【SS】日菜「安価で脱獄するよ!」

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52件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      今頃になってプリズンブレイクにはまってしまい、思わず書き出してしまいました。



    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      花咲川巡回裁判所 法廷にて
      氷川日菜が被告として裁判を受けている。


      判事「──被告に犯罪歴がないことを考えると、執行猶予を付けてあげたいところではあるモナ」
      判事「しかし、ミッシェル最中の中身をすべてカスタードに変えたこと、これは凶悪犯罪と言わざるをえないモナ」
      判事「ゆえに、被告が刑務所に収監されることは必然と考えるモナ。被告も、自分がそれほどの悪事をしたことはわかっているモナね?」
      「…………」



    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      判事「……被告は、自宅に一番近い刑務所に収監されることを望んでいるみたいモナが」
      判事「それは認めるモナ」
      判事「よって、被告の収監先は被告の自宅に最も近いレベル1の刑務所──」
      弁護人「ッ! それはあんまりです。レベル1っていったら凶悪犯が集められてる刑務所じゃないですか!」
      判事「弁護人は口を挟まないでほしいモナ」
      弁護人「そもそも、たかがミッシェル最中の中身をカスタードに変えたくらいでレベル1の刑務所に入れるなんて、おかしくありませんか?!」



    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:2N2VjZjJ[] 返信

      くっそどーでもいいことで裁判しとる、支援w



    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      判事「……」
      判事「弁護人、世の中には言って良いことと悪いことがあるモナ」
      判事「次に同じ言葉を口にしたら──」
      判事「たかがミッシェル最中などと言ったら……弁護人、貴様を法廷侮辱罪で執行猶予も仮釈放もなしで最低でも8010年は刑務所にぶち込まないといけなくなるモナ」
      弁護人「……」
      弁護人「……申し訳ありません」
      判事「分かったなら別に良いモナ。では改めて。被告・氷川日菜の収監先はレベル1の刑務所、フラワーブルームリバー州立刑務所モナ。刑期は17年。この刑は即時に発効するモナ──」


      こうして氷川日菜はフラワーブルームリバー州立刑務所に収監されることになるのだった──



    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      >>4ありがとうございます!


      フラワーブルームリバー州立刑務所 一般房にて


      「まさかこんなにあっさりこの刑務所に入れるなんてびっくりだなあ」
      「まあ、入れなきゃおねーちゃんを助けられないから困るんだけどね」
      「それにしてもこの牢屋って全然るんってしないなあ」
      「そこの人もそう思わない?」
      ?「?」


      日菜と同じ一般房に入っているのは誰? >>7
      また、その人物のセリフ>>9



    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:1NDg3Y2I[] 返信

      香澄



    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:lY2U0YzM[] 返信

      一緒にキラキラドキドキしましょう



    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:5ZDI4Zjh[] 返信

      上で



    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「一緒にキラキラドキドキしましょう」
      「キラキラドキドキ?」
      「そう! 一緒にキラキラドキドキしようよ!」
      「そのキラキラドキドキっていうのが何なのかよくわかんないけど──」
      「なんだかとても、るんって感じがする!」
      「ところで、どうしたらキラキラドキドキになれるの?」
      「えーとね、星空を見上げたりギターを弾いたりしたらキラキラドキドキを感じられるの!」
      「でも、ここだと星空もギターもないから……」
      「あっ、そうだ! 一緒にきらきら星を歌おうよ! そうしたら一緒にキラキラドキドキできる気がする!」
      「あははっ、ほんとかなー。でも、確かにるんって感じがするかも」
      「それじゃあ一緒にうたおう! せーの、Twinkle, twinkle, little star────」



    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      香澄・日菜、きらきら星を歌い始める。しかし──


      囚人「あんだぁ、てめえら!」
      囚人「うっせーぞ、おらぁ!」
      囚人「いい加減にせぇよ新入りィッ!」
      囚人「せっかくいい気分で眠ってたのに、どうしてくれるつもりじゃア!」
      囚人「頭ん中キラキラドキドキしとるんかワレェッ!」


