【SS】すぅぱぁかぶ

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35件の返信スレッドを表示中
    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      PCトラブルでSSとして文章が成り立たなくなったのでスレ丸ごと消去してます。申し訳ありません。なお麻弥は解説役です

      「ホンダ スーパーカブ……それは1952年(昭和27年)に自転車補助エンジンキットして誕生した事に発するバイクである。やがて女性でも扱えるバイクを目指して開発されたのがカブ……試作段階で浜名湖一周及び浜松~東京間を22往復、今とは違い国道も未舗装道路を多く含み箱根超えと言うのは過酷なテストであったと言う事です。売り込みに販売店へとDMを使った拡張営業としては日本初の事例に……やがて1958年(昭和33年)にC100を祖としたのがスーパーカブになります。激動の昭和から冷戦終結後の平成……そして21世紀を迎えてなお生産され続け2017年には総生産台数一億台を達成……これはホンダが手掛けた二輪車全車種の総生産台数四億台を達成しているので如何に多くのスーパーカブが生産されているのか……そんなカブとあるドラマーJKのお話です」

      銀河青果店 裏手

      佐藤店長「ますき、マッハのエンジン……オーバーホールだ」
      「だぁあああああっ!この前の鴨川までの夜通し運転かぁああああっ!」
      佐藤店長「気にするな、そろそろ危ないと思っていたからな……暫くはコレに乗りなさい」
      視線の先にはホンダスーパーカブ。
      「カブじゃねぇえかっかかかぁつああああ!」
      佐藤店長「ますき、こいつはただのカブじゃない……2ストフルチェーンのエンジンにフロントサステレスコ化にフロントブレーキはダブルディスク、リアもディスク化にサブフレームも追加したカスタムだ!!!」
      「これって確か早急に配達する野菜とか使うよな?」
      佐藤店長「心配はない、ウラルサイドカー買ったから……」

      「ウラルサイドカー、ロシアのIMZウラルが製造販売するサイドカーではスーパーカブに並ぶ長寿になり……そのルーツはWWⅡのナチスドイツ軍が使用したBMW-R71と言う軍用サイドカーです。当時のソ連軍の方々がコレが気に入り終戦後に工作機械と技師をソ連に持ち帰って生産させたのが始まりです。パッセンジャー側の車輪がバイクの後輪とシャフトで繋がっている場合は普通自動車免許、税金は軽自動車と同じ扱いになるます」

      「道楽にも程があるぞ、親父」
      佐藤店長「かといって普通のミニカーやEVトライクじゃつまらないだろ」
      「悪夢だぁ」

      数日後 銀河青果店 裏手

      美子「で、乗っている訳ね……」
      「昨日なんて峠でカタナをコーナーで抜いたよ……はあ」
      美子「マッハに乗り慣れると普通のバイクじゃものたりなくなるのよ」
      白雪学園下級生「ますきお姉さま!」
      「おう、どうした……この書類は!!」
      白雪学園下級生「実は手違いで他の高校に今日中に必要な書類で……」
      「確か丘乃上女子高等学校か……(この子は典型的なお嬢様だから電車に乗れたけどあぶない)」

      マスキングがスマホで位置を確認する。書類を金属製ケースに入れる。

      「直ぐに相手に連絡!美子さん、この子の執事が来るまで傍に居てください!!!」
      美子「……流石にお嬢様学校ね」



    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      颯爽と走り去るカブ……美子は薄ら笑いをしつつ言う。

      美子「コーヒーでも飲む?下ライブハウスだから」
      白雪学園下級生「はい」

      その数分後……galaxy店内。

      ???「すみません!!!ここに白雪学園の生徒さんは!!」
      白雪学園下級生「???」
      美子「もしかして丘乃上女子高等学校の……あ、さっきそっちに向かったわ、カブで」
      ???「カブ?それなら追いつける!!!」
      美子「まってあのカブは……」

      ライダースーツを着た少女はバイクに跨りそのまま走り去る。

      佐藤店長「ほう、カタナの400か……あのカブで何処で抜けるかな♬」

      「スズキ カタナは1980年当時西ドイツであったケルンモーターショーにて発表されたGSX1100Sをルーツとするバイクシリーズ、先鋭的デザインと基本性能の高さを両立させ、二輪業界に置いては”ケルンの衝撃”と言われるようになったのです。なんせこのショーモデルのまま市販化される事は無いと言う意見が大半でしたので市販された際には相当な衝撃だった訳ですね。因みに日本国内市場では1100CCモデルは受け付けられない暗黙の了解がありどうしても乗りたいと言う方は逆輸入車と言う形で入手したので逆輸入車と言う言葉が浸透した車種でもあるんですね。この車種はエンジン排気量によってさまざまなモデルがあり400CCモデルもあり、カウル無しのモデルも存在してます」

      ???「あの八百屋の店長、カタナを見て笑っていた……ヤバい、カブ弄っているわね。まさかこの前峠で抜かれたカブじゃないよね……」

      「丘乃上女子高等学校のまえぅてコレがあるんだよなぁ……都電すら登れないこの坂……」



    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:4YjYxOWJ[] 返信

      期待



    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      マスキングが見上げる坂……かのベタ踏み坂を思わせる迫力である。

      「後ろからカタナも追ってきているし……高校にはいっちゃぇば」

      マスキングのカブが唸りをあげる……やはりキツイがカタナも失速する。

      「1100や750じゃない……400とはコアだねぇ」

      そのまま丘乃上女子高等学校の敷地内に。

      「げっ!」
      ???「ここの生徒よ!!!!!白雪学園高等部の佐藤 ますきさんですか!!!」
      「あっ……まさか連絡ミス」
      凜「鈴乃木 凜です……それと昨日〇〇峠で会いましたよね?」
      「あの時のカタナか!!!!!!」

      程なくしてバイク部の面々が来る。

      恩紗「レックシールド付きで抜かれたって……こりゃあ抜かれるわな、エンジンは125CCだがフルチェーンで足回りも強化されていてチャンバーはモリサキ……」
      「へぇ、わかるんだ」
      羽音「彼女の家、バイク屋やっているから」
      凜「最も正規代理店契約を破棄されたジャンク屋だけどね」

      恩紗と凜が火花が散るが何時の事らしい。

      「……それでもやっていけるのが市場経済のコワイ所だな、……ピンクのホンダ CB400SFを見れば分かるぜ。ちゃんと正常に動いているし、さては教習バイクがそれだっただろ?」
      頷く佐倉 羽音……。

      「ホンダ CB400SF スーパーフォアは1992年4月に初代が販売されたネイキットモデルです。使いやすくトラブルも少ないので教習用バイク(専用モデルあり)からバイク便にも使われ、1989年に出たカワサキ・ゼファーやスズキ・インパルスを完全に駆逐……とは言え中古市場では何れも高騰しており、スーパーフォアの初代も高騰すると言う見解を示している中古車関係者も居る車種でもあります。『特命戦隊ゴーバスターズ』にてチダニックのバイクモードのベース車両にもなっているんですよ」

      羽音「ますきさんって普段は?」
      「カワサキ マッハ……エンジンがオーバーホール中になってな、親父が乗れって」
      千雨「えっとどこかで見たような、あっ!」

      スマホを操作する中野 千雨……。

      千雨「RAISE A SUILENのマスキング!!!!!昨年”バンドリ!ガールスバンドチャレンジ!”にてポッピンパーティーと同時二位でロゼリアと共に武道館のステージに立った……」

      羽音「くわしいね」
      千雨「父が仕事の都合上知っていたので……あっ元GPレーサーで今はアパレルメーカーの社長」
      「その最中にメンバー同士の喧嘩になって、片方が本名どころか何処に住んでいるのか分からなかったが……最終的には鴨川まで往復する事になって……」
      凜「京都の?」
      恩紗「千葉だよ……」

      数時間後 チュチュの自宅兼プライベートオフィス

      「中野様の娘さんが確か丘乃上に入学されてますね……」
      「あ~今度のサーキットイベントの責任者って中野社長の……でもホンダ PCX150だったな」

      「ホンダ・PCXは2009年の東京モーターショーにて市販予定車両として125CCモデルが初披露され同年11月にタイで販売開始し日本市場には2010年3月に販売されてます。同時にグローバルモデルと呼ばれる世界戦略車でもあります。125CCは日本や欧州では税金や保険面で優遇されますが、二輪市場を世界規模で見ると需要が大きいのがA.S.E.A.N.加盟国でありここでは150CCが主流になってます。150CCの良さは”いざと言う時には高速を通行できる”と言う利点……ホンダは1984年にフリーウェイと言うモデルを出しておりこちらがホンダに置ける高速道路OK車両……とは言え販売当時、料金所で止められライダーと係員の押し問答になる事態が続発しました」

