【SS】紗夜さんは告らせたい【SS】

TOP スレッド一覧 SS掲示板 【SS】紗夜さんは告らせたい【SS】

189件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ※まず初めに…
      yNzgyNmN様の『紗夜様は告らせたい~少女たちの恋愛頭脳戦~』とは別物のSSとなっております。
      題材被りを許していただきました。本当にありがとうございます。

      花咲川生徒会がお送りする、緩〜〜い恋愛頭脳戦です。
      少しでもお楽しみいただければ幸いです。
      もしかしたら若干バンドリch要素が入り込んでる部分があるかもしれません、不快に思われる方はそっと閉じて戴ければと思います。



    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      人を好きになり、告白し、結ばれる
      それはとても素敵な事だと誰もが言う…


      だが、それは間違いである!!


      恋人たちの間にも明確な力関係が存在する!


      搾取する側とされる側、尽くす側尽くされる側!
      勝者と敗者!!
      もし貴殿が気高く生きようと云うのなら、決して敗者になってはいけない!!


      恋愛は戦!
      好きになったほうが負けなのである!!


      _________
      ________
      ______

      『紗夜さんは告らせたい』

      ______
      ________
      _________



    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      花咲川女子学園


      「みんな、ほら見て!アレ!」キャー
      「生徒会のお二人がいるわ!」キャーキャー




      花咲川女子学園 生徒会副会長兼風紀委員

      氷川紗夜


      ガールズバンドグループRoseliaのギター担当
      生真面目、堅物を絵に描いたような性格、妥協を許さず地道に努力を重ねるタイプの人間
      自分にも他人にも厳しく、それでいて傲りのない実直な人物である


      そしてその紗夜が支える女性こそが




      花咲川女子学園 生徒会長

      白金燐子


      紗夜と同じガールズバンドグループRoseliaのキーボード担当

      何時如何なる時も静かで落ち着いており、誰にでも優しく慈しみを体現したかのような人間
      見た目の麗しさに加え、ピアノの腕前は全国クラス、服飾のデザインなど芸術面の才能は見る者全てを唸らせる本物の天才である




      「いつ見てもお似合いな2人だよねー」
      「それに学校でもガールズバンドでもいつも一緒なんでしょ?」
      「も、もしかして…お付き合いとかしてるのかな?」
      「そんな!あの真面目な2人が…いやいやいや!想像出来ないけど、出来ないけどもしそうなら…と、尊すぎる〜!!」



    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:mMzg5Y2Q[] 返信

      は?りんさよとか俺得すぎるんだが??
      支援



    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      生徒会室


      「最近…妙に噂されてるみたいですね…私と氷川さんが…その…交際してるんじゃないかと…//」

      「まったく、いったい何処からそんな噂が…色恋話をするなとは言いませんが、最近少し風紀が乱れすぎているんじゃないかしら」

      「氷川さんは少々厳しすぎます…もう少し…おおらかに捉えても…良いんじゃないでしょうか…?」

      「白金さんが優しすぎるだけです!」

      (私と白金さんが付き合っているですって?他人の恋愛事情なんて気にする暇があるならもっと勉学に励みなさい)
      (でもまあ…白金さんがどうしても付き合って欲しいと言うなら、考えない事も無いですが……クラス、生徒会、バンドとこんなに一緒にいるんだもの、白金さんのほうは確実に気はあるでしょうし時間の問題でしょう)
      (ふふ、早くその豊満な胸を揺らしながら私に抱きついて「氷川さん…いえ、紗夜さん…す・き♡」と哀願しに来なさい)

      「ふふ、ふふふ…」




      (氷川さんと付き合うだなんて噂、されるのは恥ずかしいけど…氷川さんから告白されたら……こ、断れない…だろうな…)
      (私の事、好きなのかな?そんな素振り見せる時もあるけど…今みたいに関係無いって感じに突き放される事もあるし…ちょっとわからないや…)
      (私としては…仲良くしてくれてるだけで十分だし、もし本当に好きなら告白…してくれるよね?「白金さん、いえもうそんな他人行儀な関係なんて出来ないわ…燐子、貴女が好きです!私と付き合ってください」…みたいに…氷川さん真面目だし…うん、あると思う…待ってよう…)

      「ふふ…ふふふ…」


      「ふふふ…」




      なんて事をしている内に

      半年がすぎた…

      その間、特に何も無かった!



    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      >>4
      ご支援ありがとうございます!



    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「そういえば昨日…NFOの新クエストにあこちゃんと行ったんです…」

      「ああ、そのクエスト私も興味ありました!どんな感じでしたか?」


      こんな普通な会話をしているが、何も無い期間の間に2人の思考は


      「告白してきて欲しい」から「どうにかして相手に告白させたい」という考えにシフトしていた


      この生徒会でヘタレと奥手が半年もの間、低レベルな駆け引きを行なっている事に生徒会書記の市ヶ谷有咲は気付いていたが、自分もヘタレな横恋慕中なので下手に介入せずに黙っていた


      そして有咲の友人で良く生徒会の手伝いをしに来る戸山香澄は、生徒会室に漂う不穏な空気感に全く気付いていなかった



    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、そういえば〜」

      「私少し前に、商店街の福引きで映画のペアチケット当たったんですよ!」

      「それはおめでとうございます…何の映画ですか…?」

      「今話題のラブロマンスなんですけど〜、ホントはあっちゃんと行きたかったんですよ!なのにあっちゃん「無理、姉妹でラブロマンスとか普通に意味わかんない!それにお姉ちゃんこういう映画とか観に行くとすぐ寝るじゃん、余計に有り得ない!私ぜったい行かないからね!」って拒否られちゃいまして、1人で行っても仕方ないし期限も今週末までなんで行けるなら誰かに貰って欲しいな〜と」

      (いやそこは私を誘えよ!)ダン!

      「なるほど、確か週末はRoseliaの練習もお休みでしたし生徒会のほうも簡単な書類整理だけ……どうでしょう白金さn」

      「そういえばこの映画、気になってる人と観に行けば必ず付き合えるって噂があるんですよ〜」

      (なん…だと…!?)



    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、あの…氷川さん…?もしかしてですけど……今、私の事を…誘おうと…してくれました…?//」

      「気になってる人と観に行けば…必ず付き合えると…そんな噂のある映画に……氷川さん、私と行きたいと…今、そう仰られました…?//」(じーっ)

      「それだとまるで…//」

      (まるで告白じゃないですか!!)




      氷川紗夜 突然の窮地!


      恋愛関係において『好きになった方が負け』は絶対のルール


      即ち『告白したほうが負け』


      いやそんな建前はさて置き、そもそもの話ヘタレと奥手の2人にとって自ら告白するなんて事は絶対に出来ない行為なのである!!



    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (ど、どうするどうします…?あからさまだけれど、今は誤魔化すほか選択肢は…)


      「私とチケット屋にでも売りに行きますか?!」

      「ふふ、どうしたんですか?氷川さん…そんなに慌てて…」

      「なんだかとっても……お可愛いですね…w」クスクス


      (いけません!せっかくのいい感じにまで上がっている好感度を下げるような方向転換はナンセンス!!)

      (正射必中、正しい射法で射れば矢は必ず中る!そう!ただその弓を引くのは貴女なんですよ、白金さん!)


      「ええ、白金さんを誘いました…私はそういった噂を気にしませんが、あなたはどうなのですか?」

      「白金さんは、私とこの映画を観に行きたいですか?」

      (さあ、どう出る…)



    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      白金燐子 刹那の思考

      しかしそれは常人に於いての熟考に値する…


      (普通にYESと言ってくれれば…全て事が済むのに…勧誘の意思を示した上で…こちらに選択権を委ねてくるなんてズルい…)

      (誘い自体を断るという事も視野に…で、でも…こんなチャンス滅多に無いし…それにここで断ってしまうと…氷川さんの事を拒絶してるみたいだし…二度と誘って貰えなくなるかもしれないし…)

      (そ、それだけはダメ…!今後の事まで考えると絶対にダメ!)

      (恥ずかしいけど…ちょっとだけ、私のほうから頑張って…氷川さんにはきちんと誘って貰わないと…)


      「そ、そうですね…私でも、少しはそういう事に…興味がある、というか…気にはなってしまうので…出来る事なら、強く誘ってくれる人と…一緒に行きたい…と言いますか…//」(ゴニョゴニョ)

      (か、可愛い…//)ピシャーン



    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      白金燐子は元々人付き合いが苦手な人間である

      人と話す事も自分の意思を伝える事も得意ではなく、基本的には常に一歩下がったところから会話に助言などをするタイプ

      そんな彼女が勇気を出して物事を伝えようとする時、頑張っている姿勢や恥ずかしがっている気持ちは自ずと伝わる為、受け取る側はその姿にトキメいてしまう


      そしてその姿(可愛さ)を前に氷川紗夜の頑ななプライドは簡単に霧散し


      (そ、それもそうですよね…しかもこれって暗に私と行きたいから誘って欲しいとお願いされているようなものだし…)


      元来のヘタレな性格からあっという間に、意思に揺らぎが生まれた


      その狼狽えっぷりは無意識に追い詰めていた白金燐子だけでなく離れて見ている市ヶ谷有咲にもわかる程であった



    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (も、もう一踏ん張り…がんばれ私…//)

      白金燐子、すかさずの追撃


      「私だって…ら、ラブロマンス…一緒に感じてくれる人…求めたりもするんですよ…?//」(そっと寄り添い上目遣い)


      ただしこれは諸刃の剣、このような歯の浮いた台詞と甘えるような行動は白金燐子にとっていつ爆発してもおかしくないくらいに恥ずかしいものであった


      追い詰める白金燐子、逆転の機を探す氷川紗夜

      片や羞恥のオーバーヒート、片や思考のフルスロットル

      相手より先にギブアップしない事が勝利への__
      「あっ!なら燐子先輩、私と一緒に観に行きませんか?」

      「へっ…?」

      (な、なにぃーー!!!)



    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      異次元混沌空間(エクストラカオスフィールド)


      戸山香澄が放った新たな提案は既に爆発寸前の白金燐子、陥落間近の氷川紗夜、そして遠巻きに眺めていた市ヶ谷有咲をも巻き込む大混乱状態に突入した


      「ちょま!香澄、おまっ!い、今の流れみてただろ!」

      「え?うん、燐子先輩は一緒に行きたいって言ってくれる人と観たいって…」

      「そうでは無くて…いやそれもそうなんですが、今この話は…」

      「だから、みんなで観に行きましょうよ!」

      「えっ?」

      「有咲も紗夜先輩も燐子先輩も、み〜んなで映画観に行きましょう!4人で行けば2人分の料金を4等分、実質0.5人分の割り勘で済むしお得じゃないですか〜♪」

      「あー…」「いやまあ…」「そ、それなら…」


      (白金さんと観に行ける訳だし)チラッ

      (氷川さんと観に行ける訳だし…)チラッ

      (香澄と観に行ける訳だし)チラッ

      (みんなで映画楽しみー♪)


      本日の勝敗結果__引き分け(香澄は全員と、他3人は意中の相手と映画が観れた為)


      「zzz…」

      (こいつマジで寝てやがる…)



    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:zOTBmZDU[] 返信

      この香澄らしい言動、自由すぎる行動(生徒会室で昼寝)好きだなぁ



    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:jNGM4MWE[] 返信

      いい意味で空気を読まない香澄の言動



    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:0YzdmZTM[] 返信

      素晴らしい…
      パロ元(まだアニメの方しか知らないけど…)も好きなので、あの感じを花咲川生徒会で繰り広げているのとても面白い!



    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:4NWQyZDI[] 返信

      面白い!
      横恋慕っていうのが気になるw



    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      有咲→香澄だから原作よりカオスになりそうwww
      楽しみです!



    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:3OGFiZmU[] 返信

      面白い。
      香澄がいいキャラしてる。
      もしかしてアニメ1期を全部やってくれるんでしょうか(* ゚∀゚)



    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:jODYxMTl[] 返信

      ナレーターの声が脳内再生待ったナシ、りんさよあざます!



    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:jNGM4MWE[] 返信

      りんさよもっと流行れよ



    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:zZTRlNzU[] 返信

      元ネタ元ネタしてなくてすごく良い!
      りんさよすこすこすこすこ



    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      皆様、ご感想ありがとうございます!ご好評いただけてるようでとても嬉しい限りです。
      >>20様の仰られているアニメ1期全て…は、さすがに難しいので、花女生徒会で落とし込み可能なものは出来るだけ頑張って回収してみようかと思います!



    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      燐子さんはとめられたい




      花女 昇降口

      「あれ…?これは…??」


      花女 生徒会室

      「えっ!?り、燐子先輩ラブレター貰ったんですか!!」

      「い、市ヶ谷さん…声が…//」

      「あ、すいません……え?それで、そこには何て書いてあったんですか?!」

      「その…一応、こんな私なんかに…思いの丈を綴ってくれたものなので…内容は控えさせて下さい…//」

      「そ、それもそうですね…」

      「ただ、一度きちんと会って…お話がしたい…と//」

      「マジな告白のやつじゃないですか!?」

      「市ヶ谷さん…!?//」

      有り咲「おっと…」オクチチャック



    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (白金さんがラブレター、ねぇ……)




      それは遡ること半月前!


      「今井さん、2人で曲を作りませんか?」

      「えっ?ど、どーしたの紗夜??」

      「Roseliaの為に日々曲作りをしてくれている湊さんと衣装作りをしてくれている白金さんに感謝の気持ちを伝えたいんです」

      「あ、あー…なるほど?えっとぉ、つまり2人にサプライズ的なのを仕掛けたいって事??」

      「えぇ、端的に言えば…なので湊さんと白金さん、それぞれ個人に対し想いを伝えるラブレターのような歌詞を書いてくれませんか?それに私と宇田川さんで曲を作り、詩と曲を合わせて2人にプレゼントしましょう」

      「ら、ラブレター!?い、いいいや!そそそそれはちょっとぉ〜//っていうか何でそんな内容の歌詞なの!?」

      「あなたが好きだという気持ちを送る真っ直ぐな感情表現、それがラブレター!相手に対して自分たちの思いを伝える一番の手段だと!…そうは思いませんか?」

      「ん、んー…?いや…まぁ、それは…そうかもしれないけど…ゆ、友希那にラブレターとかアタシはそんな…//ゴニョゴニョ」

      「なのでそれを2人分、念の為に2パターン用意してください!」

      「えっ!?合計4つも!!」

      「そうです、作曲した曲に合わない可能性もありますから」
      「では頼みましたよ!あ、一応きちんと便箋に書き留めて下さいね!」

      「ちょっ!?さ、紗夜ーー!!」

      (まあ結局、白金さん宛てのものは宇田川さんに書いて貰い、内容と字の清書は私がした訳ですが)←本末転倒



    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (さて、白金さん…そのラブレターに差出人は存在しません!ですがあなたに対する気持ちは本物の代物ですよ?どう出ますか?)




      巧妙な策略!いや最初からお前が書いておけば話は済んでるだろうということはさて置いておいて、ヘタレと奥手の2人にとって自ら告白をするなんて事は出来ないのである




      「あ、あの…氷川さん…?」

      「なんですか白金さん?」

      「その…どうでしょうか…?私、差出人の方に…一応きちんと会ってみようかと…思うのですが…氷川さんはどう思いますか…?」

      「何故それを私に聞くんですか?」

      (相手はいないと言うのに話をしたいですって?ふふ、まったく白金さんは律儀というか真面目というか…本当にお可愛いんですから)

      「その…とても真摯に真っ直ぐな思いでしたので…きちんとお話をしてみようかな…?と…」

      「なら1人で行ったほうが良いんじゃないですか?」



    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (うぅぅ…止めてくれたり、せめて一緒に行くとか言ってくれたら良いのに…何でわかってくれないんですか、氷川さんのバカ…!)

      (嫉妬を妬かせようだなんて甘いですよ、なにせそのラブレターは私が手を加えているんですから嫉妬の妬きようがありません)


      「わかりました…なら、きちんとお会いしてきたいと…思います……もしかしたら、その方と…お、お付き合い…とか、する事になるかも…しれませんよ…!」

      「なっ!?そ、それはやめたほうが良いのでは無いですか?」


      (そんな人は存在しない訳だし、それはダメよ!白金さんを傷付ける事になる!)

      (今更止めたって遅いですからね!それこそ氷川さんのほうから…じょ、情熱的な…愛の…こ、告白…//とか、そういう感じの事をしてくれない限り私は止まりませんから!)


      「1人で行けと…仰ったのなら…氷川さんにはもう関係のない話ですよ…!」

      「せ、生徒会長が不純な交友をする事を宣言されたら、風紀委員として黙認する訳には行きません」

      「あ、いや!それならわたs…」


      ヒートアップする2人を静止させようとした市ヶ谷有咲は、途中で (あ、これいつものやつだ…黙っておこう)と悟り、一歩引いて空気と化した



    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「先程までは…自分には関係無い風を…装っていたじゃないですか…急に風紀委員の立場を持ち出すの…おかしいですよ…?」
      「そうですか、わかりました…では氷川紗夜個人として教師にこの話を報告しようと思います」


      教師チクり!
      その効力は絶大であると同時に使った者は卑怯者のレッテルを貼られかねないリスキーな選択

      だが氷川紗夜は自身の名誉よりも白金燐子の純粋な心を守る事を判断、その覚悟は白金燐子にも効いた

      (ひ、氷川さんがそんな禁じ手を使ってくるなんて…)

      「こんにちわー♪♪」「失礼しまーす」

      「話の進展次第によっては最悪退学なんて事もあるんですよ!!」

      「た、たたたた退学ぅ〜!!!」

      「か、構いません…それだけの覚悟は…私にもあります…!」

      「え?えっ?り、燐子先輩が!!!」


      たまたま生徒会室に入ってきた戸山香澄と牛込りみに大ダメージ!!