      香澄・日菜、歌い終わるも、刑務所の中が怒号であふれていることに気づく。


      「──なんだかよくわかんないけど、みんな何か怒ってるみたいだねー」
      「どうしてかなー」


      騒ぎに気付いた刑務官がやってくる。
      刑務官「全員静かにッ!」


      刑務官は誰? >>13



    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:iOTA5MDR[] 返信

      千聖



    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:kNjM5YTM[] 返信



    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官「全員静かにッ!」
      刑務官「……それで、何でこんなに騒がしいわけ?」
      刑務官「説明してもらいたいんだけど」


      囚人「新入りの奴らがいきなり歌いだしやがったせいだ!」
      刑務官「歌?」
      囚人「おうよ、その歌声があんまりうるさいもんだから、他の連中の気が立っちまってさあ」
      囚人「あの新入り、何度黙れって言っても聞かねーんだもの。腹が立って怒鳴っちまっても仕方ねえだろうよ。なあ!」
      囚人「ああ、まったくだ」
      囚人「そうだそうだ」
      刑務官「その新入りって誰?」
      囚人「あそこの房にいる新入りだよ。スターヘッドの女と緑髪の女、あの二人さ」


      囚人の一人が香澄・日菜のいる房を指さす。


      刑務官「また、10800番? もう一体何度目だと思って……」



    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官・蘭、日菜と香澄のいる房にまでやってくる。


      刑務官「10800番! 何度言えばわかるわけ! もういい加減、いきなり歌うのはやめてほしいんだけど。それとも何、もう一度懲罰房に入る?」
      「そ、それはちょっと……」
      刑務官「11700番も同じ。今度騒ぎを起こしたら懲罰房に送るから」
      「……」
      「あれ、それってもしかしてあたしに言ってるの?」
      刑務官「当たり前でしょ! 11700番、それがあんたの囚人番号! ここに入るときに聞かなかったわけ?」
      「あー、そういえば聞いた覚えがあるけど、るんってしなかったから忘れたんだったや」
      刑務官「はぁ?」
      「あ、そうだ。あたしまだ、10800番?に名前言ってなかったんだ」
      「あたし、氷川日菜。よろしくねー」
      「あっ! 私は戸山香澄! こっちこそよろしく、日菜さん!」
      刑務官「ちょっと二人とも、あたしの話聞いてる? 今度騒ぎ起こしたら本当に懲罰房送りなんだけど」
      「あははっ、だいじょーぶだって。ちゃんと聞いてるからさ」
      刑務官「……はぁ」
      刑務官「それなら別にいいけど」


      刑務官・蘭、疲れた顔をして二人の房から去ろうとする。しかし、──



    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官(──ああ、思い出した)
      刑務官(所長から11700番を折を見て所長室に連れてくるように言われてたんだっけ)
      刑務官(別に急いでる風じゃなかったから忘れてたけど、ちょうどいいし、今から連れていこう)


      刑務官「11700番、出てきて。今から所長室に連れていくから」
      「? どういうこと?」
      刑務官「さあ? あたしもよく知らないけど」
      「ひ、日菜さん大丈夫? 所長室に呼ばれるなんてよっぽどのことだけど」
      「うーん、心当たりはないんだけどなあー。まあ、たぶんだいじょーぶだよ」
      「そうだといいんだけど……」
      刑務官「ほら、さっさと行くよ」


      刑務官・蘭と日菜、所長室へ向かう


      フラワーブルームリバー州立刑務所所長は誰? >>18
      所長が日菜を所長室に呼んだ理由は何? >>20



    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:kMmMyMmN[] 返信



    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:yYjBlMGQ[] 返信

      ましろ



    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:wY2VjMzU[] 返信

      ほい



    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:wNzIwODc[] 返信

      司法取引



    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      フラワーブルームリバー州立刑務所 所長室にて


      刑務官「所長、11700番を連れてきました」
      所長「ありがとうございます……お、思ったていたよりも早かったですね」
      刑務官「はぁ」
      所長「…………」
      刑務官「…………」
      所長「……あ、蘭さん……その……ちょっと11700番と話があるので、少し外してもらえますか……」
      刑務官「……わかりました」