      「武道館の一件で様子見だった所か一斉に動いたわ、ママの顔を潰す訳もいかない……ナンバーテンね」
      「このギガ盛ワッフル美味しい」
      「TOKOって言うインフルエンサーが絶賛していたからな……」

      後にガールスバンドとして登場する彼女、邂逅する事をまだ知る由もなかった。

      「とりあえず、チュチュ……偏食直さないと後がたいへんだぜ」←形状が悪いが調理ができる野菜が入った箱を置く
      「減塩ジャーキーに変えてます」
      「覚悟してね」
      「ああ、お姉さんがいっぱい」



    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      翌日

      「って言う事で……野菜嫌い直すって大変だよ」
      「で、ウチに来たって」
      「目が死んでいるぞ」
      「新曲と新作メニューがなかなかうまくいかない」
      「あ~分かる」
      「野菜嫌いならこのパンね……アレルギー反応とかないよね?」
      「ない」
      「……どうしよう?パン」
      そこにライダースーツを着た女性二人が来店。
      「凜に千雨か……」
      「知り合い?」
      「丘乃上女子高等学校の生徒……」
      「昨日白雪学園の場所尋ねて来た」
      凜「おかげで助かったわ、その後トンボ帰りする羽目になったけど……えっと大丈夫ですか?」
      「新曲も新作が上手くいってないだけだよ」
      千雨「あっ……この人も」
      「ポッピンパーティーのドラム、山吹 沙綾」
      千雨「親しいですね」
      「一緒にイベントとかする事もあるしな……」
      「バイク認められているんですね」
      凜「登下校ルートに勾配がキツい坂があってね……」
      「あ~あの高校……」



    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY[] 返信

      凜「知っているんですか?」
      「私も進学考えたけどあの坂で断念した、お父さんが原付免許の事も考えたけど……正直事故るとね」
      千雨「……」
      「それが普通だからな、で二人ともどうしてここに?」
      凜「聖が流星堂って言う質屋に用事があるって言うから」

      流星堂

      早川「間違いありません、先代が騙されて手放してしまった茶器です」
      「よかった~~もうちょいで海外に流失だったわ、非合法で」
      「ウチ(弦巻財閥)に寄って来た胡散臭い方を調べたら悪評の質屋で、この手の話なら彼女の方が詳しいと思ってね……幸いソイツ盆栽に興味があったから」
      「大丈夫なのか?報復とかこないよな?」
      「今頃何処かの地下帝国送りになっているから」
      早川「一昔ならチェルノブイリでしたが……少々難しくなりましたな」

      「(冗談に聞こえない)」

      早川「有咲様も



    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      >>6

      申し訳ございません、操作ミスです。

      早川「有咲様もまた音楽を始めたようですな、中学受験で止めてしまったのに」
      「まぁ、変な奴と出会ってな……それでバンドする事になって終いには昨年暮れにアマチュアで武道館、もう笑うしかないわ」
      聖「弦巻さん、本当にありがとうございます」
      「こころでいいのに、聖ちゃんは変わらず真面目だねぇ」
      「それにしてもこころもそうだけど二人とも月ノ森とか白雪学園も行ける学力なのに……」
      早川「これは本人よりも大人の事情もありますので、こころ様の場合は特に」
      聖「私は少々常識が無いと言う事で……」←遠い目になる

      「(香澄がまともに見えるなぁ)」

      そこに祖母が帰宅。

      「ばあちゃん、えっと」
      万美「いいんだよ……寛容な性格でも限度ってあるもんさ。早坂さん助かりました」
      早川「いえ、元は貴方が見つけてくれたので……」
      万美「三ノ輪の令嬢かい」
      早川「はい、聖様です」

      そこにマスキングと凜、千雨が来る。

      「カタナに乗せたら死亡フラグだな、その名前」
      凜「?」
      千雨「?」
      聖「??」
      早坂「確かに」

      「あれ沙綾まで来たのか?」
      「う〇〇ょっと気分転換」
      「新作メニューも詰まったらしい、ちと楽譜見たがキツいぞ、コレ」
      「あっ……やべぇ」

      たえがりみに抱えられてくる。

      千雨「うぁ、カタナを壊した時の凜先輩と同じ目だ」
      凜「……バイクを全損した時のライダーがする時の眼でもあるけどな」

      とりあえず蔵へ

      「§〈×÷~~」←余りの壊れぷりに言語になってない
      「どうしよう?」
      聖「ここはショック療法と行きましょう、早坂」
      早川「はい……サイドカーなら安全でしょう」
      「げっ!!!!クラウザー・ドマニ……実物初めて見た」
      「???」

      「クラウザー・ドマニはミヒャエル・クラウザー氏が理想のサイドカーとして1985年IFMAケルンショーでコンセプトモデルとして公開、当初は市販化の予定はなかったのですがリクエストの多さに市販化に、しかし設計は英国のBRM社、フレーム製造はドイツ(西ドイツ)のメッサーシュミット(WWⅡの時にはレシプロ戦闘機メーカーとして名を轟かせているが実は戦後に”バブルカー”と呼ばれるミニカーを製造している)、シャーシはスイスのLCRエンジニアリング、エンジンはBMWの二輪車モデルが採用されてます。このような経緯なのでどんなに注文を抱えても最終組み立てラインの増設をせずに納車まで二年かかった事例も、2007年にはシャーシが全て無くなり生産終了になりました。欧州よりも米国や日本からの注文が多かった名車です」

      凜「ああ~もう、マスキング追うよ」
      「ああ」
      「なあ二人乗りできないか?」
      「マッハなら出来るけど、カブじゃ無理」

      そこに羽音が来る。

      羽音「なんか早川さん、パッセンジャーに少女載せていたけど」
      「あ~どうし、しょう」
      「羽音って二人乗りできるよな?」
      羽音「うん」

      そのまま首都高へ……。



    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「私は暫くここで叩いているから」
      千雨「とりあえずヘルメット貸します、佐倉先輩なら大丈夫でしょう」
      「PCXじゃ追いつけないからな」

      マスキングら全員出て入れ替わる様に香澄が来る。

      「香澄っ♬」
      「あれ?おたえが来るって言ってなかった?」
      「花園ランドが開園している」
      千雨「それで同級生の一人がショック療法を……」
      「誰?」
      「何処から話そうか?」

      事情を説明して香澄が頷く。

      「あ~あっちゃんが進学先に考えていた所だぁ……バイク通学OKって言っていた」
      千雨「はい」
      「こころと話して居たのが」
      千雨「三ノ輪 聖さん、三ノ輪財閥の令嬢……」

      「「「(同類だったか)))」」」

      千雨「彼女、少々常識がズレていたので……多分丘乃上に……」
      「わかる、こころちゃんもそうだしね」



    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:wZmQ4NzQ[] 返信

      >>7
      沙綾 「うん、ちょっと」でいいかな?読み方 あえてだったらごめん



    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      >>9

      文字化け起こしている(大汗。ソノトオリデス。

      因みに聖にカタナはある意味死亡フラグは『バリバリ伝説』にて主人公のグンのライバルになるキャラ、残念ながら峠にて乗用車と衝突して死亡。連載当時は今のような救急救命は出来なかった時代なので……



    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      千雨「……まあ、彼女以上にブットンデイル方も居ましたが……」←遠目
      「「「(聞かないほうがよいかも)」」」

      首都高

      「うぁっ!!」
      「流石BMW、いい音しているなぁ」
      早川「花園様も正気に戻られたようで」
      「ロッカって何時もこうして乗っているんだよな……」
      「おっ、免許取るか?原付なら大丈夫だぜ」
      早川「自転車に乗れたら大丈夫ですから……」
      聖「ええ、当初は大変だったので」←遠い目
      「チョトマテ!!!別に香澄を後ろに載せたいとかそんあなのぁぱあおあおあおあおああ!」
      羽音「(おもっきりどうようしている)」

      数時間後。蔵

      「もう大丈夫」
      「よかった、沙綾は?」
      「カレーパンの話していたら閃いて戻った……」
      千雨「で?凜先輩は?」
      「煽って来たYZF追っかけてよ……何処までいったのやら?」

      「ヤマハ YZFーR1は初代が1998年に発表された4スト998ccの大型自動二輪のスーパースポーツブームを巻き起こしたモデル、現在の八代目は2015年に登場するも日本国外市場モデルになってますので……エンジン停止するとヘットライトが徐々に減光していく演出も……」



    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「アレって煽りって言うよりも」
      早川「ナンパと言うべきでしょうな」
      聖「でも先輩、あれ煽り運転って勘違いしているかも」