      (うわぁ…タイミング悪い奴ら…)

      「香澄、りみ…」(小声で手招き)

      「あわわわわ…退学、退学はあかん…なんか知らんけど退学だけはアカン…」



    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「なら!か、仮にですが…今ここで私が白金さんに告白すれば、行かないでくれるんですか!?」

      「へっ…?//」

      (お?)

      「退学…」「あかん…」「オカン…」「好かん…」「みかん…」「剥かん…」「やかん…」「沸かん…」

      「ま、まあ…そういう事なら…可能性は…あるかもですが…//」


      「白金さん!」ガッ グィッ

      「ひゃう!?は、はい…//」ドキドキドキドキ

      (マジか?いくのか?いくのか??//)ドキドキドキドキ

      「他の人に告白されたくらいで心変わりする程度のものが、白金さんの覚悟だったんですね?」

      (あちゃー…)

      「っ!?か、可能性があると…過程の話をしただけじゃないですか…!」

      「そうですかそうですか、御大層な想いですね」



    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (うぅぅ…私の事が心配なら、なりふり構わず止めてくれたって良いのに…!)

      「もう知りません…!離して下さい…私は行きますから…」

      (氷川さんの…氷川さんのバk…)「ダメです!行かないで下さい、燐子先輩〜!」右腕にギュッ

      「えっ…?あ、あの…戸山さん…?」

      「何でいつも真面目で優しくて素敵な燐子先輩が辞めないといけないんですか!そんなん絶対にイヤや〜!」左腕にギュッ

      「う、牛込さんも…!?」

      「考え直して下さい〜!!」グイグイ ギュー

      「え?あ、あの…わかりました、わかりましたから…離して、離してくれませんか…?//」




      本日の勝敗__白金燐子の負け(後輩力の前には為す術も無かった)

      「あ、あの…仕事も出来ないので…そろそろ離して貰っても…?」

      「イヤです!」
      「ダメです!」

      「ひ、氷川さん…!?」

      「それだけ慕われているんですし、無碍には出来ないんじゃないかしら?」クスクス



    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ち な み に




      数ヶ月後、湊友希那と白金燐子の2人に対する曲は無事完成し彼女たちの誕生日に3人によってプレゼント演奏された

      湊友希那は薄らと瞳を潤ませ、白金燐子は感動でボロボロに泣いた

      その姿を見た今井リサ、宇田川あこも涙を浮かべていた為、罪悪感がハンパなかった氷川紗夜は1人1人個別に内容は伝えずに一先ず謝罪した


      「すみません、本当にすみませんでした」

      「グスッ…な、何がですか…??」



    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:hNDI2ZDI[] 返信

      ニヤニヤする(*´ω`*)



    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:jNGM4MWE[] 返信

      読んでいてニヤニヤが止ま(·∀·)



    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:yMGJkZDQ[] 返信

      >>34
      なんだこれ草



    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:jNGM4MWE[] 返信

      >>35
      確認を怠って投稿したらこうなってしまいました···



    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:jZmQ1ZDN[] 返信

      紗夜さんはいただきたい


      昼食、それは学生にとって1日の内に学内で起こりうる最大のイベント

      この時ばかりはバトルも一時休戦状態に入る




      「あら?今日は白金さんもお弁当です
      か?」

      「はい、氷川さんは…学食ですか?」

      「えぇ今日は学食にh…」

      「おじゃましまーす♪」「こんにちはー」「失礼します」

      「すみません、今日もここでお昼食べても大丈夫ですか?」

      「ライブ、近いんですよね…?問題ないですよ…打ち合わせも兼ねてという事ですし…私はそっちで食べるので…自由に使ってください…」

      「ありがとうございます!!」

      「あ、燐子先輩もお弁当だ」

      「あの…よかったら燐子先輩も一緒に食べませんか??」

      「良いんですか…?」

      「はい、仲良くみんなで食べましょう」

      「紗夜先輩は学食ですか?」

      「えぇ、もう出て行きますから私に気にせず進めてください」



    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「いただきます!」

      「わー、燐子先輩のお弁当美味しそうー!」

      「ホントだ!燐子先輩、良かったら私のウインナーと交換しませんか?」

      「いや待て!私の時と交換レートが全然違うじゃねーか!」

      「あはは、まあまあ♪あ、私もいただいても良いですか?」

      「さ、沙綾ちゃん!?燐子先輩のお弁当無くなっちゃうよ?」

      「ふふ、大丈夫ですよ…?牛込さんも…何か欲しいものがあったら…言ってくださいね…?」

      「あ、私も良いですか!」

      「あくまで交換だぞ!マジで燐子先輩の分が無くなるからな!」

      「ふふふ、市ヶ谷さんもどうですか…?」

      「えっ!?い、いいんですか…?」

      「はい…好きなものをどうぞ…」


      (さて、私もお昼に行くとしますk…)

      「あ、懐かしい!にこちゃんポテトじゃないですか?昔すごい好きだったんですよね、これ」

      (にこちゃん、ポテト…だと!?)



    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      氷川紗夜の好物はジャンクフードである

      日頃、超が付くほど真面目な彼女であるがこと味覚に関しては苦手な食べ物がにんじんと答えるほどお子様なのである

      そしてその中でも取り分けポテトは別格!
      フライドポテト、ハッシュドポテト、ポテトチップス

      ポテトと付くものは分け隔てなく愛する女、それが氷川紗夜である!

      事実この後学食でも月に数回しか現れないハンバーガーセットを購入し、揚げたてのフライドポテトを食すつもりであった


      「じゃあ、にこちゃんポテトいただいても良いですか?」

      (は?えっ、ちょっ…市ヶ谷さん!?)

      「はい、どうぞ…」

      「はむっ…んー、久しぶりに食べたけどこれ良いですよね、お弁当だから常温になってるんですけどその分油と塩気が染み込んですごい美味しいんですよねー、これ」

      (市ヶ谷さん…あなたは優秀で真面目でとても素晴らしい後輩でした、今日までは!!あなたが例え明日死ぬとしても私はもう助けてはあげません…)ジトー

      (え?えっ?なんだあの紗夜先輩の軽蔑しきった目は…わ、私なんかしたか!?)



    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ありしゃ〜?」

      「うえっ!?な、なんだ??」

      「有咲も燐子先輩に何かお返ししないとダメだよ〜?」

      「あ、あぁ…じゃあ、このハンバーグでも大丈夫ですか?」

      「はい、ありがとうございます…市ヶ谷さん…」

      「いいなー、私も有咲のハンバーグ欲しい!レタスと交換しよ?」

      「だーかーら!私とのレートがおかしいんだっての!!」

      「燐子先輩、すごいお肉増えちゃいましたね?」

      「そう…ですね、ではどうでしょうか…?花園さんからいただいたウインナーの半分と…市ヶ谷さんのレタスを交換して貰えますか…?それで市ヶ谷さんは…花園さんへハンバーグを差し上げれば…三角交換が成立します…」

      「おぉー、燐子先輩天才!」

      「まあ…燐子先輩がそれで良いなら」



    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「では市ヶ谷さん、半分食べちゃってください…」

      「えっ!?//じゃあ…失礼して…はむっ」

      (ちょっと!箸で切れば良いでしょう!なんでわざわざ口で噛み切る必要が…それだと…か、間接キs…それに白金さんにあーんして貰うとかどういうつもり!!)

      (はぁ……さよなら市ヶ谷さん、あなたとは絶交です)

      (えぇ!?ちょま、なんか更に視線が厳しく……あっ!こ、これか!?違っ、違うですよ紗夜先輩!)ブンブンブン

      「有咲??」


      「有咲からレタス貰ってどうするんですか?」

      「山吹さんからコッペパンをいただいたので…市ヶ谷さんのハンバーグとレタスを一緒に挟めば…即席ハンバーガー…というものを思い付いたので…試してみたくて…」

      「燐子先輩、めっちゃ女子力高い〜」

      (市ヶ谷さんのハンバーグとレタスで即席ハンバーガー…ねぇ?)ジトー

      (いやそれに関しては私悪くねぇー!!!)

      (良いでしょう、そっちがそのつもりなら明日は私もお弁当で交換会に参加しましょう!!)



    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      翌日 昼食時間
      生徒会室


      「あら?」

      「お邪魔してます、紗夜先輩!」

      「今日もここでお昼食べさせて貰ってます」

      「あ、今日は紗夜先輩もお弁当なんですね?」

      「紗夜先輩も一緒に食べますか?」

      「そうですね、ところで白金さんは?」

      「先程、先生に呼ばれて出て行きましたよ?紗夜先輩に、気にせず先に食べててくださいと伝えて欲しいと」

      「そう、ですか……すみません、私は席を外す事にしますね?生徒会室は皆さんで使ってください」

      「えっ?」「あ、あの…」


      バタン


      「残念、紗夜先輩のお弁当楽しみだったのに…」

      「ねー?」

      「…………あー、悪いちょっと出てくるわ」

      「有咲?」



    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      屋上


      「はぁ…私はいったい何をしてるのかしら…」

      「あの、氷川さん…??」

      「し、白金さん!?ど、どうしてここに?」

      「市ヶ谷さんから聞いたもので…氷川さんがここにいると…」

      「市ヶ谷さんが…?」

      「お昼、まだなら…ご一緒しても…いいですか…?」

      「え、えぇ…もちろん」

      (すみません市ヶ谷さん、やはりあなたは優秀で素敵でとても大好きな後輩です)



      「氷川さん…に、にこちゃんポテト…如何ですか…?」

      「え?あ、あー……はい、では…いただいても?」

      「では、あーん…//」

      「あ、あの…えっと……あ、あーん//」

      「美味しい…ですか…?//」

      「えぇ、とっても♪」

      「それは良かったです…これ、昨日のと違って…私が今朝、揚げたんですよ…?」


      (ふぅ…これで一安心みたいだな、さて戻るか…)




      本日の勝敗__氷川紗夜の勝ち(にこちゃんポテト、美味しかった)


      「ごめんなさい市ヶ谷さん、あなたはちゃんと人間です…自信を持ってください」
      「いや何ですか、その謎フォロー!?そこに自信失った事は一度として無いですよ!!」



    • 44 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      香澄ちゃんは出かけたい




      「うぃー…あちぃー…」

      「そだね〜、早く夏休み来て欲しいよ〜」

      「2人とも気が抜けてるんじゃないですか?心頭滅却すれば火もまた涼しというでしょう、まだ夏も始まったばかりなのにそんな様子でどうするんですか?」

      「ふふ、今という時間は…今しか無いですし…1日1日をしっかり大事に過ごさないと…ですよ…?」

      「そうですよね!ぼーっとぐでーっとしてたら、この後来る夏休みだってあっという間に過ぎ去ってしまって、何の進展も成長も出来ないまま高校生活が終わるなんて、キラキラドキドキ出来ませんよね!」


      (ザクッ)(グサッ)


      白金燐子と氷川紗夜の心に80のダメージ



    • 45 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、そうだ!夏休みになったら、みんなで何処か旅行に行きませんか?」

      「それは良いですね…それなら他の皆さんも誘うのも良いかも…」

      「いいですね〜!はぐとかこころんとか花女ガールズバンドのみんなで旅行したいな〜」

      「いやいや、どんだけ大所帯になると思ってんだ!大体そんな旅行先なんて…」


      _______
      ______
      「あるわよ〜!」
      ______
      _______


      「あー……そういう面においてはチート級の奴がいたな…」

      「???」キョトン

      (旅行ですか…いいですね、行くならやはり山でしょう)



    • 46 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (コテージのあるキャンプ場なんかでバーベキュー、そして夜は2人で満天の星空を眺めながら…)


      ____________
      __________
      ________
      ______
      「あれがアルタイル、ベガ、デネブ 夏の大三角形ですね、ベガとアルタイルは織姫と彦星の事なんですよ」

      「氷川さん、星にとっても詳しいんですね…」

      「えぇ、日菜の天文部問題の際に計らずとも覚えてしまったもので…」

      「ふふ、相変わらず…素敵なお姉さんですね…」

      「別にそんな事は、普通ですよ」

      「それにしても…とっても綺麗ですね…空気が澄んでるからか…街で見るよりも星がいっぱいで…大きくて…」




      (そして星空の魔法にかけられた白金さんに)


      「星も綺麗ですが、今日の白金さんも…とっても綺麗ですよ?」

      「えっ…?//あ、あの……その…もっと近くに寄ってもいいですか…?ちょっと寒くなったので…//」

      「どうぞ、山は夏でも冷えますからね」

      「あ、ありがとうございます……氷川さん、とっても暖かい…//」ギュッ

      「あ、あの…白金さん?」

      「私、優しくて暖かい氷川さんの事が…す・き♡」

      「まったく、仕方ない人ですね」ギュッ
      ______
      ________
      __________
      ____________



      (これです!!)

      (山、山以外にはありえません!!)



    • 47 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「何処に行きたいですか〜?」

      「そうですね、行くならやはり…やm」

      「海…じゃないですか…?」

      (なっ!?)


      海 VS 山 !!!
      古来より争われてきた絶対的対立!
      人間性の色濃く出る思想戦である!!


      (海…海は生命の原初…)

      (そして降り注ぐ太陽の日差しを前に普段隠してる素肌を曝け出す事によって、日頃堅物で生真面目な氷川さんも本能的な生物に戻る事でしょう)

      (そこですかさず私の水着姿で氷川さんを悩殺……さすがに3年連続で水着になっているから、私も多少は羞恥は薄れている筈………えっ?3年?あれ??)

      (ま、まあ細かい事は置いておいて…海の魔法に掛けられた氷川さんは夕焼けの中、告白してくるでしょう)

      (完璧!海以外あり得ない!)

      「海の潮騒は…最高の子守唄です…優しい潮風が…日頃の疲れを安らいでくれるかと…」



    • 48 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (海…海だけはダメです!!)チラッ

      「??」ドーン
      「??」ドドーン
      「??」ドドドーン

      (こんな巨乳軍団の中に放り込まれるなんて堪ったもんじゃないわ!!)


      まな板!!

      氷川紗夜は決してスタイルが悪い訳ではない!

      足は細長く、ウエストも引き締まっており、僅かにお尻が立派な程度で、ボディラインは完璧と言っても良い
      無論自信もある!
      だが!今この4人で比べた場合、あまりにも脆弱!攻撃力は豆鉄砲である!


      (以前にRoseliaでプールに行った際は5人中3人が貧乳、それも私はちょうど真ん中に位置していたから良かった!)

      (この4人どころじゃない、もし本当に花女ガールズバンドメンバーで行くなら…意外にもスタイルの良い人が固まってる以上、下から数えたほうが早い!)

      (そんな屈辱有り得ないわ!!)


      _______
      ______
      「ふふふ、氷川さんの胸…とってもお可愛いですね…(たゆん」
      ______
      _______


      (ダメです!それだけは、わざわざ負ける為に行くなんて私のプライドが認められません!)

      (断固として山!海だなんて行くものですか!)



    • 49 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      意見が対立した場合、まず自陣のメリットを挙げるよりも敵陣のデメリットをあげつらう方が効果的である


      「海には人が多いですし、白金さんは人目のつくところは避けたほうが良いでしょう?」

      「あー、そう言えば奥沢さんがハロハピで無人島に行ったって言ってましたね、そこにお邪魔すれば良いんじゃないですか?」

      「日に焼けるでしょう、ただでさえ白金さんは肌が白いので注意しないと」

      「弦巻さんとか全然黒くならないし、めちゃくちゃ良い日焼け止めのクリームでもあるんじゃないですか?」

      「サメが出るかもしれませんよ…?」

      「黒服の皆さんかミッシェルが何とかしてくれるんじゃないですか?」

      「い、市ヶ谷さん…//」


      (弦巻こころぉー!!!)



    • 50 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (いやそれよりも、市ヶ谷さんは何故さっきから白金さんの援護射撃を…)


      そう、ここにもう1人…海派の人間がいたのだ!
      花咲川女子学園 生徒会書記 市ヶ谷有咲!


      (ただでさえ疲れるのに、その上体力お化けが集まるのわかってて誰が山なんかに行くかっつーの)

      (それに…)チラッ「??」

      (香澄の水着姿が見られるんなら、断!然!海!海以外ありえねぇ!)

      (ん〜?今日は何か視線をいっぱい感じるな〜?)


      備考:ムッツリ!