    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官・蘭、所長室から出ていき、日菜とましろが二人きりになる。

      所長「11700番さん、こんにちは……フラワーブルームリバー州立刑務所所長の倉田ましろです……」
      「うん、よろしく」
      「それで所長さん、あたしに何の話があるの?」
      所長「その……11700番さんに司法取引の話があって……」
      「司法取引?」
      所長「はい……今、11700番のお姉さん──氷川紗夜がこのフラワーブルームリバー州立刑務所に収監されてることは知ってますか?」
      「あー、うん。知ってるよ」
      所長「その氷川紗夜が何をして捕まったのかも知ってますか?」
      「……もちろん。テレビでやってたからね……」
      「副大統領、花園たえが飼ってるウサギ、おっちゃんを誘拐したんだっけ」
      所長「はい……とんでもない凶悪犯罪です……」
      所長「誘拐だなんて大それた犯罪、もちろんすぐに犯人である氷川紗夜は捕まったわけですけど……」



    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「けど?」
      所長「……けど、まだ肝心のおっちゃんがどこにいるか分かってないんです」
      所長「何度氷川紗夜におっちゃんの居所を聞いても、知らぬ存ぜぬで……」
      所長「……このままだとおっちゃんがどこかで飢え死にしてしまうんじゃないか、副大統領はとても心を痛めています……」
      所長「……それに、私としても早く刑を執行してしまいたいですし……」
      「刑の執行?」
      所長「はい……聞いていないんですか……?」
      「あたしは、おねーちゃんは懲役34年になったって聞いてたんだけど……違うの?」
      所長「……ああ、一般向けにはそういうことになってるんですね……氷川紗夜は、その犯した罪の凶悪さに加えて、全く反省の色が見えないので……」
      所長「ミッシェル刑に処されることになったんです……」
      「ミッシェル刑?!」



    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      所長「はい……人間をモブミッシェルの中に組み込んで、ミッシェルランドに放つ刑です」
      所長「人間をモブミッシェルに組み込むと、どんな凶悪な人間もたちどころに穏やかな性格のミッシェルに変貌してしまう……それを利用した刑です……」
      所長「……ただ、副作用としてそれまでの記憶がすべてなくなってしまう、というものがあって……」
      「ッ────」


      日菜、衝撃の事実に言葉を失う。


      所長「今、氷川紗夜にミッシェル刑を施したらおっちゃんの居場所すら忘れてしまう……それは非常に困るということで、まだ氷川紗夜にミッシェル刑は執行されてないんです……」
      所長「……というわけで、11700番さん……なるべく早く刑を執行するためにも……おっちゃんの居場所を聞き出す手伝いをしてもらえませんか……」
      所長「もしも手伝って頂けたら、11700番さんの刑期を短くすることができるんですが……どうでしょう?」

      手伝う?YES or NO >>25



    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:2N2VjZjJ[] 返信

      >>24
      YES



    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      (もし、おねーちゃんからおっちゃんの居場所を聞きだすことに協力することにしたら、おねーちゃんに会うことができる! おねーちゃんと一緒に脱獄するのに、これはいい機会かも!)
      「いいよー。あたしもおっちゃんのことが心配だしねー」
      所長「ほ、本当ですか。良かった……これでやっと刑の執行ができる……」
      所長「そ、それじゃあ11700番さん、これから氷川紗夜のいるところまで連れていきますから、その……氷川紗夜からおっちゃんの居場所を聞き出して下さい」
      「りょーかい! 早くおねーちゃんのいるところに行こー!」
      所長「は、はい……」
      所長「……ら、蘭さん! ……こっちに来てください!」


      刑務官・蘭、所長室に入ってくる。



    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官「……」
      所長「……」
      刑務官「……何ですか、所長」
      所長「え、えっと蘭さん……この11700番が、氷川紗夜からおっちゃんの居場所を聞き出すのを手伝ってくれるみたいなので、その……11700番を氷川紗夜のいるところまで連れて行ってください……」
      刑務官「……わかりました」
      刑務官「それでは失礼します……11700番、氷川紗夜のところに案内するから、あたしの後についてきて」
      「うん! お願いね!」