      その晩 マスキング自宅

      「あれパレオか?もしもし?」
      「-マスキング様、あの鈴乃木 凜さんって言う方を知ってますよね?-」
      「ああ、スマホの番号交換しているし……はっ!おい!コケたのか!!!!」
      「-大丈夫です、バイクの燃料が尽きて財布もカラでATMも営業時間外で近所でへたり込んでいる所を見かねて声かけたら……当初は彼女の同級生に電話をしたんですが……ー」
      「着信拒否か……OK、凜の同級生にはこっちから連絡……あれスマホは?」
      「-液晶が割れていて反応しないんです。それでマウスで動かして……ー」
      「凜は?」
      「-燃え尽きてますー」

      「スマホで画面を割って操作ができない時にはandroidの場合はUSB接続マウスとMicroUSB変換アダプタを用意しましょう、100均で売っている事もあるけどなければ大きな電機屋さんへ」

      鴨川 パレオ自宅

      凜「ありがとう」
      「いえいえ、困っていると思って声かけて正解でした。この辺り田舎ですから危ないですよ……」
      凜「それにしてもパステルパレット推しなんだな……」

      部屋を見るとパスパレのポスターやぬいぐるみであふれている。

      「はい♬」
      凜「それでRASのメンバーの一人……ってここから通っているの!!!!」
      「はい」
      凜「……バイクが無いと不便よ」
      「だから高校生になったら原付から始めるつもりです、それまではJRと高速バスですね」
      凜「本当はポケバイの方からいいけど少数派だからなぁ……金曜日でたすかった~」



    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「所で両親には?佐倉さんには連絡が付いたのですが」
      凜「あ~親父はきっとどこかで走っているし……またエキノコックスもらぅて来なければいいけどなぁ」

      「エキノコックス症とは寄生虫の一種”エキノコックス”が体内に侵入して引き起こす感染症の一つで”包虫症(ほうちゅうしょう)”とも呼ばれる事もあります。日本では感染症法4類感染症指定で毎年20名程感染が発覚しているが保健衛生指導や犬の条虫駆除、生水は避けて沢や井戸水は過熱して使用したり、キタキツネを人家に近づけない努力、山菜は水道水で良く洗うか茹でる予防法が確立されてます。ただ虫卵の分布状況や人への感染経路が不明な場合が多いので……エキノコックスは”扁形動物門条虫網真性条虫亜網円葉目テニア科エキノコックス属”の総称ですので”単包性エキノコックス症”と”多包性エキノコックス症”と分けられます。深刻な肝機能障害により肝臓癌と誤診されて手術の際にエキノコックスだったと言う事例が出てくる事もあります、潜伏期間は無症状のままで大人でも10~20年、小児でも5年以上です」

      「……大丈夫だったんですか?」←PCで検索している
      凜「運よくね……」
      「どうして着替えが?」
      凜「コケて病院に搬送されるとライダースーツじゃ不便だから」

      翌日、ATMが営業時間開始してガソリン補給が出来ましたので帰宅へ

      その日の午後、チュチュの自宅兼プライベートスタジオ

      「昨晩は助かったよ」
      「はい、本当に警察に世話になっていたら大変だったと……」
      「田舎も危険だからねぇ」
      「これでも海外よりはまだね……うん」
      「今度のイベントのセットアップ、いくわよ!」



    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      ニコイチモーターズ(恩紗の父親がしているジャンク店)

      恩紗「で、相談ね……そのパレオちゃんがバイクの免許取った際にお勧め出来る車種?千葉の鴨川に住んでいると言う事は高速通行可能な車種ね」
      凜「スズキって全体的に乗り手選ぶ」
      恩紗「やっぱあ羽音と同じのヨンフォアかな?」
      千雨「東京の高校に進学するという可能性は?」
      凜「彼女成績は優秀よ、丘乃上よりは上の高校は固いわね……ただ」
      恩紗「あっ……学費+αか、そのRASが芸能界で活動するって言うなら?」
      凜「それで彼女の両親が送り出すと思う?反対されるのもあるからね、だから彼女は原付から始めるつもりなのよ……」
      千雨「ふと思うんですがバイクを運転させたがる親って異常なんですかねぇ?はぁ」←父親が元GPレーサー
      恩紗「確かに……」←ジャンク店とは言えバイク屋の看板娘

      そこに羽音が来る。

      羽音「ギガ盛ワッフル買えたよ~~」

      都内 某所

      「マッハのエンジンだけ別の人に任せるって……」
      「普通はしないんですか?」
      「レストアなら専門的な知識と機械が必要な場合もあるから珍しい事ではない、えっと店名がゴブリン、小鬼か」
      「……この辺りですよね?」

      二人が見上げるとサテンに見える店構え。

      「多分ここだな、海外のバイク関連企業のステッカーがある」
      「ふぇ~~」
      「親父がアレだったからなぁ、バイクの知識も自然に」
      ???「もしかして佐藤の娘さんかな?」
      「はい?」
      ???「タブチです、オーナーは出かけてますが戻ってきますよ」
      「オーナー?」
      タブチ「別の店で働いていたのですが倒産してバイクの修理しか能がない男で……ここのオーナーに誘われて」
      「(なるほど、イタリア旧車を扱える事はあるな……)」
      タブチ「千葉の鴨川まで夜通ししたって?若いねぇ。作業場案内するよ」
      「はぁ」
      タブチ「エンジンは致命的な損傷はない、消耗品を取り換えればOK……大事に扱っているね、佐藤さんから聞いた時はブローでも起こしたのかなって思ったが」
      「よかった~~」
      「あの仮にエンジンがダメになったら?」
      「オークションと言う戦、マッハは絶版車だからな……エンジンだけでもとんでもない額になるぞ」
      「ふぇええ~」
      タブチ「それ以前の車種になればそれこそ……札束が飛び交うし、会場だったら怒号も時々な」
      「「コワイ」」
      タブチ「バイクも芸術品だかさ……とは言え扱う商品単価が高いからそれなりに熱くなっちゃうのもある、解体屋で20万のエンジンを衝動買いしたって言うからなぁ、オーナー」
      「ある意味店名にも納得するな」
      「チュチュと似てますね」



    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      タブチ「ああ、確かバンド名が日本語で訳すと”御簾をあげろ”だったな……」←外国メーカーのバイクも扱っているので英語はある程度は分かる。
      「知っているんですか?」
      タブチ「音楽業界にもバイクが趣味って言う方が多いから」
      「バイクだらけですね」
      タブチ「売り物だけどな……とは言え日本は二輪を作っている大手メーカーが四社もある。一時期は零細も含めて七十近くあったからなぁ……名古屋は」
      「そんなに!!!」
      「名古屋は綿花の機械織から始まった、それが戦前に新三菱が来て航空と造船、それに関連する部品を製造する職人さんらが集まった。ところが敗戦で状況が一辺した。航空機所か造船すらできない……職人らは需要があるバイク製造に手を出した。最もこれは名古屋だけの話ではない」
      「でもここまで増えすぎると……」
      「名答、日本政府としては敗戦からのダメージを回復する為にも黙認していたがやがて看過できない状況になった、1965年の貿易自由化に備えて乗用車製造販売を新規参入を規制しようした。ところがそれに真っ向からキレた職人さんがいる、ホンダ・スーパーカブを開発に音頭を取った本田 宗一郎社長……当時の通産省前で”日本で乗用車製造出来ないのならアメリカで工場を建て日本に輸出してやる!”と叫んだのさ……酒の一升瓶片手にね」
      「はい?」
      タブチ「まあこの方の武勇伝は事欠かせない人で書物になるほどだ、当時ホンダはスーパーカブの成功を元手に急成長し彼の言葉通りに出来る企業に成長していた……そんな事されたら日本企業が海外に流出した上に日本車が輸入されるという外国から見れば笑いものになる悪夢そのものだ、仮に実現していれば幾多の役人の首が飛んだだろうね……そんな折名古屋ではホンダに対抗するべく企業の枠を超えた連携が動き始めた、所がそれは頓挫した。1959年9月26日、後に伊勢湾台風と称される天災により名古屋は被災……在日米軍ですら災害派遣する事態のな」
      「……」
      「最終的にはホンダの乗用車市場参入を認めるしかなかったのさ……」
      タブチ「お若いのによく存じて」
      「親父の知り合いに年配者が多いから」←本当は学園に通っている生徒の祖父らの”若い頃”だからです
      タブチ「エンジンは仕上げる目途はたったよ……」
      「よろしくお願いします」
      タブチ「所でお隣の嬢ちゃんもバイクは?」
      「免許も持ってないです」
      タブチ「まっ、普通高校はバイクの免許はあんまりいい顔しないからなぁ……」
      ???「タブチさん」
      タブチ「オーナー、お帰りなさい」
      ???「銀河青果の佐藤店長の……娘さんですね?」
      「はい、ますきです」
      ???「滝沢 レナです」
      「……」
      レナ「あ~やぅぱりそうなりますよね……若いから」
      「(チュチュよりは大人とは言え……このマンション恐らく彼女の親のモノだ)」
      レナ「えっと、エンジンは問題ないです。フレームやホイールも……」
      「ホッ……」
      「あのエンジンって修復不可能の壊れ方って」
      レナ「オーバーレフ(アクセル全開や無理なシフトダウンによるエンジン回転数が許容回転数を超過する事)してバブル(シリンダーに気化したガソリン&空気の混合気体を入れ排気ガスを出すための弁)がピストン(圧縮するための部品)接触して割れてシリンダーの間に破片が引っ掛かりコンロット(ピストンと繋がっている部品)がへし折って突き破る……人間で言えば心臓が破壊されるって感じね」

