


      「………」


      「わわ、わかるよね」


      「うん!分かる分かる!」

      さてと、しろちゃんの思考回路が若干…いや真面目に枯れてきたけど、きっとライブ直前になれば大丈夫だから放っておこ……。

    • 44 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>40
      ふふふ

    • 45 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      >>41
      コメント、センキュッ、キュッ♡
      pixivの方で別のSS書いてるけど、そっちもあって、あと資格勉強も、更新頻度長くなってる頑張るわ……。

    • 46 名前:匿名スタッフさん ID:mMThjMTE[] 返信

      保守

    • 47 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      待っているぜぇ!保守!

    • 48 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      「ふ、ふあーようやく舌の感覚戻ってきた…あっ!シロ!来てたのか」


      「あっ!透子ちゃんおはよう。透子ちゃんの割りに早いけど、何してたの?」


      「ワリニ……?このっ!この!」


      「きゃ、きゃあ!透子ちゃんストップストップ!」
      とーこちゃんはソファの後ろからましろちゃんの肩をガタガタと揺らした。
      ふわふわと揺れている髪は真っ白すぎて、窓の外から入ってくる太陽光のせいもあって、ブライト感のある白くて綺麗な透過光…いや反射光か……あ━━━━━━━━

      「うっ!!」


      「ん?どうしたななみ?どこかわる…」
      広町「ううん?大丈夫大丈夫!」
      私はアトリエのキッチンに逃げるように向かった


      「ってー…。」
      急に頭がピキッと痛んで、思わず私は声に出してしまった。何となく心配されるのが嫌だから私はここに逃げてきた。
      「……と言っても…だけど」

      キッチンの……とーこちゃん達から見えない、影になる場所に移動して私は目の前の台に両手を置いてそこに体重を預けるよう頭を前にガクッと倒して、目を閉じる。


      目を閉じていても窓に面しているキッチンでは、陽が差し込んでくるのが分かる
      「(大丈夫…!大丈夫…!)」






      五分ほどそうした後私は、姿勢を直して目を開けた。頭痛はいつの間にか消えており、自然な雰囲気が頭を包み込んでいくのが分かる。


      「ふぅ…」


      「あっ!ななみ!冷蔵庫に苺のプリンあるから、ちょっと冷蔵庫失礼するな!」


      「あ、うん!分かった!」


      話は変わるけど透子ちゃんに限らずMorfonicaのメンバーには、ここが練習場所になっているので、冷蔵庫を貸している。1人じゃ持て余すし。それでたまに冷やさないと駄目なデザートとかを置いてある


      「苺のプリンか……」


      ほらシロ!あーん
      もう透子ちゃん!1人で食べられるよ!


      そんな声が聞こえて来て頬を緩ませた。
      いい加減戻るかと私は2人が居るところに戻る。  


      「あれ……?」


      2人に視線を向けると丁度しろちゃんがとーこちゃんから取ったスプーンを苺プリンに深く突き差してたっぷりとスプーンの上に載せているところだった。


      「しろちゃん、食べ物は逃げないからそんなに取らなくても……あっ!?」


      苺プリンの色をよくみると、それは確かに赤色だったが、その色は唐辛子プリントそのものだった。

      「しろちゃん!ストーップ!」

      私はシロちゃんからスプーンを取ろうと駆け寄る

      チラッと透子ちゃんに視線を向けると、ムッハァ、とでも言ってるような悪い顔をしていた。


      「はむっ!」


      「ああっ!?…………ごめん…!」


      私は膝を折ってその場にへたり込んだ。
      そして数秒後に刻まれるであろう悲鳴に私の身体はブルリと震えた。






      「………?あれ?」
      予想していた悲鳴は起きなかった。


      「ん~~~このプリン美味しい!」


      「あれ?あれあれ?」
      私は首を捻った。おかしいな。あの色は唐辛子プリンの色だったはず…。見間違い…?本当に苺プリンだったとか……?
      私はとーこちゃんの顔を見る