      刑務官・蘭と日菜、二人は所長室をあとにし、氷川紗夜のいる独居房へ出発した



    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      氷川紗夜のいる独居房にて


      刑務官「おいっ! 起きろ、10034番!」
      「……もう、夕食の時間ですか……」
      刑務官「いや、違うけど」
      「? それじゃあ何の用でしょう?」
      刑務官「……おっちゃんの居場所を聞きに来ただけだけど」
      「はあ……またその話ですか。何度も言いましたように、私は副大統領のペットのウサギなんて誘拐していません。こうして牢屋に入れられているのも何かの間違いなんです」
      「だから、お願いですからはやくここから出してください」
      刑務官「……」
      刑務官「……10034番、そのことならもう諦めた方がいい」
      刑務官「防犯カメラの映像、指紋、証人の存在……」
      刑務官「こんなに証拠がある以上、あんたは明らかに有罪以外の何ものでもない」
      刑務官「いい加減、意地を張るのはやめなよ」
      「ッ! だから私は──」
      刑務官「いや、もうそういうのいいから」
      刑務官「それに、今日おっちゃんの居場所をあんたから聞き出すのはあたしじゃない……」
      刑務官「氷川日菜、聞き覚えあるでしょ」
      「おねーちゃん!」


      日菜、紗夜の前に飛び出す。



    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「日菜ッ! どうしてあなたがここに──」
      「おねーちゃん! おねーちゃん、おねーちゃん、おねーちゃん!やっと、やっと会えた……」
      「日菜……」
      「すごく心配したんだからね……」
      「……迷惑をかけたわね……ごめんなさい……だけど日菜、私は──」
      刑務官「あの」
      刑務官「11700番、早くおっちゃんの居場所を10034番から聞き出してもらえませんか」
      刑務官「あたしも暇じゃないので」
      「……わかった……」
      「だけど、その前にあたしとおねーちゃんの二人きりにしてほしいなー」
      刑務官「はあ? そんなことできるわけないでしょ」
      「でも、刑務官がいっしょにいたんじゃ、おねーちゃんも話しづらいと思うなー。だよね、おねーちゃん」
      「……確かに、刑務官はいないほうがいいわね」
      刑務官「だから、そんなこと──」
      「早くおっちゃんの居場所を知りたいんだよね?」
      「だったら、刑務官さんは今、この場所にいないほうがいい。そう思わない?」
      「どーせ、こんな厳重な警備の刑務所で、何ができるわけでもないんだしさ」
      刑務官「……わかった。10分だけここから出る」
      刑務官「もしなにか変な事したら、懲罰房行きだから。覚悟して」
      「だいじょーぶだいじょーぶ、何もたくらんでないからさ」
      刑務官「はあ……」


      刑務官・蘭、独居房から出ていき、日菜と紗夜の二人だけになる



    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「やっと二人になれたね、おねーちゃん」
      「そんなことより日菜っ、だからどうしてあなたがこんなところにいるの!」
      「おねーちゃんを助けるためだよ」
      「おねーちゃんはおっちゃんを誘拐してなんかないんだよね?」
      「ええ、私は無実よ。だけど信じてくれるの?」
      「あたりまえだよ! あたし、おねーちゃんがそんなことする人間じゃないって知ってるから」
      「だから、おねーちゃんがいるこのフラワーブルームリバー州立刑務所にわざと収監されて、おねーちゃんに会いに来たんだから」
      「……おねーちゃん、一緒に脱獄しよう」
      「ッ! 日菜、あなた脱獄って……」
      「…………」
      「……本当にできるの?」
      「もちろん! だって計画があるからね」
      「計画?」


      日菜はどうやって脱獄するつもり? >>33



    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:5MzA2MjE[] 返信

      面会時、こころんとコンタクトをとって脱獄の手配をする
      黒服が何とかしてくれるはず(丸投げ)



