【SS】パスパレvsロゼリア 特殊能力バトル

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52件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      ○第1試合
      若宮イヴvs氷川紗夜
      ○第2試合
      白鷺千聖vs宇田川あこ
      ○第3試合
      氷川日菜vs今井リサ
      ○第4試合
      大和麻弥vs湊友希那
      ○第5試合
      丸山彩vs白金燐子
      (特別編・丸山ァ!vs白金ァ!)

      キャラがそれぞれ能力者になったという設定です。フェアリーテイルの大魔闘演武編みたいなイメージで作っており、導入は大雑把に始まります。あと台詞だけでは流石に意味不明なのでSSにしては描写説明が多いです。

    • 2 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      実況席
      「やってまいりました!ガールズバンド能力者対抗戦!本日の対戦カードはなんと、Pastel*Palettes対Roselia!!」
      「今試合のルールは『フラッグ』!両チームから一人ずつ選出し、闘技場にて試合スタート!そこから200m続く一本道の奥にある旗を先取した方の勝ち!ただし、能力だけを使って進めるのは旗の50m手前まで!旗は直接掴む事!それ以外は相手の妨害、戦闘、なんでも有りよ!」
      「グレーゾーンの際の判定は、実況のまりなさん、有咲、私の3人で審判します」
      「はーい、そんな感じだな。解説とかもするぞ。分かる範囲でだけど」

      「第一試合!パステルパレットから!『ブシドーアイドル』若宮イヴ!!」
      「先陣を切るのがブシの務めです!」
      「がんばれー!イヴちゃーん!」
      「一番槍は任せたわ」
      「ロゼリアから!『凍てつく狂犬』氷川紗夜!!」
      「狂犬とは……」
      「当然、最初から全力よ、紗夜」
      「紗夜〜!ファイト〜!」
      「若宮さん。お互い、チームに恥じない戦いをしましょう」
      「そうですね!サヨさん!ブシドー精神で正々堂々と、です!」
      「それでは、第1試合!開始!!!」

    • 3 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      『氷乱』
      ・辺り一帯を自在に凍らせるストレートな氷系能力。能力の発動が非常に速いが、その分至近距離での氷結は自身を巻き込む諸刃の剣。
      ・より広範囲に届く薄い氷と、それを利用した高出力の氷結攻撃を使い分ける。

      「はぁっ!」
      紗夜が先手の氷結。闘技場の広範囲を一気に薄く凍らせる。
      「いきなり氷結!ですが!」
      読んでいたようにイヴが跳躍。足元の凍結を回避。
      紗夜は更にもう一度、氷結を拡げるも難なく避けられる。
      「(あり得ない身のこなし…!)…そう何度も避けさせない!このまま一気に凍らせます!」
      拡げた薄氷を利用し、二方向から身体を覆うほどの強力な氷結攻撃。軌道を不規則にくねらせる事で避け難くする構え。
      イヴ、再び跳躍して片方は回避。
      「これはマズイです…!頼みます!『居吹丸』!!」
      無傷で済まないと判断したイヴ。愛刀・居吹丸を中空で召喚し、依然迫り来るもう一方の氷撃を落下するとともに斬る。
      「まだまだ!!」
      紗夜、イヴが着地すると同時に周囲から輪を狭めるように氷結。
      イヴは身体ごと回転するように刀で一閃、氷の波を全方位迎撃。
      「やるわね…」
      「やりますね…!」

      『ブシドー!!』
      ・能力そのものが第六感に代わり、あらゆる存在の動きを「点と線のイメージ」で知覚する。周りのモノだけでなく自身の動きも掌握でき、修行次第では群を抜く身体能力を発揮する。
      ・パスパレメンバーの能力を結集し創り出された日本刀、「誠刀・居吹丸」を持つ。いつでも手元に召喚可。

    • 4 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      行間が全然うまく空いてない…
      本筋関係なしでちょっと練習します

      「私の能力『怪盗剣士《ファントム・シーフ》』は、あらゆる性質や効果を吸収し、我が剣へと変える力さ…」
      「すごいです!薫先輩!わ、私の能力も奪っちゃってください…!」
      「君が望むなら、そうさせてもらうよ」
      「……!これは随分と、頼もしい、力…だね」
      見た目を圧倒的に上回る重さの剣が出来上がる。

      『重量増加(カロリーメイク)』
      ・人や物の重さを何倍にも増幅させる能力。
      ・その他説明は省略。

      「え、えへへ…」

    • 5 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      まだ練習


      「有咲ー!」
      「わぁ!きゅ、急にくっつくなー!」
      「おぉー!私のランダムスターが大きくなったり小さくなったり!」


      『ちょまままじっく』
      ・触れたものを大きく、または小さくする能力。
      ・他者の能力に適応する事で、その効果を強化、または弱体化させる事も可能。


      「香澄、有咲で遊ぶのに完全にハマってるねー…」

    • 6 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      練習最後


      『グランドラマー』
      ・身体で衝撃を与えた一定範囲の地面を自在に操る能力。
      ・和太鼓を叩いている間、その音により操作範囲と量が飛躍的に向上する。




      「ソイソイソイソイソイ、ソイヤーーー!!!」
      和太鼓の衝撃により、やぐらごと土の大波に乗り移動する巴。
      「おおー。相変わらず暑苦しいですなー」


      「楽しそうね!あたしも行こうかしら!」
      既に駆け出しているこころ。
      「ちょ、ステイ!ステイこころ!」
      (黒服さーん!ミッシェルお願いしまーす!)

