【SS】すぅぱぁかぶ

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17件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      PCトラブルでSSとして文章が成り立たなくなったのでスレ丸ごと消去してます。申し訳ありません。なお麻弥は解説役です

      「ホンダ スーパーカブ……それは1952年(昭和27年)に自転車補助エンジンキットして誕生した事に発するバイクである。やがて女性でも扱えるバイクを目指して開発されたのがカブ……試作段階で浜名湖一周及び浜松~東京間を22往復、今とは違い国道も未舗装道路を多く含み箱根超えと言うのは過酷なテストであったと言う事です。売り込みに販売店へとDMを使った拡張営業としては日本初の事例に……やがて1958年(昭和33年)にC100を祖としたのがスーパーカブになります。激動の昭和から冷戦終結後の平成……そして21世紀を迎えてなお生産され続け2017年には総生産台数一億台を達成……これはホンダが手掛けた二輪車全車種の総生産台数四億台を達成しているので如何に多くのスーパーカブが生産されているのか……そんなカブとあるドラマーJKのお話です」

      銀河青果店 裏手

      佐藤店長「ますき、マッハのエンジン……オーバーホールだ」
      「だぁあああああっ!この前の鴨川までの夜通し運転かぁああああっ!」
      佐藤店長「気にするな、そろそろ危ないと思っていたからな……暫くはコレに乗りなさい」
      視線の先にはホンダスーパーカブ。
      「カブじゃねぇえかっかかかぁつああああ!」
      佐藤店長「ますき、こいつはただのカブじゃない……2ストフルチェーンのエンジンにフロントサステレスコ化にフロントブレーキはダブルディスク、リアもディスク化にサブフレームも追加したカスタムだ!!!」
      「これって確か早急に配達する野菜とか使うよな?」
      佐藤店長「心配はない、ウラルサイドカー買ったから……」

      「ウラルサイドカー、ロシアのIMZウラルが製造販売するサイドカーではスーパーカブに並ぶ長寿になり……そのルーツはWWⅡのナチスドイツ軍が使用したBMW-R71と言う軍用サイドカーです。当時のソ連軍の方々がコレが気に入り終戦後に工作機械と技師をソ連に持ち帰って生産させたのが始まりです。パッセンジャー側の車輪がバイクの後輪とシャフトで繋がっている場合は普通自動車免許、税金は軽自動車と同じ扱いになるます」

      「道楽にも程があるぞ、親父」
      佐藤店長「かといって普通のミニカーやEVトライクじゃつまらないだろ」
      「悪夢だぁ」

      数日後 銀河青果店 裏手

      美子「で、乗っている訳ね……」
      「昨日なんて峠でカタナをコーナーで抜いたよ……はあ」
      美子「マッハに乗り慣れると普通のバイクじゃものたりなくなるのよ」
      白雪学園下級生「ますきお姉さま!」
      「おう、どうした……この書類は!!」
      白雪学園下級生「実は手違いで他の高校に今日中に必要な書類で……」
      「確か丘乃上女子高等学校か……(この子は典型的なお嬢様だから電車に乗れたけどあぶない)」

      マスキングがスマホで位置を確認する。書類を金属製ケースに入れる。

      「直ぐに相手に連絡!美子さん、この子の執事が来るまで傍に居てください!!!」
      美子「……流石にお嬢様学校ね」



    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      颯爽と走り去るカブ……美子は薄ら笑いをしつつ言う。

      美子「コーヒーでも飲む?下ライブハウスだから」
      白雪学園下級生「はい」

      その数分後……galaxy店内。

      ???「すみません!!!ここに白雪学園の生徒さんは!!」
      白雪学園下級生「???」
      美子「もしかして丘乃上女子高等学校の……あ、さっきそっちに向かったわ、カブで」
      ???「カブ?それなら追いつける!!!」
      美子「まってあのカブは……」