    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:lY2U0YzM[] 返信

      ビスケット・オリバに勝つ



    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:1YzIzOWY[] 返信

      すげ替えたカスタードが偽装した流体爆弾であり、混乱に乗じる



    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「……うん」
      「流体爆弾を爆発させて、刑務所に混乱がしているすきに逃げ出すって計画だよ」
      「?」

      紗夜、テロリストじみた計画を咄嗟に理解できず、フリーズしてしまう



    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「……おねーちゃん。実はあたし、刑務所に入れられる前に流体爆弾をたくさん作って花咲川中に流通させたんだ」
      「??」

      「あたしが作った流体爆弾はね──」
      「見た目も味もカスタードにそっくりでね、食べても人体に害は全くないんだ」
      「カスタードと違って、ケータイの電源とかカメラのフラッシュを利用した起爆装置を使うと爆発するんだけどね」

      「そのカスタード風流体爆弾をミッシェル最中の中に入れたものを、花咲川中に流通させたんだ」
      「警察はあたしが流通させたカスタード風流体爆弾をほとんど押収してるけど……」
      「それはカスタード入りミッシェル最中が邪道最中だから押収してるだけで……」
      「多分、ミッシェル最中の中身がが流体爆弾だってことには気づいていないと思うな」
      「気づいてたら裁判のときにしてされなきゃおかしいもんね」
      「???」

      紗夜、あまりの凶悪さに失神寸前



    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「それでね、ここからが本題なんだけど。あたしには実は脱獄するにあたって協力者がいるんだ」
      「その協力者さんにはあらかじめ、あたしが流通させておいた流体爆弾入りミッシェル最中を、お店から警察に押収される前にいくつか買っておいてもらってるんだ」
      「今から一週間後、協力者さんが、あたしとおねーちゃんに流体爆弾入りミッシェル最中とカメラをいくつか差し入れしてくれる予定になってるんだけど」
      「それを使って、脱獄する」
      「差し入れの流体爆弾入り最中とカメラのフラッシュを利用して牢屋の壁を爆破して逃げるの」
      「ッ」


      紗夜、時間経過により正気を取り戻す


      「ひ、日菜! あなた何言ってるの! だ、だいたい、牢屋の壁を爆破したところで脱獄なんて──」



    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「今から2週間後の深夜1時7分に、花咲川警察署とフラワーブルームリバー州立刑務所の東側の外壁で大爆発が起こるからだいじょーぶだよ、おねーちゃん」
      「──?」


      紗夜、理解を放棄する


      「実はお店にならんでる流体爆弾入り最中を警察に押収される直前、こっそり時限装置入り流体爆弾最中を一つ紛れ込ませといたんだ」
      「流体爆弾入り最中が警察署で一か所にまとめて保管されているなら、時限装置入り流体爆弾最中の爆発が周囲の流体爆弾入り最中に引火して、とってもおーきな爆発を起こすはず」


      「そして、協力者さんには、フラワーブルームリバー州立刑務所の東側の外壁にも、2週間後の深夜1時7分に爆発するように時限装置入り流体爆弾最中をいくつか設置してもらう……」



    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「要するにねおねーちゃん、今から2週間後の深夜1時7分にこのフラワーブルームリバー州立刑務所と花咲川警察署で起こる爆発騒ぎの混乱に乗じて脱獄するんだよ」


      「フラワーブルームリバー州立刑務所の東側外壁で爆発騒ぎが起これば、刑務所の職員の注意はすべてそこに向かって、刑務所の内側の警備はおろそかになるはず……」
      「そのすきにあたしは自分の一般房の、おねーちゃんは独居房の壁を協力者さんに差し入れてもらった流体爆弾入り最中で爆発して脱出──」
      「その後、刑務所のどこかで合流して、刑務官たちの注意が薄くなってる刑務所の西側の外壁を目指す。そして、刑務所の西側の壁を超えるか爆発するかして──」
      「脱獄成功♪」