    • 7 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      >>2
      行間空けが出来てませんが、まりなさんの「第一試合!」の部分で場面が変わってます

    • 8 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      本筋に戻ります




      実況席
      「これは!一試合目からかなりハイレベルな戦いね!!次々と仕掛ける紗夜ちゃんに、全て対処するイヴちゃん!両者一歩も譲らない!」
      「…でもこれ、旗取り競争だよな…2人とも、単に戦っちゃってないか?」
      「確かに。でも、いきなり旗を取りに行くより、相手を動けなくしたほうが確実に勝てるし…」
      「怖いこと言うなよ……でも紗夜さんはそれ狙いだろうし、どうなるんだろ」


      応援席
      「紗夜さー、なんかアツくなってない?」
      「お二人とも、根が真面目だから……正面から……ぶつかり合ってしまっています……」

    • 9 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「やぁっ!」
      「とぉっ!」


      「………」
      「イヴさん、もしかして旗取りのルール忘れてるんじゃ…」
      「ええ!?それじゃあ負けちゃうよ!早く教えてあげないと…!」
      「応援席からの直接的な助言は禁止されているわ。彩ちゃん、間違っても大声で言ったりしないでね」
      「うぅ…」
      「直接、言わなければいいんですよね。なら考えがあります」
      「で、でも…」
      「こちらからは言いませんし、能力を使うこともしないですよ。ただ、イヴさんの方から、自身の能力で気付いてもらうだけッス」
      「それは、グレーゾーンに当たるかもしれないけれど…」
      「やってみたらいいんじゃない?出場者が自分の力で気付くんだもん。バレないし、バレたって、あたしが審査員ならセーフって言うかな〜」
      「では、早速…!」

    • 10 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「はぁ…はぁ…」
      「そろそろ…限界ですね…」
      短期間で激しい攻防を繰り広げ、疲労が見え始める両者。
      「決着をつけましょう…!」
      周囲環境を第六感で知覚できる能力を持つイヴに、突如として応援席から見慣れたイメージが流れ込む。
      「……!?(この合図は、マヤさんと密かに練習していた『以心伝心の術』!このタイミングで何かの指令が…?)」
      (様子が変ね。なんなのかしら…)
      「(【旗】【取る】【忘れる】【べからず】……なるほど!今は旗取りの競技でした、危ない危ない)…紗夜さん!申し訳ございませんが、これにて御免!」
      突如方向を変え走り出すイヴ。偶然にも旗を取りに行くのに有利な場所。
      紗夜も遅れて気付く。
      「(しまった!先に制圧を優先するあまりに夢中に……)行かせません!若宮さん!」
      咄嗟の氷結攻撃。しかし視認する事無く周囲を判断できるイヴには相性が悪く、全て回避される。
      「ブシドー!!」
      そのまま凄まじいスピードでイヴ疾走。旗を先取。
      「勝負アリ!第1試合勝者、パステルパレット、若宮イヴ!!」




      「申し訳…ありません…!」
      「惜しかったよ〜!紗夜〜」
      「氷を使う事にとらわれ過ぎだったわ。いつでも、第一目標を逃さず冷静であるべきよ」
      「次はあこの番ですから、紗夜さんの分、取り返して来ます!」

    • 11 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「続いて第2試合!パステルパレットから!『女帝』白鷺千聖!!」
      「みなさん、応援よろしくお願いしますね」
      「ロゼリアから!『ラブリーチャーミーな妹役』宇田川あこ!!」
      「ふっふっふっ…闘技場に舞い降りし堕天使は混沌に終わりを告げる……んーと、やっぱり勝利を約束されし女神が……」
      「それでは、第2試合!開始!!!」


      『魔煌・黒キ波動ノ掌』
      ・両の手の平から闇属性の波動を放つ能力。あこの気質から攻撃のみに特化している。
      ・波動は身体に纏う事もできる。今のあこは両前腕までが限界。
      ・ネーミングは多分りんりん作。




      「ちさ先輩、行きます!漆黒の…!」
      「少し遅いわね」
      あこが能力を発動しようと構えた直後、地面から巨大な鋼鉄の物体(メイデン)が出現。中が開き、即座にあこを閉じ込める。
      「この勝負、相手を動けなくしてしまうだけで簡単に勝てるの。悪いわね、あこちゃん」
      旗めがけて走り出す千聖。

    • 12 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「おおーっと!!いきなりメイデンであこちゃんが閉じ込められたーー!千聖ちゃん、容赦なーーい!!」
      「あこちゃん、何もできなかったな。白鷺先輩、ずる……いや、なんでも無いです」
      「千聖先輩ー、有咲がずるいって言ってまーす」
      「ちょまま」
      「あれ…?千聖先輩、あんなに走ってるのに、なかなか近づかないね」
      「あこちゃんの能力の妨害…じゃないわ。あれは…足が遅いだけ……?」


      『鉄仮面の処女《テッカ・メイデン》』(鉄化・擬似召喚)
      ・アイアンメイデンを模した巨大な鋼鉄の器具と鎖を召喚する。メイデンは2つ、鎖は3本まで同時に出す事が可能。見た目に反してメイデン内部にトゲ等は無く、使い方は味方の保護や敵の拘束といった防御仕様。
      ・この能力は元能力『鉄化』を無理やり応用しているもののため、燃費は良くない。




      「はあっ…はあっ…(メイデンを使うと、体力を削るのよ……たかだか200mの距離が、遠いわ…)」

    • 13 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      観客席
      観客「千聖ちゃーん!!…ふえぇ…がんばって〜!」
      観客「懸命にひた走る…そんな姿もまた可憐だね、千聖…!」


      「……(恥ずかしいわ)」
      「…!?」
      あこを閉じ込めていたメイデンが衝撃によりこじ開けられる。
      「ぷっはーー!やっと出られたー!…って!ちさ先輩、もうあんなところに!…今度こそ、漆黒の!波動!!」
      あこ、地表を揺らす事に特化させた波動を撃ち込む。
      千聖周辺まで衝撃が届き、千聖は大きく体勢を崩す。
      「(まずいわね…)…やあっ!」
      鎖を召喚しあこへ飛ばす千聖。
      あこは走りながら両腕に纏った闇の波動によりそれを弾く。
      (鎖だけでは止められないのね。これ以上は…二つ目のメイデンを出してまで応戦するより、旗を目指したほうが早いかも…!)
      千聖とあこ、共に旗めがけて全力で走る。徐々に二人の距離が縮まる。
      「ぬぅおお!!」

    • 14 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「千聖ちゃーん!追いつかれる!走って!もっとしっかり走って!!」
      「彩ちゃんそれお説必〜」
      「もう少しですよー!」


      「あこちゃん……がんばって……!!」
      「……(思い出すのよ、あこ。猫になりきった、あの日を…)」


      「負ける……わけには……いかないのよ……!!」
      「っにゃあぁぁぁ!!」
      ズシャァァ、という効果音。旗直前で2人が並び、そこからダイブしたあこが先に旗を掠め取った。
      「接戦を制したのはあこちゃん!第2試合勝者、ロゼリア、宇田川あこ!!」