      ライダースーツを着た少女はバイクに跨りそのまま走り去る。

      佐藤店長「ほう、カタナの400か……あのカブで何処で抜けるかな♬」

      「スズキ カタナは1980年当時西ドイツであったケルンモーターショーにて発表されたGSX1100Sをルーツとするバイクシリーズ、先鋭的デザインと基本性能の高さを両立させ、二輪業界に置いては”ケルンの衝撃”と言われるようになったのです。なんせこのショーモデルのまま市販化される事は無いと言う意見が大半でしたので市販された際には相当な衝撃だった訳ですね。因みに日本国内市場では1100CCモデルは受け付けられない暗黙の了解がありどうしても乗りたいと言う方は逆輸入車と言う形で入手したので逆輸入車と言う言葉が浸透した車種でもあるんですね。この車種はエンジン排気量によってさまざまなモデルがあり400CCモデルもあり、カウル無しのモデルも存在してます」

      ???「あの八百屋の店長、カタナを見て笑っていた……ヤバい、カブ弄っているわね。まさかこの前峠で抜かれたカブじゃないよね……」

      「丘乃上女子高等学校のまえぅてコレがあるんだよなぁ……都電すら登れないこの坂……」



    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:4YjYxOWJ[] 返信

      期待



    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      マスキングが見上げる坂……かのベタ踏み坂を思わせる迫力である。

      「後ろからカタナも追ってきているし……高校にはいっちゃぇば」

      マスキングのカブが唸りをあげる……やはりキツイがカタナも失速する。

      「1100や750じゃない……400とはコアだねぇ」

      そのまま丘乃上女子高等学校の敷地内に。

      「げっ!」
      ???「ここの生徒よ!!!!!白雪学園高等部の佐藤 ますきさんですか!!!」
      「あっ……まさか連絡ミス」
      凜「鈴乃木 凜です……それと昨日〇〇峠で会いましたよね?」
      「あの時のカタナか!!!!!!」

      程なくしてバイク部の面々が来る。

      恩紗「レックシールド付きで抜かれたって……こりゃあ抜かれるわな、エンジンは125CCだがフルチェーンで足回りも強化されていてチャンバーはモリサキ……」
      「へぇ、わかるんだ」
      羽音「彼女の家、バイク屋やっているから」
      凜「最も正規代理店契約を破棄されたジャンク屋だけどね」

      恩紗と凜が火花が散るが何時の事らしい。

      「……それでもやっていけるのが市場経済のコワイ所だな、……ピンクのホンダ CB400SFを見れば分かるぜ。ちゃんと正常に動いているし、さては教習バイクがそれだっただろ?」
      頷く佐倉 羽音……。

      「ホンダ CB400SF スーパーフォアは1992年4月に初代が販売されたネイキットモデルです。使いやすくトラブルも少ないので教習用バイク(専用モデルあり)からバイク便にも使われ、1989年に出たカワサキ・ゼファーやスズキ・インパルスを完全に駆逐……とは言え中古市場では何れも高騰しており、スーパーフォアの初代も高騰すると言う見解を示している中古車関係者も居る車種でもあります。『特命戦隊ゴーバスターズ』にてチダニックのバイクモードのベース車両にもなっているんですよ」

      羽音「ますきさんって普段は?」
      「カワサキ マッハ……エンジンがオーバーホール中になってな、親父が乗れって」
      千雨「えっとどこかで見たような、あっ!」

      スマホを操作する中野 千雨……。

      千雨「RAISE A SUILENのマスキング!!!!!昨年”バンドリ!ガールスバンドチャレンジ!”にてポッピンパーティーと同時二位でロゼリアと共に武道館のステージに立った……」

      羽音「くわしいね」
      千雨「父が仕事の都合上知っていたので……あっ元GPレーサーで今はアパレルメーカーの社長」
      「その最中にメンバー同士の喧嘩になって、片方が本名どころか何処に住んでいるのか分からなかったが……最終的には鴨川まで往復する事になって……」
      凜「京都の?」
      恩紗「千葉だよ……」