      (くっ…そうでしたね、市ヶ谷さんはこちら(ヘタレ)側の人間…その上で水着になるのに十分過ぎる武器を持っているとなると海を選択するのも道理…私だって、私だって…せめて日菜や今井さんくらいあれば海を選択してますし)

      (悪いですけど紗夜先輩、私は自分の欲望の為なら本気でいかせて貰いますからね)



    • 51 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (な、ならば私が取るべき手段は…)


      「と、戸山さんは…行くならどちらが良いですか?」

      「えっ?そ〜ですね〜、どちらも魅力的ですけど、行くなら山かな??」

      (くっ…)(よしっ)

      「ちょま!なんでだよ!」

      「だってほらぁ〜、BBQとかしたいじゃん?」

      「う、海でも…BBQは出来ると思いますよ…?」

      「それはそうなんですけど〜、やっぱりお肉食べたいじゃないですか〜?」

      「そ、それは別に海でも出来るだろ?」

      「いや〜、やっぱり飯盒炊飯したいじゃん?ご飯食べたいし!なら海産物よりもお肉かな〜?って」


      口論の末


      「しかし…2対2ですか」

      「はい、これでは…何も決まりそうにないですね…」

      「じゃあ、次に生徒会室に入ってきた人の意見で決めるのはどうですか?」

      「いいですね」

      「わかりました…」

      「恨みっこ無しですからね」



    • 52 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      コンコン ガチャ


      「失礼しまーす♪」

      「あ、りみり〜ん!りみりんは〜、夏休みに海と山行くならどっちがい〜い?」

      「えぇ!?きゅ、急にどうしたの?」

      「いいからいいから〜、海と山に行くならどっちがい〜い??」

      「う〜ん、そうだなぁ〜?山、かなぁ??」

      「ふふ♪」

      「だよねだよね〜、やっぱり山だよね〜♪」

      「はぁ〜…」

      「え?え??」

      「りみりんは気にしなくて大丈夫〜♪」ダキツキスリスリ



    • 53 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、でもね?山といっても心霊スポットに行ってみたいんだ」ニヘッ

      「っ!?」ピシッ

      「香澄ちゃんもいつも映像作品ばっかりだと退屈でしょ?新たな刺激の為に、夏休み一緒に山の心霊スポット回ってみよ??」

      「ひぃぃぃぃ!!あ、ありしゃ〜!!」

      「う、うるせぇ!お前さっきまで山派だったじゃねーか!りみと一緒に山に行ってこいよ!」

      「そんな事になるなら海派でいいよぉ〜!!」

      「海もいいよね?足引っ張られたり海に引き摺り込まれたり、海難事故のいわくとかいっぱいあるし」

      「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」ミミフサギー




      「あ、あの…提案なんですけど、夏休みになったら考えません?」

      「そ、そうですね…」


      本日の勝敗__未決着(牛込さんが怖かった)

      「香澄ちゃん!夏休み、お泊まりして夜通しホラー映画観ようね♪」

      「ひぃぃぃぃ!!」



    • 54 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      りみこええ…



    • 55 名前:匿名スタッフさん ID:xZTU3MmF[] 返信

      >>48
      自信あるんだw



    • 56 名前:匿名スタッフさん ID:3Y2IxMjh[] 返信

      無自覚りみりんが最強だってはっきりわかんだねw



    • 57 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      生徒会室前


      コンコン

      「失礼します…あら?まだ誰もいないのかしr…」

      「紗夜ちゃん!ちょっと相談したいことがあるの!」

      「丸山さん?」




      紗夜さんは隠したい




      「それで?相談したいというのは?」

      「えっとぉ、何と言いますかその…恋愛的なお話なんです//」

      「はあ、何故それを私に??」

      「ほ、ほら!なんとなくだけど、紗夜ちゃんってモテそうでしょ?だからきっと恋愛経験も豊富なのかな?って」

      「……わかりました、本来こう言った色恋沙汰の話は風紀委員として取締る内容ですが、副会長も兼任してる以上…生徒の、ましてや友人の相談ですし協力しましょう」

      (あれ?確かにモテないという事はないけど、恋愛経験豊富って何処から来たのかしら?私、周りからそんな風に思われてるの?)


      氷川紗夜 (17) 交際経験無し



    • 58 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (え?なんですか?今ここでボロ出してしまうと…)


      ______
      _____


      「紗夜ちゃんどーてーだった」

      「今時どーてーとかw」

      「ありえねーw」

      「まあ元気出してくださいw」


      「し、白金さん!?違うんです!私は…」

      「お可愛いですね…?(クス」


      _____
      ______


      (なんて事になりかねない…ここは、乗り切らなくては…)



    • 59 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      一方、生徒会室の隅にあるカーテンで隠されたパソコンの前


      (氷川さんの恋愛話…?)←実はいた


      氷川紗夜が来たので顔を出そうとしたが、程なく丸山彩もやってきた為、話の内容的に出て行きづらくなり、物音を立ててしまう為立ち上がったまま座り直す事も出来ず今に至る


      (これは…氷川さんの恋愛観を知るチャンス…//)


      「ありがとう紗夜ちゃん、頼りになるよ」

      「え、ええ…私は一度として振られた事はありませんからね、頼って下さい…」

      尚、告った事もないので嘘ではない



    • 60 名前:匿名スタッフさん ID:zZDRiMjE[] 返信

      どーてー三銃士のやつらに言われとおないw



    • 61 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「さすがあの燐子ちゃんを落としただけあるね!」

      「はあ!?」
      (はあ!?)

      「わ、私は白金さんとお付き合いなんてしてませんよ?」

      (そうです!私はまだ落とされてません…ずっと待ってるのに…)

      「あれ?そうなの?いつも一緒だからてっきり…」

      (んん?あの影って…もしかして燐子ちゃん??ホントに付き合ってないんだったら、この話題はやめといたほうが良い…かな?)

      「あー、そう!そうだった!あのね、相談内容なんだけど…私、その…今…花音ちゃんの事が気になってるの//」

      (へー…そうなんですね…//)

      「松原さんですか…」

      「そ、それとね…千聖ちゃんの事も、凄い気になってて//」

      「えっ!?」

      (ど、どういう事…?)



    • 62 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「つまり、2人の女性に恋をしてしまったという事ですか?」

      「う、うん…イケナイ事だとは理解してるんだけどね……でもホントにどっちも好きになっちゃって!けどどっちも選べなくて、今の3人の関係を壊したくないのに今の関係のままでいたくなくて…どうしていいかわからなくなったから、紗夜ちゃんに相談しにきたの…」


      (思った以上に重い内容…氷川さんはどう答えるのかな…?)


      「元来、二兎を追うものは一兎をも得ずと言いますがそれはあくまで兎を追った場合の話、人間の恋愛感情というものは複雑ですから追えるものは追ったほうが良いんです」


      (いやそれ氷川さんが言いますか…?ならもっと追って来てください…!)


      「え?でも私アイドルだし、恋愛なんて…」

      「アイドルだって1人の人間です、恋愛をしても良いと思いますよ?」

      「け、けど…2人の人を、だよ?」

      「もとよりアイドルは複数の人から好意を向けられ、複数人に愛を振り撒くのがお仕事でしょう?」

      「うぅ、そうかもだけどぉ〜…特定の人をってなると〜」

      「丸山さん!大事なのは自分がどう思ってるかよ!あなたがどうしたいか、違いますか?」

      「私が……う、うん!私、2人と今よりももっと良い関係になりたい!」



    • 63 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ならもう告白しかありません、変に策略を練って駆け引きなんてしても話がこんがらがって良い事なんてありませんから、ストレートに告白しなさい!」

      (あれ?何かしら、このセリフの重み…丸山さんへの発言が全て返ってきてるような…)


      普段、奥手を相手に告白を促そうとし、自分から告白出来ない奴の発言である


      「わ、わかった!頑張ってみるよ!あ、でも…」

      「どうしたんですか?」

      「私、ずっとアイドルやってきたから…その、告白とかした事なくて…どういう風にすればいいのかわかんない…」

      「わかりました、ちょっとした例を見せます」

      (え?そんな事…出来るんですか…?)

      「えへへ、ありがとう!」



    • 64 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「例えばこの…」

      「っ!?」ギクッ

      (カーテンの向こうに人影?人体模型かしら?それともマネキン??)サワッ

      「っ!!」ピクッ

      「ちょうど良いのでこのマネキンで実践してみますね、カーテンで隠しておけば顔も隠れてマネキンには見えませんし、身長的にも松原さんに近いので見立てさせて貰って」

      (さ、紗夜ちゃん?それ燐子ちゃんだから!気付いてあげて〜!?)

      「まずはこう、相手の腰に手を回し」スッ グイ

      「っ!?//」ピクン

      「そして相手の手首を掴んで持ち上げ拘束」ガッ

      「っっ!?//」ドキドキ

      「ゆっくりと顔を近づけながら…」

      (と、吐息が…カーテン越しに…//)

      「肩に顎を乗せ…そのまま耳元で声色を少し低めに」

      「好きです、付き合って下さい…」

      「っっっ!!?//」ゾクゾクゾク

      「と、このようにやれば完璧です」



    • 65 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (うわぁ〜//これ燐子ちゃん大丈夫かな〜?//)

      「丸山さん?」

      「あ!う、うん!そうなんだ!?あ、でもこれ千聖ちゃんみたいな人には使えないよね?」

      「そうですね、白鷺さんを相手にする場合は母性本能に訴えかけるといいでしょう」

      「母性本能??」

      「はい、例えばこう並び立っている時に…」

      (え?ま、まだやるんですか!?//)

      「相手の肩に頭乗せ」コツン

      「っ!?//」ピクッ

      「そしてそのまま首筋に顔を埋めるような寄せて」

      (だ、だから…吐息はダメって…っ!!//)ゾクゾクゾク

      「そしてそのまま、今度は少々疲れた感じに弱々しく…」

      「この関係にもう疲れました…私と、付き合ってくれませんか…?」

      「っっっ!?」キュウーーン

      「これで完璧です、是非試してみてください」

      「う、うん!なんかそれならいけそうな気がするよ!」

      (現にカーテン越しの燐子ちゃんにめちゃくちゃ効いてるっぽいし…//)



    • 66 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (たまたま読んだ日菜の雑誌に書いてたままですが……それよりもこのマネキン、まるで人間のように柔らかいわね?最新のものなのかしら?最新……催事…)

      「あ、ちょっと教室に忘れ物をしてしまったようです!すみませんが少し席を離れますね」

      「あ、うん行ってらしゃ〜い」

      「ふぁ…//」ペタン

      「り、燐子ちゃん大丈夫!?ごめんね、もっと早くに言い出せたら…良かったんだけ…ど?」

      「い、いえ…こちらこそすみません…たちぎきのようなまねをしてしまい…その…//」

      (うわぁ〜、呂律回ってないし凄いぽーっとして艶っぽい表情になってる…//)

      「ありがとうございます…//」

      「なんでお礼言われたの!?」

      (でも燐子ちゃんがこんな風になっちゃうならやってみる価値はあるよね、よし早速明日実践してみよう!)



    • 67 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      そして翌日…


      「花音ちゃん…」スッ グイッ ガッ

      「ひゃう!?あ、彩ちゃん??//」

      「好きだよ、付き合って…(イケボ」

      「ふ、ふえぇ〜//」コクコク




      更にパスパレの番組楽屋にて…


      「千聖ちゃ〜ん」コツン

      「ふふ、どうしたのかしら彩ちゃん?今日はそんな甘えて」

      「私、千聖ちゃんの事好きなの…千聖ちゃんとお付き合いしたい…」

      「あ、彩ちゃん…//」

      「ダメ??」

      「も、もう…そんな言い方ズルいわ…断れなくなっちゃうじゃない…//」

      「えへへ、千聖ちゃんだ〜い好き」




      まさか両方上手く言ってしまうのであった



    • 68 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      そして…




      「白金さん、この書類なんですが…」

      (うぅー、ダメ…氷川さんの顔、マトモに見れない//)

      「白金さん?」

      「は、はい…!?//」

      「顔が赤いようですが、風邪ですか?(おでこに手をそっと添え)」

      「っ!?//」ボフン

      「熱は無いようですが気を付けて下さいね?」

      「は、はい…ありがとう…ございます…//」

      「??」




      本日勝敗__氷川紗夜の勝ち(無意識イケメン発揮により)


      その後1週間ほど、白金燐子はあの告白練習の夢を見続け悶々とした日々を過ごす事となった…

      「ううぅ…今日もあの夢……私、どんな顔で…ひ、氷川さんと会えばいいんだろ…//」



    • 69 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      彩ちゃん二股してて草



    • 70 名前:匿名スタッフさん ID:hNDI2ZDI[] 返信

      修羅場待ったなし!



    • 71 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      市ヶ谷有咲は隠したい




      生徒会室


      「これ、なんですか?」

      「あ、それは…氷川さんが持ち物検査の際に没収した…雑誌だそうですよ…」

      「へー?」

      「教育上良くない内容らしく…処分するので…ちょうど氷川さんが当人に許可を取りに行ってるところで…」

      「いや、教育上良くない本って言ってもどうせ……」パラパラ

      「そんな……」ジーッ

      「っ!?//」バシン

      「な、な、な…なんだよこれぇ!?//」

      「市ヶ谷さん??」 「有咲??」

      「どうしたんですか…?」 「どんな内容だったの?」

      「い、言えるか!少なくとも燐子先輩と香澄には絶対言えねー!//」

      「私はいいの?」ヒョイ

      「いや、良いって訳じゃねーけど…ちょま!勝手に取んなー!!」

      「えーっと?どれどれ、初体験はいつだったアンケート?『高校生までに』が34%?」

      「えっ…?//」



    • 72 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「読み上げんなー!!//あ、ある訳ねーだろ、そんな数字!こういう本を読んでる奴が答えてるからそんなに高くなってるだけだ!ぜってーそうに違いない!!//」

      「有咲、何慌ててるの?」

      「有咲もしかして初体験まだなの??」

      「は、はあぁ!?//」

      (いや待て!ちょっと待て!なんだこの2人の冷静な反応は!ま、まさか…2人とも既に経験済みって事かー!!いやいやいや、そんな事は無ぇ筈…とも言えないこの落ち着いた感じ、えっ?まさかホントに??)

      「その…なんだ、ちなみに2人は済ませてるのか…?初体験…//」

      「うん、もう毎日ヤっちゃってるよ?」

      「私もー!あ、でも最近は嫌がられちゃって昔みたいに毎日って訳では無いかも…んー?良く考えたらちょっとご無沙汰かも…」

      (はぁーーー!?//ちょ、ちょっと待てちょっと!乱れすぎだろ!いやこれが普通なのか?!私だけが遅れてるのか?!)

      「あ、あー…なるほどねー、じゃあ……燐子先輩は?」

      「へっ!?わ、私に…振らないでください…//ノーコメント…です…//」

      (可愛い……つーか何かえろi…おっと、これ以上は紗夜先輩にコロされる…)
      (んー?燐子先輩はわかんないな、どっちとも取れる反応だったし)



    • 73 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ただいま戻りました…おや?」

      「おかえりなさい紗夜先輩!」

      「お勤めご苦労様です紗夜先輩!」

      「ええ、ただいま…というか花園さん、その言い回しは色々誤解を招くから今後使用は控えるように」

      「??」

      「お疲れ様です、ところで雑誌の件は…?」

      「色々渋られました…とりあえず次は無いという誓約のもと返す事にしました、ってあなた達!何を普通に読んでるんですか?」

      「最初に見たのは有咲です」

      「即で友達を売るんじゃねー!」

      「こういうのは一蓮托生だよ、バンドメンバーだもん」

      「あはは、ごめんなさい…ところで紗夜先輩は済ませてますよね?初体験!」

      「は?」

      「ちょま!香澄ー!!」



    • 74 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「え?えっ?あ、えっ?な、なな何の話かしら…?」アセダラダラ

      「このページに、初体験は高校生までに済ませてあるのが34%って書いてあったんで確認してるんです!」

      「私と香澄は経験済みだったから紗夜先輩はどうなのかな?って」

      「へ、へー…?そーなんですか…へー?ち、ちなみに白金さんは?」

      「だ、だから…何で、私に振るんですか…!//ノーコメントだと…言ったばかりです…//」

      (可愛い…というより反応がえろi…)

      (じゃなくて!反応的に白金さんはグレー、どちらとも取れるし性格上こういう話題で口は開かない筈…どうする、下手に口を開くと経験が無いことがバレる…喋りすぎないようにしないと)



    • 75 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「えっ?でも紗夜先輩、日菜さんがいるから昔は結構してたんじゃないですか?」

      「す、する訳ないでしょ!日菜は実の妹よ?そんな事出来る訳g」

      「え?でも私あっちゃんといっぱいやってましたよ?」

      「は、はいぃぃーー!!!」 「っ!?//」

      「お、おまっ…実の姉妹でそんな事…」

      「有咲だっておばあちゃんとした事あるんじゃないの?」

      「無ぇーよ!どんな家庭環境だよ、意味わかんねーわ!!」

      「えー?でもおたえはオッチャンと毎日でしょ?」

      「うん、向こうからも求めてくるし私からもするよ?」

      「ちょっと花園さん、もっと自分を大事に…」

      「さーやもさーなんやじゅんじゅんとヤってるよねー?」

      「間違いないね、りみもゆり先輩と昔はヤってただろうし」

      「えぇー…」



    • 76 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (ま、マジか…ポピパってそんな性の乱れまくったバンドだったのか…)

      「あれ?でも有咲も経験済みだよね?」

      「い、市ヶ谷さん!?」

      「いや待ってください!?無いです!身に覚えが無いです!って、あっ…違っ!?」

      「えー?私とシたよね?寝てる私に無理矢理…」

      「ちょっと待て!ちょっと待てー!!あ、あれはキスだけ…つーかやって来たのはお前からだろうがー!!」

      「え?うん、だからシたよね?キス」

      「へっ?」 「はい?」 「えっ?」



    • 77 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「なるほど、あなたたちは初体験がキスの事だと思ってたんですね…」

      「え?」

      「違うんですか?」

      「アホか!初体験ってのはー…」

      「あ、あの…待ってください…!//」

      「えっ?」

      「こ、こういうのは…今後の為に…きちんと理解してもらう必要が…あると思うので…ここは私が引き受けます…//お二人とも、ちょっと向こうに行きましょうか…//」

      「??」

      「白金さんに任せましょう…(白金さんの性教育、受けてみたい)」

      「そ、そっすね…(燐子先輩の性教育、受けてみてー)」




      数分後




      「あわわ…ま、まさかそんな意味だったなんて…うわぁ〜、私はなんて事を〜//」

      「生命の神秘//」

      (はぁー、ビビったー…今日はマジで心臓に悪ぃー)

      (天然って怖いわね…)




      ポピパは1つ大人の階段を登った



    • 78 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      本日の勝敗__




      「あら?まだ残っていたんですか?」

      「はい、一緒に…帰ろうかと思って…」

      「わかりました、すぐに支度します」

      「今日は…色々びっくりしましたね…?(クスクス」

      「えぇ、ホントに…」

      「………あ、あの」

      「はい…?」

      「白金さんは、結局のところ…経験、あるんですか?」

      「え?それは…どっちの意味で…ですか…?//」

      「あ、いえ…すみません忘れて下さi…」

      「ふふ、ノーコメント……です…♡(そっと横に並び肩を寄せ)」

      「っ!?//」




      __白金燐子の勝利(たえかすのミサイルが飛び交う中で情報戦を制した為)



    • 79 名前:匿名スタッフさん ID:xZTU3MmF[] 返信

      ホントこのSS面白いし大好き
      サクサク読めるしニヤニヤしちゃいます



    • 80 名前:匿名スタッフさん ID:0MTM4OWZ[] 返信

      (ギャグとはいえ、こういう話を見る度に日本の性教育の意識の低さ?とかに色々思……いや、実際はさすがにある程度は教えているのだろうけど)と、こんなことは置いておいて

      本当にテンポの良い話運びですよね
      面白いです!応援しています!