    • 15 名前:名無しのスタッフさん ID:kZmUwMzB[] 返信

      所々にネタが散りばめられていてクスッとしてしまう
      テッカメイデン…

    • 16 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      >>15
      ありがとうございます!基本的にネタや掛け合いをテーマにしていますが、特に千聖さんはどんな場面でも弄れるところが好きです。
      次は愛が重い対決です




      「続きまして、第3試合!パステルパレットから!『パーフェクト・メトロノーム』氷川日菜!!」
      「いっえぇーーーい!!やっちゃうよーー!!」
      「ロゼリアから!『みんなのお姉さん』今井リサ!!」
      「応援よろしくー☆」
      「それでは第3試合!開始!」


      「るんっと来た!『ラブ・アタック』!」
      彩の能力の一部応用、ハート型の水色の光弾を放つ日菜。リサの足元に多数着弾。大量の土煙が上がる。
      「きゃっ!?」
      「続けて〜!『鉄化:鎖召喚』!」
      千聖の能力の一部、複数の鎖が土煙の中とは思えぬほどの正確さでリサを捉え、縛り、地面と繋ぐ。
      「ゴホッコホッ……!速いねー、ヒナ。避ける暇もなかったじゃん」
      「リサちーの能力じゃ、個人戦には向いてないよね。じゃ、勝ちはあたしがもらったよ!」
      旗に向かって走り出す日菜。

    • 17 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「ああっ……今井さん……!」
      「何か策があるとは言っていましたが…やはり今井さんの能力では…」
      (………日菜)


      『支援』
      ・味方にバフを掛ける能力。ステータス補助、能力強化、ヒール等、そのカバー範囲はまさに慈愛の女神。
      ・個別のバフでは同じ力を待つ他の能力者に劣るが、それら複数のサポートを単独で同時にこなせる点で優秀。
      ・自身に対して能力は掛けられない。


      『るんっと♪コピー』
      ・他者の能力をコピーする能力。コピー条件は「相手の能力を見て、効果や特性を深く理解する事」
      ・ある程度の理解で能力の発動は可能になるが、完全に把握できていなければ全ての力を引き出す事も出来ない。この性質から、コピーした能力は大抵が日菜流に改変(アレンジ)、または部分的に使用されている事が多い。
      ・一度コピーした能力は日菜が「るんっ」と来ればいつでも再現する事ができる。しかし、その条件のためかストックし続けるハードルは高い。原則、同時に2つ以上の能力は使えない。

    • 18 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      (ちょっとラクショーすぎたかなぁ)
      しかし、少し走ったところで急に力が抜けたように足がもつれ、膝をつく。
      「あれ…?(力が入らないや。気を抜きすぎたかな…?でも背筋に…ゾゾゾッて…)」
      違和感の正体を直感する日菜。背後、動くこともままならず、打開策も持たないはずのリサを見る。
      土煙の中から、鎖が地に落ちる音と共に、リサが少しずつ歩き出す。
      「ん〜〜」
      背伸びをしながら声を上げるリサ。
      「…確かに、アタシの普段の力じゃ、こーいう戦いには向いてないんだよねぇ」
      「でもさ、友希那の事を、ロゼリアの事を考えてると…アタシも、もっと頑張らなきゃって思える」
      「…何なの、それ…」
      「アタシの能力、『支援』の使い方は…一つじゃないって事☆」
      得意げにウインクするリサ。

    • 19 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「なっ!何だあれ!?日菜先輩がこけたのも、リサさんが鎖から抜け出したのも!」
      「さっきの体力のない千聖先輩とは真逆だね。明らかにリサさんの能力だよ」


      「ふー、上手く使えて良かったぁ」
      「…すごいよリサちー。支援のもう一つの使い方って、その真逆……『力を奪い取る』力ってこと?」
      「そ!その通り☆ ご明察だね〜ヒナ」
      (鎖の拘束力まで、力を奪って緩められちゃうなんて…でも、効果は当たってるみたいなのに少しもコピーできてない。まだ決定的な要素が何か足りない?…そもそも、支援するのに力を奪い取るって、どーゆうことなの?)
      「…だからもう、これ以上は抵抗しないでね」
      念を押すように言うリサ。日菜の探りを警戒し、黙って旗へと走り出す。
      徐々に開く2人の距離を、日菜は漠然と眺めながらポツリと呟く。
      「……そっかぁ…友希那ちゃんだ」
      能力発動時のリサの言葉を思い返す日菜。
      「リサちーにとって大切なのは、バンドも、友達も、家族も…それでも、その中で一番好きな人。その人のための戦いなら、何だって出来るって思える」
      「…分かるよ。あたしも……おねーちゃんの事…大好きだから」
      「……!?」
      急激に脱力し、膝から崩れ落ちるリサ。

    • 20 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      『支援:減系』
      ・あらゆるものから「力」を自在に奪い取る能力。めっちゃ強い。対象となるのは既に発揮されている力のみ。
      ・バフ→デバフのような「反対応用」を実現したのは後にも先にもリサのみ。
      ・『支援』そのものが、本来の能力をリサ自身で強制的に上書きして誕生したものである。友希那の『紫炎』と同じ名称になったのは偶然か必然か。




      「ああもう早過ぎるって、ヒナ…!」
      「先にヒントくれたのはリサちー。こういうの、墓穴って言うんだよね〜」
      少しずつ這い出す日菜。
      (もう動けるなんて……!アタシも、立ち止まっていられない…)
      先行していたリサも、少し遅れて体を慣らし、這い始める。
      「はっ…んっ…はぁっ…」
      「ロゼリアの…ッ!…ために……!」
      少しずつ旗に近づく2人、周りは固唾を呑んで見守る。


      「パスパレ…入魂…!」
      「あと…少し」
      「……バーン…!」
      先に旗を掴んだのは日菜。
      「……あ、日菜ちゃんが…せ、先取!!第3試合、パスパレの勝利ー!!」


      「決着…ね…」
      「ヒナさんのブシドー……しかと受け止めさせていただきました…!」

    • 21 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      (はぁ…やられちゃったなぁ、強いなぁ…ヒナは……きっとアタシと同じで、大切な人のために…)
      「悔しい…かな…」
      涙が溢れそうになり、手で拭う。