      数時間後 チュチュの自宅兼プライベートオフィス

      「中野様の娘さんが確か丘乃上に入学されてますね……」
      「あ~今度のサーキットイベントの責任者って中野社長の……でもホンダ PCX150だったな」

      「ホンダ・PCXは2009年の東京モーターショーにて市販予定車両として125CCモデルが初披露され同年11月にタイで販売開始し日本市場には2010年3月に販売されてます。同時にグローバルモデルと呼ばれる世界戦略車でもあります。125CCは日本や欧州では税金や保険面で優遇されますが、二輪市場を世界規模で見ると需要が大きいのがA.S.E.A.N.加盟国でありここでは150CCが主流になってます。150CCの良さは”いざと言う時には高速を通行できる”と言う利点……ホンダは1984年にフリーウェイと言うモデルを出しておりこちらがホンダに置ける高速道路OK車両……とは言え販売当時、料金所で止められライダーと係員の押し問答になる事態が続発しました」

      「武道館の一件で様子見だった所か一斉に動いたわ、ママの顔を潰す訳もいかない……ナンバーテンね」
      「このギガ盛ワッフル美味しい」
      「TOKOって言うインフルエンサーが絶賛していたからな……」

      後にガールスバンドとして登場する彼女、邂逅する事をまだ知る由もなかった。

      「とりあえず、チュチュ……偏食直さないと後がたいへんだぜ」←形状が悪いが調理ができる野菜が入った箱を置く
      「減塩ジャーキーに変えてます」
      「覚悟してね」
      「ああ、お姉さんがいっぱい」



    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      翌日

      「って言う事で……野菜嫌い直すって大変だよ」
      「で、ウチに来たって」
      「目が死んでいるぞ」
      「新曲と新作メニューがなかなかうまくいかない」
      「あ~分かる」
      「野菜嫌いならこのパンね……アレルギー反応とかないよね?」
      「ない」
      「……どうしよう?パン」
      そこにライダースーツを着た女性二人が来店。
      「凜に千雨か……」
      「知り合い?」
      「丘乃上女子高等学校の生徒……」
      「昨日白雪学園の場所尋ねて来た」
      凜「おかげで助かったわ、その後トンボ帰りする羽目になったけど……えっと大丈夫ですか?」
      「新曲も新作が上手くいってないだけだよ」
      千雨「あっ……この人も」
      「ポッピンパーティーのドラム、山吹 沙綾」
      千雨「親しいですね」
      「一緒にイベントとかする事もあるしな……」
      「バイク認められているんですね」
      凜「登下校ルートに勾配がキツい坂があってね……」
      「あ~あの高校……」



    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      凜「知っているんですか?」
      「私も進学考えたけどあの坂で断念した、お父さんが原付免許の事も考えたけど……正直事故るとね」
      千雨「……」
      「それが普通だからな、で二人ともどうしてここに?」
      凜「聖が流星堂って言う質屋に用事があるって言うから」

      流星堂

      早川「間違いありません、先代が騙されて手放してしまった茶器です」
      「よかった~~もうちょいで海外に流失だったわ、非合法で」
      「ウチ(弦巻財閥)に寄って来た胡散臭い方を調べたら悪評の質屋で、この手の話なら彼女の方が詳しいと思ってね……幸いソイツ盆栽に興味があったから」
      「大丈夫なのか?報復とかこないよな?」
      「今頃何処かの地下帝国送りになっているから」
      早川「一昔ならチェルノブイリでしたが……少々難しくなりましたな」

      「(冗談に聞こえない)」

      早川「有咲様も



    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      >>6

      申し訳ございません、操作ミスです。

      早川「有咲様もまた音楽を始めたようですな、中学受験で止めてしまったのに」
      「まぁ、変な奴と出会ってな……それでバンドする事になって終いには昨年暮れにアマチュアで武道館、もう笑うしかないわ」
      聖「弦巻さん、本当にありがとうございます」
      「こころでいいのに、聖ちゃんは変わらず真面目だねぇ」
      「それにしてもこころもそうだけど二人とも月ノ森とか白雪学園も行ける学力なのに……」
      早川「これは本人よりも大人の事情もありますので、こころ様の場合は特に」
      聖「私は少々常識が無いと言う事で……」←遠い目になる