      「そ、そそそっか~。美味しかったか~?」
      焦ってるし、とーこちゃんもやっぱり困惑している。


      「(食べれば分かるか)」

      「しろちゃん私も良い?」


      「うん!とってもおいしいよ!はいあーん」


      私はそのままスプーンを口の中に受け入れる。


      「(う~ん、私が自分で苺プリンを入れてたとか?)」


      「あ、あたしも」


      「あっ透子ちゃん!」


      とーこちゃんは焦りからか、しろちゃんから容器とスプーンを奪ってがつがつと口の中に入れた。


      「(苺……か……。)」
      私も口の中でその味を知るため舌に神経を集中した。


















      「(……?え?これ苺プリンじゃなくて、唐辛子プリン、だよね?…)」
      私は胸中で独白した。
      これ、甘くないし?辛いし。

      おっかしいな……。ん~

      もしかしてしろちゃんの味覚成長して、辛いの好きになった!?

      心が躍る

      そう。まさに、るんっ♪としてきた。

      「これって苺じゃなi………」


      「ひぁあああああああああたあああああああああああああああ」
      「あああああっ!ああああ゛!あああああ!」

      「………」

      「………」

      私は冷蔵庫からミネラルウォーターを2本取り出しながら、呟いた。

      「何これ」

    • 49 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      ほ、ほひゅ、ありがとう~
      資格勉強進捗悪いわ~泣

    • 50 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      おー更新キター!あっ、無理せず自分のペースで進めてください。保守は任せといてください笑

    • 51 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      捕手

    • 52 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      数時間後


      「もう!3人ともライブ前なのに何てことしてのっ!」


      「うぅ…ごめんなさい」


      「ま、まあまあ?ほら!激励だよ激励!」


      「激励?バンドの中心となるボーカルの喉を傷つけて何が激励かしら?激励じゃなくて激辛よ」


      「……ふ」


      「透子ちゃん!何わらってるの!」


      「いや激励と激辛って……(笑)…つい…」


      「全く3人ともライブ前なのだから、しっかりして」


      「う、うん…ごめん……。」


      「……ってアレ!?私って被害者だよね??ね、ねぇ?」


      「よし!皆~切り替えてウォーミングアップするよ~」


      「おー!」


      「ふふっ」


      「えぇ!?」


       ケースからBOTTOM BUMPを取り出すと私は肩に掛ける。Bon Bonと鳴らすしていく。それはいつものように音が響き、ベース弦の振動がベースボディを通じて、身体にじんわりと伝わってくる。なおも私は適当に弦を弾いていく。

       身体と耳に伝わる。

      その響き具合に目を閉じながら感じていく。胸の奥の心に風景を浮かばせる。小さいほとりがポツンとある。やがてその水面に波紋がさざ波のように広がっていく。その波紋が端まで到達したと感じた瞬間、ほとりの中心に桃色の睡蓮の花が蕾のままぷかぷかと揺れながら出現ふる。

      「こんなもんかな…」


      「準備OK(よ)」



       

      「えぇ!?ハヤイ……ま、待って!」

      「シロはやく~」

    • 53 名前:匿名スタッフさん ID:iYWRkMTk[] 返信

      ほ!

    • 54 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      ━ ウォーミングアップ後 ━

      「今日は!あたしのギター絶対、ヤバいって!」


      「透子ちゃん!それ今日、何回目?」


      「どどど、どうしてそんなに、テンション高いの?」


      「倉田さん、落ち着いて。」


      (それにしても、まあ)


      と皆と道を歩きながら思う。
      よくここまで来たなぁと、9月の夏と秋が混じった空を見て思う。

    • 55 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2Y1YWI[] 返信

      ほしゅ、ありがとう~。うぅ。
      絶賛気落ち中だよ…。土日一気に進めたいな。



54件の返信スレッドを表示中
返信先: 【SS】プリーズ・バック・トゥー

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