      (勝ったよ…パスパレのみんな…おねーちゃん……って、おねーちゃんは相手チームなんだよねー)
      日菜は倒れたまま仰向けになり、空に片手をかざす。指の間から射し込む陽の光に目がくらむ。
      「るんって、こないかなぁ…」
      コピーした支援の力が、日菜の能力内から消えてしまった。

    • 22 名前:名無しのスタッフさん ID:jMTcxYTJ[] 返信

      友希那さんのセリフBRAVE JUWELやな

    • 23 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      このSSを書き始めた者です。
      未完SSを完結させる話が出来ていて、このSSが挙げられてたのをさっき知りました。
      正直バトル物は需要ないかなと思って書くの止めてたのですが、こうやって続きを作ってくれている方がいて非常に嬉しいです。
      話の続きはある程度出来ていたりするので、未完引き受けの方の負担分担という形が良いのか良くないのか分かりませんが、再開しようかと思っています。

    • 24 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「さぁて!いよいよ佳境に入ってまいりました!第4試合!」
      「パステルパレットから!『眼鏡の奥の審美眼』大和麻弥!!」
      「が、頑張りますよ!」
      「ロゼリアから!『4月のおてんばフェアリー』湊友希那!!」
      「そうそうそう…私は妖精、おてんばフェアリー、湊友希那や!ってなんでやねん!!」
      (ビシィッ)
      「……コホン。全力でいくわ」
      「それでは!スタート!」






      「紫界」
      友希那が指を鳴らすと同時に呟く。広間と旗へ続く道との境に紫炎が吹き上がり、壁となって分断する。
      「……っ!」
      「薔薇よ、咲きなさい」
      造形した数多くの紫炎の薔薇が地面から生え、まるで鉄格子のように二人を大きく取り囲む。




      「なるほど、旗取りの要素を無くして、ここで決着を付けようってわけッスね?」
      「そうよ。私が求めるのは完璧な勝利だけ。そのためなら、手加減はしないわ」
      「……紗夜さんも、これに近い戦法でしたね」
      「あなたのチームも大抵が制圧を狙っていたけれど……そうね、紗夜の場合は能力的にも私に近かっと言えるわ。結果は、少し惜しかったけれど…」
      「…いやはや、属性系の中でも目を見張る攻撃速度、まさに最速クラスでしたよ。イヴさんが相手でなければ、もっと有利になっていたかもしれません」
      「…そう…その分熱くなり過ぎるところが、玉に瑕だわ…」
      応援席側をチラ見する両者。




      「ウッ……」

    • 25 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      『紫炎』
      ・紫に輝く高出力の炎属性能力。高い攻撃力、制圧力、応用範囲の三拍子揃ったこの時点では最強クラスの能力。
      ・応用:「造形」…炎の威力を一時的に抑え、自在に形状を変化させる。最近の友希那は猫の造形に力を入れているが、戦いには絶対に使おうとしない。十八番は、その枝含め一本で人の背丈ほどもある「一輪の薔薇」の多数造形。

    • 26 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「とやっ!」
      会話の最中、突如として麻弥が動く。あろうことか囲まれている薔薇の隙間に自ら突進。
      「意表を突いたところで、逃しはしないわ…!」
      麻弥周辺の薔薇のいくつかが造形を解かれ炸裂するが、通り抜けた肝心の薔薇は遅れる。麻弥はそれらの爆風を受けながらも攻撃範囲から逃れ、勢いのまま地面を転がって衝撃を受け流し、なんとか立ち上がる。
      「……どうやって突破したの…!?」




      (長文麻弥ちゃん)
      「…見えているっスよ。薔薇は能力の『応用』。造形している分だけ、反応してから攻撃するにはどうしてもワンテンポ遅れが出てしまうんです。それでもわざわざ薔薇にしたのは、こうしてジブンをうまく囲うのに、紫炎のより正確で素早いコントロールが必要だったから。不用意に触れると爆発する可能性が高かったので、当たらないように気を付けましたよ。…ちょうど、隙間に潜り込むのは得意だったもので。フヘヘ」
      少し照れたように言葉を締める麻弥。
      「むぅ…その通りよ。けれど、そうそう出来る芸当じゃないわ。それに、他の薔薇なら攻撃は間に合っていたはずよ」
      「一度に何十本もの薔薇を作ればどこかに綻びは出ます。ですから、紗夜さんの話に注意が逸れていた間に、一番意識の届いていなさそうな箇所を狙ったんです。今のジブンなら、そのぐらいは見つけられますからね」
      麻弥の眼鏡が光る。

    • 27 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      『アド・アイ』
      ・両目にそれぞれの効果を宿す能力。
      ・右目は「見た人やモノの長所や構造を見切る力」






      「なんか、すげー高度な戦いになってる気がする。二人ともまだあんまり動いてないのに…」
      「能力の強さでいけば友希那先輩の方が有利だよ。あの炎の壁、麻弥さん早くあれをどうにかしないと」




      「薔薇の囲いから逃れたのは素直に褒めておくわ。でもそれだけでは何も変わらない」
      「いいえ、お陰で瞬発的な攻撃範囲は確認できました。条件は整いましたよ」
      「問答無用よ、焦がれなさい」
      友希那が掌を向け、紫炎を放つ、その刹那。
      「『アイ・トゥ・アッド』」
      突然、友希那の顔の周辺に幾何学的な魔法陣が展開され、次の瞬間には眼鏡のような物体に変換され装着される。
      「…!これは…何!?取れない…!」
      「見ればすぐにわかります」
      「……あれは…にゃーん…ちゃん?」
      突然、友希那の目の前に猫が現れる。




      「にゃーん…」
      「……ちゃん?」

    • 28 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「あっちにも、あら、ここにも、にゃーんちゃん……ダメよ、こんなところにいたら危ないわ…」
      「……そう、もう…ふふっ。甘えたがりなのね……くすぐったいってば…」
      「にゃーん、ほら、ごろごろごろ〜」