      「(香澄がまともに見えるなぁ)」

      そこに祖母が帰宅。

      「ばあちゃん、えっと」
      万美「いいんだよ……寛容な性格でも限度ってあるもんさ。早坂さん助かりました」
      早川「いえ、元は貴方が見つけてくれたので……」
      万美「三ノ輪の令嬢かい」
      早川「はい、聖様です」

      そこにマスキングと凜、千雨が来る。

      「カタナに乗せたら死亡フラグだな、その名前」
      凜「?」
      千雨「?」
      聖「??」
      早坂「確かに」

      「あれ沙綾まで来たのか?」
      「う〇〇ょっと気分転換」
      「新作メニューも詰まったらしい、ちと楽譜見たがキツいぞ、コレ」
      「あっ……やべぇ」

      たえがりみに抱えられてくる。

      千雨「うぁ、カタナを壊した時の凜先輩と同じ目だ」
      凜「……バイクを全損した時のライダーがする時の眼でもあるけどな」

      とりあえず蔵へ

      「§〈×÷~~」←余りの壊れぷりに言語になってない
      「どうしよう?」
      聖「ここはショック療法と行きましょう、早坂」
      早川「はい……サイドカーなら安全でしょう」
      「げっ!!!!クラウザー・ドマニ……実物初めて見た」
      「???」

      「クラウザー・ドマニはミヒャエル・クラウザー氏が理想のサイドカーとして1985年IFMAケルンショーでコンセプトモデルとして公開、当初は市販化の予定はなかったのですがリクエストの多さに市販化に、しかし設計は英国のBRM社、フレーム製造はドイツ(西ドイツ)のメッサーシュミット(WWⅡの時にはレシプロ戦闘機メーカーとして名を轟かせているが実は戦後に”バブルカー”と呼ばれるミニカーを製造している)、シャーシはスイスのLCRエンジニアリング、エンジンはBMWの二輪車モデルが採用されてます。このような経緯なのでどんなに注文を抱えても最終組み立てラインの増設をせずに納車まで二年かかった事例も、2007年にはシャーシが全て無くなり生産終了になりました。欧州よりも米国や日本からの注文が多かった名車です」

      凜「ああ~もう、マスキング追うよ」
      「ああ」
      「なあ二人乗りできないか?」
      「マッハなら出来るけど、カブじゃ無理」

      そこに羽音が来る。

      羽音「なんか早川さん、パッセンジャーに少女載せていたけど」
      「あ~どうし、しょう」
      「羽音って二人乗りできるよな?」
      羽音「うん」

      そのまま首都高へ……。



    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「私は暫くここで叩いているから」
      千雨「とりあえずヘルメット貸します、佐倉先輩なら大丈夫でしょう」
      「PCXじゃ追いつけないからな」

      マスキングら全員出て入れ替わる様に香澄が来る。

      「香澄っ♬」
      「あれ?おたえが来るって言ってなかった?」
      「花園ランドが開園している」
      千雨「それで同級生の一人がショック療法を……」
      「誰?」
      「何処から話そうか?」

      事情を説明して香澄が頷く。

      「あ~あっちゃんが進学先に考えていた所だぁ……バイク通学OKって言っていた」
      千雨「はい」
      「こころと話して居たのが」
      千雨「三ノ輪 聖さん、三ノ輪財閥の令嬢……」

      「「「(同類だったか)))」」」

      千雨「彼女、少々常識がズレていたので……多分丘乃上に……」
      「わかる、こころちゃんもそうだしね」



    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:wZmQ4NzQ[] 返信

      >>7
      沙綾 「うん、ちょっと」でいいかな?読み方 あえてだったらごめん



    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      >>9

      文字化け起こしている(大汗。ソノトオリデス。

      因みに聖にカタナはある意味死亡フラグは『バリバリ伝説』にて主人公のグンのライバルになるキャラ、残念ながら峠にて乗用車と衝突して死亡。連載当時は今のような救急救命は出来なかった時代なので……



    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      千雨「……まあ、彼女以上にブットンデイル方も居ましたが……」←遠目
      「「「(聞かないほうがよいかも)」」」