    • 81 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      香澄いい味出してんなw



    • 83 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      >>79様、>>80様
      ご感想ありがとうございます!
      サクサクとしたテンポ感は原作及びアニメのおかげなところもあり、作らせて貰っている自分もとても助かってるところであります(笑)
      とても励みになります、応援いただき感謝です。


      >>81様
      花女生徒会メンバーは比較的自分からアクションを動かさないので、物語の起点を作れて賑やかせる戸山さんは非常にありがたい存在ですね、さすがは主人公(笑)


      併せて、感想やツッコミを入れていただいている皆様もありがとうございます!
      纏めてしまって申し訳ありませんが、スレが上がっていると毎回とても嬉しいので今後ともよろしくお願い致します。


      では本編を↓



    • 83 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      燐子さんは当てられたい




      「すっかり遅くなってしまいましたね」

      「すみません氷川さん…こんな時間まで…付き合わせてしまって…」

      「構いませんよ、いくら生徒会長と言ってもその責務を1人で背負い込む必要は無いんです…仲間なんですから、もっと頼ってください」

      「……ふふ♪」

      「白金さん?」

      「氷川さん、出会った頃に比べて…丸く…いえ、とても柔らかくなりましたよね…?」

      「そうですか?体型的に変わったつもりはありませんが…」

      「そうではなく…内面的な話です…芯の部分は変わってないのに、全体的に穏やかになったというか…」

      「ま、まあ…あの頃はその、色々と焦っていたり自分を追い込んでコンプレックスを払拭しようと躍起になってましたから…//」

      「憑物が取れた…と言った感じですか…?」

      「そうですね…出会ってきた皆さん、Roseliaの仲間たち…そして何より…(ジーッ)」

      (白金さん、あなたのおかげで変われたんです…)

      「…氷川さん?」

      (とは恥ずかしくてとても面と向かっては言えませんが…)



    • 84 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「いえ、沢山の人の協力のもと今の私が形成されているので、感謝しないと…と」

      「ですがそういう意味ではあなたも変わりましたよね?」

      「わ、私…ですか…?」

      「ええ、元々クラスメイトでしたが話した事もほぼ無く、きちんと知り合ったのが湊さんのライブの後…そしてそれからキーボードとしてのオーディションの時でした…あの時の姿を考えると、とても成長したと思いますよ?」

      「私も、体型的に…変わったつもりはありませんよ…?」

      (それは見れば…いや部分的には更に成長してるような……)ジーッ

      「そ、そうではなく1人の人間として、という意味です!」

      「ふふ、わかってます…ちょっとしたお返しです…♪」

      「まったく…そういうところも変わりましたよね?」

      「そうですか…?でも、変わらない事も…ありますよ…?」

      「というと?」

      (氷川さんへの気持ちです……なんて、恥ずかしくて言えないから…//)

      「………内緒、です…//」



    • 85 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「そうですか、やはりお互いをきちんと理解するにはもう少し時間が必要なようですね」

      「では、どうでしょう…?お互いの事を…もっと知る為に…ちょっとしたゲームでも…してみますか…?」

      「ゲーム?」

      「はい、20の扉…というゲームです…ご存知ですか…?」

      「質問者が質問をして、20項目の内に答える…というものですよね?」

      「はい、そのゲームのアプリを…先日、今井さんに教えて貰って……ひk…生徒会の皆でやってみる事を勧められたので…」

      「今井さんに?」



    • 86 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ______
      ____
      __


      「ねえ燐子〜、このアプリ今度紗夜とやってみれば?もしかしたら紗夜の本音を聞き出せるかもしんないよ〜?」

      「ひ、氷川さんの本音…ですか?//」

      「そーそー、何を思い浮かべてるのか〜、とか?何が好きなのか〜、とか?」

      「氷川さん、やってくれるでしょうか…?」

      「ん〜?まあ普通にやっても難しいかもだから、提案ついでに勝負してみれば良いと思うよ」

      「勝負??」

      「紗夜ってさ、負けず嫌いなところあるじゃん?だから互いに勝負って事にすれば乗っかってくれると思うよ、あと…」


      __
      ____
      ______




      「つまり、回答者にいくつかの質問がランダムで出され、周りがそれを予測して答える…と言った感じですか」

      「そうですね、でも今回は2人なので…お互いに同じ質問を答えて、お互いの答えを当てる形に…しませんか?」

      (なるほど、勝負…という訳ですか)

      「良いでしょう、これでも出会ってからずっと貴女を見てきましたから、見事に当ててみせますよ?」

      (ず、ずっと見てきたって…深い意味は無いんだろうけど…ちょっと嬉しいかも…//)



    • 87 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「で、では…勝ったほうが、相手の言うことを何でも1つ聞く…というのは…どうでしょうか…?」


      「勝てたら何でも言うことを聞くみたいな条件付けたら、絶っ対食いついてくると思うよ☆」』


      (何でも言うこと聞く…ですって!?白金さんに…何でも言うことを……)ゴクリ

      「氷川さん…?」

      「わ、分かりました…ただ、こちらからも幾つか条件を付けても良いですか?」

      「条件…??」

      「そんな難しい事ではありません、質問数は全部で10項目にする事、回答は交互に先に答える事、最後の質問のみアプリではなく互いに考えて投げかける事、どうでしょうか?」

      「はい、構いませんよ…?」

      (すごい、今井さんの言う通り…ホントに食いついてきた…)



    • 88 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「では、今…頭に思い浮かべたものを…紙に書いてください…」

      「……………はい、書きました」

      「私もです……さあ、ゲームを始めましょうか…」




      ゲームスタート!


      \それは生き物ですか?/

      「はい」「はい…」


      \それは飛べますか?/

      「いいえ…」「いいえ」


      \それは肉を食べますか?/

      「はい」「はい…」


      \それはあなたより大きいですか?/

      「はい…」「いいえ」


      \それは可愛いものですか?/

      「ええ、そうですね」「どうでしょう…可愛いところもあると思いますが…カッコイイような…いいえ、で」


      \それに触れた事はありますか?/

      「それは…まあ、ありますね…」「はい、触れてますね」


      \それは抱くと暖かいですか?/

      「そう…ですね」「わ、わかりませんが…はい、で」


      \それはあなたの所有物ですか?/

      「いいえ…//」「いいえ」


      \それはあなたが好きなものですか?/

      「…はい」「は、はい…//」



    • 89 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (なんでしょう、白金さんの反応が…それにどことなく頬が紅潮してきてるような…)

      (氷川さん、たまにちょっと口籠る事があるような…)


      (あれ?これ…もしかして)

      (私じゃないですか!?)
      (わ、私…かな?!)

      (生き物で、暖かく、飛べず、白金さんより(背が)高い、白金さん所有物ではなく、白金さんの好きなもの…)

      (生き物だし…暖かい、よね?…飛べない…氷川さんより(背が)小さい…まだ氷川さんの所有物じゃなく…氷川さんの好きなもの…)

      (やっぱり…)

      (私じゃない!?)(私だ…!?)

      (な、なるほど…このゲームに託けて私に告白してくる、そういう手法でしたか…//)



    • 90 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「で、ででででは最後の質問を…」ドギマギ

      「そ、そう…ですよね…どどどうしましょうか…?//」ドギマギ


      僅かな沈黙…


      「な、なら…私から…」

      「はい…どうぞ…//」

      「それは……一生、一緒にいたいと思えるもの…ですか?//」

      「っ!?//は、はい……可能でしたら…//」

      「っ!?//」ズキューン

      (あ、ヤバイ!今のは本当にヤバかったんですけど!//思わず普通に告白してしまいそうになったじゃない!)

      (これで…私の気持ちと答えは伝わった、かな…?//)



    • 91 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (今まで色々な事があったけど、やっと…氷川さんも素直になってくれたみたいだし…私が今までどれだけ氷川さんの本心を曝け出して貰おうと画策した事か…その度に氷川さんの事を考えて、どのような事を思っているかをシミュレートして…氷川さんの……あれ?)


      「では、私からの…最後の質問です…」

      「あ、はい!どうぞ!//」

      「それは人ですか…?」

      「…………の、ノーです…」

      「ハァー…わかりました……答えは犬、ですね…?それも白鷺さん家のレオンくん…です」

      「うっ、そこまで……正解、です…」

      (そうだ、この人真面目でしっかりしてるしすごく空気も読めるけど…結構天然なところがあったのを忘れてた、それに人だとしても日菜さんの名前とか書いてそうだし…)



    • 92 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、あの…では私の答えも…」

      「どうぞ…」

      「もしかして、私…氷川紗夜、ですか?//」

      「……………あ、もう外も暗いですから…帰りましょう…」

      「え?いや、あの…白金さん、答えは??」

      「間違えています…だから私の勝ちです…」

      「だと言うならきちんと答えは発表してください!」

      「そうですね、たとえ答えは合っていたとしても…正しいルートを辿れていなかったので…今の氷川さんでは不正解です…」

      「そ、それはどういう…あ、卑怯ですよ!ちょっと白金さん!」




      本日の勝敗__引き分け(両者とも答えは当てていた為)


      「白金さん、答えを聞かせてください!」

      「いずれ…近いうちに必ず答えは教えます…」

      (氷川さん次第ですが…)

      「や、約束ですからね!」

      「はい、それは必ず…♪」

      (早く答えに、お互い素直になれるトゥルーエンドに辿り着いてください…ねっ、氷川さん?)



    • 93 名前:匿名スタッフさん ID:xZjVlYWM[] 返信

      相変わらず面白いです。
      元の話をよくここまで上手く落とし込めるなあと感心するばかりです。
      次はどのエピソードなのか楽しめにしています。



    • 94 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      >>93
      ご感想ありがとうございます!

      設定とテーマさえあれば後は頭の中でキャラが勝手に会話してくれるので、それを文に起こして自分の足りない語彙と会話の流れを整える感じで作っているので、全てバンドリのキャラとかぐや様のテーマや話の流れのおかげで出来上がっていますね。

      なので構想段階で予定した流れにならず出来上がって読み返してみたら、こんな話の予定だっけ?と自分で不思議になる事が多いんですが(笑)

      とても励みになります、引き続き読んで戴けると幸いです。



    • 95 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      燐子さんは呼ばせたい




      花女生徒会室


      (今日は静かだな…氷川さんは部活ですし、市ヶ谷さんもポピパの皆さんもライブの最終調整でいないし…)




      そんな静かな生徒会室に忍びよる影


      ??「るんっ♪るる、るーんっ♪」


      (もう少ししたら、帰ろうかな…)


      バーン!!!!


      「っ!?」ビクゥ

      「え?え?」


      「やっほー♪遊びに来たよー!」


      羽丘女子学園 生徒会長氷川日菜!!



    • 96 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ひ、日菜さん…?!」

      「あれー?燐子ちゃんだけ?今日はおねーちゃんいないの??」

      「え?あ、氷川さんは…今日は部活のほうに…」

      「そっかー、あとでそっちにも行ってみよーかな?燐子ちゃん、暇だったら後で案内して?」

      「それは構いませんが……って、そうでは無く…何故花女に日菜さんが…?」

      「んー?何でだっけ??」

      「り、理由もなく…他校には来ませんよね…?」

      「あ、そーそー!今度、羽丘と花女でごーどー祭をやろーと思うんだ!だから燐子ちゃんも協力して?」

      「え?ご、合同祭…?あの…まったく話が見えてこないんですが…」

      「えっとね?あたしと燐子ちゃんがお互いの学校の生徒会長になった訳じゃん?だから、もっと羽丘と花女は仲良くなっていっぱい楽しい事が出来たらしゅぴぴーんって感じしない?」



    • 97 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「……要約すると、知り合い同士が…生徒会長をやってるから…色んな事を、2校でやって…より親睦を深めたらいいな…という事ですか…?」

      「うん、難しい事は分かんないけど大体そんな感じ♪」

      「あまり難しい事は…言ってないような……でも、親睦を深めるのは良いかもですね…」

      「でしょでしょ?燐子ちゃんなら話がわかってくれると思ってたんだー」ギュー

      「わっ、日菜さん…?//」

      「おねーちゃんには会いたかったけどー、おねーちゃんがいなくてちょうど良かったかも」

      「何故、ですか…?」

      「だっておねーちゃん、まず否定から入るもん!あたしはるんっ♪てする事を提案してるだけなのに、絶対 「それをするのにどれだけ準備が必要だと思ってるの?」みたいに、その先の話をしてくるんだよ?」

      「ふふ、氷川さんらしいですね……けど、ちょっと羨ましいかも…」

      「なにが??」

      「日菜さんが提案して…氷川さんが整えて…それを2人が協力して組み上げれば…出来ない事なんてなさそうだな…って」



    • 98 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「うん、おねーちゃん優しいから最後は必ず手伝ってくれるし♪」

      「私は、1人だったし…あまり人前が得意では無かったから…全部自分の中で完結してて…協力してくれる人も、それを見てくれる人もいなかったので…そういう姉妹っていう関係、とっても羨ましい…」

      「そっかー…じゃー、燐子ちゃんウチに来る??」

      「は、はい…?//」

      「姉妹欲しかったんでしょ?あたしはおねーちゃん大好きだし燐子ちゃんの事も大好きだから、おねーちゃんと一緒になってくれたら、あたしと燐子ちゃんも姉妹関係になれるし完璧だと思わない?」

      「え?えっ?それって…//」



    • 99 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      _______
      _____


      「ね?燐子おねーちゃん!」

      「ふふ、どうしたんですか?日菜さん…」

      「せっかくだから今日ウチに泊まって行ってよ!」

      「こら、白金さんにだって用事があるんだからそんなワガママ言わない!」

      「あ、私は大丈夫ですよ…?むしろお邪魔しても良いんですか?」

      「燐子おねーちゃんならいつでも大歓迎だよ」

      「それならお呼ばれしよう…かな?あの、氷川さんも大丈夫ですか…?」

      「ええ、歓迎しますよ」

      「ねーねー、あたしも氷川だしややこしいからおねーちゃんの事も名前で呼べばいいじゃん」

      「えっ?そ、そうですね…//」

      「それにいつかは燐子おねーちゃんも氷川になる訳だしー?」ヒソヒソ

      「っ!?// わ、わかりました…では、紗夜さん?//」

      「はい、何ですか?燐子」


      _____
      _______




      (あ、これいいかも…すごくいいかも…)



    • 100 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「でもさー?最近までウチらきちんと話す事って無かったじゃん?」

      「接点は幾つかあっても…学校もバンドも…違いますからね…」

      「だねー、けど燐子ちゃんが話しに聞いたまんまで良かったよー♪」

      「え?そ、それは…どういう…??」

      「元々はさー、彩ちゃんや千聖ちゃんから何となく聞いてはいたんだけど、最近はおねーちゃんが少なくとも1日1回は絶対燐子ちゃんタイムに入るから、一方的だけどなんかもー知らない仲って感じがしないんだよねー?」

      「へっ?//」

      (ひ、氷川さんが…1日1回は私の話を…?//)

      「話を聞いてると、おねーちゃんが燐子ちゃんの事好きなのも伝わってくるしー、燐子ちゃんもおねーちゃんが好きなんだろうなー?っていうのも分かるから、なんで付き合わないんだろーってずっと不思議だったんだよねー?ねー?なんでー??」

      「え?//あ、ちょ、ちょっ…待っ……まずは話を整理させt…//」



    • 101 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      コンコン


      「失礼します…すみません白金さん、今日は市ヶ谷さんもいない日だという事を失念して…い…ました…」

      「あれ?おねーちゃんだ!やっほー♪」←ずっと燐子に抱きついたまま

      「あっ…ひ、氷川さ…//」←何故か赤面してる

      「な、な、な…」

      「な?」

      「何をしてるのよ日菜!ちょっ、まずは白金さんから離れなさい!?」

      「ほらねー?まず否定から入るでしょー?」コソッ

      「ふふふ♪」



    • 102 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「もう!何しに来たのよ、勝手に入ってきたらダメじゃない!」

      「ちゃんと学校の許可は貰って入ってきてるよー?それに、来た理由と内容は全部燐子ちゃんに話したから後で聞いて?」

      (全部??)