      「技術の授業でエンジンをバラシて組み立てた世代ならわかるかもしれませんね……なお通常の市販車にはレブリミッターと呼ばれる装置により防止できますがシフトダウンの際に誤って車速に対して余りにも低いギアを入れるとバブルサージング(吸気バブルの動作に異常が出る)が起きエンジンブロー(文字通りエンジンが内部から爆発する事、エンジンオイルが路上に撒かれる為に二次事故のリスクもある)が起きます。これを防ぐ為にエンジン回転を掲示するタコメーターには瞬間的には回せるイエローゾーンとそれ以上回すと危険なレットゾーンがあり、トラックやバスには警告音が発する車種も存在するんですよ」

      タブチ「現行モデルだったらパーツは発注出来るし修理が容易だが絶版車になるとな……パーツの図面を製図して部品を発注する必要もある」
      「だからこの手の店は人脈が広い程有難いのさ」



    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      レナ「最も質が悪い同業者も居るのも事実……それでえらい目に逢うお客も何人も見て来たわよ」
      ???「本当に高校時代のレナは凄かったからね、バイクの免許の一件で校長に啖呵きった時には……」
      レナ「か~な~こぉ」
      「3ナイ運動か……」

      「3ナイ運動とは暴走族や若者の二輪車事故の増加により社会問題化して1982年全国PTA連合が決議した指導方針です、”オートバイ免許を取らせない”に”オートバイに乗らせない”やら”オートバイを買わせない”と言う3つの〇〇ナイのスローガンからこの様な通称になったのです。全国の高校はこの方針に従って生徒指導をするも現場からの異論もあったのも事実……今現在PTA連合も事実上の決議を撤回し各都道府県も規制を緩和。大人らの責任逃れの一環だったとも言われても仕方ありません……が、学校側も死亡事故や暴走族の問題も看過する事も出来なかったのも事実なんですね」

      「何となく察しました」
      「丘乃上が如何に異質か分かるだろ……女子高ながらバイク通学認めているって」
      カナコ「ミヤギが聴いたら喜びそうだな」
      レナ「スパナでもぶつけるわよ」
      「(相当凄かっただろうな、この二人の女子高時代って)」
      タブチ「(ウチのカミさんよりは大人しいもんさ……)」

      ゴブリン 店内

      「カフェみたいですね」
      レナ「コーヒー目当ての人も居るけどね……」



    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「これって何処かで飲んだことがあるような……」
      「毎度ぉ~羽沢珈琲店でっ、マスキングにロッカ!!!!」
      「納得」
      レナ「知り合い?」
      「彼女もバンドしているから、一緒に公演したりイベントしたりしているし……」
      レナ「あ~そうっかぁ、彼女に配達してもらうのは稀だったし」
      「どうしてここに?」
      「親父から譲ってもらった愛車の大修理……」
      「?」
      レナ「彼女の愛車、製造元も生産終了しているからね……ここも絶版車扱うから時折国産の絶版車も舞い込む訳よ」
      「大変なんですね」
      レナ「そうね、だけどお客さんに喜んでもらえるのなら……エンジン音が良いと気分があがる、楽器を演奏しているのなら分かるよね」
      「「「あっ……」」」
      ???「そのエンジン音がデカイと一気に目が覚めるからなぁ……」
      「ミヤギさん……笑ってますね」
      ミヤギ「当初は騙されたって感じだったよ、あの頃はバイク便のライダーしていたし、羽沢珈琲店にも時折コーヒー豆の配達もあったし……」
      「愛車は?」
      ミヤギ「カワサキZZR1200が仕事用、カワサキZX6Rが私用で……」

      「カワサキZZR1200はカワサキZZRシリーズの一つで特にZZR1100とZZR1400はメガスポーツソアラーと呼ばれるカテゴリーになります。ZZR1200はZZR1100の後継車種であり2002年~2006年生産/販売されていたモデルで好みが分かれるカウルのデザインや大型ソアラーにしてはオートドックな装備にメーカー最上位機種のポジションを失った事により短命に終わってしまい、後継機種のZZR1400に託すことになりました。そしてカワサキ・ニンジャZX-6Rは4ストローグエンジンを持つ輸出用車種であり、市販車がレース用マシンに近すぎた事で公道走行には不向きな面が出てきており”サスペンションが固すぎる”や”低速トルクが無い”と言った声が出てきました、ZX-6Rは公道走行を重視したモデルである一方でレース参戦を前提したモデルはZX-6RRと呼ばれてます、当然これは公道走行は出来ないモデルになってますので……まあマン島TTの様な公道閉鎖したレースもあるので」

      「あっ、親父なら喜ぶ車種だな」
      ミヤギ「今の愛車は?」
      「ウラルサイドカー」
      タブチ「サイドカーのフォルクスワーゲンか……」



    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      14からは『ジャジャ(作者 えのあきら 月刊サンデージェネクス 2001年~現在 連載)』の面々が出てます。この作品は現存する主要メーカーの他にも今は存在してないメーカーの車種が出てます。なおゴブリンがイタリアの旧車を扱うので数多くのイタリアのバイクが登場してます。 



    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「有名なんですか?」
      タブチ「サイドカーではロングセラーだ、なんせ第二次世界大戦でドイツ軍が使用された車種がルーツになっており冷戦時代はソ連軍で使用された……冷戦崩壊後はそれなりに輸出はされているからな」
      ミヤギ「オヤジがイキナリイレブンのカタナ(1100CCのカタナ)乗り出すよりはマシだな」
      「まさかその為に大型自動二輪とったとか?」
      ミヤギ「まさにそれ……妹まで乗っているからなぁ」
      「(あいつ大型自動二輪持っていたっけ?黙って置こう)」

      数分後、ゴブリンを後にする。

      「ねえ?バイクって幾らぐらいする?」
      「?」
      「お店しているし私も原付位は運転出来る方がいいかなぁ~って思って」
      「一応学校の先生とか校則は確認しておいた方がいいぞ……原付は一万円もあれば取れる」
      「……まあ風紀委員している先輩に」

      circle

      「……大丈夫よ、つぐみなら別に問題起こしてないし学校側も”資格取得”の一環で認めているのよ」
      「はい?」
      「三ナイ運動も吹き荒れた頃に真っ先に異を唱えたのはここのなの……それに一人自動二輪免許取得許可を出しているから」
      「???」
      「私よ、こころの事もあるし……」



    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「ええええっ!!!」
      「こころの知り合いにバイク乗っている人が居たからね……そのうちこころが”バイクに乗りたいっ”て言いだすから、学校側も忖度したというか……」
      「奥沢さんは事情も考慮して普通二輪免許取得を許可されているわね……」
      「事情?」
      「こころの両親や親類ってビジネス面でどれだけ恨み買っているのか察する事できますから」
      「……えっとそれで方法は」
      「実家が珈琲店をしているから小型自動二輪(原付二種)をお勧めするわよ」
      「?」
      「原付って言うのは手軽に乗れるって言うイメージがあるけど市街地じゃ色々大変なのよ、二段階右折の義務(規制によってはしなくてもよい交差点もある)や30キロ制限やら……しかも煽られやすいのよ乗用車から、仮にこころさんが乗った原付を煽ってみたら……」
      「その方半年後には消えてますよ、立場次第じゃ勤め先が消滅する」
      「ワラッテモイイデスカ?」
      「ええ、最も煽り運転の厳罰化が目に見えてますからヘルメットやバイクにドラレコを搭載したほうがいいかも……」
      「詳しいわね?」
      「ミッシェルに内蔵されているカメラシステムを応用したドラレコもありますから……小型軽量で映像補正があるのも」
      「「有能ですね、黒服のおねーさん」」

      そこに有咲が来る、悩み顔だ。

      「こまったなぁ~~」
      「どうかされたのですか?」
      「いや、祖父の旧友が永眠して遺族から遺品整理頼まれて、群馬の田舎で蔵からバイクやその部品がゴロゴロ出てきて……査定とかどうしようかと」
      「その画像あります?」
      「あるけど……つぐみ?」
      「もしかしたら……旧車ならアテがあります」