      首都高

      「うぁっ!!」
      「流石BMW、いい音しているなぁ」
      早川「花園様も正気に戻られたようで」
      「ロッカって何時もこうして乗っているんだよな……」
      「おっ、免許取るか?原付なら大丈夫だぜ」
      早川「自転車に乗れたら大丈夫ですから……」
      聖「ええ、当初は大変だったので」←遠い目
      「チョトマテ!!!別に香澄を後ろに載せたいとかそんあなのぁぱあおあおあおあおああ!」
      羽音「(おもっきりどうようしている)」

      数時間後。蔵

      「もう大丈夫」
      「よかった、沙綾は?」
      「カレーパンの話していたら閃いて戻った……」
      千雨「で?凜先輩は?」
      「煽って来たYZF追っかけてよ……何処までいったのやら?」

      「ヤマハ YZFーR1は初代が1998年に発表された4スト998ccの大型自動二輪のスーパースポーツブームを巻き起こしたモデル、現在の八代目は2015年に登場するも日本国外市場モデルになってますので……エンジン停止するとヘットライトが徐々に減光していく演出も……」



    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「アレって煽りって言うよりも」
      早川「ナンパと言うべきでしょうな」
      聖「でも先輩、あれ煽り運転って勘違いしているかも」

      その晩 マスキング自宅

      「あれパレオか?もしもし?」
      「-マスキング様、あの鈴乃木 凜さんって言う方を知ってますよね?-」
      「ああ、スマホの番号交換しているし……はっ!おい!コケたのか!!!!」
      「-大丈夫です、バイクの燃料が尽きて財布もカラでATMも営業時間外で近所でへたり込んでいる所を見かねて声かけたら……当初は彼女の同級生に電話をしたんですが……ー」
      「着信拒否か……OK、凜の同級生にはこっちから連絡……あれスマホは?」
      「-液晶が割れていて反応しないんです。それでマウスで動かして……ー」
      「凜は?」
      「-燃え尽きてますー」

      「スマホで画面を割って操作ができない時にはandroidの場合はUSB接続マウスとMicroUSB変換アダプタを用意しましょう、100均で売っている事もあるけどなければ大きな電機屋さんへ」

      鴨川 パレオ自宅

      凜「ありがとう」
      「いえいえ、困っていると思って声かけて正解でした。この辺り田舎ですから危ないですよ……」
      凜「それにしてもパステルパレット推しなんだな……」

      部屋を見るとパスパレのポスターやぬいぐるみであふれている。

      「はい♬」
      凜「それでRASのメンバーの一人……ってここから通っているの!!!!」
      「はい」
      凜「……バイクが無いと不便よ」
      「だから高校生になったら原付から始めるつもりです、それまではJRと高速バスですね」
      凜「本当はポケバイの方からいいけど少数派だからなぁ……金曜日でたすかった~」



    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「所で両親には?佐倉さんには連絡が付いたのですが」
      凜「あ~親父はきっとどこかで走っているし……またエキノコックスもらぅて来なければいいけどなぁ」

      「エキノコックス症とは寄生虫の一種”エキノコックス”が体内に侵入して引き起こす感染症の一つで”包虫症(ほうちゅうしょう)”とも呼ばれる事もあります。日本では感染症法4類感染症指定で毎年20名程感染が発覚しているが保健衛生指導や犬の条虫駆除、生水は避けて沢や井戸水は過熱して使用したり、キタキツネを人家に近づけない努力、山菜は水道水で良く洗うか茹でる予防法が確立されてます。ただ虫卵の分布状況や人への感染経路が不明な場合が多いので……エキノコックスは”扁形動物門条虫網真性条虫亜網円葉目テニア科エキノコックス属”の総称ですので”単包性エキノコックス症”と”多包性エキノコックス症”と分けられます。深刻な肝機能障害により肝臓癌と誤診されて手術の際にエキノコックスだったと言う事例が出てくる事もあります、潜伏期間は無症状のままで大人でも10~20年、小児でも5年以上です」