      「ま、まあ…あなたの事だから、その辺りはちゃんとしてるでしょうけど来るなら来るで一言くらい言ってくれれば…」

      「ちゃんと連絡はしたよ?」

      「えっ?き、気付かなかった事は謝るわ?それならまずは私を訪ねてきてくれたら…」

      「だって場所わかんないんだもん」

      「そ、それもそうね…」

      「あれ?なんかいつもと違って歯切れ悪い…もしかしておねーちゃん、嫉妬してる??」(燐子にギュッと抱きつき)

      「ひ、日菜さん!?//」

      「ちょ、ちょっと日菜!?//」



    • 103 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      コンコン


      「失礼します!すみません、こちらに日菜先輩は来ていないでしょうk……え?」

      「あ、つぐちゃんだ!」←燐子に抱きつき中

      「羽沢さん…?//」←顔真っ赤

      「え、えっと…お疲れ様です…」←なんか凄い怒ってたっぽい


      「え、えっと?……修羅場?」

      「ち、違います!?//」



    • 104 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「じゃー、つぐちゃん!花女の生徒会のお二人に提案書と例のアレを渡して?」

      「あ、はい!」

      「例のアレ??」

      「こちら、机の上に置いておきますね?」ドンッ

      「大きな段ボール箱ですが…中には何が??」

      「猫耳とか犬耳とか、そういうコスプレ道具だよ」

      「なんでそんなものを…?」

      「花女羽丘合同祭企画第1弾!親睦会をやろー♪」

      「親睦会?」

      「うん、それも仮面舞踏会ならぬコスプレ舞踏会!」

      「コスプレ」「舞踏会??」

      「まー、細かい事はそこのプリントに書いてあるし、さっき校長先生に話しにいったら、そういうのは生徒会に一存してあるから決まったら報告に来てほしいって」

      「わ、わかりました…」

      「白金さん、いいんですか?」

      「日菜さんから話は聞かせて貰っていたので…提案書の内容を確認して…」



    • 105 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「んー……よし!じゃー、つぐちゃん帰ろっか?」

      「えっ?あ、は、はい!ではお邪魔しました」

      「おねーちゃんはまた後でね?燐子ちゃん、いつでも待ってるからね♪」

      「っ!?//」

      「は?ちょっと、それどういう!待ちなさい日菜!!」



      「あ、嵐のような…方でしたね…?//」

      「ええ、あの娘にしたらいつもの事で…そんな事より最後のアレはどういう意味ですか!」

      「え?えっとぉ……恥ずかしいので秘密で…//」

      「へ、変な意味じゃないですよね!」

      「それがどういう意味なのかは分かりませんが…氷川さんが想像してるのとは多分違うかと…//」

      「本当ですか!信じてますからね?!」

      (珍しくすごい焦ってる…ホントに嫉妬なんだ//)←ちょっと嬉しい



    • 106 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      本日の勝敗__氷川日菜の勝ち




      氷川家


      「ただいま」

      「おかえりー、おねーちゃん♪」ギュッ

      「はぁー…あなた、ホントに白金さんに変な事言ってないわよね?」ナデナデ

      「ふつーにお話ししてただけだよ?」

      「なら良いけど」

      「いやー、でも…おねーちゃんは知らないんだろうなー?」

      「何が?」

      「燐子ちゃんの抱き心地♪」

      「日菜っ!?」


      訂正__氷川日菜の“圧倒的勝利”


      つづく



    • 107 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      紗夜さんは愛でたい




      「わぁ、燐子先輩可愛い〜!!」

      「えっ?//あの、戸山さん…これは…さすがに恥ずかしい…//」←猫耳装着

      「ね、有咲も似合ってると思うよね?」

      「め、めちゃくちゃ可愛いですね…」

      「ううぅ…市ヶ谷さんまで…//」

      「で、これ何なんですか?」

      「ええ、これは白金さんが日菜の昨日で猫耳ですね」

      「あー、なるほどぉ………えっ?あの、紗夜先輩?」

      「ですから、やってきたのは受け取ったから段ボールなんです」

      (いや、いやいやいや!怖えぇんだけど…どうした?紗夜先輩が何でこんなにバグって…)

      「尻尾も付けてみませんか?」

      「あ、あの…これ以上は、勘弁してください…戸山さん…//」ニャーン

      (ああ、あれか…)



    • 108 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ネコミミと少女…相利共生!

      この世には組み合わされるべくして生まれてきた関係がある!

      普段内気ながらも主張の激しいスタイルという相反する魅力を持つ白金燐子が、ネコミミという装備を付ける事で全ての歯車がカッチリと組み合わさったのである

      その姿は、白金燐子に恋心を抱いている氷川紗夜にどう映ったのかというと…


      (か、か、かかかか可愛いすぎでしょう!!)


      奇 跡 的 相 性 !!!
      (マリアーーージュ!!!)



    • 109 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「しかしまあ、日菜さんも相変わらずというか…なんでコスプレして親睦会をする必要性があるんですかね…」

      「て、提案書には…きちんとした理由は…書かれていたんですよ…?他校同士親睦を深める為に学校の象徴である制服は脱ぎ捨てて日頃と違う装いならお互いにすぐ打ち解けられる…とか、コスプレは自然とテンションが上がるものだから親睦を深めるにはちょうど良い…とか」

      「理屈はわかりますけど、ぶっちゃけ日菜さんがやりたいだけって気もしなくはないんですよね…紗夜先輩は何か聞いてませんか?」

      「そ、そうですね…家では特に何も」

      (落ち着きなさい氷川紗夜…白金さんの猫耳は湊さんの誕生日の時などで見ている筈でしょう…それに私は犬派、いくら好きな人が猫耳を付けたからと言って、そう簡単に猫に萌える訳が…)チラッ

      「燐子先輩、待ってくださいよ〜♪」

      「ひ、氷川さん助けてください…これ以上は…//」ニャーン

      「っっっ!!!!!?//」

      (ええ!ネコは最高です、私が間違えていたわ!)



    • 110 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「香澄!燐子先輩困ってんだろ、そろそろやめとけ」

      「メイド服とかもあるし、ネコミミメイド燐子先輩とか見たくない??」

      (ネコミミメイドですって!?白金さんはこれ以上進化するというの!!)

      「見たいか見たくないかで言えば見たいけど、今はコスプレが話のメインじゃないんだっつーの!親睦会まで取っておけ」

      「い、市ヶ谷さん!?//」

      「とりあえずこっち来て下さい?話を進めましょう、今回の親睦会は花女で行うって事なんですよね?」

      「あ、はい…簡単なプランと予算は羽丘側から提案があったので…」



    • 111 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「紗夜先輩、私たちは他に何があるか確認しましょう〜」

      「え、ええ…」

      「うさぎ耳に〜、鹿?鹿のツノ??あっ!紗夜先輩はやっぱり犬耳ですか?」

      「や、やっぱりって!?どういう意味ですか?」

      「犬派の紗夜先輩なら、犬耳付けるものなのかな〜?と、おお可愛いですよ紗夜先輩♪」

      「ちょっ、勝手に付けるのはやめなさい!//」

      「それで、こちらとしては体育館を使っt…えっ?」チラッ


      奇 跡 的 相 性 !!!
      (マリアーーージュ!!!)

      少々強気な性格、何処か寂しがり屋な雰囲気、これらを併せ持つ氷川紗夜に犬耳が装着!
      恥ずかしがる姿はまるで子犬のような愛おしさを白金燐子は感じた!!


      (え?えっ?えっ、何あれ?何あれー!?氷川さん…似合いすぎてて可愛い!可愛い!!)



    • 112 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「見て見て!紗夜先輩も可愛いよ〜」

      「だーかーら、遊ぶなっての!」

      「あ、あの…似合ってますよ…?//」ニャーン

      「別に、これが似合ってるからと言って別に嬉しくは…//」クゥーン

      「ふふ、なら…とっても可愛い…ですよ?」ニャアニャア

      「そ、それはこちらのセリフです!//」ワンワン

      「わ、私の弄りは…さっき終わったので…次は氷川さんの番なんです…!//」フニャー!

      「そんなターン制度聞いた事はありません!//」ワンワン!

      「なんか仔犬と仔猫がじゃれあってるみたい、めちゃくちゃ可愛い〜!写真撮っちゃお♪」パシャパシャ

      「いや話が進まねー!!」

      「失礼しまーす?香澄ー、有咲ー?今日の蔵練なんだけどー…って」

      「えっと…何この状況??」




      本日の勝敗__決着付かず
      延長戦につづく



    • 113 名前:匿名スタッフさん ID:2NmQ3NGM[] 返信

      付け耳(っていうのかな?)最高かよ。
      沙綾とか有咲も付けるように誘導しだしそう



    • 114 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      延長戦
      紗夜さんは送らせたい




      「では買い出しの件は私と白金さんで行きましょう」

      「いやちょっと待って下さい、それはさすがに!下級生の私たちが行きますよ?」

      「あなた達はライブが近いのでしょう?なら余計な事は考えず、そちらに専念して下さい」

      (息抜きついでに香澄とデート出来ると思ったのに…)

      「それに、先程のコスプレの件もあるのであまり戸山さんを野放しにするのは危険と判断しました…」ジトー

      「あ、あははー…」

      (いやまあ、犬耳付けたまま言われても説得力ないんですけど…)

      (やっぱり可愛い…後で戸山さんに写真送って貰おう…//)

      「白金さんも、それで問題無いですね?」

      「あ、はい…!時間はどうしますか…?」

      「そうですね、夜にでもまた連絡します」



    • 115 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      時間は進んで夜
      氷川家




      (と、言ったものの…)

      (そういえば白金さんにRoseliaや生徒会での連絡はしているけど、プライベートな誘いというのはNFO以外ではした事が無かったわね)

      (どういう風に誘えば良いのかしら…時間と場所だけ伝える?いやさすがに味気なさすぎる気が…少し世間話をしてから?いやいやまず何の話題を出せば良いの…)

      「……連絡すると言った手前、私から送らないといけないのよね…」


      コンコン
      「おねーちゃん、お風呂沸いたってー!」

      「先に入って良いわよ…ちょっとやる事があるから」

      「ベッドで横になってるのがやる事?」

      「べ、別に良いでしょ」

      (携帯?ちょっと煮え切らない表情と歯切れの悪い感じ…)

      「わかった!燐子ちゃんだ!」

      「なっ!?日菜には関係ないでしょ!//」



    • 116 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あはは♪図星なんだ、なになにー?明日デートでもするの??」

      「違っ!親睦会の為の買い出しを…って何で入ってくるのよ!//」

      「えー?いーじゃん、というかシュパッと内容だけ伝えて後はゆっくり世間話とかすれば?」

      「そ、そういうのをしたことが無いから…迷ってるのよ…//」

      「えっ!?おねーちゃん、燐子ちゃんとメッセージ送りあったりしないの??」

      「プライベートな事は…あまり干渉してはまずいかと思って、RoseliaとNFO以外では基本的に…」

      「燐子ちゃん可哀想ー、絶対燐子ちゃんもおねーちゃんから連絡待ってると思うよー?」

      「そ、そうかしら…」

      (なんで2人ともお互いの事好きあってるのにこんな消極的なんだろー?)



    • 117 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「もうさくっと電話しちゃえば??」

      「で、電話!?いきなりそんなハードル上げられても!」

      「いやふつーだってば、ほら携帯貸して」

      「ちょ、ちょっと!?」

      「えっと、あった♪ほい」Pi Pi trrr

      「ま、まだ心の準備が…」

      「もうかけちゃったよー?はい♪」


      ガチャ

      「も、もしもし…?氷川さん…?」

      「あ、すみません唐突に…今、お時間大丈夫ですか?」

      「あ、はい…その、今お風呂に入っていますけど…」

      「す、すみません!?あとでかけ直します!//」

      「あ、いえ…私はこのままでも…氷川さんが音が籠って…話しづらいとかで無ければ…」

      「それは大丈夫です!!//」



    • 118 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「へー?って事は燐子ちゃん、今裸なんだー?この電話の向こう側で、一糸纏わぬ姿でおねーちゃんとお話ししてるんだー?(小声)」

      「っ!?//」←想像した

      「絹のような白くてさらさらな肌と、すごい大きくて柔らかい双丘が電波の向こうで露わになってるんだよねー?燐子ちゃんって見かけに寄らず結構大胆なんだね(小声)」

      「あれ?…氷川さん?」

      「あ、あの…白金さん、一旦10秒ほど電話を耳から離して貰って良いですか?」

      「え?あ、はい…??」

      「はぁー…」←念の為マイクを指で塞ぎ

      「あ、やばっ…」

      「日菜っ!!!」

      「たいさーん♪」ダダッ

      「まったく…どこでそんな変な言い回し覚えてきたのかしら…」

      「おねーちゃん、頑張ってねー?」ヒョコ

      「……はいはい、感謝はしてるわよ」

      「えへへー♪」

      「あの、氷川さん…?もう大丈夫ですか…?」

      「あ、すみません…お待たせしました」

      「どうしたんですか…?」

      「少し、お節介な虫がいたもので…」

      「??」



    • 119 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「それよりも明日の事なんですけど」

      「あ、買い出しの…?」

      「はい、待ち合わせは駅前に時間はお昼すぎにしましょう、ショッピングモールを見て回る方向で大丈夫ですよね?」

      「はい、それで問題はありません…それにしても…」

      「なんですか?」

      「時間や場所の連絡なら…メッセージでも良かったのでは…?」

      「そ、それは…直接伝えたほうが良いかと思ったので…//」

      「ふふ、そうですね…氷川さんの声が聞けて、私も嬉しい…//」

      「っ!?//」

      「それに生徒会としての…仕事ではあるけど…こうしてプライベートで、2人っきりで会うのって…珍しいですよね…?」

      「確かに、そうですね」

      「また別の機会に…今度は生徒会の仕事も関係なく…2人でお出かけしてみませんか…?//」

      「え?あ、そ、それはもちろん!」

      「ふふ、ありがとうございます…//」



    • 120 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「では時間も遅いので」

      「そうですね…私も、のぼせちゃいそうなので…//」

      (さっきの日菜のせいで変な想像がまた…)

      「す、すみません!ではまた明日!」

      「あ、はい…また明日……あ、氷川さn」
      ピッ

      「あ……」

      (いま何を!白金さんは最後に何を言おうとしたの!何で焦って切っちゃったのよ私!!)

      ピコン

      「えっ?」


      「明日、もしかしたら雨が降るかもしれないので折畳み傘あったほうがいいかもですよ╰(*´︶`*)╯」』


      「ふふ、そう言えば忘れていたわね」


      ピコン


      「ありがとうございます。なら待ち合わせ場所、屋内に変えておきましょう。」』


      (白金さんは文字のほうが饒舌だって事…)


      ピコン


      「わかりました〜(๑˃̵ᴗ˂̵)b」』




      本日の勝敗__延長戦でも決着付かず

      ドキドキ☆買い物編へ、つづく



    • 121 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      >>113
      すみません、上げてくださっていた事に気付きませんでした!
      この親睦会までの話は色々な原作エピソード繋ぎつつ、もう少し続くので最終的に何処かで登場人物全員ケモ耳なりコスプレなりはすると思います(笑)



    • 122 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ドキドキ☆買い物編 前編

      燐子さんは気付かれたい




      氷川家


      「んー?あれ、おねーちゃんもうお出かけ??」

      「ええ、ちょっと先に用事を済ませようかと思って」

      「燐子ちゃんとのデートは昼過ぎ集合なんでしょ?さすがに早くない??」

      「だから、デートじゃなi…って、日菜?」

      「あっ!?」

      「何で白金さんとの待ち合わせ時間をあなたが知ってるのよ」

      「え、えー?なんでだろーねー?」

      「立ち聞きしてたのね?」

      「違うよ!?おねーちゃんがもし会話に詰まることがあったらいつでも助けに入れるようにスタンバってただけだよ!!」

      「変わらないでしょまったく……もう行くわね?」

      「うん、いってら…あっ、おねーちゃんちょっと後ろ向いて?」

      「??」

      「よっと、今日の感じだったら髪あげたほうがカッコいいよ!」

      「別にそんなこと気にしなくても良いのに…」

      「ほい、出来た!うん、すっごいるんっ♪て来る、燐子ちゃんも即落ち間違いなしだよ!」

      「だから、買い出しなだけでデートとかじゃないって言ってるでしょう?」

      「でも2人っきりで会うなら印象は大事だから♪」

      「……ありがとう//」

      「うん、いってらっしゃーい♪」



    • 123 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ショッピングモール内


      「あ、あれ…?氷川さん…?」

      「あら?早いですね、白金さん」

      「すみません…遅れちゃいましたか…」

      「いえ、私は少し用事があったので早く来ただけで、全然約束時間前ですよ?」

      「良かった…もういらしてるなんて…思ってなかったので…びっくりしました…」

      (今日の氷川さん…髪アップにしてる、カッコイイ…//)

      (白金さん、服装もだけど…もしかして軽くメイクも…?えっ?普段と雰囲気が全然違って…可愛すぎじゃない!?//)

      (き、気付いてくれる…かな?)



    • 124 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ________
      ______
      ____


      時間は遡り昨夜 氷川紗夜との連絡後


      「明日、氷川さんと2人っきりで……やっぱり…これってデートに…なるのかな…?」

      「ど、どうしよう…こういう時の服とか、わからないし…誰か……あっ!」


      prrr

      「ん?電話?燐子??」ピッ

      「はいはーい?どうしたのー?」

      「い、今井さん…!すみません、助けて下さい…!」

      「へっ?」


      そして翌朝

      白金家


      「す、すみません…突然、朝早くに呼び出してしまって…」

      「あはは、そんな気にしなくて良いよ☆」

      「本当は…私が今井さんのお家に…お伺い出来れば…良かったんですが…」

      「アタシが持ってる服ってギャル寄りだからねー?燐子のイメージには合わないし、しょーがないって」

      「しかし遂に紗夜とデートか〜、なんか感慨深いものがあるね〜」

      「で、デートという訳では…生徒会の用事です…買い出しに…出掛けるだけで…//」

      「でも2人で出掛けるんでしょ?それで服装とか気にしちゃったからアタシにヘルプ求めてきたんでしょ?」

      「……//」コクリ



    • 125 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「よーし、じゃあ紗夜が瞬間で落ちちゃうような激かわ変身しちゃおっか!ついでにメイクもやっちゃおう♪」

      「えっ?いや、そこまでは…//」

      「だいじょーぶ、だいじょーぶ!燐子の印象変わらないようにナチュラルめに仕上げるし、ねっ?」

      「わ、わかりました…お任せします…//」


      〜〜数分後〜〜


      「いやぁ、友希那の時も思うけど…素材が良いと楽しいねー」

      「ど、どうでしょうか……ここまで気合い入れなくても…良かったのでは…?//」

      「いやいや、せっかくお出かけなんだからこれくらいやらないと!それにしてもら我ながら完璧じゃない?これで紗夜もイチコロだね♪」

      「いえ…普通に買い出しだけ…ですから…そういうのは…//」

      「買い出しは早々に終わらしてさ、そのまま2人で遊んで来なよ?今日、バンド練習も無いんだしさ」

      「ひ、氷川さんが了承すれば…//」

      (燐子がお願いするば普通に了承すると思うけどなー?とゆーか、ここまできたらもう一押しやっちゃいたいねー)



    • 126 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ねーねー燐子?もし良かったら、ネイルもちょっとやってみない?」

      「ネイル…ですか…?」

      「そ、ネイル1つで女の子の印象って結構変わるし、ちゃんと紗夜が口煩く言わないように花女の校則規定に引っかからないように仕上げるからさ」

      「氷川さん、どう思うでしょうか…?」

      (恋する乙女って可愛いなー、もぉ)

      「あの…?今井さん…?」

      「んー?ほら、待ち合わせまで時間迫ってるんでしょ?サクッとやっちゃおう☆」

      「あ、あの…色々と質問を無視して話を進めないで下さい…」

      「いーじゃんいーじゃん♪ほらほら、手出して?」


      ____
      ______
      ________



    • 127 名前:匿名スタッフさん ID:4MDMyMzB[] 返信

      今井さんってそういうとこあるよね(褒めてる)



    • 128 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「髪、上げてるんですね…?いつもと雰囲気が違って…すごくいいですね…」

      (いつもと雰囲気が違うのはあなたのほうですが!)