      画像を見たつぐみがスマホを操作する。

      「はい、circleの住所は……」←TELの最中
      「????」
      「直ぐに来るって……コーヒー豆のブレンドして売っている先に旧車を扱うバイク屋があってそこの人に写真送ったのよ」
      「以外ね、質屋の娘もお手上げする品物ってあるのは」
      「質屋にも健全性が求められるから……専門にツテが無かったからなぁ」

      30分後

      「……ぅ」
      レナ「なるほどね、イタリアの旧車バイクのパーツである事は間違いないわ……どれ位あるの?」
      「蔵一つぶん、バイクも数台は……」
      レナ「上等……この分だとユニック付(車載クレーンのメーカー”古河ユニック”の製品)トラック持っている運送業者も予約して、あ~親分(レナの師匠)にも声かけておくか」
      「店名がゴブリンって言うのも納得するわ」←MOFをやっている影響でゴブリンは理解している
      「略奪じゃなくって買い付けですけどね……」
      レナ「つぐみちゃん、感謝するわ……他の連中なら安く買い叩くわよコレ」
      「やべぇ、祖父が顔潰すところだった」
      レナ「直ぐに話したいからいきましょう!!!」←ヘルメットを渡される。
      「ちょっとまっててててて!群馬の田舎だぁあ!」
      レナ「問題無いわよ、ニケツするから」
      「やべぇ、マスキングと同類だぁあああ!」

      レナに引きずって有咲……そのままcircleの外へ

      「「「ゴブリンがいた」」」
      「ゴブリンって雄と雌ってあるの?」

      数日後 花咲川女子学園 生徒会室

      「って羽女の校則まで知っているって」
      「意外と他校と連携しているからね……日菜も居るし、つぐみも無事に許可が下りたって、この前は大変だったわね」
      「ありゃあゴブリンって言う店名そのものだったけど、バイクの部品を見ているレナさんの顔を見ていると楽しそうなんだよね……香澄みたいでさ」
      「どうだったの?」
      「状態も良くって結構な値段で買い取ったって……なあ」
      「市ヶ谷さんも大丈夫よ、ほら老人ホームや幼稚園でのライブがボランティア活動として認知されているから……一年の時に出席日数ギリギリも帳消しになる程よ」

      申請書類を出す紗夜

      「二人乗りしたいんでしょ?」



    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「えっと、まずどうしてここまで詳しいと……」
      「実は日菜らが番組企画でバイク免許取得する事になったのよ……それで問題集とか見ているうちに覚えたって感じね」
      「……」
      「リサが興味を示していて……後は分かるわね」
      「……渡る世間は百合ばかりなり」
      「……」

      流星堂

      レナ「本当に突然押し掛けた格好で……申し訳ありません!!」
      万美(有咲の祖母)「いえいえ、主人の面目を持ってくれて。バイクの事はからっきしダメで……」
      レナ「お孫さんの友人からのラインの画像を見て直ぐに連絡して……あっ」
      万美「だいじょうぶですよ、二人乗りした事情も分かってますし……それより滝沢さんの所のバイクってお高いでしょう」
      レナ「絶版車ですからね、製造元すら残ってないので……そのぉ」
      万美「私が若い頃の車種ですからね……分かってますよ。伊藤先生がよく貴方の事話してましたから」
      レナ「!!!」
      万美「あの方が医者って言うのは知ってますよね?」
      レナ「はい……何度か診てもらいました」
      万美「あの方は商店街の長老らも時折診察しているので……リフレッシュ旅行で長老らが一斉にぎっくり腰になった時にも対応してくれて、バイクで駆けつけてくれて……」
      レナ「……バイクが未だに乗っているのってこの為なんですね」
      万美「彼の奥様から聞いたけど彼は若い頃に後に奥さんとなる方と共に九州で炭鉱の落盤事故に対応した事もあったの」
      レナ「聞いた事があります、何もできなかったって」
      万美「彼が九州でインターンに行くことになる一年半前に三井三池炭鉱での爆発事故(昭和38年11月9日に発生、死者458名負傷者839名を出すことになった)が起きてその影響が収まってなかったからね……」
      レナ「お孫さんもバイクに?
      万美「どうかしらねぇ……」

      circle

      「ハゥクション!」
      「風邪?」



    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「誰かが噂している」
      「ふふっ、誰かしらね……でもバイクの免許を今のうちにとっておかないと学割とか違うわよ……大学になると割引がね」
      「あ~わかって、後は保護者のハンコかぁ」
      「これでポピパは四人目かぁ」
      「はい?」
      「実は花園さんも山吹さんも申請出しているのよ」
      「なっ!いっ!」
      「花園さんはバイト先でバイクを使う所もあるし、山吹さんは商店街で買い物難民向けの宅配サービスでね……それなら市ヶ谷さんも巻きこむつもりで……」
      「りみもか?」
      「ええ、お姉さんが免許持っている影響もあるし……それにライブハウスを梯子する事もまたあるでしょ?」
      「香澄は……」
      「申請するかもね」

      「あ~り~さ~っ!許可取れたよぉ、バイクの免許取りに行こう!!!!」

      「だぁああああああああああああああああああああっ!大丈夫なのかぁ!!!」
      「大丈夫よ、中等部の時にはバレーやらテニスやらしていたけど今一つ満足しなかったのよ……ライバルがいたら違っていたかもしれないけどね。リサもバイクの免許取る気だしね……」
      「学科もあるんだろ?大丈夫なのか?」
      「グッドラック」



    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「先輩、謀ったね!!!!!」
      沙夜「なんの事かしら?」
      「(申請書類処理したの黙って置こう)」
      「原付二種にした!」
      沙夜「そうね……他のみんなもそうするし」
      咲有「まっ、何とかなるかな?」

      都内某所 ゴブリン

      「なるほどね、確かにこころの事を考えるとバイクの免許位は今のうちにとっておくのも手だしな」
      「ええ、割と多いからね……よく黒服のお兄さんらが苦労しているか分かるわ、時折おねーさんの方も手を焼くし」
      タブチ「弦巻 こころの事だな、ウチのカミさんや義父も一目置いているよ」
      「「??」」
      タブチ「ウチのカミさんの実家は甲州財閥と言う山梨での有力者だからな……ちょいキザなセリフを言ってひっかけたらこの様でね、まっ前の会社も若い頃にカミさんを狙っていた奴の遺恨の末に……」
      「……聞かない方がいいですね」
      「何となく私も似たようなポジだし」
      タブチ「で、バイクの免許が取れそうだから相談にか……弦巻財閥のお嬢さんを載せるとなるとそれなりに信頼性もあるマシンになるな」
      「相談受けてとりあえずここに」
      タブチ「なるほど、教習用バイクと同じ車種がいいだろう、バイク便にも使われている」
      「CB400ですか?」
      タブチ「ああ、とは言えこころさんとの付き合いもあるし外車の一台はあったほうがいい……背後に居る黒服のねーちゃん?」
      二人の背後に居る黒服の女性が頷く。
      「マッハの次にこのカブもするのか?」
      タブチ「年代モノのエンジンだからな、今回はエンジンそのものを替える」
      「そうか」
      タブチ「スーパーカブは海外生産された車種が多く、日本にも逆輸入されたモデルが走っていた時代もある……アクセサリーにも海外で産まれたモノもある、ベトナムキャリアって言う奴だ」

      「ベトナムキャリアとはベトナム社会主義共和国にて発明されたパーツです、ベトナムは日本以上にバイク社会でありスーパーカブを初めとするギア付バイクは足元がフラットではないので少しでも積載量を増やそう(寧ろ紐を固定するための機材?)として発明された訳です。真ん中にバインダーがありバネの力でモノを挟めるのでベトナムでは書類やペットボトルも固定できます、更にチャイルドシートを装着する事もできます。感じとしては日本ではママチャリ後方に装着するシートに似ているので……なお現地では10万ドン~20万ドン(日本円で換算すると約500円~約1000円)で売ってます。ベトナムキャリアは日本国内では大体1600円位からあります」

      タブチ「それもつけるからな」



    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「?」
      タブチ「何れはコレも娘に譲って将来には孫にも載ってほしいだとさ」
      「……」
      「……」
      タブチ「(佐藤店長も見た目おっかないからなあ)ここにあるバイクは大体商品。あっ窓際にあるのは非売品だからな……オーナーのお気に入りさ、パリラGSならあったはずだが……アレでも100万するぞ」