      「……大丈夫だったんですか?」←PCで検索している
      凜「運よくね……」
      「どうして着替えが?」
      凜「コケて病院に搬送されるとライダースーツじゃ不便だから」

      翌日、ATMが営業時間開始してガソリン補給が出来ましたので帰宅へ

      その日の午後、チュチュの自宅兼プライベートスタジオ

      「昨晩は助かったよ」
      「はい、本当に警察に世話になっていたら大変だったと……」
      「田舎も危険だからねぇ」
      「これでも海外よりはまだね……うん」
      「今度のイベントのセットアップ、いくわよ!」



    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      ニコイチモーターズ(恩紗の父親がしているジャンク店)

      恩紗「で、相談ね……そのパレオちゃんがバイクの免許取った際にお勧め出来る車種?千葉の鴨川に住んでいると言う事は高速通行可能な車種ね」
      凜「スズキって全体的に乗り手選ぶ」
      恩紗「やっぱあ羽音と同じのヨンフォアかな?」
      千雨「東京の高校に進学するという可能性は?」
      凜「彼女成績は優秀よ、丘乃上よりは上の高校は固いわね……ただ」
      恩紗「あっ……学費+αか、そのRASが芸能界で活動するって言うなら?」
      凜「それで彼女の両親が送り出すと思う?反対されるのもあるからね、だから彼女は原付から始めるつもりなのよ……」
      千雨「ふと思うんですがバイクを運転させたがる親って異常なんですかねぇ?はぁ」←父親が元GPレーサー
      恩紗「確かに……」←ジャンク店とは言えバイク屋の看板娘

      そこに羽音が来る。

      羽音「ギガ盛ワッフル買えたよ~~」

      都内 某所

      「マッハのエンジンだけ別の人に任せるって……」
      「普通はしないんですか?」
      「レストアなら専門的な知識と機械が必要な場合もあるから珍しい事ではない、えっと店名がゴブリン、小鬼か」
      「……この辺りですよね?」

      二人が見上げるとサテンに見える店構え。

      「多分ここだな、海外のバイク関連企業のステッカーがある」
      「ふぇ~~」
      「親父がアレだったからなぁ、バイクの知識も自然に」
      ???「もしかして佐藤の娘さんかな?」
      「はい?」
      ???「タブチです、オーナーは出かけてますが戻ってきますよ」
      「オーナー?」
      タブチ「別の店で働いていたのですが倒産してバイクの修理しか能がない男で……ここのオーナーに誘われて」
      「(なるほど、イタリア旧車を扱える事はあるな……)」
      タブチ「千葉の鴨川まで夜通ししたって?若いねぇ。作業場案内するよ」
      「はぁ」
      タブチ「エンジンは致命的な損傷はない、消耗品を取り換えればOK……大事に扱っているね、佐藤さんから聞いた時はブローでも起こしたのかなって思ったが」
      「よかった~~」
      「あの仮にエンジンがダメになったら?」
      「オークションと言う戦、マッハは絶版車だからな……エンジンだけでもとんでもない額になるぞ」
      「ふぇええ~」
      タブチ「それ以前の車種になればそれこそ……札束が飛び交うし、会場だったら怒号も時々な」
      「「コワイ」」
      タブチ「バイクも芸術品だかさ……とは言え扱う商品単価が高いからそれなりに熱くなっちゃうのもある、解体屋で20万のエンジンを衝動買いしたって言うからなぁ、オーナー」
      「ある意味店名にも納得するな」
      「チュチュと似てますね」



