【SS】卒業式風のシナリオを読んで実際のキャラの卒業に備えるSS

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    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:hOTJiOTE[] 返信

      バンドリはキャラクターの進級が確認されているため、今後、確実にあるであろうキャラクターの高校卒業を題材にした、SSです



    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:hOTJiOTE[] 返信

      卒業2日前
      朝:登校中

      「もう、少しで卒業ね」

      「…うん、終わっちゃうね」

      「何を悲しそうな顔をしてるのかしら」

      「いや、別になんともないよ!」

      「なら良いのだけど…」

      「ただ…」

      「……?」

      「ただ、友希那に友達も出来て、Roseliaも一緒に頑張れて…」

      「リサは、私のお母さんかしら?」

      「うーん、そうかもね。友希那の横にいつもいて、成長を見守って、そして…」

      (同時に育ててもらった。)

      (友希那がいたから、ただのギャルじゃなくて、Roseliaの一員、1人の個性として芽生えたのかもしれない。)

      (友希那の心を無理矢理こじ開けて、一緒にいてくれたあこ。友希那と一緒に衝突とかしながらも価値観が似てて良き理解者になってくれた紗夜。いつも肯定してくれるけど、それでも言う時はちゃんと言ってくれる燐子)

      「友希那さ、私たち、本当に幸せだね」

      「…そうかもしれないわね」

      (リサは私が音楽の道に突き進んでもいつも一緒にいてくれた。無視しても無視しても無視してもいつもいつも付き纏ってきたリサが時には鬱陶しく感じた)

      (それでもリサは、私を鳥籠から引っ張り出して、いや、飛び立つのを待ってくれていた。私が自分の力で飛び立つのを待っていてくれた。約束を果たすのを待ちながら)

      (あこが私の鳥籠の鍵を壊し、紗夜が私とぶつかって、燐子が私を包み込んで…)

      (本当に最後まで迷惑をかけたわね)

      「リサ、あなたはやはり私の母なのかもしれないわね」

      「…ふふ。友希那がそんなこと言うなんて。明日は嵐が吹くかも」

      「そんなこと言うほどかしら?」

      (…本当に幸せ)

      (暖かく、心地よい…)

      (ずっと、ずっと…)

      (私たちは歌い続ける)