    • 29 名前:名無しのスタッフさん ID:jMTcxYTJ[] 返信

      猫グッジョブ

    • 30 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「なんなのかしら…あれは、まるで猫と戯れているような…」
      「友希那…可愛い…(麻弥の、アイ・トゥ・アッド?あれでメガネが付いて、友希那に幻覚を見せてるんだよ…)」
      「そうですね……見たところ視覚だけでなく、聴覚や触覚にも影響してる……強力な幻です……」






      『アイ・トゥ・アッド』
      ・左目は「特定のアイテムを具象化し、見た相手に貸し与える力」。アイテムの持つ効果は、右目で見切った情報が元となる。
      ・麻弥は両目の能力を十分に使いこなしてはいるが、本来の応用範囲より狭い使い方しかできていない。






      「ああ…猫だんご…こんなところで見られるなんて…ダイブしたいわ」
      「あっ…これは、いけるんじゃないかしら…お腹に顔をうずめるの…今ならいけそうなんじゃないかしら…」
      そわそわしている友希那。

    • 31 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「……猫の幻を見せて攻撃をためらわせる程度の効果だったはずが、まさかここまで効くとは……」
      (とにかく、薔薇はもう使えないでしょう…あとは炎の壁、そこまで幻覚で上手く誘導できるか…ですか)
      麻弥のイメージに沿って猫が誘導を開始する。
      「あら、にゃーんちゃんたち…行ってしまうの?まだこれからなのに…あっちは、炎の壁の方……」
      (あれは私の作った壁。何で?私は、今、誰かと戦って…)
      壁に近づき、猫が進む邪魔になるだろうと壁を解除し始める友希那。
      「…もう少し、もう少しですっ……わっ!?」
      逸る麻弥を前に、突如地面から多数の炎柱が噴き上がる。炎と位置の重なった猫達の幻影が次々と消えていく。




      「これは…!!」
      「炎!それにさっきより火力も上!なんで!?友希那ちゃん、完全に幻の虜になってたはず!」
      「麻弥ちゃんの作戦に穴は無かったわ。友希那ちゃん、どんな手段を使ったのかしら…」

    • 32 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「大和さん…良い夢、いえ猫夢を観せてくれてありがとう……ただ、この勝負は譲れないわ…!」
      「何故、急に目が覚めて…」
      (もう一度幻覚を見せる?距離を取る?どれも、今の湊さんを前に有効とは思えない……このままでは、マズいです)
      「私の最優先はRoseliaの勝利。あの程度の幻で私を倒す事は…不可能よ」
      腕組みし、未練たっぷりの渋い顔をしながら見得を切る友希那。

    • 33 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「ゆ、友希那さん…梅干しとゴーヤを一緒に食べたみたいな顔してる…」
      「あっはっはっは!ひ〜!あんなに変な顔してる友希那、何年ぶりに見たかなってレベルだよ〜!も〜!最高〜!」
      「猫ちゃんを……幻とはいえ消してしまったんです……友希那さんには相当、苦渋の決断だったはずです……」






      「巡りなさい」
      戦闘開始から時間が経ち、十分以上の熱量に達した紫炎が麻弥を取り囲み、動きを完全に封じる。
      「……ここまで、ですかね。これ以上は、勝ち筋が見えませんから」
      「この戦い、あなたがここまで手強いとは思っていなかったわ。また、競い合いましょう」
      颯爽と歩き出し、友希那が旗を先取する。




      「今、友希那ちゃん旗を取ったー!第4試合、ロゼリアの勝利!!」
      「全然やることの違う能力でこんなに接戦になるなんてな」
      「あっ……」
      「ん、おたえどうした?」
      「……麻弥さんに頼めば…花園ランド、行けるかも…!」
      「よくわかんねぇけど、取り敢えずやめとけよな」

    • 34 名前:名無しのスタッフさん ID:zNmFmMjc[] 返信

      作者さん戻ってきて嬉しいです。
      バトルも中々に面白いですが、やっぱり所々にあるネタに反応してしまうww
      友希那さんの猫キチ具合がヤバいwヒヤヒヤしたよw

    • 35 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「ついに最終戦となりました!第5試合は!」
      「パステルパレットから!『デッド・オア・アライヴ』丸山彩!!」
      「いよーし!勝っちゃうにょ!」
      「ロゼリアから!『さすりん』白金燐子!!」
      (丸山さん……噛んでる……)
      「試合、開始!!」






      「ふっふっふっ…燐子ちゃん、この勝負、必ず私が勝つよ…!」
      「随分、自信がお有りのようですね……」
      「私にしかできない秘策があるんだよ!」
      「あっ……そうなんですか……」
      「気になる?何でか聞きたい?」
      「……はぁ、とりあえずは……一応」
      「そう?そんなに聞きたいって言われちゃしょうがないな〜!うん!特別に教えて差し上げりゃしょう!」
      「…………(また噛んでる)」
      「これで計画通り!『ハート・ゲート』!」
      彩が両手でハートの形を作ると、ピンク色のワープゲートが出現する。

    • 36 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      『ハート・ゲート&ラブ・アタック』
      ・両手でハートを形作り、そこから出現するハート状のエネルギー体によってそれぞれの効果を使い分ける能力。
      ・『ハート・ゲート』…大きなハートを形作るとワープゲートとなる。大人数で移動したり遠い場所を目指すほど座標にブレが出る。
      ・『ラブ・アタック』…小さくハートを形作る事で、当たった対象の運気を下げる複数の光弾を発射する。連射可能だがあまり真っ直ぐには飛ばない。


      ※日菜がコピーした場合、ラブアタックのみが発動し、運気低下が無くなり攻撃力と連射力に特化したものとなる。ハート・ゲートは日菜にとって、
      「彩ちゃんがあたしから離れて、どこか遠くに行っちゃう感じがしてさ、るんって来ないんだねー」
      という事で、こちらのコピーは全くできていない。

    • 37 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      日菜の台詞の最後、「だよねー」のよが抜けてました。彩ちゃんのせいです(違う)






      (上手くいったよ!麻弥ちゃんのやり方を参考にした、「話に持ち込んで隙を突く作戦」!これはMC特訓の成果が出てる!)
      ※出てません


      (後はこのゲートに飛び込んで、旗の、え〜っと50m手前まで跳ぶだけ!ごめんね燐子ちゃん!)
      彩がゲートを通り抜ける。が、文字通り「通り抜ける」。ワープが発生していない事に気付く彩。
      「…あれ?何で?」
      「……【効果阻害領域ver.2】」
      「その間合いは既に、私が掌握しています……」