      「刑務所の西側の壁の近くには協力者さんに自転車を用意してもらう手はずになってるから、それに乗って一緒に逃げればいいんだよ」
      「おまわりさんたちは自分たちの本拠地、花咲川警察署が爆破されてるから、フラワーブルームリバー州立刑務所に応援をよこすなんたことはできないはず。けっこー逃亡するための時間は稼げるはずだよ」



    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「…………ッ」
      「日菜ッ!」
      「そんなこと許されるはずないでしょう!」
      「日菜、あなたそんなことをしたらどれだけの怪我人出ると思ってるの! いえ、それどころか──」
      「っ、だいじょーぶだよ、おねーちゃん」
      「爆発が起こるのは真夜中の警察署の保管室と刑務所の外壁だし」
      「爆弾の威力も壁を吹き飛ばすことはできてもケガはあんまりしないようにいい感じにしてるから──」
      「だけど──」
      「おねーちゃん!」
      「……確かにあたしがやろうとしてることはとても危ないことかもしれないけど、だけど……」
      「そうでもしなきゃ、おねーちゃんはおねーちゃんじゃなくなっちゃうんだよ!」
      「ミッシェル刑に処されて、モブミッシェルになっちゃうんだよ! それでもいいの?!」
      「あたしはぜーったいにいやだ! おねーちゃんがおねーちゃんじゃなくなっちゃうなんて、耐えられないよ!」
      (懲役34年の刑だと思ってたときから用意してた計画だけど、別にそのことは言わなくていいよね?)
      「それに、できるだけ怪我人の出ないようにしてる! だから……」
      「お願いだからおねーちゃん……一緒に脱獄してよ……」
      「…………」
      「……本当に怪我人はでないのね?」
      「!」
      「うん!」
      「……わかったわ、一緒に脱獄しましょう、日菜」
      「本当! やったー、ありがとうおねーちゃん!」
      「なんで日菜がお礼を言うのよ……」
      「お礼を言うのは私の方……」
      「ありがとう、日菜」
      「~~~うん! どういたしまして!」



    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官「二人とも、もう10分経ったんですけど」


      刑務官・蘭、独居房の方へとやってくる


      刑務官「おっちゃんの居場所はわかった?」

      「ッ!」
      「いやー、それがおねーちゃん、全く教えてくれなくて」
      刑務官「……まあ、どうせそうなると思ってたけど」
      刑務官「要するに、無駄だったてことでしょ」
      「でも、1週間後にもう一度きたら教えてくれるって」
      刑務官「はあ? それ、どういう意味?」
      「意味も何もそのまんまだよ。ね、おねーちゃん?」
      (お願いおねーちゃん! あたしにあわせて!)


      日菜、紗夜に目配せする


      「…………」
      「はい、日菜が1週間後にもう一度来たら、話します」
      刑務官「はあー、めんどくさい」
      刑務官「おっちゃんのことはあたしにとっては関係ないから別にいいけど」
      刑務官「何か企んでるんなら、やめときなよ」
      「失礼ですが、なんのことだか」
      刑務官「…………」

      刑務官「11700番、ついてきて」
      刑務官「あんたをもう一度所長に合わせて、そのことを伝えさせないといけないからね」
      刑務官「その後に一般房に帰してあげる」
      「はーい」


      刑務官・蘭、独居房の鍵を閉め、日菜とともに再び所長室へ



    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      「そういえば、日菜の言っていた協力者って誰なのかしら?」


      日菜の外部協力者は誰? >>42
      あと、香澄と日菜、紗夜以外の囚人をとり会えず3人安価
      >>43
      >>45
      >>47



    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:kNmU2NWQ[] 返信

      麻弥ちゃん

      囚人含めおたえだとややこしくなりそうw



    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:wNzIwODc[] 返信

      六花



    • 44 名前:匿名スタッフさん ID:hMGI0ZjM[] 返信

      細かいですが「オッちゃん」です…



    • 45 名前:匿名スタッフさん ID:1MzlmMDl[] 返信

      こころ



    • 46 名前:匿名スタッフさん ID:1MDBjMjI[] 返信

      ksk



    • 47 名前:匿名スタッフさん ID:0NTljMWQ[] 返信

      つくし



    • 48 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      >>44 ご指摘ありがとうございます! 
      こんな初歩的なミスをしてしまうとは……申し訳ない……