      「友希那」

      「何かしら」

      「私たち、ずっとRoseliaのままでいようね」

      「えぇ、もちろん」

      「「約束…だよ」」

      昼:羽沢珈琲店

      「蘭〜」

      「…何?」

      「なんか元気ないね〜」

      「…別にいつも通りだけど」

      「ならいいけど〜あ、紗夜さんだ〜」

      カランコロンカランコロン

      「いらっしゃいませ〜」

      「どっちがいいかしら…」

      「紗夜さん、いっしゃいませ!」

      「天を仰ぐような…違うわね。いつまでもこの空に…これも違うわね」

      「紗夜さん?」

      「あ、羽沢さん。すいません。私とした事が歌詞の最後の訂正に夢中になってまして…」

      「そうなんですか。それは例のやつですか?」

      「えぇ。今日は美竹さんに協力を取り付けるついでに息抜きをしに来たんです」

      「あぁ、そうなんですね。蘭ちゃん、紗夜さんが用だって」

      「あの…なんですか?」

      「実は今度の卒業式の日の、合同ライブの時に少し新しいことをしたくて、お手伝いしてほしい事があるのだけど良いかしら」

      「なんですか?」

      「実は………」

      「……本気ですか?」

      「本気です」

      「…流石は日菜さんの姉ですね」

      「なんか…褒められてる気がしないわね」

      「まぁ…取り敢えずそれはする予定でこっちも考えときます」

      「ありがとうございます。あ、これは日菜以外の3年生には言わないでもらって良いかしら」

      「了解です」

      夕方:花咲川女子学園中庭

      「花音…」

      「なぁに?千聖ちゃん」

      「本当に…色々あったわね」

      「うん。本当だね」

      「私たちの出会いは中学生だったわね」

      「うん。あの時はプリント持ってて、ぶつかって」

      「花音が私を上級生と間違えて揚げパンを渡そうとしてきたのよね」

      「もう!千聖ちゃん!」

      「ふふふ…。そして…彩ちゃんに会って…私はパスパレ、花音はハロハピ。互いに心を打ち明けられる仲間ができて…」

      「それでもやっぱり私たちは一緒にいて…一緒におしゃべりして…お出かけして…。…………グズッ」

      「……花音?」

      「卒業したら、こんな時間も終わっちゃうのかな…って…」

      「花音……」

      「離れたくないよ……」

      「花音。少し顔を上げて」

      「……何?」

      「花音には、まだ私がどこの大学行くか言ってなかったわよね?」

      「そういえば…確かに」

      ガサッ

      「………!!これって…」

      「花音と同じ…私立花咲山大学の合格書よ」

      「え、ふぇぇ?」

      「本当は当日のサプライズにしたかったのだけど…私もここに受かったわ」

      「ふ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

      「驚いたかしら?」

      「びっくりしたよ!もう!千聖ちゃんはいたずらが過ぎるよ!」

      「ごめんなさい花音。少し驚かせたかったのよ」

      「千聖ちゃん…これからも一緒だね!」

      「えぇ。これからも…そしていつまでも」

      ガシャン

      「ごめーん、お待たせー!」

      「……」

      「……」

      「2人ともハグをしてどうしたの?」

      「…なんというか」

      「彩ちゃんはいつもタイミング悪いわよね」

      「なんで急にディスられたの!?」

      「あ、そういえば彩ちゃん、私も花咲山に行くわ」

      「え、えぇ!!」

      「なんか…驚くことあったの?」

      「私も花咲山に行くんだ!」

      「私…も?てことは彩ちゃんも!?」

      「え、花音ちゃんも!?」

      「えぇ、みんな一緒よ」

      「え、えぇぇぇ!?どう言う事!どう言う事!」

      「ふふふふ…これからもよろしくね、彩ちゃん」

      「えっ!?あ、うん」



    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:hOTJiOTE[] 返信

      卒業前日
      朝:氷川家

      「おねーちゃん!朝だよ!」

      「う、うぅん…」

      「大丈夫?なんか最近寝れてないみたいだけど…」

      「大丈夫よ。今夜はちゃんと寝るわ」

      「本当〜?」

      「本当よ。今夜寝ないと明日のパフォーマンスに支障が出るわ」

      「そんなこと言って、前の合同ライブも直前まで徹夜してたじゃん!」

      「そ、そんなことはもうしないわよ!」

      「ふーん。じゃあ、今日はおねーちゃんが寝るまで私横にいる」

      「何を言ってるのよ!」

      「じゃないと私、安心できない!」

      「…分かったわ。今夜は8時には寝るわ」

      「それだとおねーちゃんと古今東西ワンワンTV2見れない!」

      「…それ見たら寝るわよ」

      「わーい!ありがとうおねーちゃん!」

      「もう、日菜ったら…」

      昼:羽丘女子学園生徒会室

      「おねーちゃんまだかな〜」

      コンコン

      「失礼します」

      「おねーちゃん!」

      「さぁ、準備はできてるかしら?」

      「もちろん!私だってちゃんと生徒会長してるんだから!」

      「なら、いいのだけど。羽沢さん、準備の方は」

      「バッチリです!商店街のみんなも力を貸してくれるそうですよ」

      「なら…素晴らしい出来になりそうね」

      「ね、ちゃんとしてるって言ったでしょ!」

      「疑って悪かったわ」

      「じゃ、当日はよろしくね!おねーちゃん!」

      「えぇ、全力でやるわよ」

      夕方:某スタジオ

      「彩、いいパフォーマンスだったよ」

      「薫さんもカッコ良かったよ!」

      「お姫様にそう言ってもらえると嬉しいね」

      「…あの、薫さんさ、千聖ちゃんが花咲山に行くの知ってる?」

      「…あぁ、知ってるよ。千聖のことだから芸術大学に行って、演劇を学ぶと思い込んでたが…違ったようだね」

      「薫さんさ…千聖ちゃんと一緒に芸術大学行きたかったんだよね?」

      「なんだでだい、突然」

      「だって薫さん、楽屋でずっと花咲山のパンフレット見てたじゃん。そりゃ私でもわかるよ」

      「……かのシェイクスピアはこう言っている『運命とは、最もふさわしい場所へと、貴方の魂を運ぶのだ。』っと。千聖は自分の行くべき道に行ったのだよ。王子様にはそれを見送るだけの覚悟が必要だと思わないかい?」

      「でも…」

      「シェイクスピアはこうも言っている『今望んでいるものを手にして、何の得があろうか。
      それは夢、瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。』っと。今私が無理矢理に千聖を連れて行って、後悔するのは私だ。千聖は恨み節を言いながらもついてきてくれるだろう」

      「千聖はいつもそうだ。自己中心的のようで人一倍他人に気を使っている。常に自分を抑えている。そんな彼女に、私はこれ以上苦しみを与えたくはない」

      「薫さん…」

      「彩、千聖に伝言を伝えといてくれないかい?『…………』と」

      「…分かったよ。薫さんも、あまり無理しないでね」

      「ああ。それじゃあまた、明日。お姫様」

      「かのシェイクスピアはこう言っている。『慢心は人間の最大の敵だ』と…私は慢心していたのかもしれない。いつまでも千聖は横にいると…」

      夜:???
      ??「どうですか?準備は」
      ??「OKだよ。まさか…こうなるとは思わなかったけどね」
      ??「ふふふ…びっくりするでしょうね」
      ??「さぁ?どうかしら」
      ??「びっくりするに決まってる〜!」
      ??「まぁ、びっくりしなかったら少し悲しいよね」



    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:2NmQ3NGM[] 返信

      儚い…



    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:hMTQ5ZTk[] 返信

      一体何をするんだろう



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