      「国産125CCの新車は大体30万円台、国外モデルは20万円台~40万円台からもあります。ただ逆輸入車モデルは問合せとなっている場合があるので要注意です、50CCは10万円台後半からあります。スーパーカブ110の現行モデルが28万500円(+諸経費+法定費用、ここら辺は販売店によって異なる)となってます。250CCで50万円台となってますので」

      そこにレナが戻ってくる。

      レナ「あれ?ますきさんのバンドメンバー?」
      「彼女は別のバンド、ライブハウスでの公演が同じになる事も多いから」
      「奥沢 美咲です」
      レナ「滝沢 レナ。免許は取得の最中なのね?」
      「はい、実は……」

      事情を説明する。

      レナ「つまりタブチさんの奥さんも知っているお嬢様って言う事ね……」
      タブチ「妻から聞いたが破天荒って言うのは分かる」
      「確かに……チュチュといい勝負だな」
      レナ「???」
      「バンドのメンバー、14歳だけどインターナショナルスクールの高等部在籍」←スマホを操作して画像を出す、どうもオフショットである。
      タブチ「飛び級かぁ、確か……バイオリンかピアノをしたなかったか?」
      「本場じゃ無理だったから本人はクラシックに見切りをつけた、ガールスバンドをプロデュースしようとしたら断われてね……」
      タブチ「なるほど、フェラーリに満足しなかったランボルギーニの創業者と同じか……子供がやることじゃねぇなぁ」
      レナ「レースの世界と同じね……カナコもそうだったし」
      「RVFの……」
      タブチ「あれで結婚しているから不思議だよなぁ……うん、そうだ店長実は……」

      タブチが美咲の事情を説明

      レナ「なるほどね、お嬢さんを後ろの載せるとなるとベスパは……空挺部隊向けの?」
      「……はい?」
      タブチ「おいおい」

      「ベスパとはイタリアの航空機メーカーであったピアッジオが民需転換の為に1946年に販売したスクーターです、ベスパとは”スズメバチ”の事、某ガンダムでは軍事組織の名称にもなったので世代的にはこちらのイメージが強いかもしれません。バリエーションも色々とあり三輪仕様(トライク、日本のオート三輪に該当)のアペがあります、こちらはミツバチの意味を持ちインドでも生産されておりEV仕様もあります。後フランス軍の空挺部隊向けに”ベスパ150 TAP”があり米国の”M20 75㎜無反動砲”を装着する事が出来ます。運転しながら発射へできませんが……1950年代辺りの軍事事情を鑑みると如何にコワイかお分かりと思います。映像作品では”ローマの休日”にて出て来た車種であり日本ではコレがきっかけで知れ渡り”探偵物語”での主人公の愛車として活躍した事により人気が再燃した車種です」

      「せめてサイドカー仕様とか」
      レナ「冗談よ、パリラGSは人気車種だからね……品薄なのよ、他ならあるけどね」



    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「?」
      「イタリアのバイクメーカーは1960年代のイタリア国内の経済状況が悪化で殆どが消滅……中にはMVアグスタの様に復活した所もあるが中々苦しい台所事情もある」
      タブチ「現存している所は投資目的の買収や売却の憂き目にあっているしな……この店にあるバイクはそれ以前のバイクなんだよ、メーカーすら消滅したバイクもあるし、中には記録があまり残ってない車種もある」
      「……でもここにあるバイクを動かす事も出来るんですよね?」
      レナ「公道を走れるわよ」
      「一応こころが乗る事も想定してますので……」
      レナ「その子大丈夫なの?運動神経とか」
      「目話したら校舎の三階から飛び降りて着地する子ですから、大丈夫でしょう」
      レナ、タブチ「「ハーレーでも大丈夫だな」」
      「ちゃんとしておかないとRVFの様なバイクも運転するかも」
      「だから普通自動二輪で慣れて早く大型も解除したいのですが……」
      レナ「ジムカーナをしてみたら」
      「?」
      「舗装路面にパイロンを複数並べてコースを設定してオートバイで正確に回るタイムトライアル……コースは当日朝に主催者側が提示して参加者は歩いてコースを覚える(これを完熟歩行と言います)、そしてあらかじめ決められた順番で走行する。これを午前と午後にして短い走行タイムを記録にする。ポイントはゴールを通り過ぎない事……広い駐車場で出来る上に使用車両も公道走行可能から競技用と幅広い」
      タブチ「これが警察の白バイになるとハイレベルだ、なんせ日頃使う白バイをそのまま使うからな……重量も普通のバイクよりも重たくなる」
      「えっと事故とか起きないんですよね」
      レナ「起こるわよ、大抵は低速(40~50㎞)だから車体が傷付くけどブレーキレバーが折れるとかあるし……だからジムカーナバンパーを付けるしライダーもプロテクターが必要なのよ、革ツナギはあった方がいいけど……」
      タブチ「最悪なのは大型自動二輪のフル加速した後にギャロップでバイクが縦回転する。廃車もあり得る惨事よ」
      「フレームの損傷次第じゃ取り換えだもんな」

      「ジムカーナバンパーを装着するとバンパーがある分転倒しても上に乗っかる確率がグッと減ります。公道なら後続車に突っ込まれる事も十分あるので安全な場所に素早く退避する事や二次事故防止の行動(車両の移動等)が早いうちに出来る利点があります、バンパーの張り出し部分があるのでバイク自体に受ける衝撃も幾分緩和、滑走しても直ぐに止まる利点もあり公道なら巻き込み事故を防げる可能性もあり引き起こしも容易になります。他のバンパーとは異なりフルバンクしても擦らないし中空なので軽い、価格は車種によって5万円~7万円台、中には地元のバイク屋に自作してもらったケースもあるとか。後は……アイドリングを上げた状態で転倒した後にも後輪が回転、自立して暴走する恐れもある車種もありますが転倒センサーが装備している車種もあります」

      「ひぇええっ!」
      タブチ「まっ安全運転に徹するのが基本だからな」

      「(えっと着ぐるみの様ななにかで空を飛んだ事もあるのに悲鳴ってなに?)」←ずっと話をきいてました。



    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      レナ「えっとさっきから話聞いていた?」
      「はい」
      タブチ「原付は速度が出ないが交差点にて大型車の死角に入って巻き込みがあるが車間距離をとれば大丈夫だ、原付をあおってくる乗用車のドライバーも居るが厳罰化も時間の問題だろう、海外では危険運転すると一生涯運転免許取得不可と言う刑事罰もある位だ」
      レナ「この事を考えるとバイクにもドラレコを装着するのが常識になるかもね……でどのバイクにする?」
      「う~ん」

      数時間後

      「これにします」
      レナ「コレね……動けるようにするのに数日かかるからね」
      「黒服のおねーさんらは全員大型自動二輪まで取ってますので、私が免許を取る間は彼女らが……」
      レナ「日本有数の財閥令嬢に仕える人材なら必須って言う事?」
      「ええ」

      金曜日 ツインリンクもてぎ

      「本当に広いわねぇ」
      「日本GPですら開催出来るサーキットだからなぁ、日本でフォーミュラーマシンがオーバルで走れるのはここだけなんだよ」
      「???」
      「ロッカが?になっている」

      「ツインリンクもてぎは鈴鹿サーキットを持つホンダが二番目に開業したサーキットであり1997年8月に運用スタート、翌年は本田技研工業創立50周年記念のイベントも開催されてます。サーキットしかないと思われますが遊園地やホテルもあるレジャー施設でもあるのです。なんといってもオーバルコースとロードコースを併設する世界のサーキットでも稀な存在でもあり、オーバルコースとは楕円形近いコースでコーナーにはバンクがある形式のサーキットです、アメリカにあるサーキットの多くがオーバルでありダートから舗装路面まであり、日本の場合は競輪場が多いですね。SUPER GTや日本グランプリ(二輪)の開催地でもあります。しかしオーバルコースはある意味不評でありアメリカのインディ500が定着しなかった(これはスケジュールがタイトであるの原因の一つ)上に2011年の東日本大震災でもダメージを受けた事でインディ500も撤退したんですね」

      「ステージも組みあがっているしリハするわよ」



    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「その前に主催者への挨拶」

      事務所が騒がしく、傍に居た千雨の父にパレオが聞く。

      「ほかのバンド二組がドタキャン!!!」
      「理由は?」
      「事務所と方向性でモメていたらしくって、ただパステルパレットがこの現場近くで番組ロケしているけど……出演するって♬」
      「パレオが燃えている」
      「今の彼女はNOS入りのカブだ……ヤバいぞ」
      「気持ちわかりますよ」
      「まあ私らは与えられた依頼をちゃんとこなすわよ、それにしてもドタキャンなんて余程上手くいってないわね」
      「でも、ステージイベントを考えるとウチとパスパレだけじゃ厳しいかも……」
      「心配ないわ、私らも演奏するから」
      「ハロハピが……どうしてここに?」
      「本来は財閥が出資している会社や取引先の挨拶回りできたけど、この騒ぎなら傍観するのはね……」
      「私はミッシェルを呼んできますので……」
      「フェエ~~イキナリですかぁああああああっ!」
      「イキナリの大仕事だねぇ」
      「と言う事でよろしくね」