      「出かけ間際に日菜がやってくれたんです…このほうが良いと」

      「日菜さん、とてもグッジョブ…(小声」

      「何か言いました?」

      「あ、いえ…カッコイイなと…//」

      「そ、そうですか?ありがとうございます…//」

      「では…行きますか…?」

      「え、ええ…あの、白金さん…」

      「は、はい…?」

      「えっと…その、とても似合ってますよ…今日の服装…//」

      「へっ?//あ、ありがとう…ございます…//」

      「さ、さあ!行きましょう!//」

      「はい…//」



    • 129 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「おー、燐子ちゃんお洒落してる可愛いー♪」

      「へー?紗夜もそれなりに決めてきてるし、中々お似合いなんじゃない?」

      「え?」「あれ?」

      「日菜!?」

      「リサちーだ♪こんなところでどーしたの?」

      「え?あー、いやちょっとねー?日菜こそ何してるの?」

      「えーっと、あたしもちょっとねー?」

      「ふふ、あはは♪もしかして……アレ?」

      「うん!あ、もしかして燐子ちゃん仕立てたのってリサちー?」

      「まーね、でもダメだよ日菜ー?覗き見なんて趣味悪いよ?」

      「あはは♪それリサちーが言う?」

      「いやいや、アタシは燐子を見届ける義理があるからねー?」

      「あたしもおねーちゃんを見守る義務があるしー」

      「ならしょうがない、義理と義務がある以上2人のデートをしっかり見守り見届けますかー」

      「リサちー、棒読みー」

      「ほら、2人とも移動したよ!行こ、日菜!」

      「それにめっちゃノリノリー♪」



    • 130 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「必要そうなものは…こんなところ…ですか…?」

      「そうですね、荷物は全て宅配で学校に送ってしまいましょうか」

      「大丈夫なんですか…?」

      「ここに来る前に学校には確認取っておきましたから、問題はありません」

      「さすが、手回しが早いですね…」




      「なんとゆーかー、フツーだねー」

      「あはは…まあ基本的には真面目な2人だからねー?」

      「あとさっき気付いたんだけど、今日燐子ちゃん爪もお洒落してるんだ?」

      「お?気付いた?さすが日菜!色の主張とかは抑えてるんだけど、今日の格好に合うようにしたんだー?可愛いでしょ?」

      「おねーちゃん気付いてるのかなー?」

      「問題は気付いたとしてきちんと褒めるか、だよねー?」

      「燐子ちゃんももっと主張すれば良いのに」



    • 131 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (さっき気付いた……白金さん、ネイルも施してる!?)

      (装い、メイクに気を取られて気付かなかった…というか普段そんなお洒落しない人なのに、今日は凄い気合い入ってない?)

      (そ、そんなに楽しみにしてくれてたのかしら?//というかこれ自分で?)


      (氷川さん、爪やメイクに気付いてくれてない…感じかな?)

      (服は褒めてくれたけど、私に興味無いのかな?だとしたらちょっと寂しいな…今井さんにまで迷惑かけて、こんな気合い入れたの…バカみたいだし)



    • 132 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あの、白金さん?」

      「えっ?あ、はい…なんでしょう…?」

      「用事は済んでしまいましたが、もし白金さんさえ良ければもう少しだけ付き合って貰えませんか?」

      「え?えっと…付き合うって…?」

      「今日はバンドの練習も無いですし、一緒に色んなところを見て回りませんか?」

      「は、はい…!よろこんで…//」




      「おー、紗夜やるねー☆」

      「おねーちゃんが気付いてたどうかわからないけど、燐子ちゃんがちょっと曇った瞬間を狙ってだもんねー」

      「これは今日、いくところまでいってしまうかもしれないねー♪」

      「リサちー、めっちゃ楽しそー」

      「ほら楽器店入ってたよ!」




      (言うべきかしら?当然言うべきよね…爪やメイクのこと、褒めないと…せっかくこの為に白金さんがお洒落をして来てくれたんだもの…言わないと)

      (今井さんには誘っちゃえって言われたけど、まさか氷川さんから誘われると思わなかったな…あ、そう言えばお礼言ってなかった…言わないと)



    • 133 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、あの…!」

      「えっ?」「あっ…」

      「ひ、氷川さんから…どうぞ」

      「いえ、白金さんのほうから」

      「えっと、その…ありがとうございます…今日、用事が済んだら…それで終わりかと思ってたので…こうして誘って貰えて…とても嬉しかったです…//」

      「か…」

      (可愛すぎるでしょ!?)

      「か?」

      「あ、いえ…私がもう少し白金さんと一緒にいたかっただけなのd…っ!?」

      「えっ?それって…?//」

      「す、すみません!これ、買ってきますね!?//」

      「あ、氷川さん…!//」

      (あとちょっと…頑張ってくれたらいいのに…)

      「もう…//」


      (告白めいた事を言ってしまったから恥ずかしくなって逃げてしまった…結局爪の事も褒めれてない…本当、私はダメね)



    • 134 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「いやー、甘酸っぱいねー」ニヤニヤ

      「ぅー//ごめんリサちー、あたしこれなんか無理だー//」

      「あはは…身内だし、双子だもん日菜はそうなるよねー?」ナデナデ

      (もうホント、燐子も紗夜も可愛いなー)

      「なんでこんなモニョモニョするの〜//」

      「あはは♪」

      (それと、日菜も…だね☆)


      本日の勝敗__いまだ決着付かず
      ドキドキ☆買い物編 後編につづく



    • 135 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ドキドキ☆買い物編 後編


      燐子さんは差されたい




      「すみません、お待たせしました」

      「いえ……//」ジーッ

      (すごい見られてるんですが…)カオソムケー

      「つ、次…どうしますk…?」グゥー

      「あっ…//」「っ!?」

      「…ふふ♪珍しいですね…?」クスクス

      「朝から何も食べて無かったので……わ、笑わないでください!//」

      「ふふふ♪すみません、では何か…食べにでも…行きますか…?」

      「そうしていただけると…//」

      「では、ファミレスにでも…行きましょうか…?」

      「はい、そうしましょう…//」

      (偶然とはいえ、気を逸らせて良かった…とても恥ずかしいけれど//)




      「リサちー、あたしもお腹空いた…」グデー

      「あははー…じゃあアタシらもファミレス行こっか?」



    • 136 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ファミレス


      「雨、強くなってきましたね…?」

      「昨日、白金さんに教えて貰って助かりましたね」

      「あっ…!」

      「どうしました?」

      「あ、いえ…ちょっと忘れていた事を思い出しただけで…」

      「?…そうですか」

      (そっか、氷川さんが忘れてたら…相合傘って手もあったんだ…うぅ、私のバカ〜)

      「もしかして、傘を忘れたとか?」

      「いえ、傘はちゃんと持ってきてm…ます…」

      (今、持ってきてないって言えば相合傘出来たんじゃ…また選択ミスった…)

      「この後、少し色んなところを見て回れば多少は雨も止むでしょうか?」

      「予報では…降水量は変わらないと…ありましたけど…」

      「では、あまり暗くならない内に帰るほうが良いかもしれませんね」

      「それは…残念です…」

      「そうですね…また次に出掛ける約束、少し早めましょうか?きちんと晴れた日に何処かへ行きましょう」

      「えっ…? ふふ♪ はい、そうして貰えると…とても嬉しいです…」



    • 137 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「なんだー、もう終わっちゃうのかー」

      「まあ課題が1つクリアは出来てないけど、2人の仲的には結構進展したんじゃない?」

      「もっと進めばいいのにねー?ちゅーするとかさー」

      「いやいや、あの2人にそれはまだまだ先でしょ」

      「そーかなー?」

      「そ・う・な・の☆」




      「白金さんは何処か行ってみたいとか、見てみたいものとか何か希望はありますか?」

      「そうですね……花火、とか…?」

      「花火?花火大会のような?」

      「はい、今までは…人混みも苦手で…大きい音も…あまり得意ではなかった…というか、私にとって別の世界のもののようで…避けがちだったんですが……私の取り巻く環境が変わって…色んな事に挑戦したいので…氷川さんさえ良ければ…」

      「構いませんよ、白金さんが望むのでしたら協力は惜しみません」

      「あ、ありがとう…ございます…//」

      「ただ…」

      「えっ?」

      「花火大会となると…すぐに、とはいきませんね…時期的にも早くて夏休みに入ってからになるでしょうし」

      「あっ…そ、そうですね…//」

      「ふふ、その前に一度改めて出掛けることにしましょう」

      「はい…!」



    • 138 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      ファミレス前

      「結構、話し込んでしまいましたね」

      「そうですね…凄く楽しくて…思いの外長居してしまいました……では、名残惜しいですが…今日はこれで」

      「あれ?りんりんだ!りんりーん!」

      「あ、あこちゃん?」

      「紗夜さんもいる、もしかしてNFOの新作グッズ買いに来たの??」

      「えっ?」

      「いえ、そうではなく生徒会の用事です」

      (あ、そっか…今日発売の日だっけ?今日まで色々有りすぎて忘れてた)

      「あこ、何処に行ったのかしら…?」

      「友希那さーん、こっちこっちー!」

      「あら?紗夜、それに燐子もいたのね」

      「ぐーぜん会ったんですよ!」

      「湊さんも買い物に?」

      「違うわ、あこに付き合って欲しいと言われて来ただけよ、紗夜と燐子も同じ目的かしら?」

      「いえ、そうではなく…」



    • 139 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「そういえばりんりん、今日すごい可愛いね!もしかしておめかししてる?」

      「え?あ、うん…ちょっとね…?」

      「すっごく可愛いね、りんりんに似合ってるよ!」

      「ふふ、ありがとう…あこちゃん…」

      「はあぁ…」

      (私も最初にあれくらい素直に褒める事が出来れば楽だったのに)

      「紗夜?」

      「ああ、いえ私たちは生徒会の用事で…」




      「どーするの、リサちー?このままだと2人きりのデートがあこちゃんと友希那ちゃんの乱入で終わっちゃうよ?」

      「あー、しょうがない!日菜、アタシはここで離脱するから、ごめんね!」

      「えっ?リサちー??」



    • 140 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あれー?今日バンド練習休みだったよね?どうして皆こんな所に集まってるの??」

      「リサ?」

      「あ、リサ姉だー!」

      「えっ?何々?アタシだけ除け者な感じ?」

      「違うよー!あこと友希那さんはお買い物に来ただけだし」

      「少し語弊があるわ、私はあこに付き合わされてるだけよ」

      「私と白金さんは生徒会の用事で来てるだけで、2人とは偶然出会っただけです」

      「あはは♪そっか、でもこうして5人揃うのも中々スゴい話だね〜」

      「あれ…?」

      「やっぱ絆が深まってくるとこういう偶然もあるのかなー?なんてね♪」シーッ

      (今井さん…付いてきてくれてたのかな?)

      「そっちの2人はもう帰る感じ??」

      「そうですね、雨も降っているので遅くならないように帰ろうかと…」

      「あ、そうだ!燐子か紗夜、悪いんだけど傘持ってない?アタシ今日、傘忘れちゃってさー?」

      「えっ…?」

      「私、持ってきてるわよ?これで一緒に帰r…むぐっ」

      「あ、あははー…ねっ?どっちか貸してくんない?」燐子にウインク

      「あ、では…私の使ってください…」

      「さんきゅー、助かるよ燐子♪」

      「むー、むー?(リサ、苦しいわ?)」タップタップ

      「そうだ、あこ?あっちにNFOの新作グッズあったよ?」

      「そーそー!あこ、それを買いに来たの!友希那さん行きましょう!」

      「じゃー、アタシも付き合うよ?ほら行こ友希那?」グイグイ

      「ぷは…ちょ、ちょっと待ちなさいリサ…何故そんな引っ張るのかしら?」

      「それじゃあねー?」ウインク

      「い、行っちゃいましたね…?」



    • 141 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「宇田川さんと湊さんはわかりますが、今井さんは偶然…なのかしら?それにしては異様にタイミングが良かったような…」

      「ど、どうなんでしょう…?」

      「それよりも、今井さんに傘を貸してどう帰るつもりなんですか?」

      「そ、それは…その……//」ジーッ

      (今井さんの行動と展開全てに何か作為的なものを感じるのだけれど、ここは素直に乗るとしましょうか)

      「そうですね、私が傘を持って来てるのは白金さんのおかげですし…折り畳みで少々狭いですが、一緒に入りますか?」

      「は、はい…!//」

      「では送りますので、帰りましょう」



    • 142 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      帰路


      「傘、持って貰ってすみません…」

      「元々私の傘ですし、それに私のほうが背が高いので当然ですよ」

      「あ、ありがとうございます…//」

      (やっぱり優しいな、氷川さん……あれ?そういえば折り畳み傘なのに…私、さっきから全然濡れてないような……あっ)

      「あの、氷川さん…!?」

      「なんですか?」

      「ダメです…氷川さん、肩とか凄い濡れてるじゃないですか…!」

      「いえ、これくらい何ともないので…」

      「そんな事…!?風邪、引いたら大変…もっとこっちに寄って下さい…傘ももっと均等に使って…」グイッ

      「えっ?あ、いや…白金さん//」

      「これで…少しは被らずに済みます…」(腕に抱き付き身を寄せて)

      (いや、色々と当たってそれどころでは…//)

      「その…せっかくの衣服が…//」

      「そんな事より、氷川さんのほうが…大事です…!」ギュッ

      「そ、そうですか…//」

      (逆にこの状況…雨に濡れるより耐えられる自信が無いんですが…//)



    • 143 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      白金家玄関


      「わざわざ…送っていただいて…ありがとうございます……あの、身体…それと服も、乾かしていきますか…?」

      「き、気にしないでください…そんなに濡れてはないので//」

      「でも…顔、赤くなってますし…せめてタオルだけでも…」

      (顔が赤いのは主にあなたのせいなんですが…//)


      「わざわざすみません」(タオルで拭きながら)

      「いえ、こちらこそ…本当にごめんなさい…」

      「その、白金さん…」

      「はい…??」

      「これ、よろしければ…//」

      「えっ?なんですか…?」

      「ちょっとしたプレゼントです」

      「これ…確かさっき…あこちゃんが言ってた…今日発売のNFOの…」

      「はい、今日の記念にと思って」

      「ありがとうございます、でもいつの間に…?」

      「ふふ、さあ?いつでしょうか?」

      (もしかして…集合時間より前にあった用事って…)



    • 144 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「その…開けても良いですか…?」

      「はい、どうぞ」

      「あ、可愛い…それにこれ、少し前のイベントアイテムと…同じデザインの…」

      「はい、白金さんがそのイベントで手に入れていたアイテムだったので、気に入って貰えるかと思って」

      「これ、スゴく欲しかったので…とても嬉しいです…大切にしますね…?//」

      「はい、喜んで貰えて良かった」

      「あ、でも……私、何のお礼も…」

      「いいえ、白金さんは今日は私の為にそれだけの準備をして来てくれた…これはそのお礼ですので」

      「えっ?それって…?」

      「その…凄く似合ってますよ、ネイルも…メイクも…//」

      「ひ、氷川さん…//」

      「すみません、自分で勝手に照れてしまい言い出すのが遅れてしまいました…本当はもっと早くに言い出せれば良かったんですが…その…//」

      「その…?」

      「普段、そこまで着飾らない白金さんだったので驚いてしまって…//」

      「それは…どういう驚き…ですか…?」

      「………と、とても魅力的だったので//」

      「っ!?// あ、ありがとう…ございます…//」



    • 145 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「次回、近々一緒に出掛ける際に…また、いつもと違う白金さんを見せてくれたら、嬉しいので…き、期待しても良いですか?//」

      「はい、氷川さんが喜んでくれるなら…//」

      「あ、ありがとうございます………そ、それではこれで…//失礼しますね?」

      「氷川さん…!今日は、本当にありがとうございました…とても楽しかったです…」

      「えぇ、私も楽しかったです」

      「風邪…引かないようにしてくださいね…?」

      「はい、気を付けます…それでは」

      「おやすみなさい…」

      「おやすみなさい」




      本日の勝敗__氷川紗夜の逆転勝t……おや?




      氷川家


      「ただいま」

      「おかえり、おねーちゃん!デートどうだった?」

      「だから、デートじゃないって何度も言ってるでしょ…ケホッ」

      (いやどう見てもあれはデートだったと思うけどなー)

      「用事を済ませて…コホッ、ちょっと色んなところを見て回っただけよ…コホッコホッ」

      「お、おねーちゃん?だいじょーぶ?」

      「問題ないわ、ちょっと疲れてるだけよ…だから今日はもう休むわね…ケホッ」

      「問題無いようには見えないけどー…」


      つづく



    • 146 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      さすがリサ姉



    • 147 名前:匿名スタッフさん ID:zYzM0YmQ[] 返信

      看病イベント期待していいんか……?!



    • 148 名前:匿名スタッフさん ID:4ZDg2MWI[] 返信

      リサ姉のガチさが、これほど頼もしく思えた事は無かった。
      そして、紗夜さんとりんりんがエモすぎるんじゃ~。



    • 149 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      コメントありがとうございます!