      「フッ…来たわね…」
      (モグモグ)
      「紗夜さんが何かカッコつけてます!」
      「ポテト食べながらじゃ…ねぇ?」




      「ぐぬぬ…やるね燐子ちゃん…それならこれはどう!?『ラブ・アタック』!」
      ハートの光弾が複数、燐子めがけて飛んでいく。
      「【対特殊防壁ver.4】」
      燐子の前方に半球状のバリアが出現、光弾を防ぎきる。
      「そんな〜!」
      「【認識阻害ver.1.5】」
      「燐子ちゃん?姿が見えなくなっちゃったよぉ…」

    • 38 名前:名無しのスタッフさん ID:wYTJmZjQ[] 返信

      「あ〜あ、彩ちゃん完全に翻弄されちゃってるじゃ〜ん!あはは!」
      「あはは、じゃないわ日菜ちゃん。彩ちゃんのワープ、本当なら誰よりもこの試合に有利なはずなのに……彩ちゃん本人は、こういうことに向いてないのよね…」




      「…うぅ…このままじゃ負けちゃうよ。燐子ちゃんどこ行ったんだろう…う〜ん…」
      (抜き足……差し足……忍び足……)
      「いいや!もう一回ワープしちゃえ!『ハート・ゲート』!」
      (!?)
      「やっぱりワープできないな〜…でも、かわりに燐子ちゃん、見つけたよ!」
      認識阻害から再び効果阻害に切り替え、姿を見せる燐子。
      「丸山さん……ま、まさか……私の能力の特性を、もう見抜いたんですか……?」
      「え?…うん!そ、そんな感じかな〜!だって、二つ以上の効果は同時には使えないもん!私の能力もそうだし…」
      (合ってる…?)
      「……油断、していましたね……丸山さんなら、姿が見えなくなった事に……もう少しうろたえるかと……私の分析が間違うなんて……」
      (合ってた!すごい!)






      『コンフィデント・プログラム』
      ・あらゆるものを分析する能力。これによりシミュレーションゲームのように戦略を組む事が可能。
      ・燐子はこの分析を極限まで応用し、特定の新しい能力を生み出す事に成功している。ただし強力な能力や、攻撃・バフ系などは作れない。
      ・ここまで能力を応用できている人物は他にいない。さすりん。






      「燐子、そんな偶然に怯む事は無いわ。あなたの持つ力を存分に使い切りなさい」




      「アヤさんも負けていませんよ!意外性No. 1ボーカルはダテじゃありません!」

    • 39 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      りんりんは自身の能力を徹底的に分析し、空き容量や不要な回路を洗い出し、その部分を最小化した別能力に再構築するという魔改造を施しています。




      「ここから先は……もう能力では……」
      「ダッシュ!」
      「やばみ……!」
      能力が相殺される事を理解し、ゴールへ走り出す彩。
      ぎりぎりで察した燐子、何とか彩に追いつき、抱きつく。
      「うぐっ…」
      彩が燐子を引きずる形で旗への道を少しずつ進んでいく。
      「行かせ……ません……!」
      「燐子ちゃん、重いぃぃ…!」
      「それは、流石に失礼……です……!」
      「隙あり…ラブ……アタック!」
      彩、至近距離の燐子に器用にハートを命中させる。
      「痛っ…くない……きゃっ……」
      運気低下により手を滑らせる燐子。自身に発動してしまった能力に効果阻害は意味を為さない。
      すかさず振り解く彩。
      「…やった!」
      ゴール目前での攻防。制したのは彩。
      (ダメ、負ける……!)




      「あっ……」
      何もないところで勝手につまずく彩。




      「あっ……」




      「」
      (ズシャァァァ)(1カメ)
      「」
      (ズシャァァァ)(2カメ)
      「」
      (ズシャァァァ)(3カメ)






      「旗……ゲット……です!」




      「やったー!!」
      「結果オーライ…かな?」




      「な、なんだこれ…」
      「最終試合、勝者・白金燐子!Pastel*Palettes対Roselia、長い激戦を制したのは…」
      「Roselia〜!」
      「ちょっと1番いいところ……言いたかったのにぃ〜」




      もう少し続きます

    • 40 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「今回勝ったロゼリアは、武道館本選の出場権を獲得します!」
      「ですが、予選期間はまだ終わっていません!負けてしまったパスパレですが、総合戦績では十分に本選出場の可能性ありです!」
      「私たちも出られるといいね、有咲」
      「ガチ勢同士の試合見せられた後じゃ不安しかねえけど…ポピパもやるだけやってみねぇとな」
      「以上、サークル温泉スタジアムからでした〜!」






      ○試合後
      「うぅ…ごめんみんなぁ…大事な勝負なのに、こけて負けちゃったよ〜…」
      「…っ!!アヤさん、大丈夫です!……チサトさん!今回の負けは連帯責任です!アヤさんへのお説教はどうか、お説教だけは何卒ご勘忍を!」
      「…ジブンからもお願いします!…相手を鎖で縛り、メイデンに閉じ込めて反省するまで出さないというあのお説教だけは!」
      「…?さ、流石の私でも、彩ちゃんにそこまでした覚えはないわよ…!一体誰がそんな妙な噂を…」
      「♪〜♪〜」
      「そもそも、私も負けているのだし、彩ちゃん1人を責める資格は無いわ」
      「そうだね〜!1人の勝ちはみんなの勝ちだし、1人の負けはみんなの負けだよ!パスパレはパスパレらしく、るるるんっ♪と次を目指しちゃおう!」
      「みんなぁ〜!」






      「燐子〜、おつ〜!」
      「白金さん、試合お疲れ様でした」
      「かっこよかったよりんりん!」
      「最後は……ただの偶然でしたから……勝ったと、言えるのかどうか……」
      「あの時、あなたが手を離した瞬間、旗の事しか頭になかったであろう丸山さんは、流れるように体勢を崩していったわ…不自然なほどにね。分析済みだったのかしら?」
      「流石は、友希那さんです……」
      「ともあれ、これで私たちロゼリアは武道館本選が決まったわ。最終目標、フューチャーワールドフェスへ…最強のバンドを決める戦いはまだ始まったばかり…」
      「私たちの戦いは、これからよ!」