      注意:ここから天の声はもぶはねになります

      サーキットの来客用駐車場 何処にでもある10t車+フルトレーラー

      「ミッシェルの準備できてますね」
      (黒服)「スタンバイOK、オールコンデンショングリーン」
      (黒服)「カメラは新型に切り替えてます、保冷剤も……予備のミッシェルは何時でもイケます」
      「コレも用意しておいて助かりました」
      黒服女性「はい、旦那様(こころの父親)の指示で前日から待機してました。問題起こした事務所は旦那様らが対処してますので……こころ様をお願いします」
      「はい」

      車外へ

      「とは言っても今回は下見も無いからね~~~」
      「あっ、ミッシェル……」←無論美咲の事は知っているけど敢てこう言っている。
      「麻弥さん、あの」
      「大体の事はプロデューサーさんから聞いてます。イヤ~MV撮影で楽器も持ってきたマネージャーさんには感謝すっ」
      「はぁ、冠番組だったから融通利いたからよかったけどね」
      「あ~~~どうしようぉおぉお!」
      「ルンと来ているねぇ」
      「お勤めキッチリ務めさせて頂きます」
      「その番組って?」
      「バイクの免許取得企画っす……」

      イベントステージ

      RASのリハが終了

      「OK……」
      「みんな、ありがとう……明日は持ち上げるわよ」
      「パスパレのみんなも来てますし、何とか大丈夫ですね」
      「とは言え悪質な所もあるもんだな、例の事務所……」
      「おっかないですぅ~~~」
      「大丈夫よ、お父様なら寛大な人だからね……地下帝国送りにはならないわよ、一回だけじゃね」
      「「「「????」」」」
      「(最近も聞いたなコレ)」

      イベントステージ裏方「次ハローハッピーワールドです」

      ミヤギ「ひぇ~~~すげぇ、アマチュアって本当なんですか?」
      タブチ「都築さんの所で演奏しているだけはあるな……」



    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      ミヤギ「?」
      タブチ「あ~そうか、本名の方は公開してないからなぁ……」

      タブチがスマホを操作して音楽を再生、二人はイベント参加の為に早めに来て準備を終えていた。

      ミヤギ「聞いた事あります、これって伝説の……」
      タブチ「まっ、あの方も孫が居る御年だからなぁ」
      「タブチさん」
      タブチ「うぁ!あっ……もしかして美咲ちゃんか」
      「はい」←頭部を外してます
      タブチ「これが例の着ぐるみか……まさかこれでバイクに乗るとか」
      「それも考えてます」
      ミヤギ「……ナニモンなんですか?」
      タブチ「彼女がミッシェルの中の人、後ろに居るのがパステルパレットの面々、circleで出入りしているバンドでは数少ない芸能人だよ」
      ミヤギ「詳しいですね」
      タブチ「まあ家内がそれなりに詳しい立場でな……」
      「ではコレデ……」

      「知り合い?」
      「バイクを用意してくれた所の店のエンジニア、スゴ腕なのよ」
      「でも、あの人オーナーの現役時代を知っていたよね……」
      「娘さんもいるからね」



    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「そうなんだ……」
      「ただ、奥さんはヤリ手で娘さんを父親不在をメルヘンな方法でやり過ごしたって……」
      「聞かない方がいいっすね?」
      「「本当に唖然としたわよ……でもバイク整備の腕前は本物。黒服のおねーさんらも唸る程にね、じゃリハしてくるから」

      本部事務所

      パスパレ担当Pさん「本当に申し訳ございません!!!!!!!!」
      中野「あの頭を上げてください、元は此方も無理難題で……」
      「此方も期待に応じますので……他のバンドは何時も顔合わせているので」
      中野「所でバイクの免許は」
      「今取得中で……一応小型自動二輪ですが」
      「大型ならサーキットで走っても大丈夫だろ……元GPレーサーの中野さん」
      中野「ああ、大丈夫なのか?」
      「真冬の首都高にニケツして千葉の鴨川まで行った事もあるはヤリ手で娘さんを父親不在をメルヘンな方法でやり過ごしたって……」
      「聞かない方がいいっすね?」
      「「本当に唖然としたわよ……でもバイク整備の腕前は本物。黒服のおねーさんらも唸る程にね、じゃリハしてくるから」

      本部事務所

      パスパレ担当Pさん「本当に申し訳ございません!!!!!!!!」
      中野「あの頭を上げてください、元は此方も無理難題で……」
      「此方も期待に応じますので……他のバンドは何時も顔合わせているので」
      中野「所でバイクの免許は」
      「今取得中で……一応小型自動二輪ですが」
      「大型ならサーキットで走っても大丈夫だろ……元GPレーサーの中野社長」
      中野「ああ、大丈夫なのか?」
      「真冬の首都高にニケツして千葉の鴨川まで行った事もある、マッハでな」
      中野「なるほど……」

      「首都高は交通量の多さは指折りなんですね」

      「とは言え私自身サーキットで走るのは初めてだ」
      中野「ウチの娘なら経験豊富だ、話は通している」
      「歯切れ悪いっすね?」
      中野「まあイエローフラック状態……背が伸びてくれたらなぁ」
      「でもバイクには乗っているからまだ……」
      中野「ははっ、ありがとう」

      そこにリハを終えたハロハピが来てお開きになる、パスパレがリハを開始。

      「二人とも何しているんですか?」
      凛、カナコ「「煽って来たのはコイツ!!!!」」
      レナ「カナコって学生時代レースに出ていたからねぇ……出会った途端にローリングスタードせずにトバしたもん」
      ミヤギ「カタナ400vsRVF……よくネズミ捕り(スピード違反取り締まりの事、固定式の他にも時折ゲリラ的に展開する事もある)にかからなかったですね」
      タブチ「もしかして鈴乃木の娘か!!!」
      凛「はい?」
      タブチ「いや~バイクに乗る年齢になったかぁ……親父さんカタナ乗り回しているだろ?」
      凛「はい……あの」
      タブチ「そして隣に居る子は……ニコイチの看板娘か」
      恩沙「あっ!タブチさん!!!!」
      ミヤギ「店名からして怪しいですが」
      恩沙「正規代理店破棄されたから……」



    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      レナ「あ~色々とやっちゃったわけね、私も母親が為替レートの計算間違いであわや廃業になりかけたから」
      ミヤギ「あの騒動ですか……」
      タブチ「商売していると色々とあるからなぁ、うん」
      恩沙「……凛、このタイヤでサーキット走るのは危険過ぎる」
      レナ「そうね……」
      タブチ「RVFもな……」
      千雨「あのタイヤの問題なら解決できるかも」

      556レーシングのピット前

      中野「タブチさんの頼みなら……タイヤチェンジャーを使ってください」
      タブチ「恩にきるよ、それにしても色々とやっているんだな」
      中野「元GPレーサーが出来る事と言えば限られるしな、RVFとはまた過激なバイクを」
      カナコ「高校時代レーサーしていた」
      レナ「本当にツンツンしていたからね、初対面の時にビビったもん」
      カナコ「私は校長に激高したレナを見た瞬間に多重クラッシュを引き起こした気分になったわよ、恩師が色々と骨折ってくれたからよかったけど」
      中野「でマスキングが乗るマシンがコレ、ライダースーツも届いているよ、派手だねぇ」
      「パレオにデザイン任したからなぁ……」
      千雨「どうしてですか?」
      「バンドの中で女子力があるの彼女しかいないんだよ」



    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      千雨「それはわかります」
      レナ「あ~私も女子力無いから……」
      中野「専用のアウターも着てくださいね、真夏はこれでプールに入るんですよ」
      「え~」
      中野「昔はクーラーを利かせたテントで済んだけどね」
      「それだけ温暖化が進みつつあるって言う事なんですね」

      「実はレーシングスーツは耐久性や耐火性も求められるので非常に暑いのです……それ故に真夏はプールに入らないとダメなんですね……アスターごと入るのが最近の傾向です」

      用意されたマシンに跨るマスキング、千雨も用意する。250ccクラスのマシンです。

      カナコ「RVFじゃ少々無理かな」
      タブチ「……オープンクラスが妥当だろう」
      中野「頼むぞ」
      千雨「は~い」

      千雨が先導する形でコースイン。なおマスキングはサーキットライセンスをとってます。

      「所で選手に指示って無線なんですか?」
      中野「そうなっている場合もあるけど昔は今ほど電子機器が小型化されてなかったからサインボートを使う、種類も色々とあってラップや周回数を示せるように数字やアルファベットを組み合わせるモノから黒板まで……後はレースを円滑に進める為にマーシャルが出す旗もある。チェッカーフラックもその一つだ」
      「マーシャルって言うのは?」
      レナ「クラッシュした際に対処する人員ね……グラベルから押し出したりするしレースが続行できない場合はマシンの回収やライダーの誘導もする」
      カナコ「だから雨天で視界が悪いとレースの安全性が確保できない、だがこれが本戦の場合になると難しい……」
      「ビジネスも絡むって言う事ね……OK」