    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      タブチ「ああ、確かバンド名が日本語で訳すと”御簾をあげろ”だったな……」←外国メーカーのバイクも扱っているので英語はある程度は分かる。
      「知っているんですか?」
      タブチ「音楽業界にもバイクが趣味って言う方が多いから」
      「バイクだらけですね」
      タブチ「売り物だけどな……とは言え日本は二輪を作っている大手メーカーが四社もある。一時期は零細も含めて七十近くあったからなぁ……名古屋は」
      「そんなに!!!」
      「名古屋は綿花の機械織から始まった、それが戦前に新三菱が来て航空と造船、それに関連する部品を製造する職人さんらが集まった。ところが敗戦で状況が一辺した。航空機所か造船すらできない……職人らは需要があるバイク製造に手を出した。最もこれは名古屋だけの話ではない」
      「でもここまで増えすぎると……」
      「名答、日本政府としては敗戦からのダメージを回復する為にも黙認していたがやがて看過できない状況になった、1965年の貿易自由化に備えて乗用車製造販売を新規参入を規制しようした。ところがそれに真っ向からキレた職人さんがいる、ホンダ・スーパーカブを開発に音頭を取った本田 宗一郎社長……当時の通産省前で”日本で乗用車製造出来ないのならアメリカで工場を建て日本に輸出してやる!”と叫んだのさ……酒の一升瓶片手にね」
      「はい?」
      タブチ「まあこの方の武勇伝は事欠かせない人で書物になるほどだ、当時ホンダはスーパーカブの成功を元手に急成長し彼の言葉通りに出来る企業に成長していた……そんな事されたら日本企業が海外に流出した上に日本車が輸入されるという外国から見れば笑いものになる悪夢そのものだ、仮に実現していれば幾多の役人の首が飛んだだろうね……そんな折名古屋ではホンダに対抗するべく企業の枠を超えた連携が動き始めた、所がそれは頓挫した。1959年9月26日、後に伊勢湾台風と称される天災により名古屋は被災……在日米軍ですら災害派遣する事態のな」
      「……」
      「最終的にはホンダの乗用車市場参入を認めるしかなかったのさ……」
      タブチ「お若いのによく存じて」
      「親父の知り合いに年配者が多いから」←本当は学園に通っている生徒の祖父らの”若い頃”だからです
      タブチ「エンジンは仕上げる目途はたったよ……」
      「よろしくお願いします」
      タブチ「所でお隣の嬢ちゃんもバイクは?」
      「免許も持ってないです」
      タブチ「まっ、普通高校はバイクの免許はあんまりいい顔しないからなぁ……」
      ???「タブチさん」
      タブチ「オーナー、お帰りなさい」
      ???「銀河青果の佐藤店長の……娘さんですね?」
      「はい、ますきです」
      ???「滝沢 レナです」
      「……」
      レナ「あ~やぅぱりそうなりますよね……若いから」
      「(チュチュよりは大人とは言え……このマンション恐らく彼女の親のモノだ)」
      レナ「えっと、エンジンは問題ないです。フレームやホイールも……」
      「ホッ……」
      「あのエンジンって修復不可能の壊れ方って」
      レナ「オーバーレフ(アクセル全開や無理なシフトダウンによるエンジン回転数が許容回転数を超過する事)してバブル(シリンダーに気化したガソリン&空気の混合気体を入れ排気ガスを出すための弁)がピストン(圧縮するための部品)接触して割れてシリンダーの間に破片が引っ掛かりコンロット(ピストンと繋がっている部品)がへし折って突き破る……人間で言えば心臓が破壊されるって感じね」

      「技術の授業でエンジンをバラシて組み立てた世代ならわかるかもしれませんね……なお通常の市販車にはレブリミッターと呼ばれる装置により防止できますがシフトダウンの際に誤って車速に対して余りにも低いギアを入れるとバブルサージング(吸気バブルの動作に異常が出る)が起きエンジンブロー(文字通りエンジンが内部から爆発する事、エンジンオイルが路上に撒かれる為に二次事故のリスクもある)が起きます。これを防ぐ為にエンジン回転を掲示するタコメーターには瞬間的には回せるイエローゾーンとそれ以上回すと危険なレットゾーンがあり、トラックやバスには警告音が発する車種も存在するんですよ」

      タブチ「現行モデルだったらパーツは発注出来るし修理が容易だが絶版車になるとな……パーツの図面を製図して部品を発注する必要もある」
      「だからこの手の店は人脈が広い程有難いのさ」



    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      レナ「最も質が悪い同業者も居るのも事実……それでえらい目に逢うお客も何人も見て来たわよ」
      ???「本当に高校時代のレナは凄かったからね、バイクの免許の一件で校長に啖呵きった時には……」
      レナ「か~な~こぉ」
      「3ナイ運動か……」