      正直、リサ姉と日菜ちゃんは学外での舞台回しを潤滑にしてくれるキャラなので、とても助かっております。

      本当は1話置いてからお見舞い回やろうと思っていたのですが…思いの外スラスラ書き進めてしまったので、前倒しとなりました(笑)

      ではどうぞ↓



    • 150 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      燐子さんは見舞いたい




      教室


      「おはようございます……あれ?」

      「あ、燐子ちゃんおはよー」

      「おはよう、燐子ちゃん」

      「あ…おはようございます……あの、氷川さんは…?」

      「そういえば今日は見てないね?」

      「そうね、いつもならもう登校しててもおかしくないのに」

      「そう…ですか…」

      (氷川さん、もしかして風邪を引いたんじゃ…だとしたら私のせいだ…)

      「え、えっと…」

      「花音…そっとしておきましょう?」

      「う、うん…」



    • 151 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      放課後

      生徒会室


      「……………」


      「燐子先輩、どうしたのかな?」ヒソヒソ

      「紗夜先輩が風邪で休んでるらしいから、心配なんだろ」ヒソヒソ

      (氷川さんのお見舞い、行きたい…けど原因元の私が行って良いのかな?私のせいで病気になってるのに…どんな顔して会えば……せ、せめてプリントを渡すだけ、それだけでも…って、顔見れないんじゃ意味ないし……氷川さん、会いたい…会って謝りたい…けど…)




      prrr prrr


      「ひ、日菜さん…?」ピッ

      「はい、もしもs…」

      「燐子ちゃん助けてー!!」

      「え?えっ?日菜さん…??」

      「お願い燐子ちゃん、今すぐ来て!大変なの!」

      「わ、わかりました…!すぐに向かいます…!」ガタッ

      「市ヶ谷さん…!戸山さん…!すみません、私…今日はこれで…!」

      「わかりました、紗夜先輩の下に行ってあげてください!こっちは大丈夫なので」

      「あとの事は任せてください!」

      「ありがとうございます…!」



    • 152 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      氷川家前




      「はあ…はあ……はあ……」

      「氷川さん、無事でいて下さい…」ピンポーン


      ……………………(シーン)




      「あ、あれ…?」ピンポーン


      ……………………(シーン)




      「え?えっと、勝手に入って…良いのかな…?」ガチャ

      「……開いてる…!?し、失礼します…」

      「燐子ちゃん!来てくれたんだ!」

      「ひ、日菜さん…!?あの…氷川さんは…」

      「うん、まずはこっちに!」

      「え?ええっ…?」



    • 153 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ふー、ホントナイスタイミングだったよー」

      「あの…何故、洗濯機と食器洗い機が暴走して…台所もぐちゃぐちゃで…お鍋が幾つか黒焦げてたんですか…?」

      「いやー、おねーちゃんの為に料理作ってあげてたんだけどね?ついでにあたしのご飯も作ろうと思って、ついでのついでに洗濯や食器も洗っちゃえばいーじゃんって思って、ぜーんぶ始めたらちょっとずつ手が回らなくなっちゃって、気付いたらー」

      「この状態だった…と?」

      「早めに燐子ちゃんに助け求めて正解だったね!」

      「とりあえず…1つずつ片付けていきましょうか…?」

      「んー、でもその前におねーちゃんとこ行く?」

      「うっ…えっと、それは…あの…」

      「おねーちゃんに会いに来たんでしょ?」

      「そ、それは……そうなんですけど…日菜さんが…助けを求めてきたから…」

      「だいじょーぶだよ?燐子ちゃんが負い目を感じる事なんて無いから」

      「えっ…?」

      「あはは、多分直接会えば分かると思うよ?それと言いたいことあれば今日なら何でも素直に言って大丈夫だから♪」

      「それって…どういう…??」

      「まーまー、じゃあおねーちゃんの部屋に行こ!」グイグイ

      「ひ、日菜さん…!?引っ張らないで…その、心の準備が…」

      「だいじょーぶだいじょーぶ♪」



    • 154 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      紗夜の部屋


      コンコン


      「おねーちゃん?入るよー??」

      「ひなー…なんでどこかいっちゃうのー…」

      「あはは、ごめんねー?おねーちゃんの為にご飯作ろうと思ったんだ」

      「おなかすいた…」

      「もーちょっと待ってねー?あ、燐子ちゃんがおねーちゃんを訪ねてきてくれたよ?」

      「りんこ…ちゃん?白金…さん?白金さん!?」

      「は、はい…お邪魔してます…」

      「ほんもの??」

      「そだよー、ほら燐子ちゃんこっち来たげて?」

      「は、はい…あの、これは…?」

      「びっくりしたでしょ?おねーちゃんね、風邪引くと昔からこーなんだよねー」

      「こう…とは??」

      「んとねー、普段おねーちゃんって色んな事をずっと考えてるでしょ?熱が出て頭が沸騰しちゃうと、一時的に何も考えられなくなってちょっと幼くなっちゃうの」

      「え、えっと…ちょっと理解が追いつかない…」



    • 155 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「白金さん、ごめんなさい…」

      「えっ…?」

      「あなたのちゅーいをきかずにかえってすぐ寝てしまいました…やくそくしたのに、かぜひかないって……わたしはやくそくやぶりのうそつきです、ごめんなさい…」

      「い、いえそんな…氷川さんは、私の為に身を挺してくれてたんですから…氷川さんが風邪を引いたのは私のせいです…私のほうこそ…ごめんなさい…」

      「わからないですけど…白金さんはわるくないです…」

      「で、でも…」

      「わるくない!白金さんはなにもわるくない!」

      「思考が幼くなっても頑固なところとか、根本的なところはいつものまんまだから良いところで折れないと大変だよ?」

      「そうは言っても…」

      「あと、おねーちゃんこの状態の時の事は熱が引いたら何も覚えて無いから、今何を言っても無駄だと思うし」



    • 156 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「けど…」

      「え?」「ん?」

      「白金さんもわるい、わたしもわるい…それならけんかりょーせーばいにしましょう」

      (あれれ?聞き分けいいなんて珍しい)

      「け、喧嘩はしてませんけど…」

      「なので、白金さん…おねがいがあります!」

      「は、はい…なんでしょう…?」

      「いっしょにねてください」

      「へっ…?」「ぷっw」

      「え、えっと…一緒に寝るとは…?//」

      「ことばのとーりです、ひとりはさびしいので…きょうはいっしょにねてください!」

      「あの、日菜さん…!?//」

      「あはは♪今日はウチ両親いないから泊まっても大丈夫だよ?おねーちゃんの事もご自由にしちゃって良いからね♪」

      「いえ、そういう確認ではなくて…!//」



    • 157 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「さっきも言ったけど、おねーちゃんこうなってる間の事は何にも覚えてないから、ナニしても問題無いからね!」サムズアップ

      「なっ…// は、話を聞いてください…!//」

      「あたしは下の片付けをしないといけないから、後はごゆっくりー♪」

      「日菜さん…!//」

      「……白金さん?」

      「え、えっと…//」

      「わたしといっしょにねるのは…いやですか?」

      「そ、そんな事は…!?// ちょっと恥ずかしいだけで…//」

      「ふふ、よかった…ではどーぞ」ポンポン

      「……わ、わかりました…では失礼して…//」(紗夜の隣で横になり)

      (えっと、何この状況…私、氷川さんの家で氷川の部屋で氷川さんのベッドで氷川さんと一緒に横になって氷川さんの顔がすごい近くて…//)



    • 158 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「白金さん…」ウトウト

      「は、はい…!?」

      「白金さんは…わたしのこと、どーおもってますか?」ギュー

      「ひゃっ!あ、あの…それはどういう…?//」

      「すき?きらい?」ジーッ

      「き、嫌いな訳…無いに決まってるじゃないですか…//」

      「よかったー」スリスリ

      「んっ…//わ、私は……」


      __________

      「おねーちゃんこの状態の時の事は熱が引いたら何も覚えて無いから、今何を言っても無駄だと思うし」

      __________


      「氷川さんのこと、好きです…//」

      「カッコよくて…いつも一生懸命で、どんな事にも真剣で…それで…ずっと優しくて……昔から、それこそRoseliaで…出会う前から、私は……って、あれ?」

      「……スー……スー……」

      「寝ちゃった…?っ!?//

      (冷静になって考えてみたら……い、いま…私、普通に氷川さんに告白してた?え、待って…氷川さんが本当に覚えてないかもわからないのに…や、やだ…今になって急に恥ずかしくなって//)顔真っ赤



    • 159 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「しろかねさん……ずっといっしょにいますから……ずっと、ささえて…わたしは…スー」

      「……ふふ、この台詞も覚えてないん…だよね…?」ナデナデ

      「あなたがすき……スー」ギュー

      「もぉ……今のは…聞かなかった事にしてあげますから……私のも…ちゃんと忘れててくださいね…?」

      (あれ…なんだか色々安心したのかな…?落ち着いたら、ちょっと眠くなって…)ウトウト




      ______
      ____
      __


      「……ん」

      (あれ?私、どうしてたのかしら…?ずっと寝てた??今、何時……?というか、何?すごい柔らかい…抱き枕??)モゾモゾ

      「んぅ…」ピクン

      「えっ……?」

      「え?えっ?な、ななな…//」

      (何故白金さんが此処に!?というか何で寝て?いえ、それよりも…この体勢はどういう…!?//)



    • 160 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ん……?あ、おはようございます…」ボーッ

      「す、すみません白金さん!?えっと、違うんです!何がどうなってこうなってるかわかりませんが、私なのか日菜なのか兎に角すみません!!//」ババッ

      「……ふふ、本当に何も覚えてないんですね…?」

      「へっ?え、それってどういう…//」

      「んー?恥ずかしいので…内緒です…」

      「な、ななな…//」

      「それよりも…横にならなくて大丈夫なんですか…?」

      「い、いえ…その、もう身体の調子は良いので…//」

      (なんですか、少し余裕のある感じ…そのちょっと大人びた表情は…!)

      「無理はしないでくださいね…まだ快復はしてないと思いますし…」(ゆっくり身体を起こし)

      「あ、あの…一応確認なんですが、何も無かったですよね…?//」

      「本当に…覚えてないんですね…?ふふ、氷川さんからあんなに求めてきたのに…残念です…」

      (何が!何を!私は何をしたっていうんですか!!)



    • 161 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      本日の勝敗__氷川紗夜の負け(何も覚えて無かった為)




      「氷川さん…」

      「は、はい!?」


      ____

      「白金さんもわるい、わたしもわるい…だからけんかりょーせーばいにしましょう」

      _____

      「ふふ♪そうでした…すみません、やっぱり…何でもないです…」

      「な、何ですか!?そんな1人で納得するような事しないでください!」

      「じゃあ……それとは別ですが…今日はもう、1人は寂しくないですか…?」

      「さ、寂しい訳……無いに決まってるじゃないですか//」

      「それは残念です、もう少し一緒に寝たかったのに…」

      「はい…?//」

      「ほら、いくら体調が戻ったとはいえ…病み上がりである事には…変わらないので…ちゃんと横になってください…?」

      「はい…//」

      「汗とか大丈夫ですか…?喉乾いてないですか…?」

      「汗は少し…喉もちょっと…//」

      「わかりました…日菜さん呼んできますね…?」

      (なんでしょう…白金さんがいて、日菜がいて……こんな生活も悪くないかも…//)ボーッ



    • 162 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      訂正__氷川紗夜の完敗




      翌朝


      「日菜!ホントに、本当に何も無かったんでしょうね?!」

      「あはは♪自分の胸に聞いてみたらいーじゃん?」

      「それがわからないから聞いてるんでしょう!」

      「んー?覗いて無いから断言は出来ないけど、何も音はしなかったから大丈夫じゃない?それに燐子ちゃんだし? 」

      「そこは…当然、信頼してるけれど…//」

      (何もないって言うのは…それはそれで…)

      「もし何かあったんなら、泊まってくれてずっとおねーちゃんの側にいてくれるだろうし?」

      「もぉ…今日とか、どんな顔して会えばいいのよ…//」

      (ふふふ、可愛いなーおねーちゃん♪)

      「じゃー、今日も学校休んじゃう??」

      「そんな事出来る訳ないでしょ!」

      「なら覚悟を決めて行かないとだよねー?」

      「わ、分かってるわよ!//」



    • 163 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      燐子さんはこなしたい




      通学路


      「氷川さん、おはようございます…!」

      「っ!?」ビクッ

      「??」

      「お、おはよう…ございます//」

      「もう登校しても…大丈夫なんですか…?」

      「え、ええ…// 風邪を引いたというよりは、ただ熱があっただけなので…」カオソムケー

      「あの…氷川さん…??」カオノゾキコミー

      「っ!?な、なんでしょうか?//」シセンオヨギー

      「あまり…無理はしないでくださいね…?」

      「ありがとうございます//」

      (なんだろう?ちょっとよそよそしい感じが…もしかして避けられてる?)

      (ダメ、やっぱりマトモに顔を見れない…というか白金さんは何でこんな普通なの!?お、同じベッドの上で…それも抱き合うような体勢で…一時を過ごしているというのに…//)

      「まだ、顔赤く無いですか…?本当に無理はしないでください…もし辛いようなら…生徒会も休んで貰って…大丈夫ですからね…?」

      「そうですね、放課後までに…身体と相談してみます//」スタスタ

      「あっ…行っちゃった…」

      (何だろ…凄いモヤモヤする…)



    • 164 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      教室


      「おはよう、燐子ちゃん♪」

      「おはようございます、松原さん…」

      「……あれ?」
      「あ、紗夜ちゃんもおはよう!もう大丈夫なの?」

      「ええ、ご心配をおかけしました」

      「ふふ、あのね?凄い心配してたのは燐子ちゃんなんだよ?」ヒソヒソ

      「えっ?」

      「昨日とか、朝からずっと不安そうに俯いてて声も掛けられないくらいだったから、たぶん紗夜ちゃんが無事に戻ってきて一番嬉しいのは燐子ちゃんなんじゃないかな?」ヒソヒソ

      「そ、そうなんですか…//」

      (そんな話を聞いてしまったら余計に顔を合わせづらいというか…)

      「すみません、少し外しますね//」

      「ふえぇ??」

      (燐子ちゃんと紗夜ちゃん、どうしたんだろ??)



    • 165 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「燐子ちゃん、おはよう」

      「あ、おはようございます…」

      「あら?」ジーッ

      「??」キョトン

      「あ、そうだ!あの〜…燐子ちゃん?」

      「えっ?あ、はい…」

      「いきなりごめんね?ちょっと…相談したい事があるんだけど…」

      「相談…ですか?」

      「あのね?私も一緒に…なのだけど、いいかしら?」

      「え、えっと…?」

      (あれ?この2人って…)

      「あ、急だよね?今すぐにとかじゃないよ?燐子ちゃんの時間の取れる時で良いから」

      「いえ、大丈夫ですよ…?では放課後、生徒会室に来て貰えれば…」

      「うん、わかった!ありがとう、後で伺わせて貰うね?」

      「助かるわ、燐子ちゃん」



    • 166 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      放課後




      生徒会室


      「失礼します」

      「こんにちはー」

      「お待ちしてました…空いてるところに座ってください…」

      「あれ?今日は誰もいないの?紗夜ちゃんは?」

      「氷川さんは、弓道部のほうに…昨日休んだ事に関する…報告に行かれたので…今は私だけです…」

      「そう、なら安心して相談が出来るわ?」

      「それで…相談、というのは…?」

      「え、えっとね?恋愛相談…というか、恋の悩み…というか」

      (そっか、恋愛相談……なら、私でもちょっとは役に立てるのかな?……って恋愛相談!?)

      「それに加えてちょっと複雑な話なのだけど…」

      (あれ?これって…もしかして)

      「三角関係の縺れについてなの!」

      (あ、やっぱり…)

      「さ、三角関係…ですか?」

      「うん、あのね?この間、私…彩ちゃんから情熱的な感じで告白されちゃって、それで思わずトキメイちゃって…その、2つ返事で受けちゃったの…//凄い嬉しかったんだけど…」

      「その後になるのかしら、実は私も仕事終わりに楽屋で彩ちゃんに甘えるような形で告白されちゃって、ちょっと普段と違う可愛さにキュンときちゃって…私も断れなくて快諾した訳なんだけど…」

      「その後に、一番のお友達だしやっぱり千聖ちゃんには報告しなきゃってメッセージを送ったら」

      「私も同じで、親友である花音には報告しようとメッセージを送ったら」

      「お2人に告白していた事が発覚した…と」



    • 167 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「うん…あ、でも違うんだよ?それで別れたいとか、千聖ちゃんとケンカになったとかじゃなくて」

      「そうなの、私も彩ちゃんの事は好きだし花音だって大切な存在だもの…何というか、上手くこのままの関係を続けれたらなって思って…」

      (いや、あの…知ってましたよ?実際ウチの副会長さんが件の丸山さんにアドバイスをして、その模範を……//)←ちょっと思い出した

      (い、今はそこは置いといて……お二人に嗾けた現場にいた訳ですし、それよりも…本当に両方実践して両方成功するとは…丸山さん、恐ろしい人…)

      「え、えっと…?それで、私にどのような相談が…?」

      「今は、実を言うと彩ちゃんには内緒にしてるのよ」

      「私と千聖ちゃんが情報を共有してて、彩ちゃんはそれを知らずに私と千聖ちゃんと付き合ってるんだ?」

      「つまり…お2人は、丸山さんとも関係性を共有した上で…これからもお付き合いを続けたい…という事でしょうか…?」

      「そうなの、けど彩ちゃんは私たち2人に告白した事を言ってくれない以上、何か隠したい事でもあるんじゃないかと思って…」

      「彩ちゃんに限ってそんな事は無いと思うんだけど、私たちから言い出すのは何というかちょっと違うかな?って思うの…」



    • 168 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (あれ?思いの外、重い内容…だよね?というか、今までマトモに人とお付き合いなんてしてきてない私が受けるには、ちょっと相談としてのハードルが高すぎるような……せめてもう後二、三歩手前…どころかもっと手前、スタート地点の相談から始めさせてくれませんか?無理ですよ…?)