    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      中野「野外ライブは元よりホールでも天候状況は気にする……観客の安全確保は絶対だからな」
      「??」
      中野「戦後冷戦時代はサーキットでも観客が巻き込まれる死亡事故が起きた……」
      「更にWRCのグループBも死亡事故が相次ぎ、消滅したのもこの頃ね……フィランドのグランパが嘆いてました」←母親がフィンランド人、フィンランドを初めとする北欧はラリー競技が親しまれているので……。
      中野「そうだな……だからこそサーキットでは安全管理が必須だからなぁ」
      「ふぇえ~~」
      「凄い音……」
      中野「これでもモータースポーツのエンジンでは小さい方、アメリカのドラックレースで最上位になると耳栓してないとダメなくらいにね……流石に日頃からマッハを乗り回している事はある」
      ???「あれでドラマー……中々だな」
      中野「元GPレーサーに言われるとな」



    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      「元GPレーサーって」
      中野「世界で活躍していたのさ、今は小説家とメカニックしている、宇野 鉄平さん」
      鉄平「ども、マスキングだったけ?いやはや……どんな走りかぅて思っていたが……」
      「(何時も後ろに乗ってますから)」
      中野「でもよく知っていたな、RASの事?」
      鉄平「高台の息子がちと詳しいからな……RASが出ると聞いた途端にコレだ」
      高台「はぁ~あのアホ、無茶しなければいいけどなぁ」
      鉄平「真音ちゃんが追跡しているから大丈夫さ」
      レナ「あれってカナコやヒロコよりも早い」
      ミヤギ「……あれ俺でもおいつけないっすよ、マシンが同じなら」
      鉄平「もしかしてゴブリンの」
      レナ「はい」
      鉄平「カヤナギさんから話は聞いていたからね……今度店訪れてもいいかな?実は妻は漫画家しているけど古いバイクの資料が中々無くってね……」
      レナ「どうぞ!!!」

      千雨「!!!」
      「オープンクラス初心者でも遠慮無しか……」
      ???「ごきげんや、まさかマスキングさんがここにいるとわなぁ……うん?」
      千雨「この感じはまさか……」
      「!何か……来る、悪魔?」

      三台の背後から鬼気迫る追い上げる一台。その後ピットイン

      千雨「新井 真音……やっぱりね」
      「中学生でこの気迫……バケモノ」
      高台「ウチのバカ息子が煽って申し訳ない」

      頭を抑えつけて謝る男性、マスキングは気にしてない

      「いえ、煽りに近い事はよく受けているし、公道で」
      「そーですよね?でも彼女の表情を見るとドライバーの大抵がひくんですよね」
      「確かにね」
      「初対面の方はびっくりしますよ」
      「これで名門女子高のお姉さまだから」
      千雨「……慣れているんですね」
      「うん、昨年温泉旅行で素顔見れたし」
      羽音「?」
      「ライブハウスがある商店街の各店主方々が抑えた旅行だったんですけど長老らがぎっくり腰で……キャンセルも出来なくなったので」
      鉄平「なるほどね」
      タブチ「それにしても恐ろしいな、息子……ありゃあバケるぞ」
      鉄平「近いうちに俺の手から離れますよ、吉哉と一緒に……」



    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      レナ「えっと、小学生ですよね……息子さんって」
      鉄平「ああ……今のうちはマシン整備は出来るが、これ以上になるとその道のプロに託す」
      カナコ「将来がコワイなぁ」
      ミヤギ「カナコさんの様にRVFの様なマシンを乗り回す未来が……真音ちゃんって」
      凛「で、スズキだよね?」
      恩紗「ホンダだよ」
      カナコ「カワサキも捨てがたいぞ」
      真音「……でも、高校は出来るのなら自宅近くの方が……突風の傍出来るだけ見たいし」

      「あ~友希那とリサの様な関係ね」
      「しかも幼馴染系の姉ショタ」
      「あのよくこれでトラブルになりませんね」
      鉄平「ちとほかのチームから文句言われてウェイト載せて突風がレースに出た事あったけどトラクションの事を教え込むのに丁度良くってね……」
      真音「しっかりそいつに圧力掛けてやったわよ、表彰式逃げたけど」
      中野「……並のレーサーじゃ逃げる訳だ、千雨は大丈夫だよな?」
      千雨「さあ?」



    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      彼女の表情は暗い……。
      「(あっ逃げるな)」
      「(千聖さんといい勝負だもん)」
      「(レースの世界もコワイ)」
      「(顔が出る訳ね……)」
      「(天才ってある意味狂気だし)」
      「私だってコワイって感じたぞ」
      真音「……そんなに?」
      吉哉「ホンマや、ミラー見ないでも分かるわ……」←拳骨を喰らっている。
      「でも怖くないんですか?骨折とか?」
      真音「ポケバイの時に一度クラッシュして骨折したから」
      「ひぇ~」
      真音「大抵は無事だけどね……」
      タブチ「確か嫁さんって」
      鉄平「ええ、ルノーのメガーヌRS……エンジン弄ってバケットシート換装」

      「ルノーはフランスの自動車メーカーであり日本では日産自動車や三菱自動車との関係がある会社でトラックも製造している会社であり戦前はルノーFT-17 軽戦車(ガルパンでも出てましたね)も手掛けている古豪です。ルノーメガーヌはルノー・19(1988年~1995年)の後継車種であり1995年フランクフルトモーターショーで公開されメガーヌは1998年に公開したコンセプトモデルから……二代目から高性能スポーツモデル版ともいえるRSモデルが登場してます」

      中野「おっかいな……免許取った息子のバイクを煽ったりするかもな……」
      鉄平「……」

      数時間後 サーキットの来客用駐車場 10t車+トレーラー車内

      「ふぁ……空調が落ちた」←汗びっしょり
      (黒服)「バッテリーが不具合起こした!!!ア~新型なのにぃいいい!」
      (黒服)「弦巻重工の技研に送るわよ、予備のミッシェル用意して!!」
      「それにしてもこのアウター……ライダースーツ用ですよね?」
      (黒服)「はい、プールを用意しておいて正解でした」
      「熱中症にならなくって良かったね」
      「これ夏場はいいなぁ……」
      「(ある意味セクシー……)」



    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:2OTMwMjY[] 返信

      (黒服)「予備のミッシェルは全て旧型に戻します」
      「お願いします、アドリフがいつも以上に発生する可能性もあるので」
      (黒服)「ライブの他にも来場者の子供担当って……」
      「ほら、何時も何処かの幼稚園や保育園で公演するから慣れているから……」
      (黒服)「納得するわね、こころ様はあんまり子供ぽい事をさせても得なかったからね……月ノ森と白雪にも通学出来る学力がある事は知っているよね?」
      「はい」
      (黒服)「幼稚園も名門で小学校も名門女学園、無論そこの高等部にも進学する成績と品性は持っていた……ただ彼女の周りでトラブルが起きてしまい娘をダシにした親らは最終的に家庭崩壊になった……こころ様は滑り止めの名目で受けた今の高校を選んだもこれ以上自分や実家が原因でトラブルが起きない様にするために……バンドをしたいって言いだしたのはフランス語の家庭教師の影響ね」
      「ふぇええっ!それ話していいんですか?」
      (黒服)「こころ様の両親からは承諾を得てます。何よりも彼女はそのような事を話したくないのでしょう……」
      「そうね……何となく明るくふるまっている理由は分かっていた」
      「???」
      「だって、こころは学力だけは上なのよ……一度も50点以下を取ってないのよ主要教科、そして全教科100点を常に取らない。彼女なりに配慮しているのよ」
      「……」
      「普通なら誇示したがるけど彼女は周囲を幸せにしたいって言うのは過去に何かあると思っていたけど、重たいわね」

      着替え中

      「じゃ、いくわよ」
      「うん……パスパレのみんな大丈夫かなぁ」

      「バイクねぇ、やっぱりカブかしらね」
      レナ「ソーデスヨネ」
      「イタリアの原付に該当するといったらペスパですよね……扱っては?」
      レナ「私の場合は絶版車だけだしね……何れは大型も考えている?」



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返信先: 【SS】すぅぱぁかぶ


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