      所長室にて


      刑務官「所長、10034番の尋問を終えてきました」
      所長「そ、それでオッちゃんの居所は……!」
      刑務官「……不明です」
      所長「え……?」
      刑務官「10034番曰く、一週間後にまた11700番を連れてきたら改めてオッちゃんの居場所を話すとか」
      所長「そんな……」
      所長「ど、どうにかなりませんか……」
      刑務官「あたしに言われても困るんですけど」
      所長「すみません……」
      所長「11700番さん。どうして11034番は今オッちゃんの居所を教えてくれないんですか……?」
      「さあねー。あたしにもわかんないや」
      「とりあえず、一週間待てばいいんじゃない?」
      所長「そ、そんな……」



    • 49 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官「要件は済んだようなんで、11700番は一般房まで連れ帰りますね」
      所長「ああ、わかりました……」
      所長「はぁ……やっぱり、あたしなんかに所長が務まるわけなかったのかな……」
      所長「……もう、所長やめようかな……」


      刑務官「……別に気にする必要はないと思いますよ」
      所長「え……?」
      刑務官「そもそも花咲川の司法とか行政がおかしいんですよ。なんですか、刑務所の所長に司法取引を全部任せるって。普通は刑務所で刑務官に尋問なんてさせませんよ」
      刑務官「……だから、所長はそんなにこのことに関して気を病む必要はないと思いますよ……」
      所長「蘭さん……」
      刑務官「……あたしが言うようなことじゃありませんでしたね。すみません。気にしないでください」
      所長「い、いえ……その……私なんかを気遣ってくれて、ありがとうございます……」
      刑務官「……」
      刑務官「……それじゃあ、失礼します」
      所長「はい……」



    • 50 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      刑務官・蘭と日菜、所長室を退出し、一般房へ


      「刑務官さんって意外に優しいんだねー。あたし、少し驚いたかも」
      刑務官「11700番、うるさい。黙って歩いて」
      「はーい」



    • 51 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      一般房にて
      刑務官「11700番、入れ」
      「ただいまー」
      「あっ、日菜さんおかえりー」


      刑務官・蘭、鍵を閉めて一般房から去る


      「所長室に連れていかれて大丈夫だった?」
      「うん、だいじょーぶ。特に大した用事じゃなかったしねー」
      「へぇー、そうだったんだ」
      「そうそう」


      「ところで香澄ちゃん、夕食っていつ何だっけ? あたし、ここにきてからまだ何も食べてないんだよねー」
      「あ、それだったらあともう少しで夕食の時間になるはずだよ」



    • 52 名前:匿名スタッフさん ID:2OTEyNzI[] 返信

      すこしして、一般房の鍵が開かれる


      刑務官「夕食の時間だ! 一列になって食堂にすすんで!」


      香澄・日菜、一般房から出て食堂に向かう


      食堂にて
      日菜と香澄、二人で同じテーブルに座り食事をとる


      「うーん。この食事、なんかるんってしないなー」
      「確かにこの夕食じゃ、キラキラドキドキできないね」
      「見てみて香澄ちゃん! このスープなんてキャベツが一切れ入ってるだけだよ」
      「え! そうなの! それなら、私のスープ少しいる?」
      「ありがとう香澄ちゃん! それじゃあ、香澄ちゃんのスープをちょっともらうね」
      「…………」
      「って、香澄ちゃんのスープもひよこ豆の欠片が一個浮いてるだけじゃん! これじゃあ、あたしのスープとほとんど変わらないよ!」
      「あっ!本当だ! これじゃあ私のスープをあげても大して変わらないね!」
      「そーだねー。あははははは」
      「あははははは」
      「あははははは」
      「あははははは」
      「…………」
      「…………」



    • 53 名前:匿名スタッフさん ID:wYjg0NjI[] 返信



52件の返信スレッドを表示中
返信先: 【SS】日菜「安価で脱獄するよ!」

本トピックは、最後の返信がついた日から 14 日後にクローズされます。


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