    • 41 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      ○どこか
      「はぐみだよ!」


      「ここはね!えーっと、星のこ…時空の狭間だよ!」
      「でも、はぐみ何で時空の狭間にいるんだろ?」
      「うーん……」
      「きっと「全てを肯定してきた」からだよ!」
      「そうかも!」
      「はぐみもそう思う!」
      「はぐみ、そんな気がしてきたよ!」
      「何たってはぐみだもんね!」
      「あ!」
      「どうしたの?」
      「はぐみ、何か知ってたっけ?」
      「はぐみ、気づいたかも!」
      「少し違う世界があるんだよ!」
      「世界はその数だけ可能性の形を秘めてるんだよ!」
      「でも!みんなそれぞれ違うけど、全部違うわけじゃないんだ!ほとんど同じで、ちょっとだけ違う、そんな世界だよ!」
      「並行世界の中でも、お隣さんみたいな世界だね!はぐみ気になってきたよ!少し覗いてみよう!」
      「そうだね!」

    • 42 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      『一なるはぐみ』
      ・公式でも言及されている通り、ガルパとアニドリを始めバンドリにはあらゆる別世界が存在している。一なるはぐみとは、二次創作なども含めた各世界線上の全てのはぐみの平行する意識の事。
      ・ここでのはぐみは個であり集であり、また全である。
      ・因みにこの話のはぐみの能力は『笑天元気印(ハッピーエンチャント)』であり、他の世界線と同じく一なるはぐみの事は何も知らない。






      「丸山ァ!vs白金ァ!だって!」




      投稿がまた1日空きます。木曜に完結すると思います。

    • 43 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「ついに最終戦、第5試合は…えっ?指示…?なになに…?」
      「?」
      「?」
      「…やって参りましたァ!」
      「パスパレ!入魂!ど根性!彗星の如く現れ、そのドジ一つでアイドル界を騒然とさす!パステルパレット、殲滅ピンク担当!丸山ァー!!彩ァー!!!」
      「頑張るぞァ!!!」
      「ロゼリア…それは狂い咲く漆黒……内に秘めたる熱き心を…今解き放つ!!コミュ障?ロリコン?なんぼのもんじゃい!ロゼリア最終兵器!白金ァー!!燐子ァー!!!」
      「やったるぞァ!!!」
      「試合!!開始だァ!!」






      「丸山ァ!」
      「白金ァ!」


      「元気そうだなァ!白金ァ」
      「そっちもな丸山ァ!最近は新聞紙敷いてんのかァ?」
      「たまに練習してるぞァ!今度白金ァの家の床にも敷いてあげるぞァ!」
      「それは……結構だァ……」




      「2人とも、試合開始から全く動かず、話し込んでいます!何かの交渉でしょうか!」
      「うーん、普通に喋ってるだけかな、あれ」
      「話し方が私寄りっつーか。いや、私より珍しい喋り方じゃね?」




      「世間話はここまでだァ……丸山ァ……腕は鈍ってねぇだろうなァ……!」
      「当たり前だろァ…こっちは日々のアイドル活動で更に磨きをかけてるぞァ…!」
      「……花も恥じらう乙女が二人、集まればやる事は一つしかないァ……!」
      「…女子会(たたかい)だァ!」


      「…」
      (スッ)
      「……」
      (スッ)


      「二人とも同時に構えたー!」


      (この真剣な雰囲気…これが女子会(たたかい)…私が今までしてきた女子会はもはや紛い物…本物の女子会(たたかい)、しかと見届けさせていただきます…!)
      (イヴさん、目を輝かせて…確実に変な誤解をしてるやつですよこれ…)




      「丸山ァァァ!」
      「白金ァァァ!」
      走り出した先、正面から両者の腕が交錯、クロスカウンターが炸裂する。




      ☆語り合うのは、やっぱり拳ーー!!

    • 44 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「白金ァァ!」
      「丸山ァァ!」
      殴打の応酬を決め合う2人。




      「これは、予想外の事態だね〜」
      「殴り合いはまずいですよ!」
      「……安心してください。雰囲気的な迫力はありますが、2人とも、能力の発動を一時的に捨てて耐久と防御に振っています。お互い、それを突破するほどの素の攻撃力は持ち合わせていません。言うなればあれは…」
      「ただの「馴れ合い」…」




      「パンチに腰が入ってないぞァ!か弱い乙女みたいだなァ!」
      「丸山ァも中の人に比べればへなちょこだぞァ!ギャップ系アイドルかァ!?」
      「白金ァこそピアノ奏者みたいなほっそりした指してんじゃねぇぞァ!全然痛くねえァ!」
      「ピアノ弾いてるの知っててそれは褒めてるとしか言えねえぞこの持ち上げ上手がァ!」
      「その言葉そのまま返すぞ白金ァ!」
      「うれしい皮肉かァ!丸山ァ!」




      「…彩ちゃん、燐子ちゃんの前だとあんなに雰囲気が変わるのね…」
      「さすがに変わりすぎな気もしますけどね…まぁ、気の合う者同士、特有のノリ(?)のようなものでしょう…」
      「まさに同好の士、同じ穴の狢というやつですね!」
      「それは合っている言葉なのかしら……でも、そうね…彩ちゃん…あんなに楽しそうにしちゃって…燐子ちゃんが少し羨ましいわ…」
      「千聖ちゃんやきもち焼いてる?」
      「そ、そんなわけねぇァ!」

    • 45 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「白金ァ!」
      「丸山ァ!」
      「白金ァ!」
      「丸山ァ!」


      「…うーん…おっかしいなー。ねー?麻弥ちゃん」
      「ええ…これは少々厄介な事になりそうですね…」
      「どうしたのかしら?」
      「ここからではよく見えませんが、彩さんと白金さんの戦いが、激しさを増してるんです」
      「お二人とも、動きのキレは変わっていないのに、衝撃だけが大きくなっていますね…!」
      「何らかの方法で2人ともが強化されているようなんですよ」




      (能力は一切使っていない…なのにお互いに作用している「強化」…もしや、あの2人にサブエフェクトが…?)