      「3ナイ運動とは暴走族や若者の二輪車事故の増加により社会問題化して1982年全国PTA連合が決議した指導方針です、”オートバイ免許を取らせない”に”オートバイに乗らせない”やら”オートバイを買わせない”と言う3つの〇〇ナイのスローガンからこの様な通称になったのです。全国の高校はこの方針に従って生徒指導をするも現場からの異論もあったのも事実……今現在PTA連合も事実上の決議を撤回し各都道府県も規制を緩和。大人らの責任逃れの一環だったとも言われても仕方ありません……が、学校側も死亡事故や暴走族の問題も看過する事も出来なかったのも事実なんですね」

      「何となく察しました」
      「丘乃上が如何に異質か分かるだろ……女子高ながらバイク通学認めているって」
      カナコ「ミヤギが聴いたら喜びそうだな」
      レナ「スパナでもぶつけるわよ」
      「(相当凄かっただろうな、この二人の女子高時代って)」
      タブチ「(ウチのカミさんよりは大人しいもんさ……)」

      ゴブリン 店内

      「カフェみたいですね」
      レナ「コーヒー目当ての人も居るけどね……」



    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「これって何処かで飲んだことがあるような……」
      「毎度ぉ~羽沢珈琲店でっ、マスキングにロッカ!!!!」
      「納得」
      レナ「知り合い?」
      「彼女もバンドしているから、一緒に公演したりイベントしたりしているし……」
      レナ「あ~そうっかぁ、彼女に配達してもらうのは稀だったし」
      「どうしてここに?」
      「親父から譲ってもらった愛車の大修理……」
      「?」
      レナ「彼女の愛車、製造元も生産終了しているからね……ここも絶版車扱うから時折国産の絶版車も舞い込む訳よ」
      「大変なんですね」
      レナ「そうね、だけどお客さんに喜んでもらえるのなら……エンジン音が良いと気分があがる、楽器を演奏しているのなら分かるよね」
      「「「あっ……」」」
      ???「そのエンジン音がデカイと一気に目が覚めるからなぁ……」
      「ミヤギさん……笑ってますね」
      ミヤギ「当初は騙されたって感じだったよ、あの頃はバイク便のライダーしていたし、羽沢珈琲店にも時折コーヒー豆の配達もあったし……」
      「愛車は?」
      ミヤギ「カワサキZZR1200が仕事用、カワサキZX6Rが私用で……」

      「カワサキZZR1200はカワサキZZRシリーズの一つで特にZZR1100とZZR1400はメガスポーツソアラーと呼ばれるカテゴリーになります。ZZR1200はZZR1100の後継車種であり2002年~2006年生産/販売されていたモデルで好みが分かれるカウルのデザインや大型ソアラーにしてはオートドックな装備にメーカー最上位機種のポジションを失った事により短命に終わってしまい、後継機種のZZR1400に託すことになりました。そしてカワサキ・ニンジャZX-6Rは4ストローグエンジンを持つ輸出用車種であり、市販車がレース用マシンに近すぎた事で公道走行には不向きな面が出てきており”サスペンションが固すぎる”や”低速トルクが無い”と言った声が出てきました、ZX-6Rは公道走行を重視したモデルである一方でレース参戦を前提したモデルはZX-6RRと呼ばれてます、当然これは公道走行は出来ないモデルになってますので……まあマン島TTの様な公道閉鎖したレースもあるので」

      「あっ、親父なら喜ぶ車種だな」
      ミヤギ「今の愛車は?」
      「ウラルサイドカー」
      タブチ「サイドカーのフォルクスワーゲンか……」



    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      14からは『ジャジャ(作者 えのあきら 月刊サンデージェネクス 2001年~現在 連載)』の面々が出てます。この作品は現存する主要メーカーの他にも今は存在してないメーカーの車種が出てます。なおゴブリンがイタリアの旧車を扱うので数多くのイタリアのバイクが登場してます。 



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返信先: 【SS】すぅぱぁかぶ


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