      「今の関係は、これはこれで良いとおもうんだけれど彩ちゃんにも早く言い出して貰わないと私たちが裏で結託してるみたいじゃない?」

      「別にどちらが悪いって訳じゃなくて、何でも言い合える仲になりたいっていうか…2人きりのデートだけじゃなくて、3人でも楽しくデートしたりとかしたいなって」

      「ふふ、そうなれば素敵よね?」

      「ね?私も、千聖ちゃんがやって貰ってるような甘えた彩ちゃん、して欲しいもん」

      (というかこれ、絶妙に惚気ですよね?途中から完全に惚気話にシフトしましたよね?とはいえ、生徒会長として…いえ、それよりもお2人の友人として…受けた相談はきちんと答えないと…!)

      「あ、あの…ではどうでしょう、他の第三者に…あ、いえこの場合は第四者…になるのかな?その方を介して…丸山さんに直接、それとなく…恋愛事情について聞いてみる…というのは…」

      「確かに…」「それが一番いいかも」



    • 169 名前:匿名スタッフさん ID:hYTA2NTg[] 返信

      あやちさかのんか!?あやちさかのんなのか!!?!?(歓喜)



    • 170 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「ほっ…良かった、ではどうしましょう…誰にお願いを……」

      (じーっ)

      「……えっ?」

      「相談を受けて」「提案までしてくれたんだもん」

      「お願い、燐子ちゃん!」

      「ま、待ってください…!?無理です…普段そんな話をしない私が…いきなり丸山さんに恋愛事情を聞くなんて…怪しすぎます…!」

      「じゃあ…」「他に誰かいる?」

      「あ、紗夜ちゃん!」

      「は、もっとダメです…!?」

      「えっ?何でかしら?」

      「そ、それは……」

      (丸山さんにアドバイスした張本人にそれは、更に話が拗れる要因になりかねないし…)

      「あはは…うん、確かに紗夜ちゃんはお堅い感じだし、そう言う浮ついた話とか嫌いそうだもんね…」

      「そ、そうです…そうですよ…」



    • 171 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「じゃあ他に誰かいたかしら…」

      「彩ちゃんにとって身近な友人で、分け隔てなく何でも話してくれそうな…」

      「明るくて人懐っこい性格の…」

      「失礼しまーす!」

      「すいません、遅れました!」

      「こんにちは、香澄ちゃん♪」

      「それに有咲ちゃんもこんにちは」

      「あ、ども…」

      「あれ?千聖先輩に花音先輩?珍しいお客さんですね、生徒会に用事ですか?」

      「いやいや、香澄も正規のメンバーじゃないだろ!何でちょっと我が物顔なんだよ」ペチッ

      「あいた!えー、いいじゃん!もう私もポピパも半分以上生徒会みたいなもんだしー?ねっ、燐子先輩!」

      「ふふ、はい…いつもお手伝いしていただいてありがとうございまs……」

      「あっ…」

      「あ?」

      「いたーーー!!!」

      「え?えっ??」



    • 172 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      __事情説明中__


      「と、言う訳なの?」

      「お願い…出来るかな?」

      (え、何?私の知らないところで上級生の人たちってそんな関係になってんのか…スゲーな上級生…//)

      「えっと?彩先輩に、今って付き合ってる人がいるのか聞いて、もし素直に答えてくれたらお2人との関係をどう思ってるか尋ねれば良いんですよね?」

      「ええ、あまり無理に事情は聞き出さなくても良いからね?あくまで自然に、無理そうならそのまま世間話でもしてくれたらそれで良いから」

      「わかりました!任せてください!」Pi Pi

      「えっ?ていうか香澄で大丈夫なんですか?絶対ボロ出しますよ?」

      「でも香澄ちゃんほど、何でも話しやすい自然体の子って中々いないと思うから、私は適任だと思うな?」

      「まあ、それに関しては概ね同意ですけど…」



    • 173 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      prrr prrr ピッ


      「もしもし?香澄ちゃん?」

      「あ!もしもし?突然すみません、今ってお時間大丈夫ですか?」

      「うん、バイトまでまだ時間あるから全然大丈夫だよ?どうしたの?」

      「えっとー………」


      「あ、フリーズした」

      「ふえぇ!?」


      「もしもし?もしもーし?香澄ちゃん、電波通じてる?」

      「あ、すみません!えっと…」


      (無理に話をしようとしなくて大丈夫、普通に会話して?)←カンペ


      「わ、私たち今度ライブやるんですよー!」コクコク

      「あ、知ってるよ?最近練習凄い頑張ってるんでしょ?」

      「はい、だから彩先輩にも観に来て欲しくて」

      「ありがとー!スケジュール空いてたら絶対行くよー」

      「やったー! チケット用意してるんで是非来てくださいね!」



    • 174 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あ、あのね…もしその時はチケット3枚用意して貰ってもいいかな?」

      「!?」

      「え?3枚ですか?」

      「うん、ちょっとね?これを期にきちんとお話ししたい事があって、そのきっかけにしようかな?って思ってるんだ」

      (彩ちゃん…)

      「そうなんですね!良く分からないけど、応援します!ポピパで彩先輩のそのきっかけが上手くいくようにエールの歌をセトリに入れます!」

      「か、香澄ちゃん…うん、ありがとぉ〜」グスッ

      「あ、彩先輩!?」

      「あはは…ごめんね、グスッ…隠し事って訳じゃないんだけど中々言い出せない事があって、グスッ……言わなきゃいけないって思ってるんだけど、その2人に嫌われたらと思うと言い出せなくて…私のせいなのに自分勝手すぎる自分に嫌気まで差してきちゃって…もうどうしようも無くなってたの…」

      「だ、大丈夫です!どんな彩先輩だって彩先輩は彩先輩だもん、誰も嫌いになったりなんてしません!だから彩先輩も自分を嫌いになんてならないで下さい!」

      「うん、えへへ…ごめんね、私先輩なのに…事情も知らない香澄ちゃんに励まされちゃった」

      「気にしないでください、私たちガールズバンドの仲間じゃないですか!」

      「ありがとう、ライブ必ず観に行くね?」

      「はい、お待ちしてます!」

      「あ、そろそろバイト行かなきゃ!じゃあまたね?」

      「はい、バイトも頑張ってください!」ピッ



    • 175 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「すげぇ〜…」

      「えっ?」

      「こちらの事情を隠したまま…丸山さんの相談に乗りつつ…」

      「私たちの問題まで解決しちゃった…」

      「ありがとう香澄ちゃん、素晴らしい手腕だったわ!」

      「えっ?えっ?」

      「悪りぃ、香澄のこと勘違いしてたわ…ちゃんと周りを見て色んなこと考えてるんだな」

      「あはは、そんな風に言われると照れちゃうよー♪」

      「あー、でも…」

      「??」

      「彩先輩の言ってた隠し事をしてるけど正直に話したい相手とか、そのきっかけにしたい人って誰の事なんだろうね?」

      「えっ…?」

      「おまっ、それ理解せずにあんな熱いセリフ吐いてたのか!?」

      「え?有咲、何の話か分かったの!」

      「戸山さん、凄いですね…」

      「ふふふ、でも香澄ちゃんらしいね?」

      「有咲ちゃん、きちんと説明しなくて大丈夫よ?香澄ちゃんはそのままでいてね?」

      「へっ?はい…?」キョトン



    • 176 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「じゃあ私たちは彩ちゃんが勇気を振り絞ってくれるのを待つことにするわ?」

      「ご迷惑をお掛けしました」

      「いえ…何のお役にも立てずにごめんなさい…」

      「そんな事はないわ?話を聞いてくれただけでも、実は気分的にはスッキリしてたし」

      「うん、香澄ちゃんが来た事も香澄ちゃんが解決しちゃった事も、燐子ちゃんが生徒会長で生徒会室でお話聞いてくれたおかげだもんね?」

      「そ、それは…少し飛躍しすぎです…//」

      「ふふ♪けどね?私たちが言いたいのは、燐子ちゃんにもすごく感謝してるって事だよ」

      「そう言っていただけると…」

      「じゃあ、私たちはこれで失礼するわね?」



    • 177 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「あっ!あのね、燐子ちゃん?」

      「は、はい…?」

      「こんな相談持ちかけた私が言えた立場じゃないかもだけど、思ってる事があったらきちんと言ったほうが良いと思うよ?」ヒソヒソ

      「えっ…?」

      「ふふ、朝からちょっとテンション低いのって紗夜ちゃんの事だよね?」コソコソ

      「そ、それは…」

      「朝ね?お節介かもしれないけど紗夜ちゃんに、燐子ちゃんが昨日心配してたよ?って話をしたら紗夜ちゃん凄い嬉しそうだったよ?」ヒソヒソ

      「2人の間に何があったのかは知らないけど、ちゃんと2人の想いのベクトルはお互いに向きあってると思うから、燐子ちゃんも頑張ってね♪」コソコソ

      「あ、は、はい…ありがとうございます…//」

      「じゃあね、今日は相談に乗ってくれてありがとう!」

      「いえ、気にしないでください…//」



    • 178 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      本日の勝敗__戸山香澄の勝利

      そして…


      (そっか…そうなんだ……ふふ、なんだか……今、氷川さんに会いたいな…)ガタッ

      「燐子先輩??」

      「あれ…?」

      (思わず立ち上がっちゃった…)

      「どうしたんですか?」

      「あ、すみません……えっと、ちょっとだけ…席を外しますね…?」

      「わかりました」

      「お2人とも、練習に行くようでしたら…いつ出て貰っても大丈夫ですから…」

      「すみません、ありがとうございます」

      「いってらっしゃーい!」

      「はい、いってきます…」


      つづく



    • 179 名前:匿名スタッフさん ID:2NmQ3NGM[] 返信

      りんさよを楽しそうに見守る周りのメンバーの雰囲気大好き



    • 180 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      >>179
      コメントありがとうございます!
      2人の空気感は2人以外は皆分かってるんですよね、何でくっついてないんだろう(笑)



    • 181 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      紗夜さんは許したい

      燐子さんも許したい




      弓道場


      「ふう……」

      (休みの報告に来ただけの筈なのに……何故私は着替えまでして此処にいるのかしら…)

      (これでは白金さんと顔を合わせづらいからと部活に逃げてきたみたいじゃない!)


      その通りである


      (体調面を考慮されて、弓も引けず…こうして精神を統一するだけ…それだけなのに……)悶々悶々悶々

      (どうしても昨日の事を思い出してしまう…//)

      (あの寝起きの表情…優しく甘い囁き…そして柔らかな感しょk……ってあれは何処の部分なの!?)

      (一部分を除いて比較的細身の白金さんの何処にあんな柔らかな部分が……ってやっぱりアレなの!あの2つの…//)



    • 182 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      (って違う違う、そうじゃない!触れた場所が問題ではなくて…というよりそもそも白金さんを相手にそんな邪な感情を抱いては…)ブンブン


      _______
      _____
      ___

      「んぅ…」ピクン

      ___
      _____
      _______


      (いや無理なんですが!?)

      (そ、そもそもの話…白金さんが見舞いに来てくれたまではわかります!日菜が居たって事は日菜が招き入れた事も理解出来る!)

      (問題なのは、問題なのは…何故白金さんが私のベッドの中に入って一緒に寝ていたのか!そして本当に何事も起きて無かったのか!)

      (何事も起きてないなら、それに越した事は無いんだけれど……いえ、そもそも私は意識が無いんだから、例え私が何かをしてても覚えてないし、何をされても…も、文句は言えないわ…)

      (白金さんの反応から、私が何かをしたとは思えない…多分、予想ですが…もっと恥ずかしがる筈…)

      (だとすれば後は白金さんが私に何か……いや…し、白金さんに限ってそんな事はあり得ないと思う…思うけど、もし本当に何もされてないのなら……それはそれで寂しいというか…)

      (恥ずかしくてそんな事は聞き出せないから、白金さんから話してくれない以上この件は迷宮入りな訳で…)

      (普段から厳しい事を口にし、人に風紀を守らせ私も規律を優先してはいるけれど、自業自得ではあると思うけれど……私にはらそんなに魅力は無いかしら…)

      (もちろん、白金さんと比べれば…そんなものがある筈が無い事は…一目瞭然だけれど…)



    • 183 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「氷川さん、やっぱり体調悪いのかな?」

      「いつもと違って全然集中出来てないというか…」

      「あら?」


      (小さく会釈)ペコリ




      「氷川さん…?」

      「は、はい!?」

      「お客さん、ですよ?」

      「…えっ?」


      (小さく手を振り微笑み)

      「なっ!?//」



    • 184 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「部活…出られてたんですね…?」

      「え、ええ…少し弓を引きたくなったんですが、止められてしまったので着替えて精神統一だけになってしまいましたが…」

      「良かった…中々戻って来られなかったので…心配しました…」

      「すみません、一言連絡を入れるべきでしたね」

      「いえ、氷川さんにも都合はありますし…そこはあまり気にしないでください…」


      「………………」


      「あ、あの!」「あの…」

      「あっ……」

      「えっと、どうぞ…//」

      「ふふ、はい…前にもこんな事ありましたね…♪ 」

      「そうですね…//」

      「少し、今から少しだけ…言いたい事を言いますね…?」

      「は、はい?あの…」

      「氷川さんはズルいです…」

      「えっ?」



    • 185 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「最近は…私、氷川さんのせいで…ずっと一喜一憂しています…」

      「えっ…と、白金さん?」

      「なのに、氷川さんは…朝から顔を見てくれないし…私から避けるように何処かに行ってしまうし…生徒会よりも部活のほうに顔を出して、私から距離を取ろうとするし…」

      「そ、それは…」

      「だから…氷川さんはズルいと思います…」

      「……すみません」

      「いえ、謝って欲しい訳では……氷川さんは、私が何故…此処に来たと思いますか…?」

      「え、えっと………何故、ですか?」

      「ふふ♪ほらやっぱり、そういうところが…ズルいです…」

      (そう言い方をされると、何も言えない…)

      「はい……私からは…以上です、次は氷川さんの番…ですよ?私も…好き勝手言ってしまったので…氷川さんも、何でも言ってください…ちゃんと聞きますから…」

      「わかりました!で、では…言わせて貰っても良いですか?」

      「はい、どうぞ…」



    • 186 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「……その、昨日のことなんですが…//」

      「昨日、というと…お見舞いの件…ですか…?」

      「はい、あの…私は意識が無かったので、何と言いますか……何もなかったんですよね?//」

      「………ベッドに誘ってきたのは…氷川さんのほうですけど…」ボソッ

      「えっ!?//」

      「いえ…氷川さんは、何かあったほうが良かったですか…?」

      「そりゃまあ……// ではなく!私たちはまだそういう関係では無いですし、それに何か間違いがあったとして私に記憶がない以上、白金さんを傷付けてしまう恐れm…んん!?」

      「ふふ♪大丈夫ですよ…」(人差し指を紗夜の唇に押し当て)

      「っ!?//」(目をパチクリさせ)

      「氷川さんが想像してるような事は…何も起こっていません…」

      「ほ、本当です…か?//」



    • 187 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「はい、私だって…結構、頑張ってたんですよ…?」

      「それってどういう…?//」

      「何も間違いが起こらないように、です……なのに、氷川さんが…私の事を強く抱きしめてきて…」

      「なっ!?//」

      (じゃあ、あの感触はやっぱり…//)

      「あ、やっぱり……恥ずかしい思いは…いっぱいさせられたかも…?」

      「で、ですから!それはどういう!?」

      「恥ずかしいので…内緒です…//」ギュッ

      「えっ!?え、あ、あの…あの…白金さん??//」

      「昨日のお返しです…// 」(ソッと離れ)

      「もうすぐポピパのお2人は…バンド練習に行ってしまうと思うので…早めに戻ってきてくださいね…?//」

      「は、はい…//」



    • 188 名前:匿名スタッフさん ID:zMDcyNzR[] 返信

      「1人では、頑張れないかも…しれないので…」

      「わかり…ました…//」

      「氷川さんが隣にいてくれる事が…私にとっての支えなんですから…」ボソッ

      「え?今何と…?」

      「なんでもない…です……あの、生徒会室に戻ってきたら…ちゃんといつも通りの氷川さんで…お願いしますね…?//」

      (いや無理なんですが!?//)

      「待ってますから…//」タタッ

      「……もう//」




      本日の勝敗__白金燐子の完勝


      「はわぁーー!?見た?見た?!//」

      「なにあれ!?死ぬほど尊いんですけど!!//」



    • 189 名前:匿名スタッフさん ID:lYTQ5MGY[] 返信

      りんさよてえてえ
      彩先輩どうなっちまうんだ!



    • 190 名前:匿名スタッフさん ID:yNzc1YTA[] 返信

      てぇてぇ…



189件の返信スレッドを表示中
返信先: 【SS】紗夜さんは告らせたい【SS】


※投稿前に必ずご確認ください

※投稿前に「 利用規約」を必ずご確認ください

※大きく行間をあける際には、ボタンから[br](改行コード)を挿入してください

※誹謗中傷、自演、荒らし行為、煽り発言、キャラdis発言などはお控えてください

※画像を投稿される前に、「 画像のアップロードに関しての注意事項」を必ずご確認ください

※2つ以上のリンク含む投稿は、スパム判定されてしまうため、アドレス先頭のhを抜いて(https://~ → ttps://~)投稿してください


<a href="" title="" rel="" target=""> <blockquote cite=""> <code> <pre class=""> <em> <strong> <del datetime="" cite=""> <ins datetime="" cite=""> <ul> <ol start=""> <li> <img src="" border="" alt="" height="" width=""> <div class="" title="">

添付ファイル:

許可された最大のファイルサイズは、8 MB です。

他のファイルを追加する