      ※サブエフェクトとは
      ・深い繋がりを持つ者同士が、固有能力とは別に特殊な力を共有する事がある。
      ・現状確認されているものに、
      「《フタゴリズム》」
      「《ババンボ様の加護》」「《6番目はだあれ?》」
      などがある。




      「《エールチェンジァ!》」
      ・お互い、相手の名前を呼ぶ度に相手の力を強化する。
      ・丸山ァ白金ァ状態のみ適用される。

    • 46 名前:名無しのスタッフさん ID:yMjg5ZmM[] 返信

      「お酒はもうやめたのかァ!白金ァ!」
      「未成年が飲酒してるわけないだろ丸山ァ!」
      明確に膨らむ拳打の衝撃。本人たちすら無意識に、その余波が拡大していく。




      「こ、ここまで衝撃波が飛んでき始めましたよ〜!」
      「まずいんじゃない?2人とも全然気が付いてないよ〜?止めなくて大丈夫かな、友希那」
      「それは、不粋よ……けれど、観客席まで影響が出るのはまずいわ。私の能力と、他にも数人がかりで、広間を遮断する必要があるわね。リサ、頼めるかしら?」
      「オッケ〜!」


      「じゃ、まずは紗夜だね〜☆」
      「私の能力は、あまり器用には使えないのですが…」
      「可愛い可愛い双子の妹ちゃんもいるじゃーん?さっ!一緒にパスパレの応援席行くよ〜♪」
      「ちょっと今井さん、そんなに押さなくても…!ああもう、自分で行きますから…!」




      ○パスパレ応援席
      「ってなわけで、ヒナ!」
      「りょーかい!リサちー!おねーちゃん!」
      「日菜一人でも…私ではそこまで…」
      「あたしのコピーした『氷乱』はコントロールは得意だけど、おねーちゃんみたいに一気に凍らせたりは出来ないよー?おねーちゃんがドバーッと凍らせて、あたしがシャキーンって壁を作る作戦で、レッツゴー!!」
      「……仕方ないわね…」
      「紗夜城、陥落〜!」

    • 47 名前:名無しのスタッフさん ID:3NzA5MzY[] 返信

      いつものことだけど紗夜さんちょろっ!

    • 48 名前:名無しのスタッフさん ID:3M2JlNWU[] 返信

      「私も協力したいけれど、広域をカバーできる能力じゃないのよね…」
      「他に、友希那や紗夜みたいな事ができる人いたっけ…」


      「アタシがいます!」
      「巴〜!良いところに来てくれた!協力してくれる〜?」
      「もちろんですよ!地面を使った防壁ならお茶の子ソイソイです!なので…麻弥先輩!」
      「あっ…ハイッ!」
      「能力で和太鼓、お願いします!」
      「そういう事ッスね!任せてください!」




      「丸山ァ……!次で最後だァ……!」
      「奇遇だなァ…!私もそう言おうと思ってたところだぞァ…!」




      「そろそろ…最後の打ち合いです…!」
      「……!!来る!今です!!」


      「紫界」


      「『氷乱』氷化拡散」
      「るんっ♪って来たよー!おねーちゃんラブフォーエバー!!」
      (もっと他の技名は無かったの!?)


      「ソソイ!ソイソイソイ、ソイヤッソイ!ソイヤー!!!」
      (ドドドンッ!)




      「すっげーー!!あんだけ広い観客席に、一気に壁ができていってる!!」
      炎、氷、土の防壁がそれぞれ広間外周を覆い、観客席を保護する。


      「丸山ァァァ!!」
      「白金ァァァ!!」
      最後の衝突、最大の余波が防壁の内側を席巻し、やがて収束する。

    • 49 名前:名無しのスタッフさん ID:3M2JlNWU[] 返信

      IDが突然変わりましたが、作者です。


      「…どう、なったのかしら…」




      「はァ…はァ…白金ァ…無事かァ?」
      「当たり前だろァ……丸山ァ……」
      「やるじゃねぇかァ…」
      「もう十分だけどなァ……」
      「どっちが勝ったかなんて今更だなァ」
      「お互いよくやったァ……!」
      歩み寄り、手を握り合う2人。


      「これ以上の戦いはもう必要ないみたいだね。最終試合、引き分けにて、決着」
      「イイショウブダッタナー」


      「お互いを認め合って決着をつける、友情だね〜」
      「まさに、ブシドーの体現です!」
      「おねーちゃんとの共同作業!るるるるるんっ♪て感じだったよ!」
      「……もう…日菜ったら…」
      「あこ!もう一発いくぞ!決着のソイヤだ!」
      「ソイヤ!!(決着ソイヤやめろ!)」
      「ジブン、なんだか感動してきましたっ…」
      「色々あったけれど、まぁ、結果オーライよ、ね」








      「……え?旗は?」




    • 50 名前:名無しのスタッフさん ID:3M2JlNWU[] 返信

      パスパレ対ロゼリアSS、これで完結です。
      初投稿で、SSの枠組みに当てはまっているかというとかなりギリギリのラインですが。


      元々個人的に全バンドリキャラの特殊能力を作っていたのを、何か形にしようと思って出来た話です。


      一度は投稿するのを止めていたのですが、未完引受の方とそこで話に上げてくれた方のおかけで、再開する事ができました。ありがたいです。


      ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

    • 51 名前:名無しのスタッフさん ID:zNmFmMjc[] 返信

      あぁぁぁァ!
      丸山ァ!白金ァ!の対決がこんなところで見れるなんて…!嬉しすぎる…あと、この二人になんとなくクロスカウンターさせたいなぁと、思ってたらやってくれてたw

      お疲れ様でした。大変楽しく読ませていただきました。機会があればまたこのような素敵なSSをあげてくださいね!

    • 52 名前:名無しのスタッフさん ID:1YjYxZGE[] 返信

      ありがとうございました
      お疲れ様でした
      本編も丸山ァ、白金ァのほうもとても面白かったです

    • 53 名前:名無しのスタッフさん ID:kOTlmZDQ[] 返信

      お疲れ様でした!凄く面白かったです
      丸山vs白金の世紀の一戦が見れる日が来るとはw
      戦闘系のSS書ける人尊敬しています。これからも応援しています



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